HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

COVER OF THE ROLLING STONES - STAR STAR

2008-03-31 23:10:58 | ROCK
背景の赤が目に鮮やかな松岡きっこの後は、これも目に鮮やかというか
目に痛い?黄色を背景にしたジョーン・ジェットの登場である。
いや、これじゃストーンズ繋がりにならないな。
次はジョニー・ウインターと同じく「山羊の頭のスープ」からのカバーを
演奏するジョーン・ジェットの登場である。
これでよし。

ジョーン・ジェットのことはヒット曲「I LOVE ROCK'N ROLL」で知った。
妙にスカスカなんだけど、一聴して格好いい曲だと思ったものだが
それがアロウズのカバーで作者がアラン・メリルだなんてことには
まだ気が回っていない田舎の16歳であった。
もちろんランナウェイズのことなど知る由もなし。
後にランナウェイズのことを知り、写真を見ると下着姿を売り物にしたのは
フロントのお姉さんくらいで、真っ赤なジャンプスーツに鋭い視線からは
自分自身はくだらない売り方をされるのは御免だ、という感じが伝わってくる。

ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツが選んだストーンズ・ナンバーは
「STAR STAR」。歌詞が猥雑だとか何かと物議を醸した曲である。
サブタイトルのように「STARFUCKER」とも言われる曲だが
私が買ったLPの歌詞には「STARBUCKER」と書かれてある。
この曲に限らずミックは歌詞を曇らせて歌うのが上手いのだが、ライブでは
勿論「STARFUCKER」と歌っている。FUの発音に力が入るのは気のせいか?

もうひとつ興味深いのはLPの歌詞カードにこんな行がある。
「YOUR TRICKS WITH FRUIT WERE KINDA CUTE
NOW THAT REALLY IS A SCENE」
”フルーツを使ったトリックはかわいらしいもので、まさに見物だ。”
訳すとこうなるが、実際に歌われているの前半は同じだが後半はこうだ。
「I BET YOU KEEP YOUR PUSSY CLEAN」

70年代ストーンズの面目躍如たる?歌詞をジョーンがどう歌うかという
心配(笑)とスケベ心があったわけだが、彼女は見事に実際の歌詞の通りに
歌い飛ばした。まさにジョーン・ジェット。
そういえば私にとっては歌詞中に「スティーヴ・マックイーン」という
実在の人物が出てきて驚いた最初の曲でもある。(笑)
「STEVE McQUEEN」と「SILVER SCREEN」という韻の踏み方も実に上手い。
う~む。もっと曲だけでなく歌詞も読み込むかな。

掲載写真のタイトルはシンプルに「ALBUM」。アレンジに捻りがないものの
スライ&ザ・ファミリー・ストーンの「EVERYDAY PEOPLE」のカバーも
含まれる楽しいアルバムだ。
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「66会」発足

2008-03-30 11:15:41 | DAY BY DAY
このブログのリンク先でもある「sisterlover」のイケダさんの
ご提案で「66会」なるものを発足することにした。
「66会」と表記して「ロックンロール・ソサエティ」と読む。

何故「66」なのかは単に私とイケダさんが1966年生まれという
単純な理由からなのだが、後付でうまく「ロックンロール」と
引っ掛けることができた。
唯ひたすら重要なのは1966年生まれというそれだけの理由なのが
ひねくれていますね。
「会」といっても何をするかというと、福岡と茨城という居住地が
離れた関係なので、当面はその時その時でのお互いの気に入った曲や
お勧めを交換するようなことになるだろう。
もっとも本当は「ロックンロール・ミーティング」が執り行われるのが
理想だし、「66会・プレゼンツ」でLIVEができればこれに替わる
喜びは無い。あの場所でね。(笑)

掲載写真は1966年に発表されたビーチ・ボーイズのアルバムに
ちなんだシングル盤。96年に唐突に「SUB-POP」から発売されたのだが
ビーチ・ボーイズのファンは「SUB-POP」レーベルなんて気にも留めてない
人が多いだろうから、ある意味痛快なシングル盤である。
記念すべき「66会」発足日に取り上げるアーティストに相応しいかどうかは
さておき、反骨・ひねくれの精神は「66会」の根幹にあるとしておこう。

イケダさん、誕生日おめでとうございます。
以前、私のブログに頂戴した言葉をお返しすると、「KINKYで行きましょう!。」
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プレイボーイにはなれなかったよ

2008-03-30 10:48:42 | 日本のロック・ポップス
ジョニー・ウィンターのサラサラ・ヘアーよりも、松岡きっこの黒髪に
見入ってしまうのは男の子なら当然?である。
いや、すぐに視線は下がってしまうのだけど。

