HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

ルパンは燃えているか・・・・?!

2012-06-30 10:04:53 | DAY BY DAY

缶コーヒー等に付くフィギュアのおまけは面白いものが多いのだが、集め始めるとキリが
無いのでほとんど見ないふりをしている。しかし、先日「ルパン三世」のフィギュアが付いた
缶コーヒーがあったので、TV第一シリーズのルパン、次元、五右衛門のフィギュアを
入手した。

以前も似たような企画があったが、その時は次元大介のフィギュアしか入手しなかった。
実のところ、「ルパン三世」のキャラクターの中で一番にして唯一好きなのが次元なので
それだけでも良かったのだが、なんとなく寂しいので今回は3人とも揃えた。

確かに次元大介は格好良い。しかし、次元が主人公でルパンのようなキャラクターが脇だったら
これほどまで長い期間支持される漫画にはならなかったかもしれない。勿論、ピンでも
十分に通じるキャラクターであるのは間違いないが、軽薄な主人公の横でクールに振る舞うと
余計にその格好良さが際立つというものだ。

フロントに立って、シャツをはみ出させながら「シェー」みたいな格好をするフェリーさんも好きだが
その横で黙々とギターを弾くクリスさんの方がより格好良い、ということである。ち、違うか?。(笑)

絵が週刊漫画アクション風だったので、「ルパン三世」シリーズで私が最も興味の無いレギュラーの
キャラクターである峰不二子を主人公にした、テレビアニメ「LUPIN the Third 峰不二子という女」を
見続けた。今までのルパン・シリーズとは違った路線を狙ったのは理解できたが、個人的には
さほど面白くも無く、最後は「20世紀少年」か「SPEC」か、というような感じにもなってきて
なんだかなあ、と思うと同時に「俺もテレビの見過ぎだなあ。」と思うことしきり。

なんだかなあ、と思いながら掲載写真のCDを取り出す。テレビ放送された全話をDVDで見るのとは
違った、音を聴きながら脳内で映像を再現するという作業もまた楽しいものだ。
イマジネーションが、別の拡がり方をするのは言うまでもないだろう。

そして。改めてCDのジャケットを見る。
「あぁ、峰不二子・・・・か。」
なんだかなぁ。(笑)

ロック者が選ぶ?「日本映画100選」には、恥ずかしながら「ルパン三世 カリオストロの城」を
選んでしまうだろう。しかし、峰不二子が苦手だからといって、じゃあクラリスが趣味なのかと
問われると、それも違うことはご理解いただきたい。(笑)

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A ○ B

2012-06-29 20:23:04 | DAY BY DAY

昨日は、職場内で抜き打ちの持ち物検査があった。仕事の関係上、事務室に
持ち込みできないものが多々あるのだが、防犯上月に一度、ボスが点検をすることに
なっている。

「はい、ハリー。ホールド・アップ。今ポケットの中にある物を全て出せ。」

ポケットの中にはハンカチ、自分の認印、携帯電話、職務上使用する鍵の4点のみ。
勿論、合格である。一昨日ブログに書いたことを思い出して、ボスに聞いてみた。

「この携帯が机に放置されていたとして、パっと見で私の物だとは思わないでしょ?。」
「いや、どうだろう。あっ、カエルのシールとか貼っているのを見つけると、ちょっとそうは
思わないかもな。A○Bのシールでも貼っていたら、すぐハリーのだとわかるけどね。(笑)」

ん?。ちょっと待てよ。私は職場でそんなにA○Bの話ばかりしているのだろうか?。
そういえば、かなり前にボスが自分のスマホにとりこんだ画像を、こんなことを言いながら
見せてくれた。「あっ○ゃん、今度の写真集で手○ラしてるんだって。」(笑)
う~む。

そういえば、私が休んだ次の日に出社すると、私の机のパソコンに大島○子の写真が
貼りつけられていたことがあった。勿論、お返しに貼りつけたヤツが休んだ日に、そいつの
パソコンに峯岸○なみの写真を貼りつけてやったが。峯○を選んだことに他意は無い。(笑)
ヤツは「やめてください、皆が勘違いするじゃないですか。」と言ってきたが、勘違いの意味が
解からないのでスルー。

だいたい、職場ではもっと他の話を沢山しているはずなのだ。
例えば、「セクスじゃないよ、セスクだよ。」とか「シャビ下にシャビアロンソ。」とか。
「前ビリャ(注)外してセスク。」(意味不明)とか。
あっ、例によって○ッ○○の話ですけどね。

