HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

AZTEC CAMERA / HIGH LAND , HARD RAIN

2007-04-26 20:53:25 | ROCK
アズテック・カメラが83年に発表したファースト・アルバム。
FMラジオから流れてくる、このアルバムの数曲を聴いた時に
なんともいえない爽快感と、これを「ロックだ」と即座に了解した自分に驚いた。
ネオアコなんて言葉を聞いたのは、そのずっと後でそんなジャンルは邪魔で
仕方なかった。だいたいネオアコという便利な言葉で括られる他のアーティストの
アルバムのほとんどには何の感慨もない。例外はあるけれど内緒。(笑)
80年代セレクションに入るかもしれないし・・・。
と、もったいぶったけれど、もう過去ログでジャケット写真まで載せてました。(笑)

ロディ・フレイムの瑞々しい歌唱に加えて、ギター・プレイは素晴らしく
同時期ではブライアン・セッツァーと同じくらい好きなギタリストでもある。
もっと弾きまくればマーク・ノップラーくらいに評価されるのに、と思っていたら
セカンドのプロデュースをノップラーが担当したのには、個人的に
驚き且つ嬉しかったものだ。

何はなくても「WALK OUT TO WINTER」だ。日本の中でも豪雪地帯に住んでいないが故の
物言いで大目に見て欲しいが、夏よりも冬の緊張感の方が好きな私にとって
この曲は、歌詞の内容の通り少しばかりシャキッと背筋を伸ばしてくれる曲だ。
”壁に貼ったジョー・ストラマーの顔が剥げ落ちる。
彼から学んだことは多いけれど、更に一歩踏み出そう”
というニュアンスの歌詞は今でも頭から離れない。

”1977年にはエルヴィスもビートルズもストーンズもいらない”と歌った
ジョー・ストラマー。もちろんその裏には先達への尊敬の念があったことは
ちゃんと解かっているが、わずか6年後には、そのジョーもまた
超えていかれる山の一つになったのだなぁ、という思いが更にこの曲を
特別なものにする。
もちろん、ロディ・フレイムはジョー・ストラマーに対しては敬意を払っている。
何のアンケートか忘れたが、英国ミュージシャンが選ぶ「クラッシュの名曲ベスト10」
の1位が「ハマースミス宮殿の白人」で、ロディはその曲にコメントを寄せていた。

昔、後輩とレコ屋巡りをする途中の電車の中でネオアコ批判大会となった。
「ネオアコなんてくだらねぇ。アコースティックでもフォークでも何でもええやん、
しっかりネック握って弾いたら同じやん。」とバカの酔っ払いのような
会話をしたのだが、後輩の戦利品の中にこのアルバムがあった。
二人で顔を見合わせ、「これは別格やな。」と笑ったものだ。

今もコンスタントにアルバムを発表するロディ・フレイム。
どれもアベレージは軽くクリアしているのだが、時代の波長と若さと衝動の全てが
うまく噛み合わさった奇跡の1枚というヤツは、永遠の勲章であり永遠の壁でもある。
壁なんて軽く越えているのに、私が気が付いていないだけの話なら
笑っていただきたい。
私の中で80年代セレクションに、このアルバムは欠かせないのは間違いない。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

THE SIT HAS HIT THE FAN

2007-04-23 23:10:51 | DAY BY DAY
土日が休みの場合、大抵はどちらかで用事を済まし残りの一日は家にこもることが
多いのだが、珍しく両日とも外出した。
選挙もあったし買い物もあったし。
駅前では両日とも高校生が募金活動をしていたのだが、らしくもなく
募金をしてしまった。朝の10時に投票し、そのついでに駅前の店で
スコッチやビールを買う。
朝から何買ってんだよ、という声も仰る通りなのだが、自分の買い物と全く
真逆のような、高校生達が何となく偉く思えたというのが募金をした理由かも
しれない。

高校生達がどれほど募金の趣旨を理解しているかは知らないが、土日をつぶして
ボランティア活動をするというのは、私には到底出来ないことである。
声をかけても、ほとんどの人は無表情で通り過ぎていくのだが、
朝から緩いリーゼント(クリス・スペディングを想起してくれると嬉しい)に
ジーパン、ショート・ブーツ、手には酒瓶を持った四十男も募金するんだよ、
見た目で判断しちゃダメだよ、という気持ちもあって柄にも無いことをしたのだ。
頑張っている感じの女の子の持つ箱にお金を入れたのは言うまでも無い。(笑)
あしながおじさんにはなれないけれど、「赤い羽根」よりマシだろう。
しかし、私は自分がそれほど品行方正でないことも解かっている。

