HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

YOU CAN DO A LOT WITH MORE 100 WOMEN - 58

2015-10-31 08:14:27 | ROCK

前回の「YOU CAN DO ・・・」シリーズ敢行中であった10年6月に「ドイツ VS
ノルウェー」をやったのだが、今日取り上げるのもドイツの歌手。昨日の流れからだと
「デンマーク VS ドイツ」とでもしておこうか。(笑)

掲載写真はドイツの歌手アネット・ルイザンが08年にリリースした自身4枚目の
アルバム「TEILZEITHIPPIE」。ショート・ヘアに濃いアイメイク、レトロな雰囲気の
アルバム・ジャケットを見てこれを「可愛い」と思うか「あざとい」と思うかは
紙一重で、私も両方の思いが脳裏を交錯したが前者が勝ってしまった。駄目な僕。(笑)

ちょっと前のアイドル的女性歌手のアルバムや曲調というのは、統一性があるというか
戦略上の路線が敷かれていたように思うのだが、近年の歌手やそのブレインというのは
過去の膨大な遺産を研究しつくし、その美味しいところを貪欲に盛り込んでくる傾向がある。

この盤もそうで、王道ポップスにボッサ、ジャズ風なものにソウルっぽいものと、
泥臭くならない範囲で少しでも可愛いと思えるような音を雑多に詰め込んである。
アネットの舌足らずな歌唱がロリータ・ポップスのようで、盤全体をキラキラとした
輝きで満たすことに成功している。

この盤以前の彼女のアルバムでの髪型やジャケット写真というのは幾分地味目である。
ひとつ前の3枚目のアルバム「DAS OPTIMALE LEBEN」は今作より地味目であるが
悪いアルバムではなかった。やはり、人目を惹くための戦略としてこのアルバムの
ジャケット写真の在り方というのは重要ということなのだろう。1年後には日本盤が
出たのだから。

ここで一つの成果を出したアネットは再び地味目といっては語弊があるが以前の
ような落ち着いた雰囲気のアルバムをコンスタントにリリースしている。それらの
日本盤が出なかったことを思えばこれは突然変異のようなものかもしれないが
記憶に留めるには十分な内容のアルバムであった。

ドイツの女性歌手には馴染みが持てないって?
いやいや、昔からジャーマン・ロックにはお世話になっているじゃないですか。

ボニーMとかアラベスクとか・・・。(笑)

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YOU CAN DO A LOT WITH MORE 100 WOMEN - 57

2015-10-30 19:11:56 | ROCK

掲載写真はデンマークのシンガー、ビアギッテ・ルゥストゥエアが70年にリリース
した彼女のセカンド・アルバム「READY TO MEET YOU」。なかなか馴染まない
言葉の響きであるが、この盤のために覚えねばならない「音」である。(笑)

私が彼女の名前を知ったのは、5,6年前に徐々にアルバムが再発され始めた時で
私が男の子だからというせいもあってか、数多い美麗ジャケットの中にあって
この盤は一際目を惹いた。

ジャケットも良いのだが、収録された音が良質な王道ポップスで、尚且つビアギッテの
歌唱というか声そのものがトラックにピッタリの可愛らしくも表現力豊かなもので
あることが最大の魅力といえる。デビュー盤がカバー中心だったのに対し、
1曲を除いてオリジナル曲で固めたところも、元曲の歌い手やアレンジと比較される
ことなく、オリジナルの彼女の魅力を確認するのに最適であろう。

タイトル曲のめくるめく展開はどうだろう。ゴージャスであることと繊細であることの
同居が許されるというのは、才能以外の何物でもない。

ま、そうはいっても・・・。

  結局はこのアルバム・ジャケット(見開き状態)に
ヤられたのだけどね。(笑)これが一番の「才能」であるのは間違いない。

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SMILING FACES

2015-10-25 10:22:10 | ROCK

昨年はスモール・フェイセスの大箱「THE IMMEDIATE YEARS」で大いに楽しんだ。
件のボックスは未発表音源が大量に収録されていたということが最大の魅力であった。
勿論7インチや豪華ブックレット、マック&ケニーの直筆サインという付加価値も
嬉しかった(故に高額物件である)が、一番大事なのが音であるのは言うまでもない。

掲載写真は先般リリースされたCD4枚組ボックス「THE DECCA YEARS」。
輸入盤だとHMVでは早々に予約完売扱いであったが、果たして手にした人は満足できた
であろうか。

スモール・フェイセスのアルバムは2枚組DX盤が出た際や日本でも紙ジャケでリリース
された際に大量のボーナス・トラックが添付された。2枚組仕様ではオリジナルのアルバムが
ステレオとモノで収録されて重宝したものだ。