(注)ビリャはビジャとも表記或いは発音される。

家に帰ればテレビが点いているので、「こんな番組見てるのか?。」と相方に聞けば
「あっ、A○Bが出るから、あんたが見るやろと思てチャンネル合わせといたわ。」と言うではないか。
そんなに家でもA○Bの話ばかりしているのか?。

それならとばかりに、「去年のクリスマスのケーキに付いていた、た○みなのシール何処いった?。」
と聞くと「いい加減にしろ。」と怒られる。確かに度が過ぎた、か。

  ああ、桃を食べたい・・・・。

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ERIK / LOOK WHERE I AM

2012-06-28 04:57:56 | ROCK

先日、60年代のフォークやブルーズ、はたまたロック・シーンにおいて重要な役割を
担ったヴァンガード・レーベルの4枚組CDがリリースされた。収録された曲名とミュージシャン名を
見ていると、それだけで60年代のワン・シーンを見事に切り取ることができることに
改めて気付かされる。

そんな中で、見事に無視されたのが掲載写真のミュージシャンとアルバム。
掲載写真はエリックを名乗る男性が68年にヴァンガードからリリースした「LOOK WHERE
I AM」。

冒頭から聴こえくる、へなへなしたトランペットと頼りなげなボーカル、遠くで鳴るヴァイブに
思いだしたように被さるピアノやサックスの混ざり具合が尋常じゃないほど心地よい。(笑)
ほとんどダサい歌謡曲のようなメロディーの曲があれば、フルートやファズ・ギターが活躍する
曲もあり、これはサイケ者には避けて通ることはできない盤である。

決して上手い歌唱とは言えないのは、サイケのレコードには多々あるのだが、頼りなげでは
あるものの、それでも明瞭であろうとする様が聴き手の心に微妙にとりいってくるのだ。
私の所持するCDは字が小さすぎて、リア・ジャケットに記されたクレジットが読み取れないのだが
全体的に曲のアレンジの優れた盤でもある。

このアルバムは、おそらくエリックの残した唯一のアルバムだろう。
2012年の今、彼が何処にいるのかを気に掛けないとしたら、何とも残念である。
せめて、件の4枚組CDに1曲でも収録されていたらと思わずにはいられない。

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ケロケロ

2012-06-27 09:59:53 | ROCK

とりあえず携帯電話というものを持ち歩きはしているが、人前で滅多にそれを使うことはない。
着信があれば応じるが、自分から電話をするということはほとんどないので「電話番号を教えて」なんて
ことも言わない。ただ、酒の席では、その都度「あれ、携帯ついに持つようになったの?。じゃあ、
俺のもいれとくわ。」と勝手に触られることになる。

その時、大抵言われるのが「もし、この携帯がテーブルに放置されていても誰もハリーのだとは
思わないだろうな。」である。うーむ。確かにフロントにカエルとリラックマのシールを貼っていれば
私の物だとは思わないかもしれない。しかし、ストラップはジャック・ダニエルである。
開ければ待ち受け画像は菅野○穂である。職場の人間なら、これでわかるだろう。(笑)

カエルの造形というのが好きだ。まあ、この場合一般的なアマガエルを指し、あまりに毒々しい
色合いのカエルを意味するのではない。成体になる前の「オタマジャクシ」というのも、面白い
形だと思うし、その変態の過程も面白い。

カエルを使ったレコード・ジャケットで有名なのが、フロッギー・ビーヴァーの「FROM THE POND」。
水面から顔を出したカエルの写真をアルバム・ジャケットにしているので、何の疑念も抱かないが
古い隠語でバンド名を読み解くと、それは「フランス人の女性器」になり、そうするとアルバム・
タイトルも自ずとニュアンスが変わってくる。まあ、私が助平で頭がおかしいから(笑)そんな
勝手な解釈をしているのかもしれないが。

アメリカはネブラスカのバンドで、アルバムは73年に自主制作されたもの。一聴してサイケというよりは
プログレ寄りな音に思えるのはキーボードのせいだろうが、どの曲も出来は良い。アコースティック・
ギターと、さして当たり障りのないボーカルが上手くマッチしているから、心地よい瞬間もある。
サイケ好きがこの盤を捕獲対象にする理由は、CDでいうと5曲目の『AWAY FROM HOME』に
顕著で、プログレ・サイケと言うべき音がそこにある。

気が付けば6月も、そろそろ終わる。
ケロケロ。

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兄弟仁義

2012-06-24 11:49:54 | ROCK

       