大学受験で東京に行った時のこと。世間知らずの田舎者はたまたま出くわした
喧嘩の仲裁に入り、トラブルになって騒動に巻き込まれる。
宿泊していたホテルに警察が来て、なんだかんだで強制送還され、
試験を受けることは出来なかった。まあ、受けても合格はしなかっただろうけど。
ジャンボ鶴田がAWA世界ヘビー級チャンピオンになったのを見たことと、
ザ・フーの「READY STEADY WHO」を買ったことだけが思い出となって残った。
以降、自分の身に降りかかる火の粉以外には無関心を通すようになった。

一度だけ痴漢を咎めたことがある。
今とは違う仕事をしていたころで、出張帰りの電車でのことだ。
寝こけていた私を当時の仕事の相棒が起こす。
「ハリー、あれ痴漢ちゃうか?」
確かに乗車口ちかくで女性の後ろで不自然な動きをしている中年男性がいた。
「ああ、ホンマや。ほな、いきまひょか。」

私と相棒は男と女性の間に入り、私がこう言った。
「おっさん、後ろはあかんで。男らしゅう前から行けや。」
上品な顔立ちの私(笑いどころです、ここ)が言っても大した脅しには
ならなかったが、相棒の顔つきが全く違うので男は怯んで退散した。
何しろ高校は前田日明の後輩で、大学は赤井英和の後輩なのだから、男前にも
ほどがあるのだ。女性に感謝されたかどうかは忘れたが、らしくもないことを
したものだ。

私は品行方正な男ではない。
全く身勝手な理由で現金輸送車を襲い、仲間と落ち合うために別ルートで
逃げる逃亡者だ。たまたま拳銃を持っている。幸いさっきは発砲せずに済んだ。
落ち合う先は大阪。あの電車に乗り合わせた私がもし、拳銃を持っていたら
男の股間を撃ち抜いただろうか。
国選弁護人は、何をやってくれるだろうか。
弁護人と銃と金をよこしてくれないか・・・・。

ウォーレン・ジヴォンの傑作「EXCITABLE BOY」がリマスターされ、
ボーナス・トラック入りで再発された。昨日は何度もこのアルバムを聴いた。
紙ジャケにうつつを抜かす暇があったら、早くこれを国内盤で出すべきだ。
それが優先順位というものだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

70年代ロックの25枚

2007-04-21 23:25:08 | ROCK
ぼんやりと、70年代ロックの25枚を考えてみた。
あれもこれも抜け落ちているのだが、それは仕方あるまい。
とりあえず、いってみよう。例によって発売年度順。(多分)
フェアポート・コンベンションのアルバムは86年発売だが、元々は
77年に「LIVE AT THE L.A. TROUBADOUR」のタイトルで発表されたことと、
収録されたのが70年9月なので、ここに登場することとなった。

01 THE STOOGES / FUNHOUSE
02 FAIRPORT CONVENTION / HOUSE FULL
03 TRAFFIC / JOHN BARLEYCORN MUST DIE
04 DEREK & THE DOMINOS / LAYLA AND OTHER ASSORTED LOVE SONGS
05 GEORGE HARRISON / ALL THINGS MUST PASS
06 JACK BRUCE / HARMONY ROW
07 THE WHO / WHO'S NEXT
08 T.REX / ELECTRIC WARRIOR
09 SERGE GAINSBOURG / HISTOIRE DE MELODY NELSON
10 KEVIN AYERS / WHATEVERSHEBRINGSWESING
11 THE ROLLING STONES / EXILES ON MAIN STREET
12 DAVID BOWIE /
  THE RISE AND FALL OF ZIGGY STARDUST AND THE SPDERS FROM MARS
13 SANTANA / CARAVANSERAI
14 BADFINGER / STRAIGHT UP
15 BRINSLEY SCHWARZ / NERVOUS ON THE ROAD
16 TODD RUNDGREN / A WIZARD A TRUE STAR
17 BECK BOGERT & APPICE / SAME
18 BRYAN FERRY / THESE FOOLISH THINGS
19 GRATEFUL DEAD / GRATEFUL DEAD FROM MARS HOTEL
20 BOB MARLEY & THE WAILERS / LIVE !
21 NEIL YOUNG / TONIGHT'S THE NIGHT
22 BRUCE SPRINGSTEEN / BORN TO RUN
23 CHRIS SPEDDING / SAME
24 TELEVISION / MARQUEE MOON
25 THE CLASH / LONDON CALLING