さて、今回の箱であるが未発表音源を期待すると肩透かしを食う。オリジナル・アルバムは
全てモノ仕様で今回の箱用の紙製ジャケットに収納。以前のDX盤の大盤振る舞いを思えば
何とも物足りない。ここはケニー・ジョーンズが監修にタッチしたリマスター盤ということに
満足度の着地点を見出すことで納得するか・・・。

事前のアナウンスでは未発表BBCライブを多く含むようなことが書かれてあったが、
完全な未発表曲は4曲だけで、その4曲の音質が酷い。コアなファンなら有り難いだろうが
この4曲のためにボックスを手にする価値があるかというと・・・。(笑)

この箱にBBC音源集が収録されたからといって、99年に出た「THE BBC SESSIONS」
を処分できないのがまた事態を複雑にさせる。「BBC SESSIONS」に収録された68年の
TOP GEARでの4曲はイミディエイト時代のライブであるから、今回の箱には収録されて
いないのがその理由。

ま、複雑な感情が渦巻く中、私がこの箱を重宝させることができるとすれば、手軽に
デッカ時代の最初の2枚をこの箱の中から取り出せるということである。以前から何度も
書いているが、整理下手な私の家の中で今現在スモール・フェイセスの各アルバムが
どこにあるのか簡単に見つけられない状況(笑)の中、箱の中にしっかりと収納されて
いれば、間違いないだろうから。

丁寧に製本されたブックレットは一見の価値あり。

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YOU CAN DO A LOT WITH MORE 100 WOMEN - 56

2015-10-24 20:47:52 | 日本のロック・ポップス

毎日時間が足りない。10月に入って新しいドラマのチェックが一通り終わり、
毎回見る番組が決定したのはいいのだが、今回はちょっと多め。スカパーで再放送
している座頭市シリーズ全100話も見なければいけないし、それよりもなによりも
先日記事にしたグレイトフル・デッドの80枚組を消化しなければならない。
まだ最初の5年分しか聴けていないのであるが、デッドだけを聴き続けるわけにも
いかず・・・。

そういえば、当ブログの唯一の継続プロジェクト(笑)も途絶えていた。ということで
棚から引っ張り出したの掲載写真の1枚。宮崎美子が82年に発表したセカンド・
アルバム「私の気分はサングリア」。西日本で育つとつい、サンガリアと言ってしまい
そうになるが、サングリアである。

宮崎美子の登場は衝撃だった。今も昔も細身の女性を好むということになっている
私であるが、カメラのCMで木陰でジーパンを脱ぎ水着になるというシチェーションと
その時の彼女の表情にドキドキした、ということであろう。水着のグラビアもそれなりに
目にして、「可愛らしい人だなあ。」と思ったものだ。

単なるグラビア・アイドルならすぐに忘れてしまうのだが、私が宮崎を長く記憶に
留めた理由の一つにして最大の理由に、聡明であるということが挙げられる。実生活
でもそうだが、会話や語彙の貧弱な女性とは、例え若くて見てくれが良くても
話をする気がしない。ま、それは私が会話なしでもボディー・ランゲージにもっていける
ゴルゴ13のような男前では無いということの証明でもあるのだが。(笑)

さて、このアルバムであるが発表が82年ということもあって音は見事に時代の
音なのだが、どの曲もメロディーが美しく曲の細かいところのアレンジが気が利いていて
トラックだけを云々しても立派なものだと思う。

宮崎の歌唱がまた瑞々しく、特別上手いわけではないのだが綺麗なお姉さんが自然体で
歌っているというのがいいのだ。力んで自己主張したりアンニュイ(笑)になったり
しないというのは、個人的にはその在り方が美しいとさえ思える。
自身が作詞あるいは作曲した曲が、大貫妙子や安井かずみ&加藤和彦らが提供した
曲と並べて遜色ないのも素晴らしい。

私がこの盤を好きなもう一つの理由にアルバムのリア・ジャケット写真が良い、
というのがある。まるで、シャンタル・ゴヤのようなその写真は水着ではない彼女の
魅力或いは美しさを見事に捉えている。

機関銃より百合の花を・・・。

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1990年2月26日

2015-10-19 19:15:34 | ROCK

あれからもう25年が経つのか・・・。随分時間が流れたものだという感慨が
あるのは事実だし、ついこの間のことのように思うのも事実。

10回行われたストーンズの初来日公演であるが、私はそのうちの2公演を見ることが
できた。そのうちの2回目が90年2月26日、つまりは掲載写真の映像が収録された
日である。自分が体験できた日の映像がテレビ放映された時は当然のように嬉しかったし
それが正規に商品化されて世に出たのだから、これまた嬉しくないわけがない。

