京都亀岡から、丹波篠山に抜ける国道372号線を通るたびに気になっていた茅葺屋根の小さなお堂。
ちょうど京都兵庫の府県境、天引(あまびき)峠へ差し掛かる京都府側、旧園部町の「天引(あまびき)薬師堂」が刈入れの済んだ田んぼの向こうに、
数軒の懐かしい「覆懸民家」を従える様に建っている。
建物は二間四方の小さな板張り・・・上に寄せ棟葺き下ろしの茅葺き屋根を載せ、いかにも童謡の挿絵の様な佇まいです。
薬師堂と言うからには、病に霊験の有る仏像が祀られて居るんだろう・・・
撮影2015.10.21