HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

BLOSSOM TOES / LOVE BOMB LIVE 1967 - 69

2009-04-29 18:53:59 | ROCK
ブロッサム・トゥーズというバンドは、英国ロック好きの人にとっても
好き嫌いの別れそうなバンドだと思う。そこそこポップでサイケなのだが
プログレに片足突っ込んだようなところが微妙だし、ボーカルが泥臭く
スマートさに欠けるところも好みが別れるだろう。
メンバーにはジム・クーリガンという名の通った人もいるのだが、
バンドはアルバムを2枚残しただけで崩壊する。
そんな通好みのバンドだが、我が国でのCD化は意外と早い時期に成された。
単に権利関係のクリアが簡単だっただけっだったりして。(笑)

67年と69年に2枚のアルバムしか残さなかったブロッサム・トゥーズの
未発表ライブが2枚組CDで登場した。正直なところ、音質は二昔前の
ブートレグのような感じだが、それが音源の貴重さを思わせるなんて
書くと、贔屓の引き倒しか。私の興味のほとんどはディスク2に集中する。
幾つかの音源を集めてあるのだが、ディスク2の3曲目はBILZEN FESTIVALからの
収録曲というクレジットがある。このフェスはテイストやソフト・マシーン、
プロコル・ハルムらも出演しブートDVDで映像を見る事ができ、
ブロッサム・トゥーズの演奏も見る事が出来る。
4曲目「PEACE LOVING MAN」から最終曲までは別のフェスティバルからの
クレジットがあるが、BLIZEN FESTIVALのブートDVDで見ることができる
「PEACE LOVING MAN」とこのCDに収録された演奏は、ボーカルのフェイク等を
聴くと同じ日の演奏のように思えるのだが・・・。CDの方がエンディング
間際でフェイド・アウトするのがなんとも残念。

さて、別のフェスとは69年10月26日、ベルギーでのAMOUGIES FESTIVAL。
ここで演奏する「GROOVING」はベン・E・キングの曲で、レッド・ツェッペリンが 「WE'RE GONNNA
GROOVE」と改題して演奏した曲と言えば、通りがいいだろう。
この2枚組の最大の聴き物がこの曲で、なんとフランク・ザッパと
共演している。ザッパはボーカルをとらずギターを弾くだけなのだが、
曲中に、明確に「ザッパが弾くギター・ソロ」とわかる場面があるのが嬉しい。
万人に推薦はできないが、この曲だけでも聴く価値があるCDである。

日付が確かなら、このフェスでは前日にピンク・フロイドが出演し、ザッパは
フロイドとも共演している。オフィシャル音源は無いが、ブートレグCDで
容易にその模様も聴くことが出来ることを書き添えておく。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボブ・ディランは何を考えているか

2009-04-28 20:34:17 | ROCK
昨年は当ブログで「ビートルズの20曲」を選ぼうということで、
何人かの人たちに遊びに付き合ってもらった。
今年も何かするかな、と思ったところに飛び込んだのがボブ・ディランの
新譜発売のニュース。「そうだ、今年はディランの30曲でいこう。」
活動期間を考えれば30曲でも少ないのだけど、ビートルズで
50曲選ぶよりは、ましだろう。
で、ディランの新譜が届いていればいいのだけど、オーダーはとっくに
しているもののまだ手元に無い。複数タイトルを同時注文すると、目当ての
ブツが届くのが遅れることがままある。まあのんびり待つとするか。

ボブ・ディランを聴き始めたのは、かなり遅く20歳になってからだ。
中学の頃に名前は知っていたし「風に吹かれて」という曲も知っていた。
しかしながら、その「風に吹かれて」に良い印象が無かったのだ。
初めて聴いたその曲は、実はディランのレコードや演奏ではなく
日本のフォークの人が演奏したものだった。多分テレビで見たのだろうが
もしかしたら、一人ではなく何人かで歌っていたかもしれない。
「なんなんだ、このしみったれた感じは。」
フォーク・ソングなんて、まっぴら御免だと思うのと、ボブ・ディランという
人には興味が無いと思うのは、ほぼ同時であった。