しかしながら、冷静に当時を振り返ると私自身はかなりクールに演奏を見ていたという
記憶しかない。理由はいくつもある。

憧れのストーンズを見るためのチケット入を手するために1月6日の明け方3時半から
ドアポストを睨み続け、朝刊を開くやいなや一番近い売り場であった近鉄百貨店の
前に走っていったら1番だったこと、4枚のチケットを予約出来て知人に連絡する時の
興奮、ここまでが正直なところ一番熱かった。(笑)

巷はストーンズ狂想曲でも奏でるかのように盛り上がり、「そんなにストーンズ・ファン
っていたんだ。」と驚くと共に、前年のアトランティック・シティーでのブートレグ・
ビデオをそれこそ50回くらい見て、すでにお腹いっぱいになってしまい尚且つ当日の
ドーム周辺で騒ぐ人たちを見て「ああ、俺ってこいつらと同じなんだ。」と徐々に冷静に
なってしまったのであった。

私が高校生の時にLDを見て興奮した81年のライブとは全く違うし、ブートレグビデオ
で見た72年や75年の演奏ともほど遠いスタイルであるのは予習済みであったが、
「これが俺の見たかったストーンズなのか。」なんて思うと頭の中はストーンズの
ライブを体験しているというより単に参加しているような妙な感じになったのも
事実で、「ミックのソロ公演の時はあれだけ盛り上がったのに、どうしたのだろう。」
と自問自答しながらドームを去った。

以前からこのブログを読んでいる方なら同じような文章を目にしたことがあるだろうが、
私は祭りに参加するのがどうも苦手なようで、心の奥底では喜んだり興奮しているのに
それを前面にうまく出せず、斜に構えてしまう悪い癖があるようだ。だから、いまだに
どこの村にも所属できない。だからこうして自分で村開きをしたという訳である。(笑)

あれから25年か・・・。いろいろと思い出すことが多いが、当時醒めていたせいか
どうかはわからないが、今はニュートラルに楽しんでいる。ここからモダーンな
ストーンズが始まったのだなぁ・・・。

冷静ついでに、CDの交換手続きをしないといけないな。
左右反転の音像というのもレアなのでコピーはとっておくか。(笑)

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BOX OF RAIN

2015-10-16 21:13:34 | ROCK

グレイトフル・デッドの80枚組ボックス「30 TRIPS AROUND THE SUN」が
到着した。66年から95年までの30年間に行われた数多くのコンサートから
各年の未発表公演を1公演ずつ選び、都合30回分のコンサートを80枚のCDに
収録した箱である。

ちょっと持ち運ぶのも保管するのも面倒くさい木箱に入っていて、またまた収納に
難儀しそうである。今回は限定6500セットとのことだが、とくにシリアル・ナンバー
は見当たらない。今回のような大箱は持っている人が自己満足するだけのブツに成り下がる
ことが往々にあるのだが、最初の一巡はほとんど義務感に駆られて聴くのだろうな。(笑)

まだ最初の2公演しか聴いていないのだが、この後どんどん演奏される曲のアレンジや
セット・リスト、メンバーが変わっていくので、一つの組み物でバンドの変遷を
辿れるという意味で非常に意義深い箱である。

 で、今回の税金は
〆て4480円也。ま、いつものことです。

  7インチが1枚添付されているのだが
木箱のふたの裏に滑り込ませる形で収納されているので、傷がつく可能性がある。
内袋でもあてがうことにするかな。

7インチのA面は65年のスタジオ録音曲『CAUTION ( DO NOT STOP ON
THE TRACKS)』。当時のデッドはTHE WARLOCKSを名乗っていたが、同じ名前の
バンドがあったためにその名前を名乗るのを止めた。バンドの名前が未決定の
状態でデモ録音のためにスタジオ入りした彼らはそこでEMERGENCY CREWと
呼ばれ、数曲録音する。A面曲はそんなスタジオ・セッションからの曲でデッド最古の
スタジオ録音と言われている。

B面には95年7月8日ソルジャー・フィールドで行われたデッド最後の公演の
一番最後に演奏された曲『BOX OF RAIN』が収録されている。最古の演奏と最後の
演奏を収録した、実に粋な7インチである。

因みに65年の『CAUTION (DO NOT STOP ON THE TRACKS)』は95年に出た
5枚組CD「SO MANY ROADS(1965 - 1995)」で聴くことが出来る。この箱の
最後の曲はやはり95年7月8日に演奏されたタイトル曲『SO MANY ROADS』
であった。