70年代で25枚というのは厳しい。
未練たらしいが、最後まで25の枠を争って最終選考で落としたのが、
LEONARD COHEN / DEATH OF A LADIES' MAN
MOTT THE HOOPLE / MOTT
JOHN CALE / PARIS 1919
NICK DRAKE / BRYTER LAYTER
DAVID BOWIE / LOW
以上の5枚である。ボウイ様はどっちにするか本当に悩ましかった。
60年代の25枚に比べて、更に「通りのいい名盤」というのが少ないかもしれない。
それでも、この25枚は自分の中では購入時から今にいたるまで何度聴いても
飽きることの無い盤ばかりである。
ハードもプログレもSSWも、それらを代表するようなものは選べなかったが、
年代順に並べたための偶然だが、ストゥージーズで始まり、クラッシュで終わるのは
何だか意味も無く、気持ちがいい。

80年代は更に頭を悩ませそうだ・・・。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

AL STEWART / LOVE CHRONICLES

2007-04-19 21:18:17 | ROCK
最近やっと「欧米か」というお笑い用語?を知って、バカにされている。
「欧米かよ」と、つい言ってしまい、「サマーズかよ」とつっこまれる有様である。

私の知る限り、アル・スチュワートの最初の3枚が単体でCD化されるのは
初めてのように思うが、とにかく私には待望のCD化である。
以前2枚組CDに3枚が収録されたものが発売されて、それは所持しているが
この時期のアルバムはジャケットがいいので、やはり単体で所持していたいのだ。
しかしながら、悩ましいことに英米でジャケ違いが存在する。
「英米か!。」いや、これが言いたいために冒頭のフリがあるのです。(笑)
日本で紙ジャケ化されたら、特典とかになりそうなんだけど、そんなのは
どうでもいいので、輸入盤の購入と相成った。

掲載写真は69年発表の「LOVE CHRONICLES」。
冒頭の「IN BROOKLYN」は何百回聴いても飽きない名曲。朝露が植物を濡らすような
瑞々しい感じは、初めて聴いた時から今まで何ら変わらない。
アルバムB面は18分に及ぶ大曲で、ジミー・ペイジが参加している。
よく、歌詞が大胆で赤裸々であると言われるが、残念ながら再発CDには
歌詞が掲載されていない。ボーナス・トラックも3曲収録されているが、
詳しいクレジットがないのも残念。
しかしながら、アルバム自体は繰り返しの再生に耐えうる内容なので、
何の問題もなくお勧めできるものである。

教訓としては、あまり安易に女の子とはジャケットに収まらないことだ。
別れてしまっても、この写真は永遠に残ってしまうのだから。
素敵な写真には違いないのだけれど・・・。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

THE RED CRAYOLA / SOLDIER-TALK

2007-04-17 21:50:59 | ROCK
見つからなかったパズルの一片が遂に埋まった、そんな感じである。

79年に発表された、レッド・クレイオラ3枚目のアルバム。
権利関係でCD化が遅れたアルバムで、アナログも容易に見つからなかったので
嬉しい再発である。

2枚のアルバムを発表した後、10年近くの沈黙の後メイヨ・トンプスンが
拠点をロンドンに置いて世に問うたアルバムは、当時のパンクや
ニュー・ウェーブの中でも、最高に緊張感に満ちた音と硬派な歌詞が全編に貫かれた
アルバムであった。
特に凝った音つくりではないが、単純に鋭さを演出するために高音を強調している
くらいで、そのぶん発売から30年近く経った今も古ぼけることなく
聴くことが出来る。フリクションの「軋轢」のような音の肌触りといったら
語弊があるだろうか。ただしリズムやメロディが複雑に絡む様は、
性急なリズムとスピードを求める方には、不向きかもしれない。

キャリアのほとんどが刺激的といっていいのだが、この時代のレッド・クレイオラは
殊更刺激的だ。この「ソルジャー・トーク」にはペル・ウブの全メンバーが
参加しているのが好き者の琴線をくすぐるだろうし、その後に発表されたシングル
ではレインコーツやスウェル・マップスのメンバーを巻き込んで、英国シーンに
傷跡を残す。英国パンクやNWを語る上で、ここいらの動きを見逃すのは
なんとももったいない話である。
幸い、シングルの数々は今では編集盤「SINGLES」で簡単に聴けるし、
限定500枚で今では入手困難かもしれないが「LIVE IN PARIS 」(78/12/13収録)と
併せて聴くと、より立体的にこの時代にレッド・クレイオラが残した音の
素晴らしさが解かると思う。

何故英国まで行かなければならなかったのか、NYにはメイヨ・トンプスンの
理解者はいなかったのか、という疑問が沸いては来るのだが今となっては
この素晴らしいアルバムが残されたことと、こうして容易に聴くことが出来るように
なったことを本当に喜んでいる私がいる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祝 レコード・コレクターズ創刊25周年