しかしながら、徐々にいろいろなレコードを聴いていくうちに誤解が
溶けていく。あの時「フォーク」だと思った人たちはニュー・ミュージックだの
演歌だのに都合よくシフト・チェンジした人たちであって、遠藤賢司や
三上寛、友部正人といった人達は全く立ち位置が違うことに気付く。
ちょうど自分が参加していたアマチュア・バンドも解散し、バンドマン幻想から
逃れられ、それまで「3人組なのに一人が目立っている」という理由で
聴かなかったジミ・ヘンドリックスや、「自分は歌ってギター弾くだけで、
バックの音は人任せかよ。」という理由で遠ざけていたボブ・ディランを
聴くようになる。全く遠回りをしたものだ。
膨大な量のディランのカタログを聴くのは大変であった。それでも
決して美しいとはいえない発声と抑揚は、他に類を見ない個性で尚且つ
格好いいことに気付くと、どんどん深みにはまり込んでいった。

掲載写真は映画「I'M NOT THERE」のサントラ盤で、様々なミュージシャンが
ディランの曲をカバーしている。私はカバー・ソング好きである。
尚且つそれがディラン・カバーなら勿論、興味の対象である。
2枚組ということで、収録曲も多く参加ミュージシャンも新旧様々で
バラエティに富んでいる。当然、全てが素晴らしいカバーというわけには
いかないが、それでも気に入ったテイクは幾つもある。
多くのキンクス・カバーを残すヨ・ラ・テンゴは、ここでもいい意味で
器用さを発揮しているし、老体に鞭打つ(失礼!)リッチー・ヘヴンスの
生き生きとした歌唱と独特のギター奏法は、今でも有効だ。
オリジナルより更にテンポを落とした演奏で、重厚な凄みを聴く者に与える
トム・ヴァーラインの選曲の良さに惚れる。

やっとの思いで「ボブ・ディランの30曲」が決まった。
何人か遊びにつきあってくれる人にも依頼したのだが、きっと皆頭を
悩ませただろう。
私が選んだボブ・ディランの30曲(30テイク)の発表は後日・・・。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再び、ハリーの災難

2009-04-26 20:23:27 | DAY BY DAY
XTCの変名プロジェクトであるTHE DUKES OF STORATOSPHEARの2枚の
アルバムがCD化された。過去盤は2枚を1枚のCDに収めた物であったが
今回は独立した単体でのCD化で、どちらもボーナス・トラックを多数収録し、
装丁も可愛らしい本のようなデザインで、購買意欲を搔き立てる。

どの時期のXTCが好きか?という問いは、必然的にテリー・チェンバースが
いるかいないか、という選択に直結する。テリーの離脱によってXTCは
ライブ活動の断念を決断するわけだが、実のところ私はライブ・バンドとしての
XTCにはあまり興味が無かった。ドラマーの脱退というのはバンドに
とってはマイナスになるものだが、私の一番好きなアルバムは「スカイ
ラーキング」である。

86年発売の「スカイラーキング」の前後に発売されたのが、掲載写真の
2枚の変名名義でのアルバム。この3枚は私が大学生の頃にリリースされ、
仲間内でも人気が高かった。何故か後輩に60年代のサイケが好きなヤツが
多かったことがその理由だが、単純にビートルズやエレクトリック・プルーンズ
等の音を想起できる楽しさはわかりやすい、ジャケットのカラフルさも
魅力的だ。掲載写真右の「25 O'CLOCK」は「カラフル・クリーム」みたいだし。
掲載写真左の「PSONIC PSUNSPOT」は綺麗なカラー・ヴィニールだったし。

