HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

AREA 74

2013-05-31 01:36:18 | LAND OF 1000 DISCS

       

GERRY GOFFIN / IT AIN'T EXACTLY ENTERTAINMENT (1973)

ANDY DESMOND / LIVING ON A SHOESTRING (1975)

       

FRANKIE MILLER / HIGH LIFE (1974)

JIM SPENCER / 2ND LOOK (1974)

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WINGS OVER AMERICA

2013-05-30 09:42:18 | ROCK

         

ポール・マッカートニー&ウィングスが76年に行なった全米ツアーからのライブ盤「WINGS
OVER AMERICA」のスーパー・デラックス・エディションがリリースされた。

この3枚組レコードを初めて見たのは、私が中学3年であった1980年の冬に友人の家に遊びに行った
時である。この年は新年早々にウイングスが来日したものの、騒動でポールが逮捕され公演が
キャンセルされたことでファンには記憶されているだろう。尚且つ私にとっては、クラスの担任の
「ビートルズもウイングスも、お前らには関係の無いものだ。浮かれるな。」みたいな余計な
一言でむかついた記憶もある。(笑)

以前も書いたが、その時点ではウイングスの名前くらいは知っていたが、クラスの誰もが
そこまでは辿り着いてなかった。辿り着いてなかったはずなのに、それから10ヶ月以上経って
遊びに行った友人の家に、このブ厚い3枚組LPがあったものだから魂消たものだ。

聞けば、ビートルズに興味が出てきたのでそいつの友人の兄貴に借りたのだとか。
テーブルには、今ではタイトルを忘れたがビートルズの5枚組くらいの編集盤と、何故か
アビー・ロードのピクチャー・ディスク、そしてウィングスのライブ盤が並べられた。

ビートルズから先に聴くのが筋だろうというのは私にもわかっていたわけで、半日かかりで
二人でビートルズを聴いたのだが、初期のビートルズの解りやすい楽しさはすんなり受け入れた
ものの、「アビー・ロード」が妙に重たく思え、またまたウイングスまでは辿りつけなかった。

翌年にはすっかりローリング・ストーンズにのめり込み始めたし、世間では文字通りジョン・レノンは
神になってしまうしで、すっかりポールは後回しになってしまう。実際に3枚組LPを手にしたのは
20代後半もいいところで、それも3枚組にも関わらず中古で1000円くらいだったから「とりあえず
買った」という全く積極性に欠ける(笑)購買動機。そんなものだから熱心に聴くこともなかった。

では、何故今回この値の張る箱を買ったのかというと、これもファンの方々には怒られそうだが
今までリリースされたポールの豪華箱をずっと揃えてきたから。いや、本当は値段の高さに
スルーしようと8割方思っていたのだが、考え直す要素は沢山あったのだ。

本家本元のオフィシャル・ライブ盤を熱心に聴いていないにも関わらず、ブートレグ収集に熱心だった
時代にウイングスもそれなりに押さえたのであれば、今回の箱の未発表のカウ・パレスでのライブを
収録したCDと、DVD「WINGS OVER WORLD」をスルーしてはいけないだろう、と自分に
言い聞かせたのである。

届いた箱の重さにまずは驚愕。4冊の豪華な本に驚くが中でも革張りのヤツには感動した。
チケット・レプリカやバック・ステージ・パス等を丁寧に収納していて、凝った折り方でコンサート会場や
アルバム・ジャケット全形を見せるアイディアは面白いし、何より資料が豊富だ。

今回は、収録されるDVDがドキュメンタリーということなので日本盤を買った。日本盤に付いた解説は
ブックレットと歌詞の和訳のみなので、今回の箱物或いは同時にリリースされた「ROCK SHOW」の
細かい内容に関しては、先日出たレコード・コレクター誌が大きな手助けになる。

今、私は嬉々として「WINGS OVER AMERICA」を聴いている。ああ、このライブを体験した人は
皆幸せな気分で家路についたのだろうな、なんて思いながら。この後「ROCK SHOW」を見るのだが
また同じことを思うのだろう。

DVDの中で、間抜けなインタビュアーとやりとりをする場面がある。この人どっかで見たことあるなあと
考えていたのだが、思い出した。ストーンズのVHS「リワインド」の一番最後で、コンサート終了後の
ミック・ジャガーにインタビューしようとして無視されたのに、ヘラヘラしていた人と同じだな。(笑)

実は「WINGS OVER AMERICA」のDXエディションの発掘映像は、日本でも放送されブートレグでも
有名な「WINGS FLY SOUTH」かな、なんて思っていた。日本で放送された映像には歌詞の字幕が
つくのだが、『ROCK SHOW』の誤訳が面白い。「レインボー・シアター」とバンドの「レインボー」を
取り違えたが故に大笑いの訳になっているのだが、今となってはこれも貴重な記録である。
日本語字幕はともかく、今度は「WINGS FLY SOUTH」の正式発売を願っている。

 

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AREA 73

2013-05-29 05:19:30 | LAND OF 1000 DISCS

       

THROBBING GRISTLE / 20 JAZZ FUNK GREATS (1979)

JOY DIVISION / SUBSTANCE (1988)

       

POP GROUP / FOR HOW MUCH LONGER DO WE TOLERATE MASS MURDER ? (1980)

SONIC YOUTH / DAYDREAM NATION (1988)

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AREA 72

2013-05-28 01:00:51 | LAND OF 1000 DISCS

       

JAMES TAYLOR / ONE MAN DOG (1972)

LINDA RONSTADT / SIMPLE DREAMS (1977)

       

KARLA BONOFF / RESTLESS NIGHT (1979)

JACKIE DESHANNON / JACKIE (1972)

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続・続テレビばっかり見ちゃダメ

2013-05-27 01:00:00 | 日本のロック・ポップス

先日、何の気なしにCS放送をザッピングしていたら「時間ですよ」の再放送を
やっていた。私がチャンネルを合わせた時は、73年に放送されたバージョンを
一挙に数話分放送していて、66年生まれの私はリアルタイムでの記憶が無い。

記憶が無いというのは、細かいストーリーについてであって、出演者や銭湯でのシーンで
やたらとヌード姿の若い女性の姿を見ることができたということは覚えていて、
まあこれは、何度も放送された過去のテレビ番組を振り返るようなお手軽な番組を
見て刷り込まれたのだろうけど。

暇にまかせて暫く見ていたのだが、ストーリーには興味がわかず、「天地○理は
昔から趣味じゃなかったなあ。」とか「松原智○子は、絶対自分のことを美人だと認識
している。」とか阿呆なことばかり考えていた。

そういえば、この番組にはかまやつひろしが質屋の役で出ていたなと思い出し、
「ムッシュー、いつ出るのかな。」と興味はその一点に。かまやつがこの番組に出ていたことを
知ったのは当然ながら後になってからで、アルバム「釜田質店」を聴いたことで記憶に
刻みつけられたのである。

番組を見始めてから最初のエピソードが終わり、次の回が始まり出演者のクレジットが
流れたので見ていると、かまやつと鈴木ヒロミツの名前が出たので更に期待が高まる。
さっき調べたのだが、ヒロミツは釜田質店の従業員という役割だったようだ。

で、衝撃は唐突に訪れた。

番組に登場する「松の湯」の風呂場で「TWIST AND SHOUT」をかまやつ達が演奏し
女の子たちが踊るシーンがあったのだが、演奏メンバーにアラン・メリルがいるではないか!。
ヒロミツがアコースティック・ギター、ドラムは堺正章、そしてかまやつとアラン。
演奏内容の出来不出来なんて、どうでもいいです。堺のドラムスはともかく
夢のようなメンバーが、普通にテレビ番組で演奏するシーンがあったのは、後追いの私に
してみれば、初めて知った「衝撃」なのであった。かまやつは、アルバム・ジャケットと同じ
鏡を貼り付けた帽子を被っていた。