2001年に掲載写真のアルバム「円楽のプレイボーイ講座12章」が
初CD化された時に、購入した理由は唯一つ「ジャケ買い」。
ラウンジだのクラブ・ヒットだのはどうでもよかった。
事前に「ラウンジ・ジャズと円楽が語る薀蓄の組み合わせ」ということは
知っていたので、普段聴く音楽とかけ離れていることはわかっていたが
ジャケットの魅力に抗えなかった。
似たような企画で大橋巨泉のものもあったが、それは買わなかった。

薀蓄の中身についてはいちいち書き出さないが、私なんかには到底真似できない
ことを時に抑制を加え、時に茶目っ気を出して語る円楽の語りは
それなりに楽しめた。「サニー」という曲はどんなバージョンを聴いても
なんで夜の大人を連想させるのだろう。ここでいう私が思い描く大人という
のは単に20歳を超えてるだけの人や、避妊が面倒くさかったか無計画故か
若くして子供を持ち、いつもジャージで出歩く茶髪の輩を指しはしない。
かといって私が子供だった頃のある年齢層の大人達(○○の世代ってヤツですか)
の大多数にはロクでもないという感覚しかないので、これはこれで
自分が感覚的に定義する少数の格好いい大人を思い描いているのだなぁ。
「モア」に関してはやはり「世界残酷物語」のサントラが一番だ。

自分が付き合った女性を振った記憶は無い。都合のいいように記憶を
書き換えているのかもしれないが、振られたことは幾度もある。
振られたはずの女性から「付き合わない?」と言われたことが
あるが、それには応えられなかった。
「同じ女性に二度振られるのは、俺も我慢ならないよ。」
やっぱりプレイボーイには程遠い人生である。

掲載写真は本当は右に90度回転させた状態が本来のものだが、
あえてこんな形で載せてみた。
最初のCD再発ではタイトルから「円楽の」という3文字が何故か
抜け落ちていたが先日復刻されたものでは戻っているのだろうか。
中ジャケを見て、水着の松岡きっこが白黒写真だったのにひどく
がっかりしたものだ。もうすぐ再発されるアレも買わないといけないな。
なんせ今回は喋りも円楽ではなく、松岡きっこなのだから。(笑)
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COVER OF THE ROLLING STONES - SILVER TRAIN

2008-03-29 18:09:30 | ROCK
ストーンズのアルバム「山羊の頭のスープ」は、優先順位でいうと
かなり後回しにして購入したアルバムだ。ジャケットがピンとこなかったし
アルバム・タイトルも?だったからだ。
それでもシングル盤「悲しみのアンジー」は中古盤で購入していた。
有名曲だしこれくらいは持っとかないと、と思ったから。
ラジオで何回か聴いたことがあったから曲自体は知っていたが、さほど
好みでないのは今も昔も変わらない。
ハーモニクスにイントロのAmのコードとチャーリーのオープン・ハイハットと
ミックの感情移入過多のボーカル以外はさして印象に残っていない。
以前も書いたが、アマチュア・バンドで嫌々コピーさせられたのも
今に至るまで好きになれない理由の一つ。

このシングルはむしろB面の「SILVER TRAIN」のほうを良く聴いた。
南行きの列車という設定はなんとも言えないロマンを感じさせたし
スライド・ギターの音がまた気分を盛り上げる。
長時間電車と列車を乗り継いで家に帰る自分を、無意識のうちに
ダブらせていたのかもしれない。

この曲はジョニー・ウィンターが73年発表のアルバム「STILL ALIVE AND WELL」でカバーしている。ストーンズの「山羊の頭のスープ」とシングル「悲しみの
アンジー」はどちらも73年の発売なので、いきなり同時代の曲を
カバーしたということになる。カバー・ソングというのは昔のお気に入りの
曲を取り上げるものだと思っていたから、私にとってはちょっとした
驚きであった。ジョニー・ウィンターはブルーズやロックンロールの古典を
デビュー時から幾つもカバーしているが、彼自身にとってもリアル・タイムの
カバーは初めてなのではないだろうか。
盟友リック・デリンジャーが迫力あるスライド・プレイを披露しているのが
聴き所。このアルバムでは同じくストーンズの「LET IT BLEED」を
取り上げているが、こちらではジョニー自身のスライドを聴くことができる。

