HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

ENGLAND'S DREAMING / SEX PISTOLS

2008-08-31 20:24:04 | ROCK
先週の木曜のことなのだが大雨のせいで、私が利用する交通機関が
一時ストップしてしまった。
駅まで行ったものの「運行を見合わせている」という張り紙がしてあって
復旧の目途が立たないというので、このまま駅にいて狭い待合室にいるのも
鬱陶しいので、もう一度職場に戻る。
食堂で時間をつぶしていると、私とは違う時間帯で仕事をしている人が何人か
休憩していて、普段は顔を合わせない人の会話が聞こえてきた。

「ああ、明日は仕事休みだからピストルズの映画でも見に行こうと思っていた
のに、そんな気分じゃなくなった。」話の主は30代前半と思しき女性。
「ピストルズって何?」これも同じく30代前半の男性。とてもロックを
聴いているとは思えない風貌である。
「ピストルズ知らないの?。パンク・ロックだよ。」
「あっ、セックス・ピストルズのこと?」
「そうだよ。」
「フル・ネームで言ってくれよ。」

先の会話は私にとっては実に面白かった。
女性がピストルズもしくはパンク・ロックという言葉を当たり前のように
誰もが知っていると思っていること、うだつの上がらないルックスの
アンちゃんが結局はセックス・ピストルズを知っていたこと、そして
女性に「セックス」という言葉を言わせたかったこと、これらが
淡々と続く会話ににじみ出たことが私には面白かったというそれだけの話
なのだけど。もちろん、私がその話には加わらなかったのは言うまでもない。

掲載写真はまたまた出ました、何だかよくわからない箱物で
3枚のDVDと1枚のCDが中に入った限定1000枚のセット。
DVDにもCDにもいつの映像だとか、音源だとかのクレジットはなく
タワー・レコードの通販ページのほうが余程親切である。(笑)
1枚目のDVDは様々なオフィシャル・ビデオやらブートやらで目にした
テレビ出演時のものやクリップを集めたもので、ここまで集めてもらうと
便利というかまあ、他はいらないかというレベルではある。
2枚目は全く意味の良くわからない、コラージュ映像。
3枚目は単体でソフト化されていた、78年1月10日ダラスと1月18日
ウィンターランドでのラスト・ライブが収録されている。
CDは76年4月26日ロンドンでのライブで、音質はいつものピストルズの
ブートレグと同レベルで大して良くはない。
いろいろ集めている人には物足りないだろうが、私には丁度良かった。
DVDの2枚目はいらないのだけど。

「アーハハ!騙されている気分はどうだい?」
どうってことないぜ、こっちは百も承知で付き合ってるんだぜ!。

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追憶のブートレグ61・ACT28 / VAN MORRISON

2008-08-30 21:13:40 | ROCK
ストレンジ・デイス2008年5月号のヴァン・モリスンのディスコ・
グラフィーを眺めていた時のこと。
「ヴァンは渋いなあ。95年以降のアルバム・ジャケは全部モノクロだよ。」
とか思いながらページをめくってしばらくして気がついた。
「なんだ、ここからカラー印刷じゃなくなっただけか。」
なんとも間抜けな話なのだが、つまり近年のヴァンのアルバムを全く
チェックしていないことの立派(ではないが)な裏づけとなってしまった。
では過去盤の熱心な聴き手なのかと問われると・・・。

少し昔の話。ヴァンのCDを聴いていると相方が話しかけてきた。
「この曲、なんのアルバムに入っていたっけ。」
「今かけているのはSAINT DOMINIC'S PREVIEWだけど。」
「そんな訳ないやろ、今かかっているのは『WILD NIGHT』やで。」
CDプレーヤーからディスクを出すと当たり前だがそれは「TUPELO HONEY」
であった。いつの間に入れ違ったのだろう。
いや、入れ違ったとしても『WILD NIGHT』を聴いてそれが「TUPELO HONEY」の
1曲目だと何故即答できない?。全く間が抜けている。

ヴァンのアルバムはゼムを除いて17枚しか所持していない。
エルヴィス・コステロと同じようにコンスタントに新作をリリースし、
そのいずれもが熱心なファンの期待を裏切らないと言う意味で
ヴァンはファンにとって安心できるアーティストだと言える。
私もそう思っているのだが枚数の多さ故か、なかなか追いつけない。
いや、追いつこうと思えば追いつけるのだが体力が無いのだ。