2007-04-16 21:00:47 | DAY BY DAY
レココレを欠かさず買うようになって、20年近くになる。
創刊以来しばらくは、ロック者の私には縁の無い雑誌であったが、
徐々にロックの占める割合が多くなり、営業上の判断も多分にあるだろうが、
ほとんどロックの雑誌になった今は、この本を買うことが生活のリズムの
一つになっているといっても過言ではない。
ロッキング・オンやミュージック・マガジンはとっくに買うのを止めたし、
ディグは装丁が変わってしばらくして購入を止めた。
海賊盤雑誌もそろそろ買うのを止めようかと思っているし、ストレンジ・デイズも
惰性で買っている今、おそらくずっと買い続けるであろう唯一の雑誌なのは
間違いない。

そのレココレ25周年企画が、3ヶ月連続で60年代から80年代までのそれぞれの時代の
ベストアルバム100の選出である。25周年とあって25人の選者が25枚を選んで
決定するというのが、なんとなく格好いい。つまり「25x25」なわけで、
ストーンズ者は12曲を5人で演奏した「12x5」を想起するわけである。

選ばれた100枚は本を手にとって見ていただきたいのだが、不満が無いわけではない。
100枚の順位に対してではない。折角の楽しい企画なのだから、25人の選者が
どんなアルバムを選んだかがわかるようにしてくれれば、もっと面白かったのにと
思った次第である。
それと。この25人で70年代や80年代も選出するとは思えないのだが、どうも選者に
相応しくない人がいるようだ。
「執筆陣はもう少し”ロック”の幅を広げて、本質を見る必要があるんじゃない?」
なんてことは、アルバム評を使って書くようなことじゃないし、他の24人に
対して失礼である。件の選者はストレンジデイズ誌2006年10月号の「ストレンジ・
フォーク」特集の時も、選出されるであろうアルバムを勝手に想定して、
『そんなのより、私が紹介するアルバムのほうが、ストレンジ・フォークと呼ぶに
相応しいんだよ』と言わんばかりの原稿を書いている。
読んでいて不愉快なのだが、そんなことに目くじらたてるのは、私だけ?(笑)

まあいいや。とにかく祝25周年である。
自分でも事前に25枚選んで、ベスト100に臨んだので今回の特集は、より楽しめたのだが
70年代となると、選出対象となるアルバムの多さは60年代の比ではない。
しかし、やっぱりここはストイックに(笑)25枚を選んで、次号の「70年代ロック・
アルバム・ベスト100」に臨みたい。ジャンルの振幅が激しいセレクションになって
きっと面白い特集になると思うが、自分の場合を考えると一般的な意味での
「名盤」からはほど遠いものも選ぶことになるのだろうなぁ。

掲載写真右は1988年2月のトッド・ラングレン特集号。
見難いが、トッドのサイン入りである。


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

KURIOUS KURT / WE'VE GOT OUR OWN BEST OF TO DO !

2007-04-15 14:02:04 | ROCK
このアルバムの主役であるKURIOUS KURTが、どういう人なのかは知らないのだが、
ジャケットとタイトルで、これがどういう趣向のアルバムかすぐわかるだろう。
そう、ロン・ウッド・トリビュート盤である。

私の古いメール・アドレスが「OOH LA LA」で始まるものであったのを
覚えている方はほとんどいないだろう。「OOH LA LA」というのは今更言うまでも無いが、フェイセスの名曲でロン・ウッドとロニー・レインによって書かれたものだ。
普段ギターを弾かない私が、それでもこの曲を弾いてみたくて弾けもしないのに
なんとか雰囲気を出したくてオープンGチューニング7カポという、オリジナルとは全く違うスタイルをもトライさせたほどの?名曲である。

このアルバムはロン・ウッドが関わった曲をカバーしているのだが、私の目当ては
またかと言われそうなのだが、アラン・メリルである。参加しているのは知っていたが
どこで参加しているかブックレットもろくに見ないで、だらだら流していたら
件の曲「OOH LA LA」を聴いた相方がいみじくも、「これってウォッカ・コリンズ?」
と、訊くではないか。確かにアラン・メリルの声である。
生返事をしながらブックレットを見ると間違いない、アラン・メリルだ。
やったね。自分の好きな曲をアランが歌っているというそれだけでこのアルバムは
私的に何にも変えがたい価値があるというものだ。
アランは全曲でベースを弾き、3曲でリード・ボーカルをとり、その3曲を含む
7曲でバック・ボーカルを担当している。アルバムの最後にはアランのお喋りも
収録されている。

