HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

ROCK 'N' ROLL BAKA

2013-08-31 18:33:44 | 日本のロック・ポップス

昨日、何気に「最近はミランダ・リー・リチャーズって何やってんだろう。」なんて思いながら
YouTubeで映像を探していたら、また勢いがついちゃって(笑)どんどん映像をDVD化
し始めてしまった。キャンディーズとか桜田淳子とか、ジョン・スペンサー・ブルース・
エクスプロージョンとか。

日本のロックの面白そうなヤツがないかなと、検索の趣旨(笑)を変えると・・・。
ありました、ありました。73年9月に日本武道館で行われた「A ROCK」というコンサートの
映像が凄い。キャロル、ファニー・カンパニー、かまやつひろし、というだけでバッチリなのだが、
内田裕也&1815ロックンロール・バンドの演奏で、近田春夫の雄姿を見ることが
出来たのが嬉しかった。裕也さんは、例のフィルモアのTシャツでリトル・リチャード・メドレーを
歌う。この頃すでに、口に指をあてるポーズをやっていたのか。

続いて裕也さん絡みで79年12月にこれも日本武道館で行われた「ROCK 'N' ROLL
BAKA」と題されたコンサート。裕也さんメイン、裕也さん仕切りで日本武道館、しかも
テレビ朝日で放送されたのだから、テレビ局の制作側にも話のわかる面白い人が
当時はいたのだなあと思わずにはいられない。

ふたを開ければ、うがった見方だがゲストで登場する沢田研二とピンク・レディーのファンが
大挙押しかけたなんて図なのかもしれないが、彼や彼女の黄色い声援は強面の
勝新太郎にも届いたのであろう、特別ゲストの勝新は終始ご機嫌でステージを務めるのが
印象的であった。

この映像中、ストーンズの「ブラウン・シュガー」が2回演奏されるのだが、1度目はピンク・レディーの
二人と裕也さんがステージで踊りステップを踏む場面、もう1回はジュリーが日本語詞で
同曲を歌う場面。いやあ実に楽しい。お祭りでありながら裕也さんも自身の持ち歌で
重要曲である「ボブ・ディランは何を考えているか。」をバッチリとキメる。
画質なんて、どうでもいいです、しっかり保存しました。ネットにあげてくれた方に感謝だ。

昨日から酒を飲みながら何時間も、PCで遊んでいたらすっかり疲れてしまった。
昼寝から目覚めて再びPCを立ち上げると、裕也さんのCD再発のニュースがあるではないか。

     

73年にリリースされた「ロックンロール・カーニバル」はアルバム単位では初CD化。
ファニーカンパニーの演奏曲はCD化されていたが、アルバムとしてのCD化は嬉しい。
「ロックンロール放送局」は再CD化だが、このジャケットで再発されるのだろうか。
紙ジャケではないが、アナログでのオリジナル初回発売時のジャケット・デザインになると
インフォメーションにあるので、コレも嬉しい。

残念なのはワーナー・ミュージック・ダイレクトとタワーのみの扱いであること。
       それでも「A DOG RUNS」が
市場に存在するというのは大事なことだ。そういえば、ずっと昔であるが私は「ロック
バカ一代」を標榜していた。勿論、自分自身に対する誉め言葉として。
裕也さんに面と向かって「ロックンロール・バカ」とは言えないが、これも誉め言葉。
今回の再発は日本中の「男どアホウ・ロックンロール」達が待ち望んでいたのでは
ないだろうか。

会社が違うとはいえ、もういいかげん「HOLLYWOOD」もCD化してほしいものだ。

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AREA 122

2013-08-30 01:52:10 | LAND OF 1000 DISCS

             

よしだたくろう / 元気です。 (1972)

井上陽水 / 氷の世界 (1973)

        

西岡恭蔵 / ディランにて (1972)

泉谷しげる / ’80のバラッド (1978)

   

     

