前々回と同じ旧道脇に残された母屋と納屋が並び建つ茅葺屋根。
京都南丹美山には今でも相当数の茅葺民家が健在だが、こうして母屋と納屋が軒を連ねる民家は数える程・・・
道路側から見てみる母屋は随分痩せ衰えている様に見え苔生しても居る。
妻側から見ると母屋の軒先に稲架(はざ)納屋を設え、その佇まいが田舎人の僕には何とも懐かしい・・
こぢんまりして、飾り気の少ない妻も素朴で良い。
1年ほど経った去年の11月に再度この旧道を通ると、母屋の屋根が新しく葺き替えられて居た。
撮影2014.11.20