知り合ひから、アスパラガスを頂いた。
大きくなりすぎた、規格外ものだといふ。
なるほど、滅多にみられない大きなアスパラガスで、早速半分はサラダで食し、写真は、小生がテンプラにあげる前の半分のものです。
採りたてなので、滅法美味しく、我が家の妻楊子のやうなアスパラとは比較にもなりません。
一週間ほど前から、嫁いだ娘が出産のために里帰りしてゐます。
久しびりににぎやかで結構なのですが、仕事も忙しく、なんだかとても疲れてゐて、甘いものが食べたいな亜、と思って、ラフマニノフをいつくか聴いてゐました。
特に、2番の交響曲ー。
この、あまたある交響曲歴史史上、最高の甘美さを誇るこの曲は、おそらく、ラフマニノフの苦悩と絶望のなかで書かれたものなのでせうが、それゆゑか、すこしへこんだ気持ちには、天日の水のやうにしみこんできます。
ラフマニノフ:交響曲第2番 第3,4楽章,サイモン・ラトル&ベルリンフィル