また「名盤ガイド」の話になるが、今やジョニー・ウィンターはそういった
類の本の中では完全に過去の人扱いのように思える。
70年代に残したアルバムは、飛びぬけた作品が思い浮かばないとしても
どれも平均を軽く上回る力作ばかりだと思うし、晩年のマディ・ウォーターズの
「再生」に手を貸したことも忘れてはならない。
何より今でもバリバリのブルーズ・マンである。
もう一度きちっとした評価がなされることを希望するミュージシャンの
一人として、ここで取り上げる次第である。

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ほら吹き稲妻

2008-03-27 22:48:28 | ROCK
「JUMPIN' JACK FLASH」は初めて聴いた時から一発で好きになった曲だ。
まずタイトルがいい。3つの単語を抜き出してみても、何だか勢いというか
スピードを感じる。いろいろと聴いていくうちに「ジャック」が
ちょっと間抜けでやんちゃな若者の名前として使われている曲に幾つか出会うと、
ますますこの曲のタイトルに感心したものだ。

マイナー・コードは全く使われていないのにあまり明るい雰囲気がしない
ところが魅力なのだが、キース・リチャーズがオープンGチューニングで
演奏するようになると、とたんに抜けのいい明るい曲調になったように
感じる。細かいニュアンスが全てとんでしまうのが私的にはいま一つ
なのだが、このチューニングのお陰で70年代には「JUMPIN' JACK FLASH」~
「STREET FIGHTING MAN」という必殺の連続技をステージで披露できたのだから
目くじら立てず潮吹かず・・。(笑)
ちなみに、オープンGで演奏することにより、スタジオ録音より数倍風通しが
良くなったのが「YOU CAN'T ALWAYS GET WHAT YOU WANT」。
ま、ここいらは聴く人の好みの問題なのだが。

「J.J.F.」も「(I CAN'T GET NO) SATISFACTION」と並んでカバーした
アーティストは多い。特にライブで取り上げた人は有名アーティストにも
数多くいて、パッと思いつくだけでもジョニー・ウィンターにレオン・ラッセル、
センセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンド、ピーター・フランプトン
なんてところが思いつく。あのビーチ・ボーイズも70年代には
ライブで演奏していて独特のコーラス・アレンジが施された軽快なバージョンを
ブートレグで聴くことが出来る。
中でもジョニー・ウィンターのバージョンは、剛球一直線の勢いある演奏なのだが
残念ながら「COVER OF THE ROLLING STONES」には選ばなかった。
最もこれはジョニーを貶めるわけではなく、別の曲で登場してもらう。

そういえばこの曲は1,2番にくらべて3番だけは長い。
アマチュア・バンドはコピーするのに何度も間違ったことだろう。
スタジオ録音ですさまじいのは、ゴッズのバージョンだ。
最初はまともに始まるのだが、だんだんヨレて構成も危うい感じで
そこらの素人の演奏とほとんどかわらないようなものなのだが
それでもゴッズというだけで有難い感じがするのは不思議だ。(笑)

あれ、誰の演奏を選んだかまだ書いてないな。まあいいや。
急いで旅立てジャック!

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名盤のつくりかた

2008-03-25 23:27:46 | ROCK
もうかなり昔に読んだ文章なので記憶は遠いのだが、
渋谷陽一氏の持論というか理論に面白いものがあった。
それは「X」というアルバムが売れたのは何故かというもので
「X」が特定のアーティストのアルバムを指していたかどうかは覚えていない。
その理論はこうであった。

ある人が「Y」のファンでレコ屋で「Y」のアルバムを買うついでに
「X」のアルバムを買う。またある人は「Z」のファンで「Z」のアルバムを
買うついでに「X」のアルバムを買う。
そうすると「X」のアルバムの売り上げはかなりのものになるという
展開だったと思う。

例えばレッド・ツェッペリンのファンがそのLPを買うときにたまたま
持ち合わせがあって、ラジオでパワー・プレイされた曲の入ったアルバムを
「ちょっと買ってみようかな」と思って買うことはあるだろう。
それはピンク・フロイドのファンにしても同じ。
ツェッペリンのアルバムを買った50人の内30人が「X」のアルバムを
ついでに買ったとする。フロイドのアルバムを買った50人の内の30人も
「X」のアルバムをついでに買ったとしたら、「X」の売り上げは
ツェッペリンやフロイドの売り上げを抜いてしまうのだ。

「X」に該当するアルバムはラジオで頻繁にオン・エアされたり
今で言うとCMやドラマのタイアップで曲が使われて、多くの人の耳に
届いた曲が含まれたアルバムということになる。
ヒットしたシングルを1曲含むために興味を持った買い手がついでに
買ったアルバムなら、その時点で売り上げは伸びてもアルバム収録の他の
曲が捨て曲だらけなら、忘れ去られてしまうのも早い。