CDを流しておけばそれは「いつものヴァン」で普通にいいアルバムなのだが
真剣に対峙すると、声と演奏の濃さというか情報量の多さがいつも
新しい発見をもたらし、なんだか軽く疲れたりもする。(笑)
聴き手としての力量とセンスを試されているような気にすらなり、
いつも負けてしまう気がしてそれが嫌なのかもしれないのだけど。(笑)
ヴァンに関しては70年代だけを神格化する気は更々無いのだけど、
所持するブートレグは70年代に集中しているので、気持ちと行動が
ずれている自分をどう誤魔化せばいいのか、そんなことまで考えてしまう。

掲載写真はそんなブートレグの中でも特に気に入っている1枚。
アセテート落としの真偽はともかく、よく聴けばスクラッチ・ノイズが
聞こえるCDであるが、73年のヴァンとカレドニア・ソウル・オーケストラが
いかに素晴らしいライブをしていたかを端的に捉えた盤で、何度もの
再生に耐えうるブートレグである。

先の自分のジレンマを解決する方法は一つだけある。
もちろんそれは、未所持のヴァンのアルバムを全て揃えてしまうことである。
残念ながら今のところそんな予算はどこにもないのであった。
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追憶のブートレグ61・ACT27 / EL&P

2008-08-27 21:52:52 | ROCK
誰にひけらかすわけでも無いにしろ、常識というか教養として知っておきたい
ということがある。例えば私の尺度では、山や森の木を見て、「ああ、あれは
ブナ、あれは檜、あれはクヌギ」とか見分けることが出来るのは、なんとなく
いいなと思う。魚へんの横の字が変わるだけの魚の漢字の数々を読めるのもいい。

流れてくるクラシックを聴いて、作曲者と曲名がすぐさま言えるくらいの
知識は身につけておきたいと常々思っているのだが、さすがに好き好んで
聴いているジャンルでないので、なかなか覚えられない。
そういう意味では、私にとってEL&Pの最大の貢献は「展覧会の絵」は
ムソルグスキー作であるということを刷り込んでくれたことである。(笑)

よくプログレ四天王だとか言われたように記憶するが、正直なところ
70年代のどのアルバムを聴いても満足することは出来なかった。
フロイドやクリムズンと同列にいるとは思えないし、なんで「四天王」に
ジェネシスが入ってないんだろう、レベルの間抜けな感想しか出てこない。
しかしながら多くの時間が流れ、映像も沢山見た今となっては
その間抜けさもなんとなく笑い飛ばせるような気がするから、不思議だ。

なんだかんだと軽視しながらも、幾つかブートレグも聴いてみた。
掲載写真はアナログ時代の名盤として知られる「THE PALMS」。
どこにも録音年月日の表記はなかったが、71年6月20日のロンドン公演と
言われている。音質重視で1枚のLPに余裕を持って収録されたとかいう
話を読んだことがあるが、確かに当時のオーディエンス録音としては
音がいいなと思った。同時期のEL&Pのアナログ・ブートで有名なものに
「SUKRAT」という2枚組があるが、これも「THE PALMS」と同じ日の録音。
アナログ・ブートレグを聞き比べたわけではないが、アナログ落としの
2つのCDを聴いてみると、「SUKRAT」のピッチは微妙に狂っていたように
思えた。もっともアナログ・ブートの再生に使用したプレイヤーのピッチが
最初から狂っていれば、それまでの話なのだし、「SUKRAT」の板落としCDは
私が知るだけで2種はあるので、私が聴いていない方はマシなのかも知れない。

ちょっと前にイエスとのカップリングというよくわからない装丁で
「THE PALMS」は再び世に出た。ヤードバーズの項でも書いたが、
やっぱりこういう定番音源は、どこの業者が出すにしろ昔ながらの
ジャケットでリリースして欲しいものだ。
大してファンでもないのに、長々と書いてしまった。(笑)


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追憶のブートレグ61・ACT26 / LED ZEPPELIN

2008-08-25 21:09:08 | ROCK
オリンピックが終わってしまった。開催国に興味が無いので
熱心に見ないだろうと思っていたのだが、時差がほとんど無いこともあって
前回のアテネより多くの時間をテレビと共にしてしまった。
開会式の花火がCGだったことが早々に話題になったが、流石は大国、
4000年の歴史は伊達ではなく閉会式は立派に修正してきた。
まさか、ジミー・ペイジさんのCGがあんなに完成度が高いとは驚きである。
事前に録音した音と寸分違わず動くのだから、あの技術は映画や音楽の映像を
作るうえで大いに参考になるだろう。

えっ、ジミーさんはCGじゃなかったの?。
それは失礼しました。いくら高いところとはいえベッカムさんのキックも
しょぼかったので、どちらもCGもしくはお得意の偽者かと疑ってしまいました。(笑)