他にも演奏シーンが出てこないか期待したが、以降のエピソードには演奏シーンは一度も
無かったのが残念。
ああ、ウォッカ・コリンズの発掘音源とか発掘映像とか出ないかなあ。

勿論、テレビばっかり見ちゃダメ。(笑)

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AREA 71

2013-05-26 01:00:00 | LAND OF 1000 DISCS

       

KHAN / SPACE SHANTY (1972)

QUATERMASS / SAME (1970)

       

INDIAN SUMMER / SAME (1971)

TONTON MACOUTE / SAME (1971)

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ROCK OF JOY

2013-05-25 07:11:56 | JAZZ

昔、私にとってEL&Pの最大の功績は「展覧会の絵」がムソルグスキー作であることを
認識させてくれたことだ、と書いた。これは大事なことで、流石に「くるみ割り人形」が
チャイコフスキー作であることは知っていたが、「展覧会の絵」がどんなメロディーで誰の作かは
EL&Pでも聴いていなければ、なかなか覚えられなかったかもしれないのだ。

掲載写真は日本のジャズ・レーベルであったタクトに残されたアルバム「ロック・オブ・ジョイ」。
演奏者であるマンハイム・ロック・アンサンブルの構成メンバーは、アルバムがリリースされた
71年から40年以上経った今でも正確に把握されていない。私がこの盤に興味を持ったのは
クラシックの曲をロック寄りにアレンジした盤がジャズのレーベルから出ていたということと、
推測されるメンバー?が当時のニュー・ロックやジャズのミュージシャンとして興味深い人たち
であったからである。

当時は見向きもされなかったレコードであったのは、聴いてみて何となくわかる気がする。
ロック好きもジャズ好きも、失礼ながら中途半端な感のある企画物には好意的になれなかった
時代だろうし、どちらのファンにしても「俺たちはもっと硬派で格好いい音を聴いている」という
自負みたいなものもあっただろうから。

かく言う私も、もしこの盤を学生の頃に聴かされても大した反応はできなかったと思う。
時代が三回りも四回りもし、尚且つ私の度量が少しだけ大きくなった今だから、こうして
聴くことができる盤だと思える。

改めて聴くと、ジャズでもロックでもジャンルは何でもいいが、大仰だったり派手だったりする
場面もあるがどの曲も面白いアレンジである。それよりも何よりも。
先のEL&Pと同じように、この盤を聴くことでメロディーは知っているけどタイトルが思い浮かばない
曲の数々をこれで認識できるようになるのが嬉しい。

ブラームスの『ハンガリー舞曲』、ショパンの『ノクターン作品9-2』、モーツァルトの『トルコ
行進曲』なんて、誰もが聴いたことがあるはずの曲だと思うが、曲のタイトルとメロディーと
作者が一致する人はそれほど多くはないだろう。それらをロック・アレンジのナイスなアルバム(笑)で
認識できたのは私にとって収穫である。
さすがに、『よろこびの歌』や『アヴェ・マリア』、『エリーゼのために』なんてとこは知っているが。(笑)

初CD化のこの盤のライナーは、たか○ひろしが書いているのだが、メンバーが正確に判別できない
盤のライナーは書くのが大変だったようで、アルバムが出た当初の思い出以外は、自分が薦める
日本のロックや、英国のプログレやユーロ・ロック(笑)の紹介に文字数を費やしているのが笑える。

つまりは・・・。ニュー・トロルスやトレースのファン向けということか?。なんてね。(笑)

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AREA 70

2013-05-24 01:23:45 | LAND OF 1000 DISCS

       

BRIGITTE FONTAINE / COMME A LA RADIO (1969)

JANE BIRKIN / EX FAN DES SIXTIES (1978)

       

SANDIE SHAW / REVIEWING THE SITUATION (1969)

ANNETTE PEACOCK / THE PERFECT RELEASE (1979)

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AREA 69

2013-05-23 04:44:44 | LAND OF 1000 DISCS

       

AFFINITY / SAME (1970)

KESTREL / SAME (1975)

       

DARRYL WAY'S WOLF / CANIS LUPUS (1973)

STILL LIFE  / SAME (1971)