掲載写真左は、ブラック・クロウズのボーカリストであるクリス・ロビンスンのバンドである
クリス・ロビンスン・ブラザーフッドの新譜「BIG MOON RITUAL」。無期限活動停止中のクロウズにあって
ロビンスン兄弟の活動は気になるところなのだが、兄のバンドは、60分で7曲という長尺の曲を
演奏するスタイルをとっている。

私にとっては、グレイトフル・デッドを聴くのとほぼ同等の時間軸の流れをつくるバンドであると思えるほど
素晴らしい出来で、ギターの透明感あふれる音色とカラフルなキーボードの音色が見事にマッチし、
そこにクリスの耳馴染んだ声がのっかるのだから、何の不満があろうか。今が何曲目なのか、いや
曲が変わったのかどうかも気にならないほどスムースにアルバムは進む。クロウズ時代も一挙に2枚分の
アルバムを録音したことがあったが、このバンドも9月にもう1枚アルバムが出る予定だというので
今から待ち遠しい。

掲載写真右は昨年リリースされたリッチ・ロビンスンの「THROUGH A CROOKED SUN」。
こちらは62分で12曲。兄のバンドと比べれば、幾分シンプルなスタイルであるといえよう。
リッチはギタリストであるが、この盤ではベースも担当。キーボードとドラムス以外は、ペダル・スチールが
入る曲があるくらいで、シンプルな中に深みのある王道のロックを聴かせる。

ジャム・バンド・スタイルをとるにせよ、4分間のオーソドックスなロック・バンド・スタイルをとるにせよ、
結局この兄弟が過去に聴いてきた音楽や好きな音楽は同じようなものであり、お互い相反するものがある
としても私のようなファンは両方とも好きである。そんなことを言えば、演奏する側は厭な顔をするかも
しれないが。演奏する側と単に聴くだけの側との、こだわりの違いといえばそれまでだが、その「こだわり」
こそが演奏者にとって大切なものであることは理解したいとは思っている。

似ていると言えば。

     

これはクリスとリッチのそれぞれのサインなのだが、この大雑把加減の似ている様は、やはり兄弟と
いうべきか。(笑)
   

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ROCKS OFF

2012-06-21 21:31:11 | ROCK

ご多分に漏れず、ストーンズ・バーとやらを少しばかり嗜みました。

私が飲んだのは、「シトラス・ハイボール」と「ローリング・ゴールド」。ハイボールはシトラス感というか
レモン感が私には少々トゥー・マッチな感じ。「ローリング・ゴールド」は某社の「リ○ル・ゴールド」のような
味で、飲みやすさ故にあっという間に飲みほしてしまい、後から「ああ、お酒だったんだ。」と
実感する。(笑)

  次は「ローリング・ホップ」か。

本当に欲しいのは、酒店やバーが応募したら貰える販促グッズだったりして。
まあ、そんなものを貰っても結局はどこかにいってしまったり、実用に使ってボロボロになって
捨てたりするのだろうけど。実際、ストーンズ初来日の時は、CD販売業の片隅に携わっていたので
それなりに販促グッズを貰って(問屋に頼んでせしめて)自分の物にしたのだけど、今手元に
あるのはキーホルダーくらいのものだ。

今回の「ストーンズ・バー」のCMタイアップ曲は『ROCKS OFF』。当然、日本のみのCDシングルとして
発売されたのだが、思い起こせばアナログ時代も日本のみで7インチがリリースされたのであるから、
この曲と我が国は不思議な縁があるのかもしれない。

「メイン・ストリートのならず者」のオープニング・ナンバーである、この曲のスタジオ・バージョンの
出来は素晴らしいのだが、ライブ盤「LIVE LICKS』に収録されたバージョンは最低である。
あんなバカみたいな編集をよく許したものだ、というか、なんであんなバージョンが出てしまったのだろう。
CDの収録時間にはまだまだ余裕があるのに、あれはないだろう。

さて、いつものようにグランツをロックで飲むとしますか。

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ローリング・ストーンズの25曲

2012-06-20 12:06:50 | ROCK

   

やはり素面ではできなかった。ローリング・ストーンズの25曲を選ぶなんて、素面でできるわけがないのだ。
何もすることのない休みの日は、朝からビールを飲むのが日課になったのは
いつごろからだろう。といっても5時起床の私は、まずはブラック・コーヒーを2杯とパンを食べ、10時頃から
飲みだすので、7時起床の人がお昼から飲みだすのと同じようなものだろう。 ち、違うか。(笑)