レッド・ツェッペリンのブートレグはある一時期までは熱心に集めていた。
しかしながら、ジャケットに金がかかっているのか単価は高くなる一方だし
かつて自分の店で売っていたにもかかわらず、新しいブツが出たら
「既発にあった過剰なイコライジングを廃しナチュラルな音で・・・」という
内容を平気で売り文句にするし「既発より1分長い」とかいっておきながら
何が長いかと言うと、オーディエンス・ノイズだったりで、今では
ほとんど見向きもしなくなった。

かつて所持したブートレグで一番重量が重かったのはツェッペリンの
アナログ50枚組で、総重量は25キロほどであった。1枚出すとボックスに
入れるのが難儀だったし、50枚のうちの10枚は「STRANGE TALES FROM THE
ROAD」だったしで、だんだん疎ましくなり引越しする際に処分してしまった。

アナログ・ブートレグも少しは残してあるのだが、個人的な思い入れがあるブツと
いうだけで、今となっては音源的な価値はない。
掲載写真のEPも7インチという可愛らしさ故にまだ手元にある。
それでも89年にこれを聴いたときは、本当に嬉しかったものだ。
エディ・コクランの「SOMETHING ELSE」とセカンドのアウトテイクと思しき
「THE GIRL I LOVE」は何度も繰り返して聴いた。
同時にCDも出てCDの方が曲は多いし、音質は2ランク・アップとか
訳のわからないことを広告には書いてあったが、なんとなく7インチの方を
選んだ。ジャケットもこっちのほうが良かったし。

今でも思い出したようにこの7インチを聴く。そしてほぼ間違いなく
その後はDVDのROYAL ALBERT HALL 1970を見て、怒涛のエディ・コクラン・
ナンバー2連発に打ちのめされるのだ。




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追憶のブートレグ61・ACT25 / BOB DYLAN

2008-08-24 17:26:43 | ROCK
ニール・ヤングに先駆け、自身のアーカイブを「ブートレグ・シリーズ」
として世に送りだしているボブ・ディラン。10月にはその第八弾が出るのだが
今度のブツは少々厄介だ。
「VOL.5」の時は限定でDVD付きのものがリリースされたが、その程度であれば
今となってはかわいいもので、今回は3種の違った装丁の物がリリースされる。
私は全部買うようなマニアではないが、なるべく曲は多く聴きたい。
そうすると、「Super Deluxe Version」と題される3枚組を買うしかないのだが、
これがなかなか高価なのだ。豪華ブックレットに7インチ・アナログが付くという
なんだか、モータウンのコレクションのような感じが重々しく、価格も
$129.99もする。デッドの10枚組は$100を切っていたというのに。(笑)
日本盤でもこの3枚組を出すというが、一体いくらになるのだろう。

自虐的な意味も込めて書くのだが、私がディランをまともに聴き始めたのは
20歳になってからである。「風に吹かれて」や「ライク・ア・ローリング・
ストーン」くらいは知っていたが、アルバムを買うまではまだ至ってなかった。
聴くきっかけは単純なもので、自分がそれまでやっていたアマチュア・バンドが
解散したからである。一人の歌手やギタリストが中心になって作る音より
バンドが一丸となって音を作るほうが、「意味がある」と解釈していた
何の根拠も無い「バンドマン幻想」から解放されたのを期に聞き始めたのである。
ジミ・ヘンドリックスを聴き始めたのも同じ時期なのは言うまでもない。

全てがとっつき易いわけではなかった。特に初期のスタジオ録音は何度聴いても
うまく私の中で音を捉えることができなかった。しかしながらライブ盤は
違った。全くアレンジが違えども、バックの演奏を受け持つ者が違えども
そこで聴くことができた躍動感は、再びスタジオ盤に向かわせるに充分な
魅力を持っていた。それなのに・・・。

2枚組ということで見送っていた「地下室」がまた「振り出し」に戻してくれた。
67年の録音だから古臭いのは当然だが、このあまりにも地味に思える
2枚組は当時の私には手に負えず、先に買った同じく2枚組のライブ盤
「偉大なる復活」と本当に同じ演奏者達なんだろうか、とさえ思ったものだ。
しかしながら、いろいろと他のバンドのアルバムを聴いていくうちに
「地下室」収録曲のカバーに出くわすことが多くなる。
しばらく寝かした後に聴いた「地下室」は滋味な味わいをもたらしてくれた。

正規盤「地下室」は67年6月から10月にかけて、ディランとザ・バンドが
ビッグ・ピンクと呼ばれた一軒家で録音したセッションをロビー・ロバートスンが
編集したもので、正規盤のリリースの前に「The Great White Wonder」という
ブートレグが広く聴かれていたのは有名な話だ。
正規盤が出た後でも膨大な録音の中から漏れ落ちた曲をフォローするのは、
やはりブートレグである。
掲載写真のシリーズは計5枚のシリーズで「BASEMENT TAPES」の真実(それでも
極一部なのだろうけど)を聴くことが出来た。
私は特に掲載写真右の「VOL.2」が気に入っている。
私を再び「地下室」へ向かわせたバーズとサンダークラップ・ニューマンが
それぞれカバーした「NOTHING WAS DELIVERED」と「OPEN THE DOOR,HOMER」の
セッションが収録されているからだ。