   

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EDDIE , YOU SHOULD KNOWN BETTER

2013-08-29 01:13:33 | ROCK

掲載写真はエディー&ザ・ホット・ロッズの「LIVE AT RAINBOW 1977」。CDとDVDの
2枚組で、77年のまとまったライブ映像というのは貴重なのではないだろうかと
結構ワクワクしながら入手した。

正直に言って、まずジャケット写真を見て笑ってしまった。「宇宙船地球号」じゃないんだ
からさあ。(笑)まあ、それはいいか。

77年といえば、バンドは前年に今や定番といってもいい「TEENAGE DESPRESSION」を
出しているだけに、勢いがつき始めた頃で時期的には最も旬な頃であろう。
実際、「TEENAGE DESPRESSION」に収録された全11曲中、10曲を演奏しているので
あのスタジオ・アルバムを好きな方には無条件で楽しめるライブであることは間違いない。
同年リリースの「LIFE ON THE LINE」収録曲は演奏していないので、このライブが収録された
時期というのも自ずと推察できる。

パンク以前のパブ・ロックの括りで語られるバンドだけに、カバー曲も多彩で2枚目の
シングルとして録音した『WOOLY BULLY』や、『96TEARS』に加えて『GLORIA』も
演奏しているのだが、個人的に燃えたのは『HARD DRIVIN' MAN』である。
J.ガイルズ・バンドをカバーするというのは、センスが良いと思うのだが如何だろう。

CDでは燃えるような怒涛の演奏を聴かせてくれるのだが、さて映像はというと・・・。

個人的な感想なので相容れない方には申し訳ないが、これがおそろしく絵的に冴えない。
勝手に私が最初の2枚のアルバム・ジャケットの衝撃的な「絵」のイメージを過剰に
膨らませ過ぎたのかもしれないが。

どうしてもDR.フィールグッドと比べてしまうのだが、リー・ブリローが汗だくでビールで
汚れたスーツを着倒したのに比べると、バニー・マスターズが上半身裸になるのは
何だか違うような気がして・・・。おまけにドラムスのスティーヴ・ニコルスは気が付けば
パン一になっているし。(笑)出てくる音が格好いいだけに、何か違和感があって
それが最後までぬぐえずに見終わってしまった。

それでも、この映像が貴重なものであることは確かだ。
私なんかより大きな懐をお持ちの熱いロック者の諸兄には、是非ともこの音と映像で
残暑をブッ飛ばしていただきたい。

もう一回、DVDを見ようかな。(笑)おっと、ビールを用意しなきゃ。

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AREA 121

2013-08-28 00:25:41 | LAND OF 1000 DISCS

       

ちあきなおみ / あまぐも (1978)

欧陽菲菲 / 雨の御堂筋 (1971)

       

渥美マリ / ハワイで逢いましょう (1971)

伊東きよ子 / 23時の女-ラブ・イン- (1970)

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AREA 120

2013-08-27 01:28:46 | LAND OF 1000 DISCS

       

フライド・エッグ / グッバイ・フライド・エッグ (1972)

カルメン・マキ&OZ / カルメン・マキ&OZ (1975)

       

スピード・グルー&シンキ / スピード・グルー&シンキ (1972)

フラワー・トラヴェリン・バンド / MAKE UP (1973)

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WHAT IS THIS SHIT ?