昔の「名盤ガイド」は売り上げ枚数に順じているところがあった。
先の理論で行けばそれらの中には年月という残酷な評価基準に耐えられず、
今となっては忘れられさられたものがあっても不思議ではない。
最初に渋谷氏の評論を読んだときは「自分が大して評価していないバンドが
何故売れたのかを、自分で納得するために立てた論評か」と思ったが
今となってはそれが間違っていないように思える。

なるほどね。

ちなみに掲載写真は本文とは関係ありません。(笑)
私はこのシングルを2回買っている。一度目はヒット曲でなんとなく
手元に置いておこうと思ったから。2度目はこのシングルを持っていることすら
忘れていて「あれ、これ持ってたかなあ。まあ100円だから買っとくか。」
程度の理由による。家に帰って既に持っていることを知って「ついでの
買い物とはこんなもんだな。」と妙に納得したものだ。
ちなみに2度目に買った時はスプリングスティーンの「明日なき暴走」の
日本盤シングルを同時に買った。こちらは明らかに持っていないので
買ったのだがどちらも100円という値段設定に「この2枚のシングルは
同じ値段だがとても等価値とは思えない」と思ったのは今でも覚えている。

ところでピーター・フランプトンの「FRAMPTON COMES ALIVE」は何故
売れたかわかりますか?。
答えは簡単、「JUMPIN' JACK FLASH」のカバーが入っていたからですよ。(笑)

IT'S A GAS GAS GAS・・・・・。

コメント (8)
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COVER OF THE ROLLING STONES - SATISFACTION

2008-03-24 22:11:07 | ROCK
タイトル数が50字制限なので端折ったが正確な曲のタイトルは
今更であるが「(I CAN'T GET NO) SATISFACTION」。

今でも音楽雑誌以外は雑誌を読まないのだが、1990年のある日
普段なら目もくれない雑誌を購入した。表紙がマーク・ボランだったので
つい手にとったのだが、それはファッション誌か情報誌の類で特集として
夭折したミュージシャンを記事で取り上げていた。
パラパラとページをめくってみると写真と構成がなかなか良かったので
購入したわけである。
ボランやジミ・ヘンドリックス、デュアン・オールマンらに混じって
オーティス・レディングも取り上げられていたのだが、そのオーティスの項の
文章を読んで私は気分が悪くなった。

「オーティスは金のために自作の「サティスファクション」をストーンズに
売った」という一文がその原因。別にその「驚愕の新事実」に腹が立った
わけではない。いや腹は立ったがそれよりも、れっきとした音楽評論家が
音楽雑誌でなくファッション誌にそんな事を書いたことに憤慨したのだ。
特に音楽に詳しくない人がそれを読んで、そう思い込んだとしたら
どうするのだ。100歩譲ってそれが真実だとしても、そんな大事なことは
あんなところで書くべきではない。疑問を持った人との論争が展開できる
場でないのは明白なのだ。やりっぱなしの1回限りの企画に相応しい
書きっぱなしでは済まされない。そんなデリカシーの無い事を書くくらいなら
さっさとグルメ評論家にでもなればよかったのだ。
ちなみにオーティス・レディングが「サティスファクション」をリリースした
のは1966年2月15日。だからあと3日遅らせば良かったんだよ。(笑)

ストーンズの数多ある楽曲の中で「(I CAN'T GET NO)SATISFACTION」は
最も有名な曲の一つで、カバーしたアーティストも多い。
今の私の気分ならブルー・チアーのバージョンだ。
2枚目のアルバム「OUTSIDE INSIDE」(掲載写真)に収録。
ブルー・チアーのサウンドは重量級ヘビー・ロックと評される。
ジミ・ヘンドリックス・エクスピリエンスをもっと混沌とした奈落の底に
突き落としたら、一点突破で蓮の花咲く天国にたどり着いた、と言っても
なんのこっちゃだが、私にとってのブルー・チアーはそんなバンドである。
リー・スティーヴンスの鋭いギターは寸分違わず痛点を刺激し、ディッキー・
ピータースンの歌は痺れた脳を鷲掴みにするのだ。

ブルー・チアーのアルバムでどれが好きかと問われたら、大多数の方が
1STか、この2枚目を選ぶのではないだろうか。
ストーンズ・カバーが収録されていることは勿論、変形ジャケットであること
名曲「BABYLON」が収録されていることの3点において私は2枚目を支持する。

さて。先の音楽評論家が一時期やたらと推していた中国人ロッカーとやらが
ストーンズ初の中国公演でわざわざステージにあげてもらったのに
何も歌えなかったのはDVD「THE BIGGEST BANG」を見た方なら記憶に
新しいだろう。所詮そんなものである。