ローリング・ストーンズを知って以降30数年、私が世界で一番好きなバンドは、常に只の一度もぶれることなく
ローリング・ストーンズである。私にとってストーンズの魅力の8割方は、キース・リチャーズとチャーリー・ワッツの
コンビネーションなのだが、10代でそれに気付いてしまったことが大きかったと思う。

キースとチャーリーのコンビネーションの良さが突出するのは、ジャンプもしくはミディアム・テンポの曲で
そういった意味合いでは、バラッドは必然的に選ばれる可能性が低くなる。元々、私がスローな曲を
苦手にしているというのもあるが。(笑)

それでは、2012年の今日選んだ、ローリング・ストーンズの25曲。全てオリジナルのスタジオ・レコーディングの
曲の出来具合いのみを選出基準とし、ライブ・バージョンは考慮しない。スタジオ録音の曲も、細かなバージョンや
エディットの違いは無視して、今すぐにCDで手に入る一般的なものを選出基準とした。

       

01 TUMBLING DICE
02 SHATTERED
03 JUMPIN JACK FLASH
04 NO EXPECTATIONS
05 BROWN SUGAR
06 DANCE (PART.1)
07 UNDERCOVER OF THE NIGHT
08 LIVE WITH ME
09 STREET FIGHTING MAN
10 LUXURY
11 BITCH
12 UNDER MY THUMB
13 LITTLE RED ROOSTER
14 START ME UP
15 DANDELION
16 BEFORE THEY MAKE ME RUN
17 IF YOU CAN'T ROCK ME
18 MONKEY MAN
19 ROCKS OFF
20 YOU GOT ME ROCKING
21 CRAZY MAMA
22 OH NO NOT YOU AGAIN
23 PAINT IT , BLACK
24 AIN'T TOO PROUD TO BEG
25 LOVING CUP

カバー曲が入ってしまったが、「しまった。」とは思っていない。(笑)
決して『(I CAN'T GET NO) SATISFACTION』や『MISS YOU』を嫌いなわけでは無いことは
書いておかねばならない。

好きなアルバムを3枚選ぶのなら簡単なのだが、曲単位で選ぶのは難しいと改めて感じた
のだが、すべては酔っ払っている自分が悪いだけだったりして。(笑)

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8.5 x 16.5 & 8.5 x 8.5

2012-06-19 19:28:21 | ROCK

   

さて、洋楽の「8.5 x 16.5」サイズを探したのですが、ここは大物4枚ということで。

まずは、ポール・マッカートニー。見事なレンタル落ち(笑)であります。
ハッピー・バースデー、ポール・マッカートニーということで『BIRTHDAY』を。

キンクスの日本盤CDシングルというだけで、何だか嬉しくなるのだが、曲はよりによって
『HATRED』なのであった。(笑)カップリングの『SCATTERED』のほうが数倍良い曲だと思うのだけど。

ストーンズはこのCDが出た翌年に初来日。キンクスもストーンズも当時の日本公演を
思い出させる1枚である。

ボスのCDシングルは、カップリング曲の『ROULETTE』目当てで購入。ブートレグではお馴染みの
曲であったが、「遂にオフィシャルで登場か」と密かに盛り上がったのである。

間違っているかもしれないが、世界で初めて「8.5 X 8.5」の最小サイズ(笑)のシングルは
フランク・ザッパのブツだったように記憶する。(未所持)
販売店泣かせのサイズのこのシングルCD、ストーンズのブツは手元に3種ある。

  
  いずれもオランダ盤CDシングル。

『TERRIFYING』のメイン・トラックは同曲の12インチ・バージョン。12インチ・バージョンを3インチ
サイズのCDシングルで聴くという捻じれ加減が笑える。『ANGIE』のカップリングでも『MISS YOU』の
12インチ・バージョンが収録されている。

次のレコ・コレは「ローリング・ストーンズの100曲」とか。
私も25曲ほど、選んでみるか・・・。また楽しく悩みながら酒が進むのであった。

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8.5 X 16.5

2012-06-18 19:31:44 | 日本のロック・ポップス

   

私がCDを販売する仕事に従事していた88年頃というのは、CDが既に流通していたが、まだ普通に
新譜としてアナログ盤がリリースされていた。シングル盤もアナログ7インチとCDシングルが同時に入荷し、
フォーマットと大きさの違いに難儀しながらも、店頭に並べていたのが懐かしい。