ブートレグ・シリーズの第八弾もまだ出ていないと言うのに、第九弾は
ベースメント・テープスをお願いしたいと思う私は、間違いなく爺だ。

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追憶のブートレグ61・ACT24 / NEIL YOUNG

2008-08-23 20:12:35 | ROCK
レコード・プレーヤーを買ったので、何か「買い物」はないかと
ネットで検索していると、またしてもポール・ウェラーが7インチを
リリースするようなので早速チェック。
ケヴィン・エアーズの7インチ?。
そんなの新譜で出してどれくらい需要があるのだろうか、と思いながらも
とりあえずはオーダー。amazonで購入したのだが、後1枚輸入盤を購入すれば
15%オフになるので、無理やり何かを買おうと探した結果、
ニール・ヤングの持っていないアルバムを「この際だから」購入することにした。
タイトルは「OLD WAYS」。発売時に1~2回聴いて、当時の私には
手に負えないアルバムだと即時に判断、今でもきっと合わないだろうけど
このアルバムだけ抜け落ちるのも何なので、いい機会である。

そう、私は義理堅い男なのだ。(笑)

出る出ないとファンを苛苛させ続ける、ニールの「アーカイブ・ボックス」。
昨年には具体的なフォーマットや収録時期のアナウンスもあったので、
すぐにリリースされると思っていたのだが、甘かった。
一応、今年の秋には出るようだが期待していいのだろうか。(笑)
予定では72年までの収録のようなので、こうなってくると80年代の
アーカイブが出るのはいつごろになるのだろう。
ニール・ファンの爺どもがくたばる前に、せめて76年~78年くらいは
聞かせてやってほしいものだ。ヤツら、80年代は興味ないだろうし。
ジェネシスのボックスみたいに先に
80年代以降をリリースしたら大笑いだけど。

俺は思いやりのある優しい男なのだ。(笑)

掲載写真は94年に出たニールの66年から94年までのキャリアを
総括する様々なライブを収録した4枚組。これを発売した「GREAT DANE」
というレーベルはスプリングスティーンのライブ盤を多くリリースしたが
それ以外は余り評判はよくなかったように記憶する。
しかしながら、このニールの4枚組はなかなか丁寧に曲が集められていた
だけでなく、ブックレットも充実していて、どれくらい精度が高いのか
わからないがツアー・デイトの表記もあり、重宝した。
後にCD-Rでも出回ったので、それなりの需要はあったということだろう。
似たようなコンセプトを更に拡大したような盤もあったが、ジャケットの
造りの良さもあって私はこれを今でも愛聴している。

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久しぶりにアナログ盤を聴いた

2008-08-21 20:43:06 | DAY BY DAY
暑いとつい動きが緩慢になってしまい、ましてや家にいる時間のほとんどを
オリンピックを見ることに費やしているので、CDプレーヤーのトレイの中には
同じCDが入りっぱなしである。
ひどいのは寝室の枕元においてあるCDラジカセで、もう1週間も同じCDを
入れっぱなし。ちなみに眠りに誘うそのCDはタージ・マハル旅行団の
「LIVE STOCKHOLM JULY,1971」なのだけど。(笑)

以前、アナログ・プレーヤーが壊れたと書いた。
アナログ盤が聴けなくても大量に音源があるので、影響ないと思っていたが
一番聴きたいアルバムの多くは未だにアナログでの所持が多いことに
改めて気付き、半年振りにプレーヤーを購入した。
もちろん最初にターンテーブルに乗せたのはストーンズの「スティッキー・
フィンガーズ」。以前からの読者の方は解ると思うが回転ムラの確認である。

プレーヤの調子を確認したら、なんだかどんどんアナログ盤が聴きたく
なってきて、とっかえひっかえターンテーブルに乗せては聴くの繰り返し。
掲載写真は78年にドクター・フィールグッドが出したシングル「DOWN AT
THE DOCTORS」。ミッキー・ジャップの手になる曲なのだが、大して
売れなかっただろうな。地味な曲でLPの流れの中だと完全スルーしそう
なのだが、シングルで聴くと楽しいから不思議だ。

久しぶりにシングル盤漁りにでも出かけるかな。



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EMERGES / STONE HARBOUR

2008-08-18 21:26:03 | ROCK
英語圏の人間の書く英語が、我々日本人の書く字より汚くて
読み取りにくい、なんてことを経験した人は多いと思う。
このジャケットのバンド名だって、パッと見たら「KARBOUR」と
読んでしまうかもしれない。