他にも聴き所は多く、例えば「俺の炎」はレゲエともカリプソともつかないが
絶妙のアレンジで間奏では、「マギー・メイ」を彷彿させるマンドリンが聴ける。
有名なところではアルバート・リーのギター・プレイが聴けるのも嬉しいところ。

残念ながらタワーでもHMVでもアマゾンでも購入は出来ないが、
興味を持った方は探していただきたい。
最後にこのアルバムはトニー・ゼマイティスとチュッチ・マギーに捧げられていることを
付け加えておく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FAIRPORT CONVENTION / LIVE AT THE BBC

2007-04-13 21:49:24 | ROCK
フェアポート・コンベンションのBBCライブ「HEYDAY」がリリースされたのは
80年代の終わり頃だったろうか。とにかくリリースされた当時はよく聴いたものだ。
それが、2003年にリマスターされて再発された時は8曲も増えて全20曲の収録で、
買い換えるか迷ったのだが、結局それは買わなかった。
2枚組ブートレグで、より多くの曲を聴けたというなんとも情けない理由で
買わなかったのだが、今年になってとんでもないブツが登場した。

CD4枚に67年から74年までのBBCライブが、なんと69曲も収録されているのだ。
時系列で編集されているわけでなく、ある程度出演番組毎に固められているが
どちらかというと面子別にまとめて編まれたような感じである。
CDの1枚目が全てサンディー・デニー在籍時のものであるのは、いかに
サンディーが重要なメンバーだったかを象徴しているようである。
脱退したサンディーが復帰した際の74年のライブは3枚目に収録されている。
初期は、ロックのカバーも多くディランはもとより、エミット・ローズや
ティム・ハーディン、エリック・アンダースンからドアーズのカバーまで聴ける。

私が一番好きな時期はアルバム「FULL HOUSE」の頃なのだが、男だけのメンバーによる
その時期の演奏も3枚目の前半でまとめて聴くことが出来る。
もっともこの時期は、必殺のライブ盤「HOUSE FULL」(元々はLIVE AT THE
L.A. TROUBADOURというタイトル)があり、その出来には及ばないが
それでも、この時期の演奏は個人的に別格である。

CDボックスの装丁も、フェイセスの「FIVE GUYS WALK INTO BAR...」や
リチャード・トンプスンの「1000YEARS OF POPULAR MUSIC」のような
洒落た本のようなデザインで好感が持てる。
これも今年のベスト・リイシュー発掘音源部門に当然ノミネートされるであろう
一品なので、フェアポート・ファンの方は是非どうぞ。

何故60年代ロックの25枚にフェアポートを選ばなかったか・・・。
答えは70年代編で明らかになる?(笑)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

60年代ロックの25枚

2007-04-10 21:31:49 | ROCK
5月号のレコード・コレクターは60年代ロックの100枚という特集なのだが、
こういう企画物は意外と好きで、少なくとも、しこたまサイダー飲まされるよりは
マシである。どんな100枚が選出されるか楽しみである。
自分なら何を選ぶだろうかと思い、100枚はちょっと無理なので25枚選んでみた。
25枚なので、1アーティスト1枚という縛りを勝手に設けた。
順番は多分発売順。好きな順ではない。(笑)

01 BOB DYLAN / BRING IT ALL BACK HOME
02 LOVIN SPOONFUL / DO YOU BELIEVE IN MAGIC
03 THE MOTHERS OF INVENTION / FREAK OUT
04 THE DOORS / THE DOORS
05 JEFFERSON AIRPLANE / SURREALISTIC PILLOW
06 THE VELVET UNDERGROUND & NICO / SAME
07 LOVE / FOREVER CHANGES
08 THE HOLLIES / BUTTERFLY
09 PINK FLOYD / THE PIPER AT THE GATE OF DAWN
10 THE BEACH BOYS / SMILY SMILE
11 THE LITTER / DISTORTIONS
12 OTIS REDDING / LIVE IN EUROPE
13 CREAM / DISRAELI GEARS
14 ROGER NICHOLS & THE SMALL CIRCLE OF FRIENDS / SAME
15 FRED NEIL / SESSIONS
16 QUICKSILVER MESSENGER SERVICE / SAME
17 THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE / ELECTRIC LADYLAND
18 THE KINKS / THE VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY
19 THE ROLLING STONES / BEGGARS BANQUET
20 THE BEATLES / THE BEATLES
21 LED ZEPPELIN / SAME
22 CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL / BAYOU COUNTRY
23 THE BAND / THE BAND
24 SLY & THE FAMILY STONE / STAND!
25 KING CRIMSON / IN THE COURT OF THE CRIMSON KING