ほら罷り通ったロックもどき♪

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J.A.シーザーの世界

2008-03-23 14:39:36 | 日本のロック・ポップス
掲載写真は2002年に白夜書房から出版された「J.A.シーザーの世界」。
カラー・ページで紹介される関連アルバムやフライヤーに目を奪われるが、
何といっても6万字に及ぶ、シーザーのインタビューこそ読み応えがある。

CDが添付されていて50分以上に及ぶ、1980年のライブ音源が
9曲と、パソコンでしか見る事が出来ないが2つのモノクロ映像が
収録されている。映像のほうは74年の秋田コンサートへ行く途中の
ロード・ムーヴィー的なものと、「田園に死す」のメイキング。
映像にはそれぞれ別の音が被せられているが、音源自体も貴重であるし
映像の価値が落ちるものではない。

6年前の本なので簡単には見つけることが出来ないかもしれないが
シーザーの音を理解するうえで、これ以上のテキストはないと思う。
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J.A.シーザー 天井桟敷音楽作品集

2008-03-23 10:00:33 | 日本のロック・ポップス
愛知万博ってもう3年も前になるのか。
出不精の私が何故愛知万博に行こうと思いたったのか、
たった3年前のことなのに思い出せない。
いや、もう3年も前のことなのだから。(笑)

会場に着いて最初に向かったのがメインの場所ではなく
いきなりロープ・ウェイに乗って別会場である、瀬戸日本館に行ったのは
J.A.シーザーが作・演出・音楽・美術を手がけた「郡読 叙述詩劇 一粒の種」
を見るためであった。演劇というものに全く無知ではあるのだが
折角のいい機会だし、ここまで来てそこに行かなければロック者の
名が廃ると思ったからである。短い時間であったが(私には丁度いい尺)
楽しいものであった。企業パビリオンに全く興味が無かったので
その後は各国パビリオンを廻って、ひたすら文化に浸り飲み続けたのは
以前も書いた通り。

シーザーの音楽はどんなふうに聴かれているのだろう?。
曲やアルバム構成からいけば、プログレさんに聴かれるというのが
一般的だろうが、「様式美」を重視する方には向いていない。
実際の音はハード・ロックに近いし、何より演劇用の
音楽が多いため歌い手は劇中に登場する俳優の場合がほとんどで、
一般的な意味合いで歌唱の上手、下手を論じれば、それほど上手くはない。
それでも、明らかに日本の土壌の上にしか成り立たなかったロックを
体現するのにシーザーの諸作は、他に類を見ないのは事実だろう。

「阿呆船」と「邪宗門」が、台本や詳細な資料と解説が付いた
CDブックの体裁で98年から99年にかけてリリースされた時は
喜んで入手したものだが、ここにきてCD5枚組というボリュームで
シーザーの未発表音源がリリースされた。(掲載写真右)
最初の2枚は73年に発表された「J.A.シーザー・リサイタル/国境巡礼歌」
(掲載写真左)の完全版なのだが、これだけでも大発掘である。
アルバム1枚の体裁で発表するために選ばれた曲が、実際の公演では
どの位置で演奏されたのかが解るのは興味深いし、何よりコンセプチュアルな
演奏会だったはずだから、こうして当日の流れ通りに全てを聴けることが
何より喜ばしい。

ディスク3は71年に上演された「青少年のための無人島入門」のための
録音。4チャンネル・マスターからCD化されたとあるが、
アナログLPは1枚しか存在しないということがライナーに記されている。
その1枚はシーザーの手書きジャケで、現物の写真も収録されている。
個人的にはディスク4に収録された「走れメロス」の構成と、
同じくディスク4のNHK青森放送で収録した「恐怖の音楽」が気に入っている。

全ての人が聞いて楽しいかと問われれば、「そうでない」と答えるが
それは世間で流れるヒット曲や、オリコンで1位をとった曲でも
答えは同じ。記憶にとどめるべき音がここにあるのは間違いない。



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COVER OF THE ROLLING STONES - HAPPY

2008-03-22 15:18:32 | ROCK
ストーンズをカバーした曲は圧倒的に60年代の曲が多い。
しかし、それはストーンズの名曲が60年代に集中していることを
意味するものではない。確かにビートルズと並んで突出した存在であった
60年代のストーンズの曲は時代背景も相俟って、意義のある曲が多い。
では、何故70年代以降の曲のカバーに目立つ物が少ないのか?。

