前回の続き、母屋の屋根を葺き替えた2棟揃いの茅葺民家。
以前茅葺職人さんから聞いたのだが、この妻側屋根に見られる段差は、葺き替えた処と葺き替えてない部分との境目だとか・・
費用や材料の都合で一度に全て吹き替えるのでは無く何度にも分けて葺き替えるらしい。
来年あたりは納屋の方の屋根も新しくなっていると良いのだけど・・・どうだろう ??
撮影2015.11.11
前回の続き、母屋の屋根を葺き替えた2棟揃いの茅葺民家。
以前茅葺職人さんから聞いたのだが、この妻側屋根に見られる段差は、葺き替えた処と葺き替えてない部分との境目だとか・・
費用や材料の都合で一度に全て吹き替えるのでは無く何度にも分けて葺き替えるらしい。
来年あたりは納屋の方の屋根も新しくなっていると良いのだけど・・・どうだろう ??
撮影2015.11.11
前々回と同じ旧道脇に残された母屋と納屋が並び建つ茅葺屋根。
京都南丹美山には今でも相当数の茅葺民家が健在だが、こうして母屋と納屋が軒を連ねる民家は数える程・・・
道路側から見てみる母屋は随分痩せ衰えている様に見え苔生しても居る。
妻側から見ると母屋の軒先に稲架(はざ)納屋を設え、その佇まいが田舎人の僕には何とも懐かしい・・
こぢんまりして、飾り気の少ない妻も素朴で良い。
1年ほど経った去年の11月に再度この旧道を通ると、母屋の屋根が新しく葺き替えられて居た。
撮影2014.11.20
先日と同じ集落、県道19号を挟んで反対側に残されて居た茅葺民家。
表側から見ると、前の空き地に何やら雑多な物が放置されていて邪魔をしてるのですが・・・
建物間近まで近寄ると、この通り綺麗に整えられて居ます。
葺きき替えられて、そこそこ時間が経っているのか??けっこう日陰部分は苔むして居ますが、今しばし大丈夫そうです。
撮影2014.11.20
南丹美山町の山間を南北に走る府道19号線、宮脇の旧道脇に残された茅葺き民家。
今は集落脇をバイパスが貫き、野良仕事の軽四トラックが時々通るだけの静かな在所道に、懐かしい景観を残している。
下屋は新しく葺き替えたで有ろう??ブルーの化粧桟瓦庇を持ち、上に小さい目の「入り母屋造り」北山型茅葺屋根を載せて居る。
こうして妻側から撮影すると必要以上に大きい「うまぎ」の棟飾りが立派に見える。
撮影2014.11.20
前回と同じ原集落、三軒目になる集落最奥に建つ茅葺民家。
大きい敷地を持ち、大家族が生活されているのか??何台もの車が駐車されており、如何にも活き活きしている。
敷地には蔵の他に何棟もの建物が取り囲み、なかなかの壮観・・・
母屋はやっぱり北山型の入り母屋茅葺屋根の下に桟瓦の下屋を持っている。
背後には以前茅葺き屋根だった覆い懸屋が二軒並び建ち、懐かしい景観を醸し出している。
撮影2014.11.20/2015.11.14
先日と同じ「原」に残されていた立派な茅葺民家
まだ葺き替えて時間が経ってないのか?茅葺き屋根が綺麗に刈整えられ揺るぎなく見える。
後から付け足したものだろうが・・・瓦棒の庇が気になるが、傾斜の急な深い入母屋造りの茅葺き屋根。
この民家ならまだまだこの先も現役の佇まいを見せてくれるだろう・・・
撮影2014.11.20/2015.11.14
南丹日吉町から美山町へと続く府道19号線神楽坂トンネルを越えてすぐ、峠道を下ると左手向こうに茅葺民家が見えてくる。
由良川支流の原川に添うように軒を連ねる原集落
一年前に訪れた時には日裏の北側屋根は一面苔生し真っ青・・・・
今回、トンネルよりの下り坂から目に飛び込んできたのは茅葺屋根の葺き替え工事・・・
工事は若い職人さんが中心に「てきぱき」と進められて居た。
谷間集落吹き抜ける風が強いのか?山岳集落特有のウチオロシ板を備えた白壁土蔵 その奥に葺き替え中の北山型茅葺屋根。
撮影2014.11.20/2015.11.14
、京北町から南丹日吉に向かう府道78号線沿い、京北町と境を接する小さな集落に残っていた茅葺き民家。
バイパスが集落を迂回する旧街道脇にしっかりと地に足を下ろして建っている。
北山型入母屋造りの一般農家風・・・背後には白壁土蔵も見え隠れ・・・
手入れもそこそこ行き届いて生活臭がそこはかと感じられる佇まいでした。
この茅葺き民家なら、まだ次の機会にも見れそうな・・・
撮影2014.12.20
前回の茅葺き民家と同じ集落、すぐ近くに残されていた茅葺民家。
妻、破風飾りには懸魚板を施し、北山型入り母屋の茅葺屋根・・・・
しかしその大家根は随分傷みが進み、もうすでに葺きき替え時期をとうに過ぎているようにも・・・
通りすがりの茅葺き愛好家の感傷だけではどうにも成らないだろうが・・・
今度この前を通る時にはどんな姿で居るのだろうか??