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追悼 レイ・マンザレク

2013-05-22 01:01:01 | ROCK

ドアーズのキーボーディスト、いやオルガニストと呼ぶべきか、何れにせよ
名プレイヤーであったレイ・マンザレクが5月20日、肝外胆管がんにより亡くなった。
享年74歳。

ドアーズは、ともすればジム・モリスンばかりがクローズ・アップされたバンドである。
まあそれはバンドの、解りやすい「ロック的」なところの半分以上は、ジムのルックスや
デビューから死亡するまでの真偽入り乱れた伝説込みのジムのキャラクターによるところが
大きいからなのだが、「バンドの音」として全体を見れば見事に4人のメンバーの個性や趣味が
良い意味で混ざり合ったバンドだったと思う。

歌唱担当の男だけでなく、全てのパートが魅力的であった。そんなバンドでオルガンを
担当していたのだから、レイの個性や楽器のメロディーからトーンに至るまで後進に与えた
影響は大きいだろう。それが演奏者であっても、聴き手であっても、似たような音色やメロディーを
見つけると「ドアーズみたい」と言われたり言ったりするのだから、。

それは他ならぬレイ自身にも同じように返ってくることであって、例えば掲載写真のアルバム
「THE GOLDEN SCARAB」収録の『DOWNBOUND TRAIN』のピアノを目隠しで聴かされれば
「あっ、「L.A. WOMAN」の頃のドアーズ?」なんて言われそうだし。
74年にリリースされたこのソロ・アルバムは、サンバ風の曲があれば、シンセ・ソロを弾きまくる曲もある。
今の耳で聴くと時代がかっているが、時代が何重にも回った今だからこそ面白かったりするのだ。

ジム亡き後のドアーズや、自身のソロ・アルバムでレイが聞かせる歌唱は、どことなく
ジム・モリスンに似ている。レイがジムを意識しているのか、或いはドアーズ結成前夜におそらく
歌ったこともなかったであろうジム・モリスンに歌って聞かせたレイの歌唱をジムが参考にしたのか
今となってはどうでもいいが、ドアーズのメンバーとりわけレイ・マンザレクは、ドアーズという呪縛を
喜んで受け入れていたのではないかと思うと、何だか全てが美しく思える。

近年のメンバー間のちょっとした諍いは、気持ちのいいものではなかったが、今は、素晴らしい
演奏家であったレイ・マンザレクの冥福を祈りたい。

 

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続・テレビばっかり見ちゃダメ

2013-05-21 03:33:33 | DAY BY DAY

実は今一番熱心に見ているテレビ・ドラマは「あまちゃん」である。(笑)

主人公の女の子が可愛らしいし、最近ちょっとしたスキャンダルに見舞われた友達役の
女の子(「告白」!)も、いい演技をする。それ以上に脇を固める俳優陣が私世代には
ずっぱまりで、杉本哲太や小泉今日子、果ては荒川良々まで皆、芸が細かいので画面の
隅々まで広く見ていないと、「あれ?今のもう一回」なんて録画した映像をリピートする
ことになる。

先週は小泉今日子が謳った『潮騒のメロディー』という劇中オリジナル・ソングが一部で
話題になった。昔の既存の曲の「それっぽい」パーツを組み合わせたような、クドカンの
歌詞が面白かったが故で、ネットでは「元ネタ」探しに興じる人たちもいるようだ。

そんな元ネタ探し、謎解きであまり触れられていなかったのが、この一節。
「寒さをこらえて波止場で待つわ」
何だか、演歌っぽいけれど、私は瞬時に演歌の対極にあるような、あの曲を思い浮かべた。
津軽海峡冬景色じゃなあいけど。(笑)

クドカンは件の曲のコメントとして、こんなことを書いている。
86年公開の架空のアイドル映画「潮騒のメロディー」の主題歌であるという設定だと。
そうすると、87年に出たアルバムやそれ以前のライブで聴いた人もいるだろう、あの曲が
クドカンの脳内に流れていた、なんてことはないか?。いや、無くてもいいのだけど。

      

『岬でまつわ』は、ライブ盤の方は、CD化の際に追加された。

もっとゆっくり急げ・・・。

う〜ん、テレビばっかり見てちゃダメ。(笑)



   

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テレビばっかり見ちゃダメ

2013-05-20 04:56:27 | DAY BY DAY

          

今シーズンのドラマも続けて見ているのが幾つかある。最初は特に興味も無かったが
とりあえず録画していた第一話と第二話を続けて見て以降、継続しているのが「ダブルス」。
二話とも主役二人のシャワー・シーンが出てきたので大笑いしたのだが、「もしかして
この先もずっと、このシーンはあるのかな。」と思ったら案の定、矢吹丈であった。(笑)
いや、私にそんな趣味があるのではなく、単に昔から相棒と事を片付けるドラマのパターンが
好きなのと、刑事物が好きということなのだ。○菜に気を取られている、というのもあるが。

無理やりではあるが、刑事物?ということで「お天気お姉さん」も見ている。(笑)
あっ、そうか、刑事物!ということで私が「ガリレオ」を見ていても何の問題もないのだな。
なるほど、なるほど。教師物が嫌いなのに「幽かな彼女」を見ている理由は内緒。

相方には評判が悪いが、「TAKE FIVE」も見ている。えっ、お前はSMAPファンなのかって?。
いやいや、だからこれも刑事物?!の括りで。(笑)

ドラマ「TAKE FIVE」はタイトルからもわかるように、デイヴ・ブルーベック・カルテットの
あの曲のカバーがドラマの中で流れる。このドラマの主題歌には何の興味も無いし、件のカバーを
歌っている人にも疎いのだが、音楽ブログということで何か書くとすれば・・・。

窃盗団「TAKE FIVE」の首謀者がオーナーを務めるジャズ・バー「SWING TIME」の壁に
かかっているレコードが気になるのだ。やたら目だつアラン・パースンズ・プロジェクトもそうなのだが
デトロイト・ジャズ・コンポーザーズ・リミテッドや、ロイ・ポーター・サウンドマシーンは「無い」だろうと。

女性ボーカリストにスタンダードである『TAKE FIVE』を、古典的手法で歌わせるジャズ・バーの壁面
というか棚に面出しで上記のようなレコードが飾られるのは妙な感じがするのだ。
デイヴ・ブルーベックの盤を飾るのが「今一つ」なら、こんな盤はどうだろうというのが掲載写真の2枚。
格好つけるわけでもなく、自然な感じで。共通点は両者とも『TAKE FIVE』を収録しているという
ただ、それだけのこと。あっ、でもジャズ・バーやロック・バーの壁面は、格好つけてナンボだから
格好つけは必要か。でも、何だか今回は違うんだよな、俺のとは。(笑)

昨年、ブルーベックが亡くなった時に本家本元の盤が手元になくて、村岡実の「バンブー」で
追悼した私が書いても何のリアリティーも無いけれど。(笑)

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AREA 68

2013-05-19 02:22:22 | LAND OF 1000 DISCS

       

DONOVAN / THE HURDY GURDY MAN (1968)

FAIRPORT CONVENTION / HOUSE HULL (1986)

      

HERON / SAME (1970)

THE INCREDIBLE STRING BAND / THE 5,000 SPIRITS OR THE LAYERS OF THE ONION (1967)

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THE VENTURES 1960 - 1970

2013-05-18 07:12:12 | ROCK

全面的に肯定するわけではないが、ビートルズの「赤盤」「青盤」という存在は今に至るまで
大きな影響を及ぼしているのという事実は認めざるを得ない。ジョージ・ハリスン肝入りの
選曲、アルバム未収録のシングルをまとめて聴くことが出来た、という意味でリアルタイムの
人たちには歓迎されただろうし、今でも2種のベスト盤をまとめてリリースするなら「赤」と「青」
という区別で企画する会社やミュージシャンも多々ある。

