HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

HERE COMES YET ANOTHER ERA .

2019-04-30 21:33:14 | 日本のロック・ポップス



平成最後の日である今日は、仕事だった。(笑)生憎の雨であったが晴れていたとしても
でかける予定も無かったので、それはそれで構わないのだけど。

昭和が終わろうとする時は混沌としていた。私自身も当時は23時30分まで仕事をし、家に
帰ったら音量を消したテレビの代わり映えのしない画面を夜遅くまでぼんやりと見て
漠然とした不安を抱いたものだった。

今回は不安や緊急を告げるようなものでなく、どちらかと言えば新しい時代の幕開けを
楽しみながら待っているような気さえした。余りに個人的で楽観的な気分であるが。

世紀が変わる時は、「20世紀最後と21世紀最初に聴く盤は意識的に選ぼう」なんて思って
ブライアン・ジョーンズの「BRIAN JONES PRESENTS THE PIPES OF PAN AT JOUJOUKA」
と、シド・バレットの「THE MADCAP LAUGHS」を聴いた。

平成最後に何を聴こうかと、長い間考えていた。結果、昭和と平成に聴いてきた曲の中で私に
大きな影響を与え、今時点で「この10曲を1枚のLPで」或いは「1本のカセットテープで」
聴きたいと思った曲を選んで聴いて締め括ろうと相成った。残念ながら洋楽での10曲は間に
合わなかったが、元号を跨いで新たな気持ちになるのには十分だ。

曲名の後ろに表記したのは、その曲が発売された年。ただし5曲目は録音された年、8曲目は
リメイクで発売された年を記してある。

01 泉谷しげる / 翼なき野郎ども 1978年(昭和53年)
02 原田真二 / MARCH  1979年(昭和54年)
03 遠藤賢司 / 裸の大宇宙  1996年(平成8年)
04 エレファントカシマシ / おはようこんにちは 1988年(昭和63年)
05 村八分 / くたびれて 1971年(昭和46年)
06 甲斐バンド / 嵐の季節 1978年(昭和53年)
07 頭脳警察 / 間違いだらけの歌 1973年(昭和48年)
08 渚にて / 本当の世界 2004年(平成16年)
09 THE GROOVERS / 最後の煙草に火を点ける 2005年(平成17年)
10 Drop's / 未来 2015年(平成27年)

この10曲をポケットに入れて少し先へと進めれば、と思いながら平成最後の酒を注ぐ。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする