HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

2018年総括 その2

2018-12-22 09:21:03 | ROCK

総括その2は新譜部門。例年の如く「時代の音」とは無縁の10枚(笑)。
今年も単純によく聴いた順に並べてみた。

01 HUGH CORNWELL / MONSTER
02 浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS / SUGAR
03 GRAHAM PARKER / CLOUD SYMBOLS
04 ビッケブランカ / WIZARD
05 RICHARD THOMPSON / 13 RIVERS
06 RAY DAVIES / OUR COUNTRY AMERICANA ACT2
07 PAUL McCARTNEY / EGYPT STATION
08 TWINK / THIK PINK Ⅲ
09 JON SPENCER / SPENCE SINGS THE HITS
10 NEIL YOUNG + PROMISE OF THE REAL / PARADOX

何気に買ったヒュー様(笑)のアルバム、結構気に入りまして。ドアーズやルー・リードの
ような感じが漂ってくる曲があるからかも。私が手にしたのは2枚組で、本編ディスクの
他にヒューがストラングラーズの曲をアコースティック・バージョンで歌うCD付き。
目新しいことは無いのだけど「ヒュー・コーンウェル、ストラングラーズを歌う夕べ」
みたいな感じでこれはこれで面白いかも。

かつての仲間と録音したグラハム・パーカーの新作は、ズバリ、力作。溌剌とした
ホーン・セクションとの絡みがデビュー当時の盤を思い起こさせて楽しい。

ビッケブランカは私にとってのニュー・ディスカバリー。ピアノマンとして、はたまた
メロディー・メイカーとしての魅力もさることながら、アルバムでは浮いている感すらある
『BUNTLINE SPECIAL』の破壊力にヤられた。今年はこの曲と何故か岡村ちゃんの
『ビバナミダ』(2013年の曲だけど)をやたらと脳内反復させていた。

レイ・デイヴィスが自身のアルバム・タイトルに「ACT2」なんて付け加えるだけで
なんだかゾワゾワするのが、キンクス・ファンってもんでしょう。2枚組ではなかった
けれど。(笑)

CDRでのリリースではあるがトゥインクの盤は相変わらず面白いし、浅井健一の
ブッ飛んだセンスも相変わらず格好良い。愛と平和と身近な取るに足らない事柄が
平然と並んで歌になって違和感が無いのは素晴らしい。ジョン・スペンサーについては
ソロもいいけど、やはりJSBXの破壊力を求めてしまうので、来年はバンドで
お願いしたい。

コメント (4)
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2018年総括 その1

2018-12-16 17:18:55 | ROCK

記事更新はしてこなかったが、音楽は聴いているしブツは買っている(笑)ので、
とりあえず今年の総括をしておこうかなというわけで。では、いつもの書き出しで
始めましょう。

2018年に購入したブツの中から選定する、恒例の「HARRY'S ROCK AND ROLL
VILLAGE認定ロック大賞」(笑)の時期がやってきました。まずは映像部門。



01 THE ROLLING STONES / VOODOO LOUNGE UNCUT
02 THE ROLLING STONES / NO SECURITY SAN JOSE ' 99
03 THE DOORS / LIVE AT THE ISLE OF WIGHT FESTIVAL 1970
04 DAVID BOWIE / GLASTONBURY 2000
05 THE RESIDENTS / THE RESIDENTS MOVIE
06 CURVED AIR / SECOND ALBUM REMASTERED
07 GREENSLADE / BEDSIDE MANNERS ARE EXTRA EXPANDED & REMASTERED
08 ROXY MUSIC / ROXY MUSIC SUPER DELUXE EDITION
09 THE STOOGES / GIMME DANGER
10 CHICAGO / Ⅵ DECADES LIVE

実の処、今年はそれほどDVDやブルーレイを購入していないのでナンなのだが、
CDやボックスに添付された映像ディスクに面白い物が多かった。
グリーンスレイドやカーブド・エアー(既発で見られるものもあるが)の映像を見て
「ああ、もっと私がロックに夢中だった頃に見られたら。」なんてことを思いつつ
喜んだのは事実。(笑)

ロキシー・ミュージックとシカゴはボックス・セット。ロキシーは貴重音源が沢山
収録されていて本来は、この括りでない「発掘部門」でランクインさせても良かったが
4枚組の割には価格が高いことと、15年のRSDでリリースされた10インチ収録の
2曲が収録されていないのが不満。しかし映像の価値は高いのでここでの登場となった。

シカゴも本来なら「発掘部門」での選出が相応しい。つまり、今年は「発掘分門」は
激戦なのである。(笑)77年のロックパラストが正式に商品化されたのは素直に嬉しい。

レジデンツは国内リリースの「めだまろん」というタイトルが付いた盤のこと。
ドキュメンタリーなので、何度も見ることはないだろうがとりあえずこの不思議なバンドの
歴史を手っ取り早く理解するためには役立つ。「PV撮影の際にあの衣装と被り物で登場
するが、中身はメンバーではないことがあった。」なんて話だけでドキドキするのだ。

で、1位と2位はストーンズなの?という叱責は甘んじてお受けいたします。(笑)
「VOODOO LOUNGE」の方が上なのは、少しだけ思い入れがあるから。TV中継されて
即座にブートビデオになったものを西新宿まで買いに行ったあのパワーは、もう何処にも
無い・・・。来年はネブワースを含む76年の映像の集大成が見たいものだ。

コメント (2)
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