答えは簡単である。
メロディーはともかく、誰もあのリズムを超えられないのである。
キース・リチャーズの合理的な半面「それでええのか?でもいいんだよね。」
(なんのこっちゃ)的なリズム・ギターとチャーリー・ワッツの
コンビネーションの気持ちよさは、私見では他に類を見ない。
71年~76年くらいまでのチャーリーのドラムスにはある特徴がある。
ライブ盤だと特に顕著だが、それはバス・ドラの裏打ちである。
これが例の右手のニュアンスとともに、それほどテンポ・アップした曲で
なくても独特の疾走間を生む。
裏で打たないときは2連で踏むことが多いが、これは78年以降ほとんど
なくなる。4つ打ちにスタイルを変更することで新たなニュアンスを
獲得することになるのだが、72年~73年のライブで顕著なあのスタイルが
やっぱり一番好きだ。

「メインストリートのならず者」収録の「ROCKS OFF」「ALL DOWN THE LINE」と
「HAPPY」を聞き比べていただきたい。「HAPPY」のドラムスのニュアンスが
あまりに単調なのに気付く筈だ。チャーリーがスネアを連打もしくは
タムをまわすときは、全ての音の強さは同じではない。1打目5打目といった
箇所は強めで、たかだかスネアの連打なのにこれがまた気持ちいい。
「HAPPY」のドラムスはチャーリーではない。プロデューサーのジミー・
ミラーが叩いているのだが、その差は歴然である。
ストーンズの中でのキースの持ち歌としては1,2を争うほど好きなので
これはかえすがえすも残念。

「HAPPY」のカバーで最も有名なのはニルス・ロフグレンによるものだろう。
アルバム「I CAME TO DANCE:邦題(稲妻)」(掲載写真右)に収録されている。
オリジナル通りのカバーでは面白くないと思ったか、テンポを落として
ネバッこくカバーしているが、本家を超えるほどの出来ではない。
しかしながら、偉そうな物言いだがニルスに関しては全て許す。
掲載写真左の1STソロで「KEITH DON'T GO」と歌ったんだから。

「親父のようになりたくないぜ、ボスのために毎日働くのはゴメンさ」
学生の頃は、「その通りだぜ」といきがっていたが世の中は甘くない。
「妻には新しい服を買ってやりたいし、俺は会社のために懸命に働いている」
それが今の私だ。
いや、やっぱり格好つけているな。相方にはこれを読ませるわけにはいかない。
「ほとんどCD代に消えてるじゃない。」と言われるのがオチである。
何気に思い出したが、順調にいけば親父が定年退職したであろう1年前に
親父が勤めていた会社は倒産した。
「リタイアが早まったな」と笑っていたが、それにどう応えたかは覚えていない。

「HAPPY」と「LUXURY」。どちらも私は大好きだ。

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COVER OF THE ROLLING STONES - UNDER MY THUMB

2008-03-21 21:46:30 | ROCK
私の世代なら、ストーンズが81年に敢行した北米ツアーの模様を
捉えた映画「LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER」を見て強烈な印象を
持った方は多いと思う。
コンサートが始まる前のオープニングが「A列車で行こう」というのが
粋だったし、MCに続いてステージ上のカーテンを数人がかりで左右に開くのを
前からでなく後ろから撮影しているというのが格好良かった。
そしてキースのギターから弾き出されるのが、「UNDER MY THUMB」。
ストーンズのコンサートというのはこんなに格好いいのか、と思ったものだ。

貧乏学生の小遣いの額は知れていて、ヒット曲を追いかけながら
ストーンズの旧譜を横目で見ていたので、この時点では「UNDER MY THUNB」の
スタジオ録音、つまりはアルバム「AFTERMATH」を聴いたことがなかった。
後に聴いて、先の映画とアレンジが大違いなのに最初は拍子抜けしたが
すぐにマリンバの魅力に取り付かれてしまった。

今回とりあげるカバーはザ・フーによるもの。
ミック・ジャガーが67年に麻薬所持で逮捕されたことが、
「見せしめ的である」と激怒したピート・タウンゼンドが「ストーンズの
活動停止期間中は俺達がストーンズの曲を演る。」とばかりに発表した
シングルで、A面は同じくストーンズの「THE LAST TIME」。
いきり立ったはいいものの、ジョン・エントウィッスルは新婚旅行で不在
だったのでピートがベースも担当。録音から店頭に並ぶまでたった2日という
荒業だったせいか、ピートのコーラスでは声がひっくり返ったのを
そのまま使っている。

