安心院郊外(この辺り全て郊外かもですが??)のをブラブラ車で流していてたまたま目に付いた磨崖石仏。
宇佐別府道路安心院IC で降り、市街地に向け200mほど走った左手に小さな空地があってその奥の段丘状斜面の岩肌に見つけた。
岩面に1m角程の龕を彫り出し像高80cmばかりの中肉彫り阿弥陀如来を刻み出して居る。
直ぐ隣には民家が有るものの、冬枯れの奥で全く見捨てられてでも居るのか?龕共々、石仏も胸辺りで大きく断裂、今にも岩塊になってしまいそうです。
豊後大川、菅生磨崖石仏にも有るような赤や黄の彩色痕も残り、路傍の石仏としては傑出、どんな由緒があるのか何処をどう調べてみても全く何も出てこなかった。
この辺りではこの程度の石仏は珍重されないのか??宇佐市の文化財として登録されてはいるものの何の説明板はありません。
有るのはただの表示だけ。
撮影2009.12.26