さて、表題のハリーの災難とは何ぞや。
それは、「PSONIC PSUNSPOT」のブックレットとCDを入れる紙袋が
ジャケットに逆さまに貼り付けられていた、ということである。
掲載写真のように並べると、「PSONIC PSUNSPOT」のCDが下に落ちてしまう
のだ。これって私の買ったブツだけだよね。他の人のもそうだったとしたら
笑えるのだけど。アンディー・パートリッジの意図とは関係あるのか、
ないのか・・・なんてことに頭を悩ませる私は深読みのしすぎなのだ。(笑)
何はともあれ、過去盤CDを持っている人もLPを持っている人も
十分に楽しめる再発であるのは間違いない。

それにしても、最近は外すなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あなたのiPodの中を見せてください

2009-04-22 19:51:47 | DAY BY DAY
家でヘッドフォンを装着してステレオを聴く事は、まず無い。
基本的に嫌いなのだ。しかし、通勤時はiPodを使用している。
今は車通勤で無いというのもあるが、往復の通勤時間が約2時間半で
その間、音楽を聴かないでいるというのは時間の無駄のように思えて
iPodを使用している。その時間を利用して本でも読めばもうちょっと
賢くなるのかもしれないが、目が疲れやすいのでそうもいかない。

iPodが何時ごろから出回ったのか知らないが、最初に私が購入したのは
30GBのもので、「MDの頃に比べたら、凄い進歩だ。」と思うのと同時に
「30GBなんて、一体何曲取り込めばいいんだ?。」と思ったものだ。
そんな初代iPodもバッテリーの限界が来て、どれだけ充電しても1日
持たなくなった。バッテリーの交換をしても高くつくだろうから、新しいヤツを
買おうと思って電気屋に行く。

「携帯を持ってないので、iPhoneとかいうのを買うか。」とも思ったが
「ここまで男前を貫いたのに、ここであんなの買ったら笑われるぜ。
飲み屋の女の子に『メール交換できるようになったぜ』と言ったら
『携帯持ってないのが格好良かったのに』と言われるだろうな。
だいたい音楽を取り込める容量が少ないやないか。」
というような判断を約3秒で行い、結論として120GBのクラシック仕様を
購入した。ちゃらけたゲームだの通信だのは要らないのだ。

好きな曲をどんどん取り込もうと思ったが、今回は120GBである。
今までの4倍の容量があるのだ。ここはひとつ、大好きな定番は勿論だが
今まで買ったもののロクに聴いてなかったCDを丸々とりこんで
再確認しようという気になった。例えば掲載写真の2枚。
ディープ・パープルが我が家のCDプレイヤーにセットされて、アルバム全てが
完奏する、なんてことはまずない。曲単位なら別だが、アルバム通して
気に入った盤が無いというのがその理由だが、今回は違う。
目に付いたアルバムは全て取り込み、片っ端から聴いていくのだ。

私のiPodだとパープルは「THE BOOK OF TALIESYN」から始まり、次が
「BURN」である。どちらも腰を据えて聴くのは久しぶりだ。
前者はアルバム全体の出来は散漫だが、そこらでもてはやされB級
ヘヴィー・サイケに比べたら、よっぽど「ヘヴィー・サイケ」の称号が
相応しい曲があるのに気付いたし、後者を聴いて「ギラン時代の名曲の
ボーカルが全てカバーデイルだったらなあ。」と思ったり、なんとも楽しい。
今のところ40GBを使って、CD300枚くらいを取り込んだのだが
この労力をあと2回使うと、120GBが埋まる。さあ今日は何を
とりこもうか。

その昔、目の前の女子高生が携帯ステレオで聴いているのは「もしかして、
三上寛じゃないだろうか。」とか「ロバート・ジョンスンを聴いているんじゃ
なかろうか。」という妄想に苛まれた(笑)ことがある。
まあ、そんなことは無いのだろうけど。

あなたのiPodの中身を見せてください。
僕のiPodには「裸のラリーズ」が・・・・。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さあさあ、事だよ事だよ~。