この後もいろいろ届く予定なのだが義務感に駆られながら(笑)秋の夜長にデッドを
楽しみたい。

今夜、こちらは生憎の雨である・・・。

 追記:箱の側面の扉を開けると「巻物」が入っていて、そこにシリアル・ナンバーが
あった。因みに私のは5204番であった。

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SRAM KIDS

2015-10-13 00:05:58 | 日本のロック・ポップス

BABYMETALなるユニットが世間を騒がせて久しい。日本の地上波レベルでは大した
話題になっていないかもしれないが、音楽ジャンルでいうところの「HEAVY METAL」
という括りの中では既に世界的にその名前は認知されている。

ただ、その出自が「さくら学院」というアイドル・グループからのユニットであると
いうことや、演奏を受け持つバックバンドの人たちの服装や髪形に出てくる音はともかく
ボーカルをとる女の子たちが所謂メタル・マナー(笑)から外れているということで
肯定の評価ばかりでないのも事実である。

私にしてみれば、BABYMETAL発足時にフロントの女の子たちがどれくらい意識的で
あったかは知らないが、大人の戦略として面白いなとは思った。

さて、掲載写真はSRAMなる名前のグループが出した7インチ『ユー・メイ・ドリーム
C/W レモン・ティー』。曲名からわかるようにシーナ&ザ・ロケッツとサンハウスの
カバーである。

SRAMは福岡のアイドル・グループLinQから派生したロック・ユニットである。
演奏は手練れのミュージシャンが担当し、SRAMのメンバーは振付付きで踊りながら
これらの曲を歌うのである。発想や出自はBABYMETALと似たようなものだ。

BABYMETALには「アイドルとメタルの融合」という大義があるが、SRAMには
福岡出身のロック・バンドの曲を歌い継ぐという大義があるようだ。
SRAMという名前は単語としての意味は無く、名前を構成する4文字は福岡出身の
ロック・バンドの名前の頭文字に由来し、例えば「R」はルースターズとロッカーズの
頭文字ということである。他の3文字もそれぞれ二つのバンドの頭文字。

「A」はA.R.B.とアンジーの頭文字なのだが、アクシデンツを入れると「二つの
バンド名」から溢れるので具合が悪かったのかな、なんて思う人もいるかもしれないが
まあいいでしょう。(笑)

BABYMETALにしろ、SRAMにしろ私にすれば「大人の遊び、ここに極まれり。」
である。政治や社会問題にコミットするアイドルがいれば、ヘヴィー・メタルという
およそアイドルらしくないジャンルを取り込むアイドルがいて、地域の先達の名曲を
歌い継ぐアイドルもいる。何れも大義名分はともかく商売にならないと話にならないのは
明白であるので、傍観者としては興味深く見ていきたいとだけ思っている。
とはいっても、このユニットは長続きしないかもしれない。選抜メンバーのはずなのに
もう既に脱退者がいるようだし。

ユニットの賛否はともかく、名曲が歌い継がれ伝承されることで、その曲を好きになる
人が増えることはいいことだと思う。大人の遊びにどこまでつきあえるか、
それは彼女たちの自我次第。

傍観者を決め込むと書いたが、掲載写真の7インチは手にした。理由は幾つかあって、
ひとつはアイドルの歌う夢のカップリングであること(笑)、次に7インチであること、
ネタとして面白いこと、そして『ユー・メイ・ドリーム』のギターを藤井一彦が担当
していること。結構、言い訳が多いな。(笑)

因みにCDはカップリング曲が違うが、これは買う気はない。ジャケット写真が
○代目なんとか兄弟みたいで間が抜けているから。

SRAMという単語に意味はないが、SRUMだと動詞、名詞で共に意味のある単語となる。
キンクスに『SLUM KIDS』という曲もあるし。ただ、「U」だとUP-BEATなるバンドを
当てはめることができるが、やはり「A」の方が強力ということなのだろう。
いっそのことSRAMでなくMARSにしてもよかったのに。いや、5文字ではまずかった
のだろうか、なんて余計な事ばかり考えて脳内で遊んでいる私である。

そうそう、そのうちTDLとかCBSなんてユニットができたりして。
えっ、それ何って?東京ディズニー・ランドじゃないよ。THIN LIZZYとDEEP PURPLEと   
LED ZEPPELINの名曲を歌い継ぐアイドル・グループです。(笑)
CBSとはもちろん、CLASH とBUZZCOCKSとSEX PISTOLSの名曲を歌い継ぐ
ユニットに宛がわれる名称である。

寝つきの悪い夜は、新しいユニット名でも考えながら寝ることにしよう。

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LISTEN WHILE I SING MY SONG

2015-10-12 00:46:49 | ROCK

        

今年はクリス・スペディングの新作「JOYLAND」が一般流通し、尚且つ最初のソロ
アルバムである「SONGS WITHOUT WORLD」が初めて一般的に再発(日本でのみ
92年にCD化)された年となった。

