愛しきものたち

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京都府宇治田原町 永谷宗円生家(茅葺民家)

2014年05月19日 | 茅葺き屋根(上懸屋含む)京都府

京都府宇治田原町に在る煎茶製法の祖と言われる永谷宗円生家の茅葺き屋根。

永谷宗円は、現在「お茶漬けふりかけ」などで名を馳せる株式会社永谷園の基礎を築いた人物として知られる。

昭和35年(1960年)に地元有志により、明治まで永谷家が存在していた場所に製茶道具やほいろ跡を保存するため、建てられた茅葺き民家で記念館として利用されている。

宇治田原町は宇治市の南、大阪と滋賀東部を最短距離で結ぶ国道307号線沿いの山里でその東端は滋賀県の信楽と接している。

そんな宇治田原町湯屋谷集落奥のどん突き、宗円自身も「茶宗明神」として祀られている「大神宮神社」に隣接している。

昔の生家をそのまま移築したものでは無さそうですがそれ程規模の大きくない山城風の茅葺き入母屋造り。

葺き降ろしの茅葺き屋根ですが、見る者の目からするともう少し吹き降ろしが深ければと思ったり・・

しかし何にせよ、こうして記念館として土日には内部の見学も可能に成っている。

勿論無料開放で宇治田原町の指定文化財に成って居る。

撮影2013.6.22



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