掲載写真はサイケ者には定番として知られるストーン・ハーバーの
アルバム。1974年録音というクレジットがどうでもいいくらい
レンジの狭い痩せた音の塊の中で、ファズ・ギターが闇雲にのた打ち回る。
自主制作ゆえの低予算がいい方向に働いた典型で、2人のマルチ・プレーヤーの
各楽器のダビング加減も丁度よく、フォーク寄りのサイケが好きな人には
うってつけのアルバムといえる。

かなり昔、色合いの悪い怪しいCDを見かけたことがあったがその当時は
さほど興味なくスルー。数年前にアナログで再発された時は、こちらの
知識もそれなりにあったので喜んで購入したのだが、今年になって
驚くことに75年録音の曲を4曲もボーナス・トラックとして追加した
CDがリリースされた。
ボーナス・トラックを聴いて思ったのは、適当でだらしないと思っていた
アルバムも実はあの時点の10曲で立派に完成されたものであったと
いうことである。ボーナス・トラックの収録は嬉しいが74年録音のような
音の質感はなく、なんとなく違うバンドのようにさえ思わせるのだから
結果としてオリジナル・アルバムの出来の良さを今一度再確認する事になった。
もっともCD化で、オリジナル・アルバムの曲もすっきりしたように
感じるのは気のせいか?。

何はともあれ、正規リリースとしては初であろうCD化を素直に喜びたい。
ちなみに、右側の人はキース・リチャーズさんではありません。(笑)

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PRESENCE / PRESENCE

2008-08-17 19:11:24 | ROCK
今の時期、子供の頃は商店街の夜市に連れて行ってもらうのが
楽しみだった。別に何かを買ってもらえるということでもなかったが、
夜の商店街というのはなかなか歩けるものではなかったし、
そんな時間に友達と出くわすかもしれないという楽しみもあった。
もっとも今思えば、夜と言っても7時とか8時である。
今の子供達は大人のライフ・スタイルが変わったこともあってか
9時や10時でも平気で外をうろついている。

夜市に行くと、不思議な色を吹き付けられた哀れなひよこや、金魚すくいが
目を惹いたが、「どうせうまく育てられない」と思って手をだしたことはない。
ひよこを買って帰った人の話を聞いた事がないのだが、うまく成長する
ものなんだろうか?(笑)

相変わらず「ポニョ」にはまっている。あんな不気味な人面魚なのに
有り得ない風体と、ほんの一部分だけを繰り返し見せるテレビの1シーンや
新聞等に掲載される1場面を単に可愛らしいなと思っているに過ぎないのだけど。

掲載写真は75年に発表されたプレゼンスのアルバム。
このジャケットに描かれた魚が目を回しているように見えるイラストが好きだ。
何でこんな絵をジャケットにしたのか、そのセンスを知りたい。
いい具合にアコースティック・ギターとパーカッション類が交じり合う
メロディアスな英国フォークで、女性ボーカルが活躍する曲もある。
全体的に捨て曲なしで、この手のアルバムの中でも聴きやすい部類に
入るだろう。

まだまだ暑い日が続くのだろうけど、雨が降って涼しくなってちょっとだけ
秋の気配を感じたので、こんな感じのアルバムもいいかななんていう
バカのようなセンスで取り上げた次第であります。
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ESCAPED MANIACS / IGGY & THE STOOGES

2008-08-16 16:52:43 | ROCK
夏バテである。毎年この時期はカレンダー通りに仕事をするので
休みではなかったのだが、通勤車両もガラガラで仕事量も多くなく
楽なはずなのだが、普段は接しないような人と接することになる時期であり
つまらない気苦労もあったりする。
酒の量が増えているのも、体調不良の一因であるが、こう暑いと
頭を麻痺させるために飲む量とピッチが狂ってくる。

掲載写真はイギー&ストゥージズのライブDVD「ESCAPED MANICS」。
2005年8月6日ベルギーでのライブを捉えたもので、オリジナル・
バージョンと題された映像とディレクターズ・カットと題された映像の
2種の編集違いを楽しむことができるが、どちらもカメラ・ワークが
今ひとつのように思える。ライブのほうはそんなこととは全く関係なく
この時点で60歳間近とは思えないイギーのパフォーマンスを楽しむことが
できる。オリンピックで肉体と精神の共演を楽しんだ後に、こういう
映像を見ると更に気分が高揚する。
その間、こっちは身体を鍛えるでもなく飲み続けているのだから、
体調も悪くなるわけである。(笑)

