国道27号線「和知」から「美山」に通じる府道12号線に沿う由良川左岸の升谷に残されて居た茅葺民家。
付近は如何にも里山風情が満載の片田舎と言う感じ・・・集落内に人影など全く見かけないので、集落内を車で走る事さえ戸惑ってしまう様な・・・・
集落の入口辺には、如何にも、いわく因縁の有りそうな大きい白山神社の鳥居が立ち尽くしており、集落のランドタワーに成って居る。
集落にたった一軒残った茅葺民家は、村はずれの一番奥、道路より一段高く石垣を積んだ上に屋敷を構えて居た。
深い急傾斜の丹波型入母屋造り、下屋を持たない葺き下ろし屋根は、もう葺き替え時を迎えて居るのか日裏の屋根はすっかり苔生している。
昔からこうだったのだろうか??・・・間口は道路側、日裏の平入と成って居る。
如何にも農家風情ん佇まいなのだが、日浦の間口がどうも気になる。
もうこの屋根もなんとかしなくては長くは持たない。
撮影2015.11.4