06年に出たヴェンチャーズのベスト盤も、そんな括りであった。徐々にオリジナル・アルバムを
揃えていってはいるが決定的な(手軽で便利な)ベスト盤も欲しいなと思っていたのも事実で
掲載写真の2枚組「THE VENTURES 1960 - 1970」はそんな私の欲望を完璧に満たす
日本独自編集盤として登場した。

帯にもライナーにも「赤盤」の文字は無いが、「1960-1970」の帯とジャケットの背表紙が赤であること、
同時発売された「1999 - 2006」のそれが青であること、発売元が「赤盤」「青盤」と謳ったことで
ファンには、そんなふうに認識されている。両者がビートルズの「赤盤」「青盤」のように同じ構図の
年代違いの写真を採用していることからも、その呼称は自然に受け入れられるものだ。
掲載した「赤盤」は「VENTURES IN JAPAN」のジャケットを流用していて、あの写真が好きな
私にはそれも購入の後押しとなった。

私が2番目に手にした洋楽LPはヴェンチャーズのベスト盤であったが、今はそれは手元に無い。
かなり前からヴェンチャーズのベスト盤を欲しいと思っていたのだが、ずっと購入してこなかったのは
ジャケットがダサかったり選曲が不満だったからである。99年に山下達郎が監修したベスト盤が
リリースされたが、あれには「ダイアモンド・ヘッド」が収録されていなかった。

「そんなのは「WALK DON'T RUN VOL.2」でも聴いてりゃいいだろ」、と言われかねないが
あの盤を持っているのだけど、やはりベスト盤なので格好つけずに(笑)収録して欲しかったというのが
当時の私の気分であった。「じゃあ、お前が得意げにブログに記したストーンズ・ベストとやらに
『(I CAN'T GET NO)SATISFACTION』や『ANGIE』(今、話題の女優さんのニックネームですね)を
収録していないこととの整合性は何だ?」と問われると、グウの音も出ませんが。(笑)

もう、この2枚組は私にすれば鉄壁、完璧な編集盤。『BLUE STAR』は欠かせないし、『TASTE OF
HONEY』と言えば私にとってはオリジナルよりもビートルズよりもヴェンチャーズだし。
YUZO KAYAMAの『君といつまでも』『夜空の星』も、オリジナルを聴くことは無いが、ヴェンチャーズならO.K.。
ヴェンチャーズ作の『二人の銀座』『京都の恋』『京都慕情』の収録も必須なので、これは日本独自の
編集盤という企画のなせる技に改めて感服。

で、青盤なんだけど、これは持っていない。『みん○のうた』とか『そんなヒ○シにだまされて』とか
聴きたくないし。(笑)それでも『悲しきサルタン』は聴いてみたいという思いもあるので、そのうち入手する
かもしれない。間違ってもユー○ン・カバーは買わないけれど。

   
   私はドラムスが好きなので、メル・テイラーのスネアの響きに
魅せられた一人でもある。初CD化が奇しくもメル・テイラー追悼盤となった「IN ACTION」はドラムスを
聴くというよりは、アンサンブルの妙を楽しむ感じであるが、『BULLSEYE』でのドラムスはメル・テイラー
そのもので、実に格好良い。我ながら「俺は間抜けだなあ」と思いながらも『HARLEM NOCTURNE』が
流れてくると何かが疼く。(笑)ヴェンチャーズのバージョンもいいけどここに収録された『THE CREEPER』の
格好良さも特筆すべき。ハッ、今更ながらわざとらしく気付く(笑)のだが、「WALK DON'T RUN VOL.2」って
凄い盤だったのかも。

マーク、ドン&メル(笑)も良いけど、ノーキー、ドン、ボブ&メルの素晴らしさも、一般のロック好きに
もっと広まればいいなと思うのであった。

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AREA 67

2013-05-17 03:00:00 | LAND OF 1000 DISCS

       

STEPHEN STILLS / SAME (1970)

DAVID CROSBY / IF I COULD ONLY REMEMBER MY NAME (1971)

       

GRAHAM NASH / WILD TALES (1973)

CROSBY,STILLS,NASH & YOUNG / DEJA VU (1970)

 
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