これを記念して(笑)、意外にも初の試みとなった「俺クリス・スペディング」にトライしてみた。
縛りはセッション参加曲は外したソロ名義での録音から選ぶということ。

アルバム未収録からの選曲は便利なベスト盤を頼ることとなったが、このベスト盤が実に
重宝するので、「俺盤」はそれに未収録の曲を加えたようなものだが、ひたすら自分が
気持ちよく聴くためだけの「俺盤」なので、それもまたいいか、ということで。

        

DISC 1

01 GUNFIGHT
02 NEW GIRL IN THE NEIGHBOURHOOD
03 VIDEO LIFE
04 WILD IN THE STREET
05 WALKING
06 THE HILL
07 THE DARK END OF THE STREET
08 THE PIPER PIPER
09 SAVE THE LIFE
10 GIRL
11 SESSION MAN
12 GUITAR JAMBOREE
13 NOBODY
14 AIR GUITAR WOOGIE
15 POGO DANCING
16 HEY MISS BETTY
17 COUNTERFEIT
18 STAY DUMB
19 SWEET DISPOSITION
20 MIDNIGHT BOYS
21 SHE'S MY BEST FRIEND
22 I GOT A FEELING
23 DOLLAR OF MAY PAIN
24 HEISENBERG
25 YOU CAN SEE

        

DISC 2

01 MOTOR BIKIN '
02 ROCK & ROLL
03 BOX NUMBER
04 EVIL
05 WORD'S DON'T COME
06 SCHOOL DAYS
07 WHITE LADY
08 SILVER BULLET
09 TIME WARP
10 THE CRYING GAME
11 CALL OF THE WORLD
12 NEW SONG OF EXPERIENCE
13 RAMBLIN '
14 DRIPPN'S
15 JUMP IN MY CAR
16 BORED BORED
17 HURT BY LOVE
18 BREAKOUT
19 BACKWOOD PROGRESSION
20 FLIRT
21 STREETWALKIN '
22 LISTEN WHILE I SING MY SONG
23 SHOULD THE OCCASION ARISE

いつか、セッション参加盤限定のベスト盤を編める日がくることを願って。
そして、クリスには多くの新録音とアーカイブの発掘を期待して・・・。

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SONGS WITHOUT WORDS

2015-10-11 09:17:44 | ROCK

         

クリス・スペディングが71年に発表したアルバム「SONGS WITHOUT WORDS」が
それまで未発表だったボーナス・トラックを1曲追加して再発された。

このアルバムは71年当時日本と欧州の一部の国でのみリリースされたという話を
よく見聞きしたが、クリスのHPのディスコグラフィーだと日本のみの発売のような
表記であるし、今回の再発盤(掲載写真左)のライナーでも、そのような書き方であった
ので、ようやくワールド・ワイドにリリースされたということになる。

全編インストということで「SONGS WITHOUT WORDS (邦題:無言歌)」という
タイトルになったこの盤は、ジャズのアルバムと認識されている。しかしながら
ジャズの愛好家の間で取りあげられることは少ない。

理由はいろいろ考えられるが、まずは欧州や英国のジャズは米国のジャズに比べると
まだまだそれほど聴かれていないということ、次に盤そのものの知名度が低いという
こと、そしてジャズでいうところのギタリストのリーダー・アルバムであるにも
関わらずクリス本人が速弾きや超絶なインプロ(笑)を披露しているわけではない
ということ、なんてことが頭に浮かぶ。

ここでのクリスの演奏は誰が聴いても「凄い速弾きだ」なんて思わせるシーンはなく
(そんなものは必要ない)、ジャズ・フィールドで演奏する他のミュージシャンとの
阿吽の呼吸や、切り込んできたり離れたりするタイミングやセンスの妙を楽しむのが
粋というものだ。これは以前、フランク・リコッティの盤を取り上げた時に書いた
ことと重複するのだが、今回も改めてそんなことを思った。

そういえばフランクのアルバム「OUR POINT OF VIEW」もこの盤もバタード・
オーナメンツ時代の曲を取り上げている。録音は前者が68年で後者が69年。
私には何となく両者が兄弟のような盤に思えて仕方がない。そして、それを
とても愛おしく思っている。

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THE SOUL SESSIONS

2015-10-10 19:09:13 | ROCK

掲載写真は「MARC BOLAN PRESENTS THE SOUL SESSIONS」と題された
2枚組CD。ソウル・セッションズなのにロックのカテゴリーなのは、マーク・ボラン
仕切りだから。(笑)

ジャケット写真を見てわかるようにマークの内縁の妻となるグロリア・ジョーンズと
Tレックスのバック・シンガーであったシスター・パット・ホールをボーカリストとして
録音したソウル・ミュージックを集めた盤で、数曲でグロリアの兄弟であるリチャードの
歌唱を聴くことができる。

特になんてことのない音かもしれないが、個人的にはいろいろと勝手な想像をするには
十分すぎる音源である。例えば・・・。

パット・ホールのレコーディングが頓挫(90年代にまとめられてCD化)したのは
グロリアがマークとパットの関係を訝しがったからかとか、何故ボウイ様とマークは
同じようにソウル・ミュージックに舵をきったのかとか、何故ボウイ様とマークは
黒人女性を愛したのかとか・・・。いやぁ、下種なことしか思い浮かばなくて我ながら
情けないが、音楽とセックスは密接に繋がっていると思えばそれは外れているわけでも
ないから、まあいいか。(笑)

ここで聴くことができる音源の多くはネット上に「PURE MAGIC」と題されたブートレグ音源として登場し、
私もそれを聴いていたのだが今回はオフィシャル発売だけあって「PURE MAGIC」よりは整えられた音で聴くことができる。
また、マークとグロリアのホーム・レコーディングも数曲収録されていて、音質は劣る
もののそれはまた違った味わいで二人の密接具合を思わせて良い。

リチャード・ジョーンズの歌唱はプラスティック・ソウル期のボウイ様のアウトテイクといわれると信じてしまいそうな
クオリティーで、これもまた面白い。

実のところ、パット・ホールのCDは買ったものの当時の私には面白さがわからず
すぐに処分してしまった。今思えば早まったものだ。(笑)それはともかく、マークの
制作意欲の旺盛さを確認する意味でも今回のCDは価値があるものといえるのは
間違いないだろう。

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THE GREATEST ALBUM YOU'LL NEVER HEAR

2015-10-07 00:29:35 | ROCK

掲載写真はブルーノ・マクドナルド著「幻のアルバム 失われた音を求めて」。
昔からそれぞれのバンドやミュージシャンの熱心なファンには、リリース予定が
ありながら、必要とされた時期に形にならなかったアルバムの存在が知られている。

例えばビーチ・ボーイズの「SMILE」、ザ・フーの「LIFEHOUSE」、ピンク・フロイドの
「HOUSEHOLD OBJECTS」等々・・・。本書はそんなアルバムを62枚取り上げ
発案から頓挫までの経緯と、その後どうなったかまでを記している。

先に例に出した盤だとビーチ・ボーイズ名義の「SMILE」は11年にリリースされ、
ピート・タウンゼンドは自身が書き加えた脚本を基にしたラジオ・ドラマやデモ音源を
6枚組にして00年に「LIFEHOUSE CHRONICLES」として世に出したのはご存知の通り。
ピンク・フロイドの場合は11年の「WISH YOU WERE HERE」再発時に1曲のみが
世に出た。

と、いう具合にこの手の未完のアルバムを62枚選出し、当時の曲目がわかるものは
それも記載されている。この本の素晴らしいところはミュージシャンが雑誌等のメディアに
喋ったことを丹念に拾い上げていることで、当時の経緯やバンド内の争いやアルバム
制作に対する温度差といったものが如実に伝わるのが読んでいて飽きないところ。

もっとも、私の興味の無いミュージシャンや年代もあるわけだが、そこは私が
もう少し(笑)経験値を積めばより本書を面白く読めるということなのだろう。

それにしても、私生活に問題を抱えていた時期もあったとはいえ、ニール・ヤングの
ムラっ気が一体何枚のアルバムを頓挫させたことか。今や大物ミュージシャンは過去の
アルバムのDX盤化に熱心なので当時のアウトテイクは小出しに開放されている
ケースが多い。それでも、ニールでいうところの「CHROME DREAMS」「HOME
GROWN」CSN&Yの「HUMAN HIGHWAY」、バッファロー・スプリングフィールドの
「STAMPEDE」といったところがその名称でリリースされれば、喜んで手にする
ファンは多いだろう。

著者は冷静にポール・マッカートニーの「COLD CUTS」にも触れていて、単体で
リリースされる可能性よりもボックスでの可能性を示唆している。もちろん、私も
それを期待するがボックスのタイトルは「COLD CUTS」でお願いしたい。(笑)

コアなファンになればなるほど「切り口が甘い」という意見もあろうが、一人の
ミュージシャンでなく数多くのミュージシャンに触れているということに価値が
ある。

まあ、個人的に無くてもよかったのは、「もしアルバムがリリースされていたら
こんなジャケットだった?」みたいなデザインが大きく誌面を割いていることである。
そういえば、あのグリンプスで取りあげられていたドアーズの「CELEBRATION
OF THE RIZARD」は掲載されていなかったなぁ・・・。