私がザ・フーのバージョンを初めて聴いたのは87年に出た「TWO'S MISSING」
というレアリティーズを集めた編集盤。「ピンボールの魔術師」のシングルの
B面に収録された「DOGS PT.2」もこれで初めて知った。
困ったことに現在のザ・フーのカタログでは「UNDER MY THUMB」をまともな
状態で聴くことはできない。91年にCD化された「REARITIES VOL.1&2」は
廃盤だし、掲載写真の紙ジャケもとっくに売り切れ。
「ODDS & SODDS +12」に収録されたバージョンは冒頭でそれまで
聴けなかったカウントが入っているものの、リード・ギターがすっかり
抜け落ちている「去勢バージョン」(笑)。困ったことだ。
昨年のドアーズほどではないにしろ、ザ・フーのカタログのリミックス・
リマスターの弊害がこんなところで響いている。

ピートはストーンズが活動できるまでストーンズの曲を録音し続けると
言ったが、本当のところはどうだったのだろう。
でも答えはとっくに出ていたんだよね。
だって「THIS COULD BE THE LAST TIME. BABY,THE LAST TIME ,
I DON'T KNOW. OH NO.」って歌っているじゃないか。(笑)

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BLOWFLY / ON TV

2008-03-20 22:09:54 | SOUL
レココレのソウル/ファンク・ベスト100に堂々と?ランク・イン
してしまったのが掲載写真のアルバム。
ブロウフライ名義でクラレンス・リードが74年に発表した「ON TV」
なのだが、あの偏ったランキングの中でも異色の1枚である。
ガチガチのソウル・ファンの逆鱗に触れかねない1枚とも言える。

エロ・ネタ満載とのことだが、幸い私はそれほど聞き取れない。
ジャケットの猥雑さとアルバムから聞こえてくる女性の歓声から
察するだけでも、狂乱のパーティーという感じは掴める。
さすがにパーシー・スレッジの有名曲を「WHEN A MAN EATS A WOMAN」と
歌った時は椅子からずり落ちそうになったけど。(笑)

人の趣味は十人十色というものの、やはりああいうランキング物では
たった一人が突飛な高得点をつけたがためにカーティスの1STや
ましてやバリノ・ブラザーズの上位にくるというのは我慢なら無い側面がある。
快感原則最優先の私にしても、ちょっとやりすぎの感があるのだ。
それなりにグルーヴを感じさせるトラックはあるのだけど、
他に選ばなければならない100枚が私にはあるというだけの話。

そういえば、私の100枚ではジョニー・ブリストルやリロイ・ハトスンは
選ばなかったけど後悔はしていない。リロイ・ハトスンにいたっては
それなりの数の盤を持っているのだけど100枚を選ぶ時点で聴きなおそうと
いう気にはなれなかった。久しぶりに聴いてみるかな。

「当方、ハーモニカの名手。ライブ経験多数あり。共に演奏してくれる
尺八奏者募集。ただし女性に限る。」
私がBLOWFLYに対抗できるとしたら、こんなジョークくらいなものか。(笑)
ちなみにブロウフライのアルバムはネット通販で購入が可能だが
今手に入るのはカラー・コピー・ジャケでCDR仕様。
それでも興味がある方はどうぞ。
コメント (2)
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COVER OF THE ROLLING STONES - STUPID GIRL

2008-03-19 23:38:49 | ROCK
92年にスー・フォーリーがデビューした時のことはよく覚えている。
ブルーズを演奏する女性を強調した売り出し方を、「今何年だと思ってる
んだよ。」と否定的に捉えたからである。
当時の私は日本の現在進行形のロックを追いかけるのに忙しく、
最初の印象が間違いであるのに気付くのには時間がかかった。
ブルーズ云々というのは全く邪魔な足枷であった。

掲載写真は2002年のアルバム「WHERE THE ACTION IS...」。
当時34歳の彼女の自信と貫禄がジャケット写真から伺える。
本来は可愛い声であるはずだが、彼女流の語尾を突き放すような歌い方が
妙に硬派な感じがして好きだ。
デビュー時からのトレード・マークであるピンク・ペイズリー柄の
テレキャスターも相変わらずよく鳴っている。
アルバムを通して小気味いい曲が揃っていて、シェリル・クロウが
あれだけ売れるなら、なんでスー・フォーリーは・・・と思ったことは
一度や二度ではない。

ストーンズ・カバーは「STUPID GIRL」。
"SHE'S THE WORST THING IN THE WORLD"とか、"SHE'S THE SICKEST THING
IN THE WORLD"とか、辛辣な歌詞がそこかしこにある。
邪魔くさいグルーピーや、ある種の気に入らないタイプの女性を
取り上げたのかもしれないが、ミック・ジャガーが明らかに女性を蔑視した歌を、何故女性のスーが取り上げたのか、ということに非常に興味がある。
まあ、こんなことを考えるということは自分がくだらない芸能レポーターに
なったような気がして間抜けな気分にもなるのだが。(笑)