2013-08-26 01:10:06 | ROCK

ボブ・ディラン自身のこと、或いはディランのアルバムについて日本の
年期の入った音楽評論家の方々は、時折グリール・マーカスの言葉を引用する。
それは彼が文化や音楽の評論家として一定のステータスを持っているが故に
彼の言葉をなぞれば、大勢から外れることは無いという安心感があるからかもしれない。
そんな彼が「WHAT IS THIS SHIT?」と記した盤が「SELF PORTRAIT」である。

さて、今回のディランのブートレグ・シリーズ第10集は「ANOTHER SELF PORTRAIT」
と題されて69年から71年にかけての未発表曲や未発表テイク、ライブ音源が
集められているのだが、決して評判の良くないアルバム「SELF PORTRAIT」を軸にした
この4枚組をどんなふうに彼らが評論してくれるか私は楽しみである。

私が音楽を聴きだして初めて意識したディランのアルバムは「SHOT OF LOVE」だった。
著しく購買意欲を削ぐジャケットだったが、それほど嫌いな盤ではない。
後追いで聴いた部分を含めて私が最も苦手なのが「NASHVILLE SKYLINE」から
「NEW MORNING」にかけての時期である。もちろん「SELF PORTRAIT」もこの時代だ。

今でも「ロック激動の69年から70年だったというのに、ディランは何をチンタラやってたんだ。」
と思うことがあるのだが、まあ、こんな考えは後追い故に或いはそれほど熱心?じゃない聴き手
故の発想だと一蹴されそうだけど。

今回の4枚組の購入は第一に義務感、第二にディスク3のワイト島でのライブ目当てというのが
真相である。もともと好きでもない「SELF PORTRAIT」のアウトテイクを探って、より深く
アルバムの核に辿り着きたいなんて露程も思ってはいないのだ。

ヴォーカリストとしての新たな境地なんてのは、私には特に大した重要項目ではない。
「ナッシュビル・スカイライン」以降の歌い方がずっと続けば良かったというなら、それは
私の考えとは違うし、事実そうではなかったのは歴史が証明している。
ただ、ディランの迷走というには余りにも野心的であった?この時期を振り返るとともに
ディランの歴史を俯瞰すれば、一つ所に留まることを良しとしないディランの在り方が
浮かび上がってくるわけである。

アコースティック・ギターをエレキに持ち替えたことを手始めに、宗教色の強い盤を立て続けに
リリースしたり、数あるライブ盤で聴き取れる通り大幅にアレンジを変えて演奏したり
ディランの変化は現在進行形である。同じく迷走というか多彩な活動をするニール・ヤングほど
暖かい目で見られないのは、男として母性本能をくすぐるかどうかの違い、なんて書けば
また「阿呆か」と言われそうだが。

それでも、私はこの4枚組を楽しんだ。レア・トラック集である2枚に収録されたワイト島ライブ
での曲が、「SELF PORTRAIT」と同じ8月31日のもので、ディスク3のワイト島ライブが
8月30日の収録というだけで気が利いているというものだ。

「SELF PORTRAIT」収録の『ALL THE TIRED HORSES』や『WIGWAM』のオーバー・
ダブ無しバージョンを聴くと、嫌いな盤であるものの前者に対しては「あれ、ディランは
歌わないの」と初めてこれを聴いた時に思ったことや、「何で後者がシングルになったの
だろう」と思ったことが記憶に蘇る。

『BOXER』のカバーに驚き、マンフレッド・マンのバージョンで先に知っていた『THE
MIGHTY QUEEN(QUINN,THE ESKIMO)』のディラン・バージョンを聴くことができて
喜び、「おお、これぞディラン。」と思った『DAYS OF '49』のクレジットを見てブっ飛んだ
ことまで思い出した。

確かに「クソ」かもしれない。
でも、それが恐竜のクソなら、今だと歴史や生物を研究する上での立派な「お宝」である。
クソが宝に変わるかどうかは、聴き手次第ということだ。

お宝まで、あと一歩・・・・。いや、天国まであと三歩・・・。


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TREASURE BOX

2013-08-25 00:37:08 | ROCK

ニルスンが67年から77年にかけてRCAに残した14枚のアルバム(これで全てでは
ないが)に、年代ごとに並べたセッションを収録した3枚を加えた、合計17枚組の
ボックス「NILSSON : RCA ALBUMS COLLECTION」がリリースされた。