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I LOVE ROCK N ROLL

2015-10-06 00:04:07 | 日本のロック・ポップス

レコード・コレクター誌8月号に掲載されたアラン・メリルのインタビューの中に
こんな件があった。

名曲『I LOVE ROCK N ROLL』のカバーは200種ほどあり、その中で気に入って
いるのはブリトニー・スピアーズのヴァージョン(原曲の解釈の範囲を拡げたという
意味合いで)であり、次にカバーしてほしいミュージシャンとしてSuperflyを指名した
のだ。日本語でのカバーはまだないので日本語でカバーして欲しいと。

全くもって同感であったのだが、アランのHPに記された近況を読むと何とその
Superflyが同曲を10月にレコーディングしたというのだ。まだ正式なアナウンスは
無いがそのうちリリースされるだろうということだ。

これは楽しみ。個人的には英語でも日本語でもかまわないが、Superflyがあの曲を
取りあげたというだけで、私はとても嬉しいのだ。Superflyにはプロモーション用の
7インチがあるのだが、これが入手困難で見つけても買えるような値段ではない。
(プロモ盤を買おうとするのだから、覚悟が必要なのだけどね。)
欲を言えば、今回は是非とも公式に7インチをリリースしていただきたい。
実現したら、最高なのだけど。

とりあえず、果報を寝て、もとい飲んで待つ。(笑)

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TEN SONGS + SEVEN SONGS

2015-10-05 00:17:25 | ROCK

振り返れば4年前の7月、「乞うCD化」ということで4枚のアルバムを取り上げた
のだが、既に3枚がCDになったのだなあ。その3枚目が掲載写真のタッカー・
ツィマーマンが69年にリリースしたファースト・アルバム「TEN SONGS BY
TUCKER ZIMMERMAN」。オリジナルはタイトル通り10曲入りであったが、今回は
4曲の未発表曲と3曲のシングル等の計7曲がボーナス・トラックで追加された。

4年前に書いたのは、こんな文章だった。
「72年の2枚目が割と有名なのだが、そちらより幾分ポップでしかも1STはレーベルがリーガル・ゾノフォンなので
再発の可能性があるのでは、という希望を含めて取り上げた。アップ・テンポの曲は少々歌唱が粗く、
それがトニー・ヴィスコンティのアレンジとマッチしていかがわしいロックになるのだが、コアなファンは内証的な
アコースティック弾き語りを好むのも事実で、今作はその両面を楽しむことができる。B面の出来が秀逸。」
なるほど。(笑)

ロック・アレンジがちょっと過剰かなと思う曲があるにはあるが、リック・ウエイクマンと
エインズレー・ダンバーが参加して大人しく演奏しろと指定するプロデューサーはいまい。プロデューサーである
トニー・ヴィスコンティーの人選を疑う余地はあるが。(笑)
個人的にはそれほど嫌いな音ではないが、彼の本質とは離れているという指摘が
あれば、それは外れていないとも思う。
よって今度は自身の名前を冠したセカンド・アルバムを「乞うCD化」である。

さて、冒頭に4枚中3枚がCD化されたと書いたが残りの1枚は配信でなら正規に
購入が可能であるが、やっぱりフィジカルで欲しいのであった。(笑)

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私の好きなキース・リチャーズ

2015-10-04 00:39:46 | ROCK

     

というわけで「私の好きなキース・リチャーズ」、である。いやぁ、酔っぱらっているとろくなことを思いつかないものだ。
昔からキースさん関連曲で編集盤を編んでみたいと思っていたものの、ただの一度も
トライしたことがなかったので、これはいい機会になった。
しかし、何で今までやらなかったのだろうね。

今回はソロやストーンズで発表したオフィシャル・テイクは勿論だが、セッション参加曲やブートレグからも選んだ。
ブートレグに泣かせる曲が多いのは周知の事実であるし、見落とされがちなセッションも数多い。
基準はもちろん、私の好きな曲である。(笑)

それでは、いってみよう。
 

      

DISC 1

01 999
02 TAKE IT SO HARD
03 HEARTSTOPPER
04 YOU GOT THE SILVER
05 THE HARDER THEY COME
06 GET UP STAND UP
07 LITTLE T & A
08 COMING DOWN AGAIN
09 I WANNA BE YOUR MAN
10 CONNECTION
11 MAKE NO MISTAKE
12 YOU DON'T MOVE ME
13 HURRICANE
14 SOMETHING FOR NOTHING
15 HAPPY
16 ALL ABOUT YOU
17 DEMON
18 ILLUSION
19 WHIP IT UP
20 SLIPPING AWAY

