『佐藤可士和の超整理術』読了。最後に著者は,整理と問題解決は別次元の話ではなく,「同じベクトルでつながっている」と述べる。整理のプロセスは,要素にプライオリティを付け,プライオリティが低いものを捨てることだから。確かにそうかもね・・・部屋のあちこちに、様々な書類や書籍が雑然と積まれている状態では,効率よい仕事はできない。それは優柔不断さの表れであり,問題解決能力の低さを示しているのかもしれない・・・と反省。近々研究室の大整理に取り組もう。
昨日は,まず金融サービス調査の調査票設計で専門家の意見を伺う。次いで,選好形成の調査や分析について共同研究者と打ち合わせる。人と話すことで論点が整理され,自分では気づかない視点を与えられ,見通しがよくなる。佐藤氏は,整理(問題解決)のプロセスは「状況把握」「視点の導入」「課題設定」だという。たとえば,引いて見ることで,新たな視点が獲得される。自分としては,一人で没入せずに,人と対話することで視点を転換することが重要だと思う。
最後に修論の打ち合わせ。データは徐々に整備されつつあるので,そのあとの分析をどう進めていくかが勝負になる。そこでも「視点」をどう持つかは非常に重要だ。検証される価値のある仮説を立て,適切な分析手法を適用し,うまくいかない場合の迂回策を考える。ぼくレベルの指導教員は,学生とともに狭い視点に落ち込みがちなので,要所要所で第三者から(建設的な)コメントが得られることが望ましい。そうした環境をつねに整えておくこと・・・これも今後の課題である。
昨日は,まず金融サービス調査の調査票設計で専門家の意見を伺う。次いで,選好形成の調査や分析について共同研究者と打ち合わせる。人と話すことで論点が整理され,自分では気づかない視点を与えられ,見通しがよくなる。佐藤氏は,整理(問題解決)のプロセスは「状況把握」「視点の導入」「課題設定」だという。たとえば,引いて見ることで,新たな視点が獲得される。自分としては,一人で没入せずに,人と対話することで視点を転換することが重要だと思う。
最後に修論の打ち合わせ。データは徐々に整備されつつあるので,そのあとの分析をどう進めていくかが勝負になる。そこでも「視点」をどう持つかは非常に重要だ。検証される価値のある仮説を立て,適切な分析手法を適用し,うまくいかない場合の迂回策を考える。ぼくレベルの指導教員は,学生とともに狭い視点に落ち込みがちなので,要所要所で第三者から(建設的な)コメントが得られることが望ましい。そうした環境をつねに整えておくこと・・・これも今後の課題である。