さて、そのシングルCDなのだが。
今のシングルCDは、アルバムとして発売されるCDと似たような大きさだが、90年代半ばくらいまでは
8.5X16.5サイズの縦長のシングルCDが主流であった。今となっては見ない形状で、これもまた
懐かしい思い出を蘇らせる。昨日、俺編集の「ベスト・オブ・浅井健一」を掲載したが、それを編む時に
ブランキー・ジェット・シティーのシングルCDの数々を引っ張り出してきて、こうして回想しているという
わけである。

こんなシングルCDもありました。

   

94年に何故、82年リミックス・バージョンの『パレード』がリリースされたのだろう。
92年のウルフルズの盤は、これがデビュー曲。早川義夫やバサラのCDシングルって、一体
何枚くらい売れたのでしょうね。

横にすると見易いジャケットもありました。

   マザーズじゃないよ。
   サーフコースターズ。
   最高の1曲!。

私はこの曲で、グルーヴァーズのファンになり、今に至ります。

この手のサイズのシングルCDで、洋楽はあまり持っていないのだが、次回も回想モードで
幾つかジャケットを掲載したいと思う。

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AFTERNOON MELODY

2012-06-17 21:19:43 | 日本のロック・ポップス

        

思い返せば、ブランキー・ジェット・シティーの存在は私にとって、とてつもなく大きなものであった。
最早、長い歴史を誇る日本のロック史の中で、「重要なバンドを5つ挙げろ」なんていう
お題が出されたら、間違いなくブランキー・ジェット・シティーは当確である。

それ故にというわけではないが、私が浅井健一が自身のソロを含めて数々のバンドで発表する
アルバムを聴く時の比較対象が、数多の現在進行形の日本のミュージシャンのアルバムでなく、
ブランキー・ジェット・シティーの数々の楽曲なのだから、聴き手としての私は「仮想敵」を
明らかに間違えている。もう、あれから12年も経っているというのに。

その12年の間に浅井がリリースしたアルバムの数は半端では無い。恐るべき創作意欲と
言わざるを得ないのだが、実のところブランキー・ジェット・シティーの「俺ベスト盤」には何度も
トライしたことがあるが、それ以外の浅井関連のバンドやソロで「俺ベスト盤」を編んだことは一度もない。
そこで、今回は俺編集の「ベスト・オブ・浅井健一」に初めてトライしてみることにした。

アルバム数が多ければ、シングルの数もそれなりにあり、どうしても耳馴染んだ有名曲を多く選出する
ことになるのだが、最初のトライアルとしてはこれでいいだろうと自己満足。(笑)
ブランキー・ジェット・シティー時代でCDR1枚、その他の活動で1枚。勿論、カーステで聴くことは意識した。

それでは覚書を兼ねて、ここに曲名を記す。

DISC1

01 プラネタリウム
02 PUNKY BAD HIP
03 冬のセーター
04 RAIN DOG
05 左ききのBaby
06 ヘッドライトのわくのとれかたがいかしてる車
07 SKUNK
08 青い花
09 Baby Baby
10 D.I.J.のピストル
11 赤いタンバリン
12 SEA SIDE JET CITY
13 SWEET DAYS
14 デニス ホッパー
15 SATURDAY NIGHT
16 小さな恋のメロディー
17 COME ON (VERSION 1)
18 ダンデライオン

        

      

DISC2

01 HIGH SCHOOL
02 シェイク シェイク モンキービーチ
03 Cold Finger Girl
04 アクセル
05 WAY
06 コヨーテ
07 Silk
08 FRIENDLY
09 Gas Panic
10 危険すぎる
11 カミソリ ソング
12 愛のChupa Chups
13 Rainbow Surfer
14 Wild Bebi
15 Dark Cherry
16 SHINJUKU
17 勝手にしやがれ
18 シルベット

FRIENDLY AFTERNOON MELODY . . .   