オーティス・レディングとスライ&ザ・ファミリー・ストーンは迷ったが
共にロックの枠に入れてもおかしくないし、前者はモンタレー、後者はウッドストックと
いう、60年代ロック史に欠かせぬイベントに出演していることもあって選んだ。
ディランは「ブロンド・オン・ブロンド」が1番人気だと思うが、アルバムを通して
一番聴いたのがコレで、今でも無理なく聴けるので。
60年代を締めくくるのに「レット・イット・ブリード」は相応しいアルバムだと
思うが、アルバム全体の出来は圧倒的に「ベガーズ・バンケット」の方が上だと思う。
それをも上回る作品を72年に発表するストーンズではあるが。

60年代のアルバムといってっも私が選んだアルバムは、65年から69年の間に
集中している。70年代はもっと激戦になるのだろうが、これはもうちょっと
ゆっくり考えてみたい。
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

B.B.よりB.P.

2007-04-08 21:59:35 | DAY BY DAY
BBとBPを比べるのも何だが、ただ何となく。
BBよりJBとかなら(映画で共演もあるし)すんなり話になりそうなんだけど。

というわけで?BPの新曲「Anything For You」を聴いた。
相変わらず歌詞も可愛らしく、一発で気に入ってしまった。
トラックは生演奏を大幅に加工したような不思議な音なのだが、中域に音が
固まっているような印象で、ありえないのに70年代のポップスを聴いているような
気になってくる。
ギターの音色なども含めて、私はフランク・ザッパの「ジョーのガレージ」あたりの
音も同時に想起して(おいおい、70年代のポップスってそれのことかよ)、
終始気持ちよく楽しめるシングルである。
同時収録の曲は無かったことにしてあげるよ。(笑)
今回のシングルは1300円で3曲(内1曲はAnything For Youのインスト)入りの
CDと8曲入りのDVDのセットなので、妙に得した気分である。

ところで、BPの知名度はどのくらいなのだろう。
昨年はヒット曲があったし紅白にも出たのだが、私の職場の若い衆の中には
知らない者もいた。
「ハリーさん、最近の音楽は聴かないんですか?あっ、日本のヤツですよ。」
「う~ん、ケツノアナとかタマブクロなら名前だけ知っとるよ。」
「ケツメイシとコブクロのことですか?」
「そんなん、どうでもええやん。ボニー・ピンクって知ってる?」
「知りません。」
「ところで、今着ているTシャツだけど、そのミュージシャンを好きなのか?」
「いいえ、誰なのかも知らないですよ。ピンク色の格好いいデザインなので買っただけです、有名なんですか?」

彼が着ていたTシャツはニール・ヤング&クレイジーホースのツアー・Tシャツで
あった。オフィシャルモノかパチモンかはわからなかったけれど、
デザインが良いと思えば、知りもしないミュージシャンのTシャツを着ることができる
その考え方もわからない。

ボニー・ピンクもニール・ヤングも必要ない生活というのもある、という事実は
はっきりとわかったのだけど、二人を同じ土俵に乗せる私も、後者の熱心な
ファンには理解不能なヤツなんだろうな。
つまりは、人は人、俺は俺である。

いいよ、ボニー・ピンク。(笑)
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CHUCK BERRY / HAIL! HAIL! ROCK'N' ROLL

2007-04-07 20:54:02 | ROCK
海外版は4枚組でリリースされているが、日本では2枚組での登場となった
「ヘイル!ヘイル!ロックンロール」のDVD。
意外に思えるが、初DVD化である。
ビデオ化の際にいち早く購入し、それこそ擦り切れる位何度も見たのだが、
画質・音質共に圧倒的にグレード・アップしており、買い替えの価値は大有りである。

今回のDVDは映画本編が1枚、リハーサルやスタッフが語る映画制作裏話で
構成された1枚の2枚組。海外版には映画で使われたインタビュー・シーンの完全版や
映画には登場しない、ロビー・ロバートスンとチャック・ベリーの会話・回想が
収録されているそうだが、英語に堪能な方はそちらをどうぞ。

映画公開から20年を経て、初めて明かされる「秘話」によってこの映画が
いかに困難な状況で制作されたか、その困難の元凶であるチャックを皆がいかに
尊敬しているかがよくわかる。

