というのは誇大広告・・・回顧というほど多くの広告を思い出せないし,事情に通じているわけではない。そこで,12/26の日経MJに掲載された,今年の「CMグランプリ」を参考にしよう。これは,企業の広告・宣伝担当者に対して行った調査に基づいている。それによると,1位が SoftBank(ソフトバンクモバイル),2位が TSUBAKI だという。有名人を何人も起用,大量の広告出稿というキャンペーンが成功したことで,露出と知名に基づく「マス」の力が再認識されたという見方もある。
上位30に入ったCMのほとんどが,電通の制作だ。博報堂と ADK はそれぞれ3つで,メディアの扱いの差をはるかに上回る差がある(その意味で ADK は健闘しているといえるかも・・・)。どうしてこんなに差が開くのか・・・いや,真のクリエイティブ力は別だという主張もあり得る。この調査は,企業の広告担当者が対象であり,当該広告のクライアントが対象ではない。世間的なインパクトが強くなくても,クライアントの評価が高ければよい。では,それはどんな基準に基づくのか?
広告効果の問題と関わり始めて四半世紀経つ(といっても,それに取り組んでいた実質的時間は限られるが・・・)。答えがあるようでない問題に,いつかそれなりの答えを出さなくてはならない・・・と最後は極私的な呟き。
上位30に入ったCMのほとんどが,電通の制作だ。博報堂と ADK はそれぞれ3つで,メディアの扱いの差をはるかに上回る差がある(その意味で ADK は健闘しているといえるかも・・・)。どうしてこんなに差が開くのか・・・いや,真のクリエイティブ力は別だという主張もあり得る。この調査は,企業の広告担当者が対象であり,当該広告のクライアントが対象ではない。世間的なインパクトが強くなくても,クライアントの評価が高ければよい。では,それはどんな基準に基づくのか?
広告効果の問題と関わり始めて四半世紀経つ(といっても,それに取り組んでいた実質的時間は限られるが・・・)。答えがあるようでない問題に,いつかそれなりの答えを出さなくてはならない・・・と最後は極私的な呟き。