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不滅の男

2012-06-16 20:49:54 | 日本のロック・ポップス

ブルース・スプリングスティーンのアルバム「WRECKING BALL」のジャケットを
手に取った時、「ああ、これは『ちゃんとやれ!ブルース!』だな。(笑)」と思ったものだ。

遠藤賢司の新作「ちゃんとやれ! えんけん!」は強烈なアルバムだ。ここ数年のエンケンの
アルバムは、どれも見開き紙ジャケットで統一されていて、まずはそのアナログ感に満足する。
そして、轟音のギターが鳴り響く曲、簡素な音数のピアノの曲やアコースティック・ギター中心の
曲のバランスがアルバムの「バラエティー感」というか「彩り」を多彩にする。

自己表明のような曲が必ず1曲は収録され、それらの内容はファンからすれば了解していること
なのだろうが、新作アルバムで初めてエンケンを知る人もいるかもしれない。
そういった人に向けての意味合いもあろうが、大見得を切るエンケンは実に格好良い。
エンケンは大見得は切っても、大見栄を張ったりはしないのだ。

今年は7月早々に夏休みをとることになった。長旅に備えて今年も「俺ベスト」を編もうと思い
今まで取り組んだことのないミュージシャンの「俺ベスト盤」にトライ。トライしてますかぁ?。(笑)
意外にもエンケンの「俺ベスト盤」にトライするのは初めてのことに気付いたのだが、カーステで流すことも
意識して選曲。カーステでエンケンを聴くヤツは、あんまりいないか。(笑)

それでは、覚書を兼ねて、ここに曲目を記す。

    

DISC 1

01 エンケンがやってくる!
02 裸の大宇宙
03 満足できるかな (シングル・バージョン)
04 どうにかなっちまう
05 ほんとだよ (シングル・バージョン)
06 雨あがりのビル街
07 HELLO GOODBYE
08 オー・イエー
09 エンケンのミッチー音頭
10 東京ワッショイ
11 続・東京ワッショイ
12 外は雨だよ (ライブ盤・「不滅の男」バージョン)
13 金平糖
14 嘘の数だけ命を燃やせ
15 史上最長寿のロックンローラー(激録21世紀新版)
16 またいつか会いましょう

DISC 2

01 踊ろよベイビー!
02 通好みロック
03 俺は勝つ
04 夜汽車のブルース
05 ミルクティー
06 カレーライス (シングル・バージョン)
07 オムライス
08 ラーメンライスで乾杯
09 おはよう、こんにちわ、こんばんわ、おやすみ
10 猫が眠ってる (シングル・バージョン)
11 ハード・フォーク・ブギウギ
12 幾つになっても甘かあネェ!
13 ア!ウ!
14 ド・素人はスッコンデロォ!
15 夢よ叫べ
16 不滅の男
17 純音楽魂の唄

1月に新作を出したばかりだというのに、8月には2枚組ライブ盤がリリースされるという。
心して待つのみ、である。

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通好みロック?

2012-06-14 20:51:34 | DAY BY DAY

      

さて。掲載写真の2枚のアルバム・ジャケットを見てピンときた方は、映画通かもしれない。
おそらくロック愛好家(笑)の方々の琴線に触れることは余りないと思うのだが、間違いではないだろう。
いや、映画通というのは物は言い様でこのジャケットに反応できるということは、単なるミーハーだったりして。

では、何故この2枚のCDが我が家にあるのかというと、遠い昔(笑)に相方が興味本位で、捨て値で売られていた
中古CDを拾い上げたからなのだが、こんなCDが家にあることをつい先日まで知らなかった私であった。

95年に発売された掲載写真左のCDのバンド名は「P」で、アルバム・タイトルも「P」。
バットホール・サーファーズの名前くらいは私も知っているが、相方がこれを買ったのはバットホール・
サーファーズのボーカリストに興味があったからではなくこのバンドのギタリストがジョニー・デップだからである。(笑)
日本盤のライナーは有島●志。ヘヴィメタだけでなくこんな仕事も引き受けるんだなぁというのが、
私の興味の行きつく先。

R.E.M.のボーカリストの名前をタイトルにした『MICHAEL STIPE』という曲の真意を計りかねるのは
日本盤なのに歌詞も対訳もないからなのだが、まあ大勢に影響は無い。アバの『DANCING QUEEN』の
カバーを収録。

掲載写真右は96年に発売されたドッグスターの『OUR LITTLE VISIONARY』。彼らは何枚かのアルバムを
出していて日本でも公演を行っているのだが、わたしはよく知らない。(笑)相方が何故このCDを入手したかと
いうと、このバンドのベーシストがキアヌ・リーヴスだから。(笑)

キアヌはソウル・ミュージック(スティーヴィー・ワンダー、オーティス・レディング)やパンク(ラモーンズ、
ジョイ・ディヴィジョン)を好むと発言しているが、一バンド・メンバーとして参加しているこのアルバムを聴くと
どこにそれが反映されているのか掴み切れず、「今、一体何曲目なのか」わからないうちにアルバムは
終わっていた。3曲目にバッドフィンガーの『NO MATTER WHAT』のカバーが収録されているのだけは
記憶に残る。