映画の前半にオハイオでのライブのシーンがあるが、当初このシーンは
スプリングスティーンの回想を裏付けるために、適当に撮影したものと思っていた。
しかし、実情は限られた撮影日程にスタッフが悪戦苦闘しているにもかかわらず
現生に釣られた?チャックが映画関係者に断り無く自分勝手に入れたギグだと
いうことを初めて知った。
尚且つ、そのギグを敢行したせいで喉をつぶし、映画のハイライトである
フォックス・シアターでのライブ収録では声が出ず、チャックの歌のほとんどが
アフレコであるということも。
事あるたびに契約書を書き直させ現金を要求したと、スタッフは回想するが
アフレコの際の対価を要求したかどうかは、語られていない。(笑)
エタ・ジェイムスをゲスト参加させることに懐疑的だったのも意外だ。

ボーナス映像で収録された貴重なシーンの数々の中でも、キースにクラプトンを
交えて10分以上繰り広げられるジャムのシーンは、圧巻である。
だれそうになる瞬間もあるが、3者3様のトーンの違いに加えて次々に繰り出される
フレーズの格好良さに画面に見入ってしまう。
ボーナス・シーンはクラプトンをフューチャーした場面が多いので、
本編でのあっさりしたシーンに歯がゆい思いをしたE.C.のファンは溜飲を下げるだろう。
改めて今回のDVDを見て、スティーブ・ジョーダンとジョニー・ジョンスンの
演奏にはシビレた。

もう80歳を超えているはずのチャック・ベリー。
今は何をしているのだろう・・・・。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GENESIS / 1976-1982 BOX SET

2007-04-04 23:16:43 | ROCK
10代の時に聴いたロックの中で難関の一つがジェネシスだった。
「なんだ、このちんたら眠たげな音は!」
そんなふうに思っていたのも遠い昔、アナログで「THREE SIDES LIVE」までは
揃えたし、70年代のブートレグも30枚ほど聴くまでに至った。
リアル・タイムで聴いていた方なら、ピーター・ガブリエルが抜けた時点で
ピリオドを打った人もいるだろうし、MTV時代にポップ・バンドとして
再生したのを見て終わった人もいるだろう。
私はなんとなく、82年までで良しとしている。

そんなジェネシスのカタログがリマスターされ、SACD&DVDオーディオの2枚組で
76年から82年までの5枚のアルバムが市場に投入された。
この5枚に未発表曲を多数収録した盤を追加したボックスもリリースされ、
単体で買うより遥かに割安なので、つい箱を購入してしまった。
ドアーズの箱を購入できなかった反省もあって(笑)今回は早めに手を打ったのだが
HMVでは早々に完売してしまったようで、入手できてホッとしているところだ。

と、偉そうに書いたものの我が家の貧弱な再生環境では、DVDオーディオも
SACDも全く関係ないのだが、普通のCDで聴いても音は良い。
驚かされるのがDVDに含まれるコンテンツの数々である。
例えば「A TRICK OF THE TAIL」には、3曲のプロモやインタビューの他に
以前LDで発売された「GENESIS IN CONCERT 1976」までもが収録されている。
ビル・ブラッフォード在席時の映像がリリースされたこと自体が、驚きだったが
市場には長く残っていなかったブツでもあるので、今回の収録は嬉しい限り。

その他のアルバムのDVDパートにも、これでもかと映像やパンフの画像などが
詰め込まれており、またメニュー画面も丁寧なつくりで好感が持てる。
画質の悪い物は「ブートレグ」扱いで例えば日本のテレビで放送されたものも
何度かのダビングを経たような画質ではあるが、そんなものまで収録されている。
ジェネシスがこれほど多くのプロモをつくっていたのか、と驚く人もいるはずだ。

次は83年から87年までの音源を集めた箱がリリースされるようだが、これはスルー。
70年の「侵入」から75年の「眩惑のブロードウェイ」までを集めた箱は
まだ遠い先の話だが、もちろん万難を排して入手しなければならない。
様々な被り物をしたピーター在席時の映像がどのくらい収録されるか楽しみである。
個人的には「眩惑のブロードウェイ」時の映像が多くあればなぁ、と
思っている。ブートレグDVDでもこの時期のまとまったプロショットを
見たことがないからというのもあるし、難解であるが故に一番ブートレグを
集めたのもこの時期であったからである。

えっ、お前の一番好きなジェネシスのアルバムは何かって?。
いやぁ、恥ずかしながら「A TRICK OF THE TAIL」なんです。
でも、なぜか家では「タニーオン、タニーオン」と口ずさんでは嫌がられています。
ちなみにこれは「君のTVショウ」ですね。

ああ、ピンク・フロイドやキング・クリムズンもこれくらいの内容の再発を
してくれないかなあ。
くだらない紙ジャケはもういいからさ。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

You say you want a revolution,Well youknow

2007-04-02 22:06:14 | REGGAE
We all want to change the world.

