74年発表のレジデンツの1ST。
レジデンツを始めて聴いたのは
「エスキモー」というアルバムである。
渋谷陽一氏のFM番組「サウンドストリート」
で、取り上げられたのだ。ツェッペリンと
ビートルズだけではなく、今思えばこう言う
処にも目配りしていたことは、流石と思わせられる。
現に私のような、その後の購買層を育てていたのだから。
デビューから今にいたるまで謎が多いグループ。
ライブも数多くこなしているが、メンバーは皆、目玉の
被り物をしている。ファウストは情報を開示しない事で
グループの神秘性を保った時期があったが、情報が多いにも
関わらず、未だにこのグループのことをどこまで知っているかと
問われれば、情けない返答しか出来ない私である。
ほとんど全ての音楽の要素が詰まっているのではないだろうか?
テクニックをひけらかすシーンは皆無だが、様々な音楽の
断片の編集能力、アイディアは抜群だ。ビーフハートのファンから
マヘル・シャラル・ハシュ・バズのファンまで、飲み込める
許容量さえ感じる。私のフェイバリットは「INFANT TANGO」だ。
各人がバラバラに演奏しているように見え、小節数さえ
無視しているように見えて実にしっかり構成されている。
たった5分28秒でこの世の音楽の全てを表現しているかのようだ。
ちょっと時期はずれだが「SEASONED GREETINGS
(気の利いた挨拶)」という曲もある。
「メリー・クリスマス、大騒ぎする人は誰もいない。私以外は・・」
それにしてもこのジャケットである。初回プレスが
1000枚だったというから大事にはならなかったのだろうが、悪意のあるジャケットである。
巷にあふれ、ビートル・マニアを狂喜させている
「ザ・ビートルズ’64BOX」にそっと忍ばせたくなるアルバム。
洒落は大事である。
そういえば、97年に出たレジテンツ25周年記念の4枚組BOXの
各CDにはそれぞれこんなタイトルがついていた。
WASINGTON、JEFFERSON、LINCOLN、ROOSEVELT・・・・・。
レジデンツを始めて聴いたのは
「エスキモー」というアルバムである。
渋谷陽一氏のFM番組「サウンドストリート」
で、取り上げられたのだ。ツェッペリンと
ビートルズだけではなく、今思えばこう言う
処にも目配りしていたことは、流石と思わせられる。
現に私のような、その後の購買層を育てていたのだから。
デビューから今にいたるまで謎が多いグループ。
ライブも数多くこなしているが、メンバーは皆、目玉の
被り物をしている。ファウストは情報を開示しない事で
グループの神秘性を保った時期があったが、情報が多いにも
関わらず、未だにこのグループのことをどこまで知っているかと
問われれば、情けない返答しか出来ない私である。
ほとんど全ての音楽の要素が詰まっているのではないだろうか?
テクニックをひけらかすシーンは皆無だが、様々な音楽の
断片の編集能力、アイディアは抜群だ。ビーフハートのファンから
マヘル・シャラル・ハシュ・バズのファンまで、飲み込める
許容量さえ感じる。私のフェイバリットは「INFANT TANGO」だ。
各人がバラバラに演奏しているように見え、小節数さえ
無視しているように見えて実にしっかり構成されている。
たった5分28秒でこの世の音楽の全てを表現しているかのようだ。
ちょっと時期はずれだが「SEASONED GREETINGS
(気の利いた挨拶)」という曲もある。
「メリー・クリスマス、大騒ぎする人は誰もいない。私以外は・・」
それにしてもこのジャケットである。初回プレスが
1000枚だったというから大事にはならなかったのだろうが、悪意のあるジャケットである。
巷にあふれ、ビートル・マニアを狂喜させている
「ザ・ビートルズ’64BOX」にそっと忍ばせたくなるアルバム。
洒落は大事である。
そういえば、97年に出たレジテンツ25周年記念の4枚組BOXの
各CDにはそれぞれこんなタイトルがついていた。
WASINGTON、JEFFERSON、LINCOLN、ROOSEVELT・・・・・。