撮影2014.12.20
府道78号線、京北田貫町の山裾を背に童話の挿絵に出てくるような茅葺き民家が残されて居た。
もうすっかり限界を越えた北山型の入母屋茅葺屋根・・。
軒下には足の踏み場も無い程不用品をいっぱい並べて居るように見えるが、もう抜け殻なのだろうか??
今度ここを通った時には存在してるのかちょっと心配・・・
撮影2014.12.20
旧京北町、 弓削川と旧街道のに挟まれた地に建つ茅葺き民家。
敷地はそれほど大きくはないが白壁土蔵も有り、それなり農家だろう・・・・
現在は農家ではなく一般住宅と言った風情・・・・
石垣に積んで居る石は、角の丸い弓削河原から運んだ川石だろう・・・門前の柿の木も茅葺き屋根に色を添えている。
この辺りの妻飾りには懸魚板が誇らしげに掲げられてることが多い。
撮影2014.12.20
前日の民家と屋敷を並べる茅葺き民家・・・奥に見えるのが先日紹介の民家です。
先日の屋敷と違ってこの家は道路から玄関が見渡せ、家人の趣味の良さを窺わせる佇まいに成っている。
よく見ると大きさや造りも殆ど変わりなく・・・
本家分家の関係なのだろうか??丸に井桁の家紋が付けられた妻が依り凛々しく感じられる。
撮影2014.11.20
弓削川沿い、国道162号線脇で見かけた茅葺き民家。
表は庭木に邪魔をされ、全容が覚束無いので西裏側に廻って見た・・・桟瓦の下家に大きな急傾斜入母屋造り茅葺き屋根を載せて居る
勿論北山型の大きな「ウマギ」を載せて凛々しくみえる。
破風飾りもにも堂々とした「懸魚(けぎょ)」と「丸に井桁」の家紋が掲げられ、家格をあらわして居る。
撮影2014.11.20
移築改装なのか??まったく新築なのか??、いずれにしろ、元々ここにあった建物では無さそう・・・・
京北町から美山への国道162号線を走っていて目に飛び込んできた・・・・家の前に土木資材置き場が有って、ここの社長の自宅だろう??
多分新造成した敷地に、全く新しく新築しただろう北山型入母屋の茅葺き民家。
やっぱりこの地域でも手入れされた茅葺の大屋根は、ステータスシンボルに違い無いのだろう・・・
撮影2014.11.20
京都市の隠れ里、京北町R162号線から少し山手に入り込んだ小さな集落に残されていた茅葺民家。
鄙びた集落、分かれ道の一画大きな屋敷を構え、茅葺き母屋、茅葺納屋、白壁土蔵などなど沢山の棟を連ねている。
母屋は桟瓦葺きの下屋に大きな北山型「入り母屋茅葺屋根」を載せている。
裏から見ると白壁土蔵が二棟・・・裏庭には日本の民家らしく柿の木が一本。
屋敷の入口隅には農作業納屋と思われる葺き下ろし入母屋の茅葺屋根・・
この農家は、所謂豪農なのだろう??納屋の片隅には農家のロールスロイスが鎮座していた。
撮影2014.11.20