マーク・エリントンが71年に
発表した2枚目。いきなりであるが、
非常に重要な盤で、ズバリ名盤。
「アメリカンロック集成」という
本に記事を書いた某氏も、この
アルバムが好きで、最初にCD化された際も
オリジナル・ジャケット仕様でCDになったら
買い直すとまで惚れこんでいた。
版権が怪しいのか、様々なレーベルから短期間に何度も
リリースされたが、現行日本盤は、アナログ完全再現の
封筒型特殊ジャケット。
アメリカ人のマークはイギリスに渡り都合5枚のアルバムを
残す。バックの面子を見て未聴の諸氏は想像力をたくましくして
欲しい。リチャード・トンプスン、サンディ・デニー、
デイブ・ペグ、デイブ・マタックスらのフェアポート組に、
スニーキー・ピート、クリス・ヒルマンら後のフライング・ブリトーズが
バックを受け持っているのだ。起伏のある曲、
大英帝国ロック風に?いうと光と影のある曲では、
いかにも「ブリティッシュ」なにおいを感じさせ、
ストレートにぐいぐい押す曲は、アメリカ人的な
資質が伺えるところがおもしろい。スニーキーの
ペダル・スティールが英国フォークに混ざるところが、
味なのだ。単なるフォークではなく
カントリーとスワンプ風味も加えたところが幅広い聞き手に
アピールするだろう。
この男がいつ渡英したのかは知らない。1STが69年だから
それ以前であろう。が、67年より前ではないのは確かだ。
何故か?。それはこの男がイギリスに「GWW」を持ち込んだことで
英フォーク勢がディランの「地下室」収録曲をこぞって
カバーするようになるからである。
GREAT WHITE WONDERと呼ばれたディランとザ・バンドの
ビッグ・ピンクにおけるセッションを記録したブートレグを
マークが持ちこんだおかげで、イギリス勢が残した優れたカバーを
聴けるのだから、マークのロック史における功績?は小さくない。
今ならこのアルバムは簡単に手に入る。
アナログをコピーしてもらって何度も聞いたのが
何だか、遠い昔のような気がしてならない。
そんな中でいまだCD化されず、いまだにアナログ落としのブツを
大事に聴いているのが「ブラウンズ・ホーム・ブリュー」の
1ST。これがCD化されたら、多分同好の諸氏は
ひっくりかえること間違いなし。
それまで、マークのこのアルバムを何度でも聴き返そう!。
発表した2枚目。いきなりであるが、
非常に重要な盤で、ズバリ名盤。
「アメリカンロック集成」という
本に記事を書いた某氏も、この
アルバムが好きで、最初にCD化された際も
オリジナル・ジャケット仕様でCDになったら
買い直すとまで惚れこんでいた。
版権が怪しいのか、様々なレーベルから短期間に何度も
リリースされたが、現行日本盤は、アナログ完全再現の
封筒型特殊ジャケット。
アメリカ人のマークはイギリスに渡り都合5枚のアルバムを
残す。バックの面子を見て未聴の諸氏は想像力をたくましくして
欲しい。リチャード・トンプスン、サンディ・デニー、
デイブ・ペグ、デイブ・マタックスらのフェアポート組に、
スニーキー・ピート、クリス・ヒルマンら後のフライング・ブリトーズが
バックを受け持っているのだ。起伏のある曲、
大英帝国ロック風に?いうと光と影のある曲では、
いかにも「ブリティッシュ」なにおいを感じさせ、
ストレートにぐいぐい押す曲は、アメリカ人的な
資質が伺えるところがおもしろい。スニーキーの
ペダル・スティールが英国フォークに混ざるところが、
味なのだ。単なるフォークではなく
カントリーとスワンプ風味も加えたところが幅広い聞き手に
アピールするだろう。
この男がいつ渡英したのかは知らない。1STが69年だから
それ以前であろう。が、67年より前ではないのは確かだ。
何故か?。それはこの男がイギリスに「GWW」を持ち込んだことで
英フォーク勢がディランの「地下室」収録曲をこぞって
カバーするようになるからである。
GREAT WHITE WONDERと呼ばれたディランとザ・バンドの
ビッグ・ピンクにおけるセッションを記録したブートレグを
マークが持ちこんだおかげで、イギリス勢が残した優れたカバーを
聴けるのだから、マークのロック史における功績?は小さくない。
今ならこのアルバムは簡単に手に入る。
アナログをコピーしてもらって何度も聞いたのが
何だか、遠い昔のような気がしてならない。
そんな中でいまだCD化されず、いまだにアナログ落としのブツを
大事に聴いているのが「ブラウンズ・ホーム・ブリュー」の
1ST。これがCD化されたら、多分同好の諸氏は
ひっくりかえること間違いなし。
それまで、マークのこのアルバムを何度でも聴き返そう!。