ニルスンのアルバムはCD化される度にボーナス・トラックが様々な形で追加され、
また大物のベスト盤が編まれる時の例に漏れず、そこだけでしか聴くことができない
未発表曲が収録されたりした。今回の箱は、複雑に散らばっていたボーナス・トラックの類を
まとめあげていて(これで全部かどうかまでは検証していないが)、過去の盤をCDで
購入した人にも便利な1セットになっている。

最初の2枚のアルバム「パンディモニアム・シャドウ・ショウ」と「空中バレー」は
モノとステレオの両方が収録されているし。インフォメーションを転記すれば14枚のオリジナル・
アルバムにつけられたボーナス・トラックは65曲中、26曲が未発表。
3枚のセッション音源58曲中、29曲が未発表。単純な算数だが、この箱を手にすれば
ニルスンの未発表曲を55曲手に入れることができることになる。

ポスターやバックステージ・パスのレプリカや、派手なハード・カバーの本といった
グッズは何一つ無い。あるのは17枚の紙製ジャケットに入ったCDと、簡素な作りながら
詳細なデータが記載されたブックレットだけ。箱の大きさもCDサイズである。

しかし。これだけの内容で値段は1万ちょっと(購入店、時期によって若干の変動有り)
なのだから、箱物としては理想的な内容と値段ではないだろうか。
何より、ニルスンの声が部屋に流れるだけで多幸感で満たされるのだから、少なくとも
私は値段以上の幸福を享受しているわけだし。

今後も大物ミュージシャンの大箱のリリースが続々と控えている。
たった4枚組で、このニルスンと同じくらいの値段がするザ・バンドや、箱の装丁やグッズに
凝りすぎたきらいのあるクラッシュの箱なんかは、本当にあの価格設定でいいのか、
なんて嫌味の一つも出るというものだ。
とか言いながら、どちらもリリースのアナウンスが出たらすぐにオーダーした間抜けな
私がいるのも事実であるが。(笑)

ともかく、ニルスンの今回の箱は聴き処が多い。もちろん今まで何度も聴いたオリジナル・
アルバムを聴き直し更に好きになるその繰り返しも楽しい。

次は「吸血鬼ドラキュラ二世」の紙ジャケをお願いします。(笑)

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AREA 119

2013-08-24 01:49:36 | LAND OF 1000 DISCS

       

ザ・ゴールデン・カップス / アルバム第2集 (1968)

アウト・キャスト / 君も僕も友達になろう (1967)

       

モップス / 御意見無用(いいじゃないか) (1971)

寺内タケシ&ブルージーンズ / 羅生門 (1972)    

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AREA 118

2013-08-23 01:22:32 | LAND OF 1000 DISCS

       

上田正樹と有山淳司 / ぼちぼちいこか (1975)

憂歌団 / セカンド・ハンド / (1976)

       

ダウン・タウン・ブギウギ・バンド / あゝブルースVOL.1 (1976)

吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズ / SQUEEZIN' & BLOWIN' (2002)

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保険の話 その2

2013-08-22 02:06:36 | DAY BY DAY

最近は土・日出勤が多くなったのだが、基本はカレンダー通りに仕事をしている。
平日ではあったが8月15日は休みをもらった。私は愛国者なので、職場の連中は
靖国へ行ったに違いないと話をしていたらしいのだが、何のことはない、またまた
車の修理に行ったのである。修理を待っている間、テレビで高校野球を見ていたのだが
もちろん正午には黙祷しましたよ。

1か月ちょっと前にシフト・レバーが折れたのを直したのだが、今度はブレーキである。
信号待ちで停車する時、私はサイドブレーキをひく習慣がなく、ずっとクラッチと
ブレーキを踏んで待っているのだが、ブレーキを踏んでいても車が微妙に動くのである。(笑)
もちろん、坂道なら下がるのでこれは困った。

