日本最古の農家建築と言われる茅葺き民家です。
茅葺街道と呼ばれる府道12号線、美山に入ってすぐ大原神社の神木であるケヤキの巨木が迎えてくれるのどかな里山の大原・・・
そのケヤキの脇を通る参道?の奥に屋敷を構える石田家住宅の茅葺屋根。
もう今から7~8年前にもここには立ち寄ったことが有り、その頃には気さくなお婆ちゃんが居て屋内まで気軽に案内してくれていた。
現在では、土日祝日だけの公開と成って居るようで、今回、ここを訪れたのはウイークデーだったので外観のみの撮影と成ってしまいました。
石田家住宅は国の重要文化財に指定され、解体復元工事中に江戸時代初期の慶安3年(1650年)3月31日の墨書が発見された。
建物は急な傾斜を持つ入母屋造り葺き下ろし屋根の、所謂、典型的な初期の「北山型民家」のだと言われて居る。
建物は妻を東西に建ち西側の妻入、桁行9.4m、梁間9.9mとそれ程大きくはない。
しかし、日裏などはすっかり苔生し、そろそろ葺き替え時を迎えてる様です。
内部の写真とこの説明板は2007年の撮影です。
撮影2015.11.4/2007.10.28