06は、キースが英国代表?(笑)として参加した「PLAYING FOR CHANGES 3」に
収録されたボブ・マーリー・カバー。09は88年のハリウッド・パラディウム公演の
ブートレグから。オフィシャル・ライブからオミットされたのが勿体ない出来。10は
ストーンズのライブ盤「SHINE A LIGHT」収録バージョン。11から12の流れは
「TALK IS CHEAP」まんまだが、この曲順の妙は崩しようがない。
今聴いても15のドラムスがチャーリーでないのが悔やまれる。

       

DISC 2

01 GIMMIE SHELTER
02 SPARKS WILL FLY
03 HOW I WISH
04 CAN'T BE SEEN
05 WE HAD IT ALL
06 YOU MARRIED AN ANGEL
07 LET'S GO STEADY
08 WORRIED LIFE BLUES
09 SING ME BACK HOME
10 APPARTMENT NUMBER 9
11 THE NEARNESS OF YOU
12 SOMEWHERE  OVER THE RAINBOW
13 I NEED YOU
14 WANNA HOLD YOU
15 YOU WIN AGAIN
16 I PUT A SPELL ON YOU
17 WORK OUT FINE
18 LOCKED AWAY
19 TROUBL
20 EILEEN
21 BEFORE THEY MAKE ME RUN

大量のブートレグ、である。01と02はキースがボーカルをとるバージョン。
02の歌唱の撚れ具合が実に気持ちいい。(笑)05はブートレグでなくオフィシャル
リリースされた「SOME GIRLS」のDX盤より。可愛い可愛いノラ・ジョーンズも
歌った11はブートレグ・バージョン。12は私が灰になる時に流れる曲。

15はハンク・ウイリアムス・トリビュートより。16はジェイ・ホーキンスが
79年に再録したバージョン。誰が聴いてもわかるキースさんのギターが素敵。
17はロニー・スペクターがアイク&ティナ・ターナーをカバーしたバージョン。
アイクに成りきったキースさんが男前。

走らされる前に自ら歩き出そう、ということを私はロックから学んだ。
これだけでも上出来というべきだろう。

というわけで、90年代後半以降にキースさんがストーンズに提供した曲のほとんどを
無視してしまったが、これが現時点でのマイ・フェイバリット・キース・リチャーズ。

コメント (4)
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俺には進化も深化も要らない

2015-10-03 21:23:52 | ROCK

チャンスも経験も積んだに越したことはないが、俺には進化も深化も要らない。

キース・リチャーズの23年ぶりのソロ・アルバム「CROSSEYED HEART」が到着して
もう10数回聴いた。特にソロでの活動を期待していたわけではないのだが、これは
嬉しい一撃だった。

人によってフェイバリット・アルバムの基準が違うのは当たり前だろう。
一切の感情を排して純粋にアルバムに収録された楽曲の出来や並び、ジャケットの
デザインを加味して、自分の最高の1枚を選ぶことができればいいのだが、感情の
化け物である私はそれほど冷静ではない。

私の生涯のナンバー・ワン・レコードはキースさんの「TALK IS CHEAP」であるが、
これはアルバムに収録された曲を純粋に好きだというのもあるし、具体的に文字にして
誰かの理解を求める必要のない当時の私の感情なり気分なり時間なりを容易に思い起こす
装置でもあるからだ。今更のように書くが、私はレコードに思い入れを反映させる。
それができない盤は最終的には必要ないのかもしれない。
意外と身軽になれたりして。(笑)

さて、このキースさんの新譜に私ごときが今更何を書くことができようか。
特に何が優れているとかの判断が最早できないのだ。ただ、ここ数年のストーンズの
アルバムに収録された曲の出来にピンとこなかったというのが正直なところだが、
今回の盤は素晴らしいとしかいいようがない。

冒頭の2曲の曲間の無さが生む緊張感、かと思えば今度は曲間が数十秒あって
「ああ、LPならここで終わりかな。」なんて思わせるのが楽しい。ギターのみならず
ピアノやベースも弾いたキースさんの張り切り具合が目に浮かぶし、まるでJSBXの
ようなナンバーがあるのも驚きである。グラム・パースンズ・トリビュートで
共演して以来のノラ・ジョーンズの参加もポイント高すぎ。(笑)

気になるのは録音の時期である。故ボビー・キーズが参加している曲がある以上に
ストーンズのツアーから名前を外されたブロンディ・チャップリンが参加した曲が
数曲あるのが気になったり。ま、そんなことはおいおい解ってくるのだろう。

何れにせよ、俺には進化も深化も要らない。
必要なのは、俺基準の真価だけだ。

キースさんの新譜発売記念に、俺基準の「俺のキース」盤でも編むことにしましょう。

コメント (6)
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