それにしても、この人はいつまでイギー・ポップを続けるのだろう。
もうずっとイギーといえば、身体を鍛えて裸身を誇示するようなイメージが
あるのだが、そろそろそれも無理があるように感じる。
身体の動きは今でもしなやかだ。しかしながら鍛えやすい腕や上半身に
比べて、腹回りというのは正直なものでなかなかシェイプし辛い。
それはあのイギー・ポップでさえも同じであった。
もちろんこれは、イギー・ポップという高次元の商品の話であって
そこらの同年代の人間の肉体と比べると、そのプロとしての在り方には
頭が下がる。
ここまで動けるのだから、いつまでも上半身裸でいることもないと思うのだが
パブリック・イメージに応えるために、やり抜くのだろうなきっと。

当初はイギーのヒストリーを収録したDVDと、ライブ音声をCDにした物の
計3枚組で発売されていたようだが、現在は2枚組DVDとしての
入手が可能。イギーの歴史は貴重な映像を断片的に見る事ができるが
やっぱりフル・レングスでの映像が見たくなるのは、いつもの通りであった。
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断絶

2008-08-12 17:38:26 | DAY BY DAY
以前から気になっていた映画をようやくDVDで見た。
掲載写真の「TWO-LANE BLACK TOP (邦題:断絶)」である。
映画ファンの間では評価の高い作品だという話はよく目や耳にしたが
ソフト化の遅れた作品でなかなか目にする機会がなかった。

私の興味は若きジェームス・テイラーとデニス・ウィルスンが主役として
配役されているという点にあった。
実際、監督のモンテ・ヘルマンも彼らに演技力を求めていたわけではなく
台詞もほとんどない。話を進めていくのはヨタ話にホラ話を自信たっぷりに
話すウォーレン・オーツで、この映画の役どころとしてのウォーレン・
オーツを好きになれるかどうかは別にして、彼がいないと辛い映画である。
国民的バンド、ビーチ・ボーイズのメンバーと前年に「スィート・ベイビー・
ジェームス」という傑作をリリースした若きSSWを起用しながら
彼らの曲を一切使わないというのが潔いのだが、映画の興行成績の面では
それも不振の一因であったろう。

ひたすら賭けレースのために車を運転する者と整備する者。
目的があるでもなく、虚無感と倦怠感がボンネットからたちこめるように
漂い続ける。この時代のアメリカン・ニュー・シネマと呼ばれる有名な
作品の例に漏れることなく、最後は悲劇的に終わるのだが、
このまま生き続けることに意味を見出せない故に、限界を超えてしまっても
好きなことに命を賭けたといえば格好いいが、もしかすると自分の手で
終わりに辿りつくということこそ、最終目的だったのかもしれない。

見終わった後には当然、見た者にも同様の虚無感が襲い掛かる。
今こういう生き方が格好いいかと言われれば、言葉に困るが少なくとも
同じように「目的が見つからない」だの「うまく生きられない」だのと
言って他人を巻き添えにして「終わり」を見つけようとするヤツらと
比べるのは失礼である。

若き日のJ.T.とデニスを見るというためだけでも見てよかったと思う。
いずれにしろ私にはシボレーもポンティアックも荷が重過ぎる。(笑)
映画通はハリー・ディーン・スタントンのヒッチ・ハイカー振りに
ニヤリとするかもしれない。
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HOSHIZORA NO DRIVE

2008-08-09 19:16:41 | 日本のロック・ポップス
私自身は、ロック好きであるということを自負しているにもかかわらず、
どちらかというと恥ずべき「取捨選択」行為をかなりの場面で行っている。
何を大袈裟な!。いや、これを他人事と捉えることが出来る人がいれば
かなりのロック音楽の大家か厚顔無恥野郎に違いない。

数多あふれる「ロック」らしきジャンルに分類される古今東西の音群を
全て聴くことは無理となれば、どこかで「取捨選択」しなければならない。
その「取捨選択」を何に頼るか。評価の定まったアーティストを聴くのは
容易い。自分と趣味の似通ったと思しき音楽評論家が推薦する盤を聴けば
おそらく間違う確立は低くて済む。しかし、全く名前を知らない人の音の
良し悪しを誰の後ろ盾もない状況で判断する自信があるか?。
例えば日本の数多ある演奏空間で今宵も繰り広げられるであろう、有名無名の
バンドの音の良し悪しを正確に判断できることができるか?