毎回そうではないのだが、停車すると5回に1回くらいの割合で、ブレーキを踏んでいても
エンジンの回転数が少しあがって微妙に車が動くのだ。他人事だと笑っていただいて
結構なのだが、自分の車がそうなったらどうです、怖いでしょ?。(笑)

最初は「ああ、俺も爺になって右足の脚力が落ちたのかなあ。昔は強烈なバスドラを
踏んだものだ。」と悲しい気持ちになっていたのだが、流石にそんな状態が2週間も続いたので
メンテ屋に行くと、何のことはない、ズバリ故障でした。

今はすっかり快調なのだけど、こう故障が続くと更に不安になって、ほったらかしにしていた
自分の加入している自動車保険のパンフを見て内容を確認する。
またまた、面白いというか妙な特約が付いていることに気が付いた。

それは万が一、車の事故で入院した場合、個室の差額ベッド代やお見舞い返しや快気祝いに
かかる費用を一定額まで出してくれるのだが、それ以外に退屈な入院時の気を紛らわすために
希望のCDやDVDを保険会社負担で届けてくれるというのだ。ただし、保険会社が契約している
会社が供給できるCDやDVDに限るとの但し書きがある。

    

「すみません、これこれの特約が付いているので、DVDを届けてくれませんか。
あっ、大丈夫です、何処にでもある映画だと思うので。『スティング』と『明日に向かって撃て!』
なんですけど。あっ、そうだ、ついでに両方のサントラCDもお願いできますか。」

「わかりました。映画のDVDはすぐに用意できます。CDなのですが、その2枚のCDは
現在欠品していまして9月18日に入荷します。1枚999円です。」

「いやいや、そんなに長く入院しないよ。それと、値段言わなくていいし。」

ってな架空の会話を想像して楽しむ阿呆な私。

普段、私が取り上げるサントラは気取った(笑)盤が多いのだが、この2枚は文句なく好きだ。
「スティング」は映画も好きだ。「明日に向かって撃て!」はそれほど好きな映画でもないが
サントラはよく聴く。私の家にある数少ないバカラック物(笑)ということもあって、その存在意義は
大きい。それにしても、1枚999円か。もっと早くそういう時代になって欲しかったなあ。

「すみません、これこれの特約が付いているので、CDを届けて欲しいんですけど。
ローリング・ストーンズの今年のハイド・パークのライブ盤なんですけど。」

「・・・・・・・。」

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保険の話

2013-08-21 21:38:22 | DAY BY DAY

1か月ちょっと前の話。私は片道約1時間の道程を車で通勤しているのだが、
先日信号待ちをしていて停車していたところ、信号が青に変わったのでギアをローに
入れた瞬間、なんとシフト・レバーが折れてしまった。
わかります?。根元からポキっとレバーが折れたんです。(笑)

幸い、近くに空き地があったのでそこに車を寄せたものの、そこまで。
加入している自動車保険のロード・アシストを頼んでレッカー移動と相成ったのだが
レッカーを運転するアンちゃんも、メンテ屋の親父も「こんなのは初めて見た。」と
口を揃える。勿論私も初めてだ。(笑)他人事と笑っていただいて結構なのだが
自分の車のシフト・レバーが折れた時のことを想像してほしい。ちょっと怖いでしょ。

で、ロード・アシストを頼んだ時にこんなことを言われた。
「これから、何処かへお出かけですか。もしこれから行かれる予定だった出張先のホテルを
キャンセルする或いは、予定していたコンサートに行けなくなったとかいった場合に
その諸費用をお支払できる特約が付いています。」

いやいや。単なる出勤途中なだけなので、なんもないっす。

     

イアン・ハンターのコンサートに行く途中で、アクシデントに見舞われて行けなくなったとしたら
辛いだろうなぁ。いやいや、イアン・ハンター来ないし。(笑)

それにしても、面白い特約というか余り使わないような特約が付いていた、というか
わけもわからず自動車保険に入っていたんだな、とつくづく思った。
「もうちょっと、しっかりパンフレットとか読み込まないとな。」と思ったものの、その場限りで
車が直ればご機嫌そのもので、そんなことはすっかり忘れてしまった。

「あのぉ、○○のコンサートに行く予定だったのですが、車の故障で行けなくなりました。
チケットはダフ屋で40,000円で買ったのですが、どうなりますか。」

「・・・・・・。」

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AREA 117

2013-08-21 01:38:27 | LAND OF 1000 DISCS

       

高田渡 / ごあいさつ (1971)

田中研二 / チャーリー・フロイドのように (1975)

       

中川イサト / お茶の時間 (1973)

村上律と中川イサト / 村上律と中川イサト (1972)

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AREA 116

2013-08-20 00:26:18 | LAND OF 1000 DISCS

       

はっぴいえんど / 風街ろまん (1971)

はちみつぱい / センチメンタル通り (1973) 

        

鈴木慶一とムーンライダーズ / 火の玉ボーイ (1976)

あがた森魚 / 少年洋菓〈永遠の遠国〉特別抄録盤アウスランド・アム・エヴァイト・レイルロード (1978)

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駆け足の人生

2013-08-19 00:25:38 | ROCK

実のところ、イーグルスは熱心には聴いていない。とりあえず72年のファーストから
解散した80年に出たライブ盤までのアルバムは揃えているが、「HOTEL CALIFORNIA」は
ともかく、その他の盤にどんな曲が入っているか全くもって不確かである。(笑)

ロックに足を突っ込んだらすぐに名曲といわれる『HOTEL CALIFORNIA』の存在を知る
ことになったが、曲が長かったせいもあって今一つピンとこない。ところが日曜のある日、
まだ寝こけていたら母親が「イーグルスがテレビに出とるよ。」と起こしにきたではないか。
時計を見れば7時20分くらいだったと思う。

正確にはイーグルスが何かの番組に出たのではなく、ワイド・ショーのお天気コーナーか
何かが終わって、「今日の1曲」みたいな感じで『HOTEL CALIFORNIA』の映像が
流れたのだが、今思えば母親はよくもまあ「イーグルス」という名前と『ホテル・カリフォルニア』
という曲名に反応できたものだ。

で、私はロック好きの大多数が見たことがあるであろう、この映像を初めて見て曲後半の
うっとりするようなジョー・ウォルシュとドン・フェルダーのギターに聴き惚れて、アルバムを
手にしたのであった。といってもレコ屋のポイントが2500円分貯まったので、それと
交換したのだけど。(笑)

出会いは美しかった?が、盤を聴き進めるとどうもピンとこない。メンバーが複数でボーカルをとり
楽器を持ち替えるのは、あのザ・バンドと同じなのだが、血気盛んな一本気なロックンローラー
には、それがまどろこしく思え、更に歴史を辿るとやたらとメンバーが変わっているのにもとまどった。
おまけに初期はカントリー色が強い。

今ならカントリーだって全然O.K.なのだが、イーグルスに限っては10代で出会ってしまったので
未だにその頃の悪い印象がぬぐえないでいる。それともう一つ、これが根本的な原因なのだが
ドン・ヘンリーのドラムが好きになれないのだ。何だか、固い感じでもうこれはニュアンスというか
捉え方の問題なので、どうしようもない。

そんな私が「HISTORY OF THE EAGLES」と題された3枚組DVDを手にしたのには
理由がある。一番大きな理由は3枚組DVDだけに収録された8曲分の77年のライブ映像を
きれいな画質で見たかったからだ。昔からブートレグの定番で、かなり前に私もブートレグDVDで
映像を見た。なんだかんだ言ってもアルバム「HOTEL CALIFORNIA」には良い曲が多く
収録されているし、ジョー、ドン・フェルダー、ランディー・マイズナーといった3人の
個性が程よくバンド内に還元されている時期でなので、楽しんでみることができる。

