Mizuno on Marketing

あるマーケティング研究者の思考と行動

やはりフリーウェアでないとダメか

2008-08-07 11:12:16 | Weblog
MacBook White への Parellels Desktop のインストールはうまくいった。だが,Air へのインストールには失敗したようだ。Windows インストール中に(誤って)中断してしまったことが敗因だ。アンインストールしてもう一度,と思うがうまくいかない。こういうとき,Mac だとあまりに基礎知識がなくて,次に何をすべきかが見えてこない。

そのとき,研究室の片隅に ThinkPad があることを思い出す。数年前の機種で,研究室の学生たちが「追い込み用」に使っていたものだ。そこには,それぞれ旧バージョンの MATLAB と SPSS がインストールされている。それで最低限のことはできるはずだ。当面,研究室外の作業はこれでしのぐことにしよう。

やはりこういうこともあるから,R に慣れ親しんでおいたほうがいいのだ。R ならマシンはもちろん,OS からも自由になる(ただし今回は SPSS を使うことを前提にした教材作成の一環として作業しているので,しかたないが…)。そして MATLAB も,互換性があるフリーウェア Octave に移行したほうがよいかもしれない。

このことを真剣に考えさせるきっかけになったのが,MathWorks 社から届いたメールだ。MATLAB の大元である同社へ登録するメールアドレスを変えようとしたら,所属する組織のアドレスでないとダメだ,という。このソフト,確か科研費で買ったはずだが,価格からして大学の所有物(備品)にはならないのでは…。

いずれにしたって,こんなことを要求してくるソフトウェア・ベンダーは初めてだ。文句のメールを返送するが,果たしてどうなることやら…。MATLAB 最新版のエディタはエラーチェック機能があって使いやすいし,マルチスレッド対応しているのもうれしい。だが,これではいずれ Octave に移行するしかないか,と思ってしまう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。