仮に今の自分に満足している人も(私は全く満足してないが)、
高熱から解放され、3日ぶりに酔っ払っている阿呆の戯言として読み飛ばして欲しい。

もし、洋の東西や時代の如何を問わず、あるバンドのオリジナル・メンバーに
なれるなら、どのバンドがいい?。

それならザ・フーかブランキー・ジェット・シティ。

本当になれるなら、セルジュ・ゲンスブールがいいな。
「狂乱の貴公子」「南海の黒豹」「美獣」「超獣」と、いろいろキャッチ・フレーズは
あるものの(おいおい、全部プロレスじゃないか)、セルジュを表現する時に
よく使われる「リズムのプレイボーイ」という言葉くらい格好いいコピーはない。
ミュージシャンに対する賛辞でコレを超える言葉にはまだ出くわしたことが無いし
この先もないだろう。

ベーシストと組んで屈強なリズム・セクションとして名を残すのも格好良いな。
例えば、アストン・バレット&カールトン・バレットや、ウィリー・ウィークス&
アンディ・ニューマーク・・・。
勿論スライ・ダンバー&ロビー・シェイクスピア。

スライ・ダンバーが中心となってスタジオ・ワンで数々の傑作を残した
レボリューショナリーズのアルバムの中でも、このゲバラ・ジャケットは
一際強烈である。ジャケ買いしなくて、どうする?ってなものだ。
アナログの真っ赤なジャケが欲しいのだが、これでも十分刺激的。
「メロディで革命は起きない、音楽の革命は常にリズムから起こる」というのが
持論の私にとって、このアルバムこそ、リズムで革命を起こした数少ない1枚と言える。
単なる奇をてらったダブとは全く違う。
豊かなメロディ・ラインに気をとられ、気持ちよく流れていきそうだが、
メロディ以上に豊かなリズムに気が付いた時、全てが変わる。

このCDも見つけるのは今となっては難しいかもしれないが、もし見かけたら
万難を排して入手していただきたい。その価値は私が保証する。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コテコテ・デラックス再び

2007-04-01 21:44:11 | JAZZ

1995年にジャズ批評別冊として「コテコテ・デラックス」なる本が刊行されたのを
覚えているだろうか?。
ここには、マイルスもエヴァンスもコルトレーンもロリンズも出てこない。
一般的にそれまでは、軽い扱いであった「オルガン・ジャズ」「ファンキー・ジャズ」、
「ソウル・ジャズ」等々のアーティストの、代表作品のジャケットや曲目を
これでもか、と掲載した本である。
ジャケットにも格好いいものが多く、物欲をそそる本でもあった。

95,6年頃はこういうジャンルが認知され、再発CDもかなりリリースされたのだが、
当時の私には残念ながら、それらを購入する余裕はなかった。
しかし、なんとビクター・エンタテイメントが「1000円」で再発してくれた
おかげで、今になって一挙に10数枚入手することが出来た。
掲載写真右は「ジョージ・ブレイス」がプレステッジに残した同レーベルにおける
1ST。ジャケを見ただけで「買い」である。(笑)
例えローランド・カークの目が見えたとしても、こんな写真は絶対に撮らせない
であろう、お気楽さを楽しむことが出来る。

掲載写真左は3枚のリーダー・アルバムしか残さなかったトゥルーディ・ピッツの
1ST。彼女のキレの良いオルガンと数曲で聴けるボーカルの気だるさに
気が遠くなりそうである。酒と煙草に加えて女の香水や化粧の匂い、果ては
小水や愛液の残り香まで漂ってきそうで、メスの匂いにむせ返りそうになる。
このところ、連日の高熱にのたうちまわる中でこれを書いているのだが、
全て「誉め言葉」なので、誤解無きよう・・・。(笑)

前にも書いたが、オルガンという楽器は不思議な求心力を持つ。
ジャズの帝王や、ゴッドファーザー・オブ・ソウルがステージで「ビャー」と
気が向いた時に?鳴らすオルガンは音楽的にいえば、さして重要な音ではないが
それでも鳴らすのは、そこでバンドをまとめ上げ、あるいは次の展開に持っていく
ために、「ボス」にとって必要な行為であったのだろう。
この求心力はピアノやメロトロン(例え3台鳴らしても)には無いと思う。

廉価での再発と言うことで、ジャケットの印刷も93年とか98年とかのCD化の再の
ものをそのまま使っているが、気にしない気にしない。
ピアノ・トリオもいいけれど、この下世話な音も私には魅力的だ。
買うなら今のうちに・・・。


コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする