今回の記事で当ブログのカテゴリー「日本のロック・フォーク」の記事が丁度99回目となる。100回目は「日本のロック・フォーク100選」を予定しているのだが、
その前に紹介するのに相応しいアルバムが届いた。
現在進行形のバンドとは、何ぞや?。
2年に1枚アルバムを出したりコンスタントにライブをするのは、数ある条件の
一つであるが、これらを含み尚且つ最も厳しい条件である「最新作が最高傑作になる
可能性」を持ち続けること、これを満たして現在進行形と言えるのではないだろうか。
その簡単なようで難しい条件を満たした、ザ・グルーヴァーズの最新アルバムが
「ROUGH TRIANGLE」である。
バンド史上初のライブ・アルバムでもある。
7月25日に市場に投入されるこのライブ盤は、前作から試みられる「革命的通販
システム」により、アドヴァンス・メンバーには一足早く届けられたというわけだ。
幾つかの会場で録音された中から選び抜かれた14曲は絶妙の曲順で
過不足なく収まっている。タフ、ファット&ホットなサウンド、バンドの
立ち位置はクールという、ファンの良く知ったグルーヴァーズがここにある。
以前も書いたが、「歌いたいことが他に無いのか、あってその程度か」という
バンドが多い中、絵空事でない日常生活を照射するロックに、知性と野生を同居させる
グルーヴァーズの歌と音は無敵である。
99年に発表したベスト盤の初回ボーナスCDとして添付されたライブ盤とは
1曲も被らないのがいい。最新作を中心に選ばれた楽曲に加えて、
大好きな「行列の先頭」「現在地」が組み込まれているのもポイントが高いところ。
「夢の中でしか」には、ストーンズ者のためのお楽しみが用意されているし、
「狂おしきこの世界」では、「ああ、俺はザ・フーの大ファンなんだよ」と誇らしげに
叫びたい瞬間もある。
ストーンズと言えば。今回も先行予約者には、未発表カバー曲を収録したCDが
プレゼントされるのだが、今回はなんと「LIES」のカバーであった。
「女たち」収録の渋いロック・チューン、参りました。
前回のカバーはV.U.の「SWEET JANE」だった。
初球は直球ド真ん中。二球目は内角高め、思わず振ってしまった。
カウントはツー・ナッシング。遊び玉は無し。
次は何がくるのだろう。
外角低めにスライダーでも投げられたら、手は出ないね。
T.レックスの「心はいつもロックンロール」をお願いしたいところである。
確かなことなど何処にも無いが 誰にも奪われないものはある / 『遥かなる』
生きる理由の一つに「グルーヴァーズの新録音を聴くため」という項目が
あってもいいと思うのだ・・・。
その前に紹介するのに相応しいアルバムが届いた。
現在進行形のバンドとは、何ぞや?。
2年に1枚アルバムを出したりコンスタントにライブをするのは、数ある条件の
一つであるが、これらを含み尚且つ最も厳しい条件である「最新作が最高傑作になる
可能性」を持ち続けること、これを満たして現在進行形と言えるのではないだろうか。
その簡単なようで難しい条件を満たした、ザ・グルーヴァーズの最新アルバムが
「ROUGH TRIANGLE」である。
バンド史上初のライブ・アルバムでもある。
7月25日に市場に投入されるこのライブ盤は、前作から試みられる「革命的通販
システム」により、アドヴァンス・メンバーには一足早く届けられたというわけだ。
幾つかの会場で録音された中から選び抜かれた14曲は絶妙の曲順で
過不足なく収まっている。タフ、ファット&ホットなサウンド、バンドの
立ち位置はクールという、ファンの良く知ったグルーヴァーズがここにある。
以前も書いたが、「歌いたいことが他に無いのか、あってその程度か」という
バンドが多い中、絵空事でない日常生活を照射するロックに、知性と野生を同居させる
グルーヴァーズの歌と音は無敵である。
99年に発表したベスト盤の初回ボーナスCDとして添付されたライブ盤とは
1曲も被らないのがいい。最新作を中心に選ばれた楽曲に加えて、
大好きな「行列の先頭」「現在地」が組み込まれているのもポイントが高いところ。
「夢の中でしか」には、ストーンズ者のためのお楽しみが用意されているし、
「狂おしきこの世界」では、「ああ、俺はザ・フーの大ファンなんだよ」と誇らしげに
叫びたい瞬間もある。
ストーンズと言えば。今回も先行予約者には、未発表カバー曲を収録したCDが
プレゼントされるのだが、今回はなんと「LIES」のカバーであった。
「女たち」収録の渋いロック・チューン、参りました。
前回のカバーはV.U.の「SWEET JANE」だった。
初球は直球ド真ん中。二球目は内角高め、思わず振ってしまった。
カウントはツー・ナッシング。遊び玉は無し。
次は何がくるのだろう。
外角低めにスライダーでも投げられたら、手は出ないね。
T.レックスの「心はいつもロックンロール」をお願いしたいところである。
確かなことなど何処にも無いが 誰にも奪われないものはある / 『遥かなる』
生きる理由の一つに「グルーヴァーズの新録音を聴くため」という項目が
あってもいいと思うのだ・・・。