10月25日
・TOM PETTY / WILDFLOWERS & ALL THE REST
トム・ペティが94年にリリースした「WILDFLOWERS」の4枚組拡大盤。トムのHPでは
5枚組のスーパーなヤツを購入できるが、一般流通で購入できるのは4枚組。ジェフ・リンより
リック・ルービンの音作りが好きな私は、発売当時は結構気に入って聴いた記憶がある。
トムのデモの完成度の高さに驚き、ライブの良さに頷き、再度オリジナル・アルバムを聴いて
満足。
10月26日
・JOHNNY THUNDERS & WAYNE KRAMER'S GANG WAR ! / SAME
先週、ロニー・スペクターの盤を聴いて、そこに収録されたストーンズ・カバー(正確には
他者に提供した曲でストーンズ・バージョンは後に世に出た)を聴いて、「あれ、この曲は
何かのライブ盤で聴いたように思うが何だったかなぁ。」とずっと考えた後に思いだしたのが
掲載写真の盤。この盤が最初に世に出たのは93年でその時は「STREET FIGHTING」という
タイトルでジャケットも全く別物であった。私の手中にあるのは04年リリース盤。
ジャケットも演奏も気に入っている。このユニットは短命であったが仕方あるまい。
10月27日
・KAREN BETH / NEW MORNING RISING
プロデューサーがジョン・サイモンで、レコーディングがベアズヴィル・スタジオで行われた
という情報だけで触手が動く人もいるだろうが、カレン・ベスの歌唱とソングライティングに
最大の魅力と価値があるのは言うまでもない。これは75年の作品だがそれ以前に残された
2枚の盤を聴いたことがない。1枚目は11年に一度CDになっているが2枚目は未CD化。
いつか聴いてみたいと思う。
10月28日
・J . A . シーザー / チェンチ一族
ゴールデンカムイの1シーンじゃないよ。
10月29日
・THE DOORS / MORRISON HOTEL DX EDITION
「MORRISON HOTEL」50周年盤はCD2枚とLP1枚の3枚組で構成される。もう、いつも
思うのだがドアーズくらい、スタジオ・セッションが面白くない(あ、言ってしまった)バンドは
ない。オリジナル・アルバムの出来はどれも素晴らしく、全アルバム大好きなのだけど。
それでも、聴いたことのない音源が解放されるのは嬉しいのでファンとしては有り難く所有するのみ。
さて、残りは「L.A. WOMAN」。11年に40周年盤が2枚組で出ているのだが、50周年盤は
出るのか。出たとして、LPは付くのか。LPが付いたとすると何故2枚目の「STRANGE DAYS」
だけはLP無しの記念盤になったのか。つまらないことばかり考えている。
10月30日
・THIN LIZZY / SAME
・THIN LIZZY / SHADES OF A BLUE ORPHANAGE
予約しているシン・リジーの箱が届かないので、気分を盛り上げるために前哨戦として
何となく取り出した2枚。デビュー盤と2枚目で、地味ながらもどことなくアイルランドの
雰囲気というかメロディーを感じることができる。3枚目を出してエリック・ベルが脱退したことで
メンバー・チェンジの結果ツイン・リード・ギターの布陣となり、そこからのイメージが
定着しているが、これはこれで味わいがある盤であると思う。
10月31日
・NEIL YOUNG & CRAZY HORSE / LIVE AT FILLMORE EAST 1970
・NEIL YOUNG / MASSEY HALL 1971
ニール・ヤングのアーカイブ・ボックス「THE ARCHIVES VOL. Ⅱ 1972-1976」がリリースされる。
今のところ、ニールのHPでしか購入できない。前回の「VOL. Ⅰ」は買わなかった。高い上に
既発のダブりが多いのが気になったからだが、今回は購入することにした。ダブりもあるが、
オリジナル・アルバム群は収録内容が変わっているし、昔からタイトルだけは噂になっていた
「ODEON BUDOKAN」というライブ盤が気になるし。で、気分を盛り上げるために何となく
この2枚を取り出した。「AFTER THE GOLD RUSH」50周年記念盤は肩透かしだったが。
11月1日
・JOHN MAYALL WITH ERIC CLAPTON / BLUES BREAKERS
・JOHN MAYALL / THE DIARY OF A BAND VOL.1 & VOL.2
ジョン・メイオールの65年から74年までの歴史を辿る35枚組のCDボックスが
リリースされる。今のところ限られた処でしか購入ができない。送料込みだとかなり高額の
買い物になるが、未入手の盤があるのと未発表のライブ盤が多く含まれるので購入の
手続きをとった。で、気分を盛り上げるために何となく掲載写真の盤を取り出した。
メイオールの盤は私にとってはイきそうでイかせてくれない(変な表現)ところが妙に
心を擽る。特に「ブルース・バンドの日記」と題された2枚は、録音がいいわけでもない
摘まみ喰い的な選曲のライブ盤であるが、ライブバンドの旅行程に思いを馳せることができるので
結構好きだったりする。(笑)最近は一段と一般の流通に乗らない盤のリリースが多い。
アレについては競争になるので、リリースが終了するまで触れないけど。(笑)
何となく。