私が26歳くらいの時、あるバンドのデモ・テープを聴かされた。
相方の友人が理由はしらないけれど所持していたもので、普段なら適当に
聞き流すのだが、何故かそのテープは人に取り付くような魅力があった。
「もし、俺が有能なプロデューサーなら今すぐ何の金の苦労をバンドに
負担させること無く、レコーディングのセッティングをしたいくらいだ。」
まさか、一介のアマチュア・バンドのテープにこんな感想が出てくるとは
自分でも思わなかったのだけど、なかなかそんな事態は多くは無い。
もちろん、プロのスカウトでも音楽評論家でもないのだからそんなことは
どうでもいいのだけど、先入観無く音に接するような態度でいたいなと
自戒を込めてここに記しておこう。
まぼろしハンターズは今も活動しているのだろうな、きっと。

さて、掲載写真「HOSHIZORA NO DRIVE」は複数のバンドによる日本製の
シド・バレット・トリビュート盤である。先の「OUR FAVORITE BEATLES」の
選曲を手伝ってくれたノブオカさんの「MOND'REAN」、UP-TIGHTの青木さんの
演奏も収録されている。青木さんの演奏曲の曲名が誤表示されているのは
単純なミスである。正直なところここに収録された全てを肯定出来かねる
部分はある。例えば私の美意識では理解できないバンド名もある。
しかしながら、ここには今どれだけテレビのチャンネルをまわしても
聴くことができないアレンジを施された曲が多く収録されている。
シド・バレットの原曲が重要なのは勿論だが、ここで施されたアレンジは
ほとんどのバンドの知名度に関わらず、今のメジャー・シーンでは聴くことが
出来ない優れたものだ。

ボーカルが弱いのは知れたこと。貴方の棚に収まっている「サイケ」の
レコードの更に奥深く進んでいった先のレコードに刻まれている「声」の
震えは、ここに刻まれているものとさほど変わりはしない。
「知人が参加しているからとりあげているんだろ?」
そういう知人と知り合えたことを私は素晴らしいことだと思っている。

いつまでも「はっぴいえんど」聴いているんじゃねえよ、という半ば冷やかし
にも似た文句で締めくくれたら楽なんだけど、それほど簡単に事は終わらない。
amazonで、普通に購入可能なCDであることを申し添えておく。
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追憶のブートレグ61・ACT23 / FLOWER TRAVELLIN' BAND

2008-08-07 21:59:05 | ROCK
ジュリアン・コープが書いた「JAPROCK SAMPLER」という本の邦訳版が
出て話題になっている。私も買ったはいいものの、あまりの文字数の多さに
抵抗を感じながら、ところどころ読み始めた。
ジュリアン・コープが日本の70年代のロックに興味を持っているのは
知っていたが、これほどまでに思い入れたっぷりに聞き込んでいるとは
思わなかった。著作の中には、勘違いや思い込みの激しさゆえの間違いも
あるようだが、それは邦訳版の中では注釈やインタビュー記事で補足されて
いるので修正しながら読めばさほど問題ではない。

私も昔はこんな記事にとまどったものだ。
「キンクスの『YOU REALLY GOT ME』のソロを弾いているのはジミー・ペイジ
である。」ロッキング・オンがペイジにこの件をインタビューしたことが
あるが、ペイジさんは「そうだ」とはいわなかったものの、否定をしなかった
ので、私は「なんだかなぁ。適当なこといってるなぁ。」と思ったものだ。
今でもそう信じている人がいるかもしれない。

ジュリアン・コープは自身のHPで90年代中頃から日本のレアなロックを
取り上げていたが、そこでCDを買うことができた。(今もできる)
裸のラリーズやハイライズのCDを買った人もいるだろう。
私は掲載写真のフラワー・トラヴェリン・バンド名義のCDを買った。
レアな音源を収録しているように書いてあったので勇んで購入したのだが、
結果はブートレグに相応しい単なる「カウンターフィット盤」であった。

クニ河内とかれのともだち名義の「切狂言」から6曲、「オペラ横尾忠則を
唄う」からフラワーズの演奏を27分ほど収録して1曲にした合計7曲が
そこには収録されている。「オペラ・・・」はまだこの当時未CD化だった
ことと、「切狂言」も94年にCD化されたものの入手しづらい時期だった
ので、このCDを重宝した人もいるだろう。
私はどちらかというと落胆したほうであるが。
ほとんど同じ時期に出たアナログ・ブート「FROM PUSSYS TO DEATH IN
10000 YEARS OF FREAK OUT」も買ってはみたが同じようなカウンターフィット盤
だったので早々に処分した。

日本のロックがこんな形で編集され、ブートレグCDになるのも面白いなと
いうただそれだけの理由でこのアルバムは今も手元にある。
まさか、ジュリアンがつくったんじゃないよね。(笑)
ジュリアン・コープはシド・バレット好きだったはずである。
亀の甲羅を背負ったあのジャケットを覚えている人もいるだろう。
この次は、今ジュリアン・コープが聴くべきCDを取り上げよう。