日本だと俳優がロック・バンドをやるときは、大抵が歌い手なのだが、ジョニーやキアヌが歌うのではなく、
楽器奏者であるのは面白いとは思う。
どちらも俳優の余技というには、あまりに本格的なバンドの音であるのだが、それでもやっぱり、これらのCDを
手にするのは、ロック者ではないのだろうなぁ。さて、CDを相方に返そう。(笑)

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TEENAGE WASTE LAND

2012-06-13 22:03:09 | DAY BY DAY

       

掲載写真は81年にザ・フーがリリースしたアルバム「FACE DANCES」からシングル・カットされた2枚。
左がファースト・シングル『YOU BETTER YOU BET』、右がセカンド・シングル『DON'T LET
GO THE COAT』。英国盤はそれぞれ「WHO OO4」、「WHO 5」という型番が与えられ、
英ポリドールが如何に気合が入っていたかが伺える。

さて、我が国はというと、この2枚のシングルの国内盤はリリースされなかった。最後に我が国で
リリースされたザ・フーのシングルは映画「さらば青春の光」のサントラからの『5時15分』で、
オリジナル・アルバムに準拠すれば『フー・アー・ユウ』ということになる。元来、日本ではザ・フーは
冷遇されていたが、キース・ムーンの死後にケニー・ジョーンズを迎えた新生ザ・フーの門出を
スルーするのだから、どうなってんの?というわけである。

81年と言えば私はもう洋楽を聴いていたのでリアル・タイムでアルバム「FACE DANCES」を聴いても
よさそうなところだが実のところ、アルバムを買ったのは84年のことである。ラジオで『YOU BETTER
YOU BET』でも流れてくれば話は違っただろうが、そもそもフーの曲がラジオから流れてくることなんて
まず無かった。

当時のガイド本やディスコグラフィーの類は、「LIVE AT LEEDS」か「TOMMY」についてばかり熱心に
書いていたし、私は「ダイレクト・ヒッツ」や「キッズ・アー・オールライト」のサントラを聴くので手いっぱいで
高校時代は「フーズ・ネクスト」に辿り着くのがやっとだった。ケニーの入った盤はキース・ムーン在籍時のフーを
集め終わってからでもいいやと思ったのも事実。

ところが84年の秋頃だったと思うが、ぼんやり見ていたMTVからいきなり飛び出してきたのが、
モノクロの『YOU BETTER YOU BET』のプロモ・ビデオだった。その日、それまで流れていたどのビデオとも、
或いはこの曲のオン・エア以降に流れた全てのビデオと比べても、『YOU BETTER YOU BET』の
格好良さは際立っていた。それは私にとって、初めて見た「動くザ・フー」でもあった。

慌ててアルバムを買い、歌詞を読むと歌詞中に「T.REX」が登場するではないか。ああ、なんて素敵なんだ。
そして決定的だったのが次の歌詞であった。

I DON'T REALLY MIND HOW MUCH YOU LOVE ME
A LITTLE IS ALRIGHT

何故か印象に残ったピート独特の、ちょっと捻くれた孤独な感じの恋愛観が、単に当時の私の感情と同じような
ものであっただけなのだが、後にピートのソロの楽曲に『A LITTLE IS ENOUGH』という曲をみつけ、
ますます、『YOU BETTER YOU BET』を好きになったものだ。

この曲のプロモ・ビデオには、今ならNG扱いにされるであろうシーンがある。
映像はライブではなく当て振りなのだが、曲の後半でピートがコーラス・パートが無いシーンでも
マイクに向かってコーラスをつける場面がある。その後の本当にコーラスをつける場面ではピートの
顔が少し笑っているのが、御愛嬌。まあ、いずれにせよ曲の魅力を削ぐものではない。

18歳の私は、『YOU BETTER YOU BET』に、そしてアルバムでは『YOU BETTER ・・・』に次いで
A面2曲目に配された『DON'T LET GO THE COAT』にも入れこんだ。
コートの似合う素敵な女の子に、この曲を思い浮かべながらラヴレターを書いたのも、今では
いい思い出だ。

10代の私の、心の中の荒廃地に吹く風はやまなかったけれど。(笑)

84年の秋、街にはザ・フーの82年の解散コンサートを収録したアルバム「フーズ・ラスト」の
レコードが並んでいた・・・・。

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記念撮影・その2

2012-06-12 18:44:03 | ROCK

とりあえず、オーダーしていたSUNDAZEDのブツが揃ったので、今回のレコード・ストア・デイ
関連で入手した7インチの最後の記念撮影。(笑)