思えばストーンズのアルバム「アフターマス(U.K.)」は「STUPID GIRL」と
「UNDER MY THUMB」の間に「LADY JANE」を挟むという、歌詞の内容と
曲調においてジェットコースター的展開を見せるアルバムであったのだなぁ。
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COVER OF THE ROLLING STONES - DANDELION

2008-03-17 23:26:13 | ROCK
日毎に暖かくなっていく。普段は「少し肌寒くなる初冬の緊張感が好きだ」と
格好つけたりしているが、さすがに冬はそれほど好きではなくこうして
暖かくなると、何だか嬉しくなってくる。
街の女性達の服装が徐々にカラフルになっていくのを見るのも楽しい。
家や通勤時に聴く音楽もなんとなく明るい物に手が伸びる。

とかなんとかいいながら、今日より暖かかった昨日はやることもないので
一日家に居てスロッビング・グリッスルのDVDを見たり、MC5を聴いたり
していたのだけど。(笑)

春というよりは秋の陽射しが似合うかもしれないが、なんとなく掲載写真の
アルバムを取り出した。ミランダ・リー・リチャーズが2001年に
発表した「THE HERETHEREAFTER」。大きな風船を手にした彼女の写真を
見ているだけでなんとなく幸福な気分になる。
「ピュア・サイケデリック・カントリー・ポップ」とは、彼女が自身の
音楽性を表現したコピーだが、うまいことを言ったものだ。
浮遊感のあるボーカルは魅力的で可愛らしいし、音数がそれほど多くないのに
十分満たされた各パートの音はエコーとエフェクトでサイケの様相を
呈している。それでいてカントリーの香りが塗されていて、これを私が
気に入らないわけがないではないか、という出来のアルバム。

そして「ダンデライオン」。もちろんストーンズ・カバーだ。
タンポポ占いが彼女を幸せにしたかどうかはわからない。
ここまでのアルバムをつくったなら、当然次の作品が楽しみだったのだが
今のところ彼女のアルバムは、これ1枚のみ。
ミュージシャンとして活動すること以外で、彼女が幸せになって
アルバムをつくる必要の無い生活をしているなら、それはそれでいいな、
と思えば、続編がないことに諦めもつくというものだ。

そうだ、ストーンズ・カバー集を編もう。
今回は編集盤が出来上がるまで、幾つかの曲をとりあげて記事にしよう。
ちょっと時間がかかりそうだけど。



コメント (2)
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買い逃し厳禁のはずだった

2008-03-16 18:53:56 | DAY BY DAY
昨年、買い逃したブツで後悔した物が3つほどあった。
掲載写真は、その中の2つだ。

掲載写真左のブツは、限定盤と知っていたが少々甘く見ていた。
というのが、このレーベルが以前リリースしたシェプ・クックの
「シェプ・クック+火星でのコンサート・ツアー」がいつまでも売れ残って
いたのと、単価が高いのとで「そんなに早く売り切れないだろう」と
考えていたのが間違いの元であった。
早々に完売したのを知って愕然としたが、普段から心がけのいい(笑)私は
今年になってコレを入手できた。しかも2041円で。
HMVで検索すると、2008年3月リイシューとあったのでガセネタ上等と
思いながら、オーダーしたら本当に到着してしまった。
信じる者は救われるのか?(笑)
ちなみに、どんなふうに普段から心がけがいいかと言うと、これをリリース
している「BELLA TERRA」の商品が出たらすぐさま購入するようにした
ということだけなんですけどね。
冗談はともかく、スタン・ミーラーやジョン・ジョーンズは聴いて損はない。

掲載写真右は、これこそ高額なのだがやはり完売したもの。
昨年末に再限定プレスされ、再度チャンスを与えてもらったのに
ためらっていた。幸いこれもHMVで5000円分の割引を使って
入手することが出来た。本来はバラ売りでずっとカタログに残しておくべき
盤が何枚かあるのだが、これを逃すともうずっと縁が無いかもと
思ったのでいい機会ではあった。

ちなみに、昨年買い逃した残りの1点は「紙ジャケ」であった。
これもまさか、と思ったが日本では根強いファンがいるのだという
ことと、サイケ者のターゲットでもあること、あのバンドのメンバーが
いたことを考えれば納得はいく。
仕方なく紙ジャケでないヤツを入手したからいいのだけど、
権利関係は限りなくグレーである。(笑)


コメント (4)
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