マカロニ・ウエスタンのファンにとっては、カルト・ヒーローと言われる「サルタナ」。
「サンタナ」じゃないよ。(笑)しかしながら全4本つくられた映画は日本では全て劇場未公開、
ビデオ発売はおろかテレビ放映も無かったいうこともあって、私も1作も見ていない。
DVDが1本発売されたことはあったが、今では入手困難だ。
というわけで、このCDも完全なジャケ買い。「サルタナ」シリーズ第一弾、
『サルタナに逢ったらお前の死を祈れ』のサントラである。
薄い青(空です)を背景にオレンジで太く書かれた「SARTANA」の文字。これだけで
私は映画「ダーティー・ハリー」のオープニング・クレジットに直結してしまうのだ。
サンフランシスコの青い空に、オレンジのゴシック体で現れるクレジットがとても綺麗で
その青とオレンジの組み合わせは強烈に印象に残っている。唯一違った色である赤を
使った箇所があって、それが「ダーティ・ハリー」の「DIRTY」という文字だったことで
尚更記憶に残っているのかもしれないが。
イタリア音楽界の巨匠と言われたピエロ・ピッチオーニのスコアは、西部劇やマカロニ・
ウエスタンのサントラと言われて即座に思い浮かぶイメージとは少々違って、派手ではないが
オルガンを使ったグルーヴ感あふれる曲が多く、ラウンジ・ミュージックの第一人者だけあって
ギターや口笛を使ったトラックも、どことなくお洒落でクールな印象を残す。
アルバムを通して聴き通すことができるだけの、楽曲とアレンジの魅力が全編に貫かれているので
ついつい何度も聴いてしまう。
それにしてもサルタナさんの不敵な面構えはどうだろう。写真では赤のネクタイに金色の
ベストのように見えるが、こんな悪趣味なヤツが単純な悪党では無く、それなりの正義感に
裏打ちされたヒーローというのだから可笑しい。拳銃を持つポーズもキマっているが、肝心なのが
サルタナさんの後ろにある物体。これが改造されたパイプ・オルガンで、機関銃が仕込まれて
いる。ああ、なんて馬鹿馬鹿しいのだろう。それじゃあ、まるでマカロニ・ウエスタン界の
キース・エマースンじゃないか。(笑)勿論、私の興味が沸いてきて映像が見たくなったのは
言うまでも無い。
それよりも、いつもこんな物体を持ち運んでいるのかという疑問はどう解決すればいい?。(笑)
何にせよサルタナさんが男前なのは間違いないから、まあいいか。
「サンタナ」じゃないよ。(笑)しかしながら全4本つくられた映画は日本では全て劇場未公開、
ビデオ発売はおろかテレビ放映も無かったいうこともあって、私も1作も見ていない。
DVDが1本発売されたことはあったが、今では入手困難だ。
というわけで、このCDも完全なジャケ買い。「サルタナ」シリーズ第一弾、
『サルタナに逢ったらお前の死を祈れ』のサントラである。
薄い青(空です)を背景にオレンジで太く書かれた「SARTANA」の文字。これだけで
私は映画「ダーティー・ハリー」のオープニング・クレジットに直結してしまうのだ。
サンフランシスコの青い空に、オレンジのゴシック体で現れるクレジットがとても綺麗で
その青とオレンジの組み合わせは強烈に印象に残っている。唯一違った色である赤を
使った箇所があって、それが「ダーティ・ハリー」の「DIRTY」という文字だったことで
尚更記憶に残っているのかもしれないが。
イタリア音楽界の巨匠と言われたピエロ・ピッチオーニのスコアは、西部劇やマカロニ・
ウエスタンのサントラと言われて即座に思い浮かぶイメージとは少々違って、派手ではないが
オルガンを使ったグルーヴ感あふれる曲が多く、ラウンジ・ミュージックの第一人者だけあって
ギターや口笛を使ったトラックも、どことなくお洒落でクールな印象を残す。
アルバムを通して聴き通すことができるだけの、楽曲とアレンジの魅力が全編に貫かれているので
ついつい何度も聴いてしまう。
それにしてもサルタナさんの不敵な面構えはどうだろう。写真では赤のネクタイに金色の
ベストのように見えるが、こんな悪趣味なヤツが単純な悪党では無く、それなりの正義感に
裏打ちされたヒーローというのだから可笑しい。拳銃を持つポーズもキマっているが、肝心なのが
サルタナさんの後ろにある物体。これが改造されたパイプ・オルガンで、機関銃が仕込まれて
いる。ああ、なんて馬鹿馬鹿しいのだろう。それじゃあ、まるでマカロニ・ウエスタン界の
キース・エマースンじゃないか。(笑)勿論、私の興味が沸いてきて映像が見たくなったのは
言うまでも無い。
それよりも、いつもこんな物体を持ち運んでいるのかという疑問はどう解決すればいい?。(笑)
何にせよサルタナさんが男前なのは間違いないから、まあいいか。