コンテンツ産業研究会カンファレンス。丸一日,ゲーム,アニメ,音楽,放送に関する経営学的・経済学的研究の報告を聞く。討論者として参加したが何も貢献できず,一方的に勉強させていただいた。コンテンツといっても,いろいろであることはよくわかった。クリエイティビティが重要であることは明確だが,それが何であるかの定義は不明確だ。
最後になって,「問題」の背後には広告業界があるという話になった。中途半端に知識があるがゆえに,簡単に発言することが憚れる。だが正確にいえば,客観的な見方ができない,てことかもしれない。などといいつつ,懇親会ではつい口が緩んでしまう。ふと,昨年の「主-代理店」調査が放置されていることを思い出す。
それはともかく,コンテンツ産業の今後を考える上で,需要側の要因はきわめて重要だと思う。マーケティング研究者がそこに貢献すべきだが,どうも集計レベルの普及モデルに研究が集中している印象がある。インターネット流通の将来を考えるなら,ロングテール論を消費者側から裏打ちすることは非常に重要だと思うのだが,その重要性を納得してもらうのが難しい。
最後になって,「問題」の背後には広告業界があるという話になった。中途半端に知識があるがゆえに,簡単に発言することが憚れる。だが正確にいえば,客観的な見方ができない,てことかもしれない。などといいつつ,懇親会ではつい口が緩んでしまう。ふと,昨年の「主-代理店」調査が放置されていることを思い出す。
それはともかく,コンテンツ産業の今後を考える上で,需要側の要因はきわめて重要だと思う。マーケティング研究者がそこに貢献すべきだが,どうも集計レベルの普及モデルに研究が集中している印象がある。インターネット流通の将来を考えるなら,ロングテール論を消費者側から裏打ちすることは非常に重要だと思うのだが,その重要性を納得してもらうのが難しい。