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OUR FAVORITE BEATLES

2008-08-05 22:53:13 | ROCK
というわけで、66会(ロックンロール・ソサエティ)認定、「ビートルズの
20曲」が決定したので、ここに謹んで報告する。

OUR FAVORITE BEATLES

01 HAPPINESS IS A WARM GUN
02 STRAWBERRY FIELDS FOREVER
03 IT'S ALL TOO MUCH
04 TOMORROW NEVER KNOWS
05 A DAY IN THE LIFE
06 HEY JUDE
07 I'VE GOT A FEELING
07 REVOLUTION
09 ACROSS THE UNIVERSE
10 HELLO, GOODBYE
10 I'M ONLY SLEEPING
10 IN MY LIFE
10 WE CAN WORK IT OUT
14 ANY TIME AT ALL
14 NOWHERE MAN
16 ROCKY RACOON
16 YER BLUES
18 EVERY LITTLE THING
18 FOR NO ONE
18 SOMETHING

同順位の曲はABC順

言いだしっぺの自分がいうのも何だが、実に楽しい作業であり
実に満足のいく20曲が選べた。本家のベスト50×2にすら入ってない
曲もあるが、これが我々の気分でありベスト20だと思うと清清しい。
私にとっても見直すべき、いや聴き直すべき曲の数々に気付かされたという
のは、大袈裟ではあるが「発見」であった。

多忙の中、選曲に時間を割いていただいた皆さんに感謝します。
どうも、ありがとうございました。
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MY FAVORITE BEATLES ACT6

2008-08-05 21:59:24 | ROCK
ビートルズ・セレクションの大トリはイケダさんのご尽力のおかげで
近藤智洋さんの登場である。今年はGHEEEのアルバム「レコンキスタ」を3月に
発表したのも束の間、先月にはソロ名義のアルバム「二つの鼓動」を発表。
ライブの本数も尋常ではないという多忙の中、遊びに付き合っていただいた
形になるのだが、最後を飾るに相応しい選曲を目を凝らして見て頂きたい。

☆近藤智洋(GHEEE, ex.PEALOUT)

それまで音楽に夢中になることがなかったのに、中一のはじめの時にビートルズを知ってからは、ビートルズ一色の中学時代でした。毎日毎晩ビートルズ。
思えば、最初の出会いは、小学校3~4年の頃にNHKの夜のドラマのオープニングに「Yesterday」が使われてて、それが聴きたくて毎晩、その番組の頭だけ観てた時かな。その頃はビートルズとか何も知らなかったけれど。年の離れた姉と兄がいて、うちには赤盤青盤含め何枚かビートルズのアルバムがあったので、中学で好きになって、家のアルバムを聴いたら全曲知ってました。いつの間にか刷り込みされてたのですね。それにしても、ビートルズを知る前と後では人生は確実に違っています。選曲に関してはハリーさんが書いてらっしゃるように「後のロックへの影響」とか「当時の革新性」とかを無視して、単純に何の知識もなく聴いて夢中になった曲を中心に選んでます。


※各ブロック内の曲順はABC順。
[BLOCK1]
Hello, Goodbye
Help!
Hey Jude
She Loves You
Yesterday

[BLOCK2]
A Hard Day's Night
Martha My Dear
Please Please Me
Rocky Racoon
We Can Work It Out

[BLOCK3]
Eight Days A Week
Every Little Thing
Good Morning Good Morning
Magical Mystery Tour
There's A Place

[BLOCK4]
And Your Bird Can Sing
For No One
Helter Skelter
Hey Bulldog
Your Mother Should Know

☆フェイバリットアルバム 「ホワイトアルバム」「ラバーソウル」
どんな音楽でもそうだけど、自分のその時期の気分&体調によって、聴きたい音楽って変わるじゃないですか?ビートルズにしても初期、中期、後期と。でも
上記のアルバムに関しては、どんな時でもフラットに聴けるので、いつも変わらずフェイバリットかな。

☆フェイバリットソング 「She Loves You」
この曲を聴いた時の興奮、夢中になり具合は半端なかったので。頭の12秒だけで世界が違って見えるようになりました。

私が近藤さんの音を知ったのは恥ずかしながら、2006年に発表された
自身の名前が冠されたアルバムを聴かせてもらってからです。
いたずらにスタジオ効果に頼るのでなく、また何処からか何かを切り貼り
したような物でもない、自然な形の綺麗なメロディーの曲が多いのが
印象的でした。
メロディー・メイカーとしての資質がそうさせるのかどうか、興味が
あるのですが、メロディーのしっかりした曲が多く選ばれているように
思いました。BLOCK4で炸裂する男気が女性ファンにも気になるところでしょう。
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