     

      

    

実はビーフハートとバーズの入手に手間取ったのだが、私にとって今回のRSDはこの2枚を欠くわけには
いかなかったので。ビーフハートはA&Mに残した2枚のシングルを復刻した2枚組。といっても2枚目は
プロモーション・ディスクのみが作られたもので、どちらも音自体は「LEGENDRY A&M SESSIONS」で
聴くことができる。

バーズはブルーのカラー・ヴィニール。両面ともオルタエイト・テイクで収録。チョコレート・ウォッチ・バンドや
ブルース・プロジェクトなんてバンドを7インチで所持するのは、それ自体楽しいものである。

ジーン・クラークの盤は73年にオランダのみでリリースされた未発表曲集「ROADMASTER」から。
アルバム冒頭に収録された、この2曲は70年にオリジナル・バーズのリユニオンを模索した時期に
録音されたもので、ジーン以下オリジナル・バーズの5名が録音に参加している。

プッシー・ガロアは85年の自主制作デビュー・シングルの復刻。ジャケ買いということで。(笑)

    

最後はディープ・パープルの『SMOKE ON THE WATER』。掲載写真左がフロント・ジャケで右が
リア・ジャケット。A面はスタジオ録音でB面は72年3月9日のライブ録音。ライブは「DEEP PURPLE IN
CONCERT」のディスク2で聴くことができる。パープルのカラーヴィニールなのが気が利いている。

今秋もあるのか、レコード・ストア・デイ。できれば、あって欲しい。
そして、できればリリースするアイテム数は、少しだけ数を減らして欲しい。(笑)

コメント (2)
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THIS MACHINE KILLS FASCISTS

2012-06-11 08:25:04 | ROCK

前々から、ほんの少しではあるものの気になっていたビリー・ブラッグとウィルコによる
「マーメイド・アベニュー」が、3枚のCDと1枚のDVDを収録したコンプリート・セッションズとして
リリースされた。

ウディー・ガスリーが39年から死去する67年までの間に書きためた膨大な歌詞の数々の中で、
曲がついていないものに新たな命を吹きこむべく、ウディーの娘のノラがビリー・ブラッグに依頼したのが
「マーメイド・アベニュー」誕生のきっかけ。ウィルコも依頼を承諾し、最初の「マーメイド・アベニュー」は
98年に、続編が00年にそれぞれリリースされた。

今回のコンプリート・セッションズは、未発表だった17曲を「VOL.Ⅲ」として1枚のCDにまとめ、
先の2枚と99年に映像で発表されたドキュメンタリー「MAN IN THE SAND」をあわせたもので
既発盤を購入した人に配慮してか、4枚組にしては低価格での発売である。
何れの過去盤も所持していなかった私は、有り難く購入したというわけである。

ビリーはギター1本でメッセージ・ソングを紡げる人なのであるが、正直なところエレキの弾き語りが
続くと辛いところもあるので、ふくよかに音を膨らますことが出来るウィルコとの録音は
今更ながら大当たりというか、よく両者が結び付いたと思わずにはいられない。
どれも単純に「フォーク」とか「カントリー」という言葉から想起するイメージとは、必ずしも一致せず
もっと重厚で尚且つバラエティーに富んだ音を楽しむことが出来る。

残念なのは、これが輸入盤えあるということだ。国内盤で4枚組とかになるとバカ高い価格設定に
なるのだろうが、歌詞が重要と言われるウディーの世界に深く踏みいるためには、対訳が
あったほうが良いのは当然だろう。幸い、読みやすいデザインのブックレットに全歌詞は掲載されているので
後は自分の努力次第なのだが。

  この企画の発案者であるノラ・ガスリーはアルバムこそ
残していないが、1枚だけシングル盤を残している。父が亡くなった年である67年に出したそれは
甘美なサイケデリック・フォークというか、ソフト・ロックというか、穏やかな歌唱と絶妙のアレンジが
素晴らしい1枚。『EMILY'S ILLNESS c/w HOME BEFORE DARK』という2曲のタイトルからも
その一筋縄ではいかなさ加減(笑)が伺える。もし、この2曲と同レベルの曲が10曲そろって1枚の
アルバムになっていたら、とんでもない名盤になっていただろうと思うのは私だけではあるまい。

  ウディー・ガスリーのアルバムも、そろそろ本腰を入れて
聴かなければと思う今日この頃である。

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