Mizuno on Marketing

あるマーケティング研究者の思考と行動

今年のベスト経済・経営書

2006-12-24 11:16:27 | Weblog
今朝の日経に,著名な経済・経営学者が選んだ今年のベスト経済・経営書が紹介されている。そのなかでぼくが今年読んだのは2位の梅田望夫『ウェブ進化論』と20位の友野典男『行動経済学』だけだ(ツン読は除く)。どちらも新書版。分厚い本は読んでないということだ・・・。パットナム『孤独なボウリング』(6位)やミンツバーグ『MBAが会社を滅ぼす』(12位)あたりは読んでみたいところだ。

これも読んでいないが,フリードマン『フラット化する世界』が4位。この本と並んで平積みされていたトフラー夫妻の『富の未来』はベスト20に入っていない。経済・経営の「専門家」の評価はあまり高くないということだろうか・・・。いずれの本も,そのうち読もうと思ったままになっている。

ぼく自身にとって,ベスト経営・経済書は何だったか。やはり『ウェブ進化論』→Anderson: Long Tail は大きかった。あとは心理系の本で訳書だが『第一感』や(昨年出版された)『自分を知り,自分を変える』だろう。それらから適応的無意識の重要性を学んだ。

最近,そもそもどの本を買ったかを覚えていないことが問題だ。読まなくても,買った本をブログに記録していくのも,その時々の関心があとでわかって有意義かもしれない。あるいは,せめて10分ほど粗読みして・・・とか。

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