ただ、これはあくまでボーナス扱いでメインは「ヒストリー」である。ドン・ヘンリーと
グレン・フライの権力が大きくなり、他のメンバーとの軋轢や摩擦が大きくなっていく様や
バンド内の綺麗事でない、あれやこれやを正直すぎるくらいにメンバーが語るのは
過去の話だとわかっていてもスリリングであった。

レコーディングにまつわる話も興味深い。直接ビル・シムジクのプロデュースに言及する
シーンは無いが、グリン・ジョーンズのそれに言及するシーンがある。その回想と後半の
スタジオやライブでの映像で見ることができるマイク・セッティングを見て、バンドの音つくりの
変遷を改めて耳で確認するのも面白いだろう。

若き日々にリンダ・ロンシュタッドのバックを務めた映像も流れるが、この頃のリンダは
実に可愛らしい。是非ともこの時期のリンダの映像を発掘してほしいものだ。

話がそれた。(笑)
実は再結成以降をとらえたディスク2はまだ見ていない。私がこれを見る必要があるのか
どうかわからないが、そのうち気が向いたら見ようと思う。

最初に書いたが私はイーグルスの熱心な聴き手ではない。それでも、この3枚組DVDの
最初の1枚と3枚目のライブは素晴らしい内容であることは断言できる。
何度でも繰り返して見たいと思わせるドキュメンタリーだ。

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SOUL MAN

2013-08-18 01:48:09 | DAY BY DAY

       

相方がレコードコレクター誌を買ってきてこう言った。「今回はソウル/ファンクの100曲やて。
67年から79年か。また、当てるか?。」
つまり、挑戦状を叩きつけてきたのである。もちろん受けて立つのが男の子というものだ。

実は雑誌の表紙を飾ったのがスライ・ストーンであることは事前に知っていたので
偉そうに「ふっ、1位の曲はノー・ヒントで当てたるわ。スライの『STAND』やろ。」と言ったのだが
「阿呆やなあ、スライのボックスが出るから表紙なんや。小賢しい計算するから外すんやで。」
と返すではないか。

「ほんなら、やっぱあれか、『WHAT'S GOING ON』か?。」
「残念ながらな。」
件の曲にケチをつける気は毛頭ないが、私と相方はマーヴィンなら『LET'S GET IT ON』と
いうことで意見の一致をみているのでこんな会話になった。

因みにスライは4位に『FAMILY AFFAIR』6位に『THANK YOU』がランクインしていて
『STAND』は32位だった。

J.B.の2位を当てたものの3位の人も曲もさっぱりわからない。相方が読み上げた文章の
内容から、それを書いたのが湯浅学だというのはすぐに当てたのだが。(笑)

ここで、早くもハタと気づいた。私はソウルやファンクをアルバム単位でしか捉えてなかったというか
そういう聴き方しかしていないことに。これでは、シングル曲が対象の今回のような
チャートにはほとんど対応できない。早くも頓挫である。(笑)
何とかアル・グリーンの名前を絞り出したが、曲名が最後まで出てこなかった。ああ・・・。
で、何故だか東京公演のライブ盤を引っ張り出して曲名を眺めて、「ああ、これか。」と。

それでも、ミーターズとプリンスの曲名を一発で当てて、相方を驚かせることができて
良かったよかった。(笑)大体、高校生の時にクラスでプリンスの「1999」を押していたのは
俺くらいのものだったのだ。そもそもストーンズの前座をやったということを知って興味を
持ったのだが、ミーターズにしたってジョン・ボーナムのルーツの一つとして知ったのであって
やはり、ロックに関わるところから興味が拡がったことが今更のように確認できた。

同時にグラディス・ナイト&ザ・ピップスやステイプル・シンガーズを
ろくに聴いていないことも露見。

丁稚からやりなおします。

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