2009-04-19 18:27:02 | DAY BY DAY
2007年にHIP-Oからチャック・ベリーの「HIS COMPLETE '50s CHESS
RECORDING」(掲載写真右)が発売された時、喜び勇んで購入した。
以前、記事にもしたPヴァインから出た3枚組のLPは何があっても
手放せないが、50年代の全てを網羅するのならこれは押さえるしかない。
ロックンロールのオリジネイターと呼ばれる人は何人もいるが、
私はチャックが一番好きだ。私がローリング・ストーンズのファンである
というのが大きな理由だが、他にも色々理由はある。

いわゆる白人のロック・ミュージシャンに数多くの曲がカバーされて、
それらを聴いた後に、後追いでチャックを追いかけたというのもあるし、
ギターを抱えたグッド・ルッキン・ガイだというのも理由の一つだ。
1枚物のベスト盤に収録されるような代表曲とされる曲以外の
曲調がバラエティに富んでいるのも楽しい。
まだ「JOHNNY B. GOODE」と他数曲しか知らなかった頃、ラジオから
流れてきたカルロス・サンタナが演奏する「HAVANA MOON」を「いい曲だなぁ。」
と思いながら聴いていると曲が終わった後にD.J.が「これはチャック・
ベリーのカバーなんですね。」と言ったので引っくり返りそうになったことを
覚えいる。チャック・ベリーへの興味がグンと高くなった瞬間である。

50年代が出たのだから次もあるだろうと思っていたら、今年になって
掲載写真左の「YOU NEVER CAN TELL - HIS COMPLETE CHESS RECORDING
1960-1966」が出た。発売元のHIP-Oから購入しようかと思ったが、
ここは送料がバカ高いので断念。国内通販で購入したのだが、中を開けると
何とディスク2が無い!。このCDは4枚組なのだがトレイにはディスク1が
2枚入っていたのだ。販売元に連絡すると交換に応じてくれてホッと
しながらこれを書いている次第である。もしHIP-Oで購入したらその後の
やりとりは面倒くさいものになったのは間違いないだろうから、
そういう意味でも今回は国内通販で良かった。以前CDのプレス・ミスを
笑った記事を書いたので、神が私を懲らしめたのであろう。(笑)

さて。病み上がりの国内有名ミュージシャンが昨年行なったライブがDVDに
なるというので、購入した。通販だと先行発売で、おまけに十数年前の演奏の
DVDーRが特典に付くと言うのでオーダーしたところ、一昨日ブツが
送られてきた。おまけから先に見聞きする習性の私は、まず特典DVD-Rを
プレイヤーにセットしたのだが・・・。阿呆らしくて書くのも何だが、
なんとブランクDVDーRであった。抗議のメールを書こうかと思ったが
本編のDVDが余りに辛かったので、「これは買った者負けだな。」と思い
怒りの鞘を収めることにした。

以上、通販で私がおかした失態をご披露させていただきました。(笑)
おっと、チャック・ベリーは最高なので、そこのところはお間違い無きよう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菊花賞 / VOLUME EIGHT

2009-04-17 20:48:10 | 日本のロック・ポップス
柴山俊之と花田裕之が「菊花賞」を名乗り、そのライブをレコーディングして
4タイトルのCDを発売したのが2005年。二人のアコースティック・ライブ
音源は全てCD化するという話が当初からあったのだが、なかなか続編が
出ないので頓挫したのかなと思っていたら、2009年の今になって
とんでもないことになってしまった。2005年から2007年までの
録音を5回に分けて計21タイトルを発売するというのだ。

根強いファンを持つ二人が関わるバンドやソロのライブは必ずといって
いいほど誰かが録音し、ファンの間で流通する。数年前にネットを検索して
いると奇妙な?音源トレード・サークルのようなところに行き当たった
ことがある。簡単に検索に引っかからないよう、数名の会員にはいくつかの
規制があって音源の種類を公開している人もいれば特定の人しか
ログインできないようなところにリストを置いている人もいた。
お互いのやりとりがBBS上でも展開されていて、そこでの書き込みを
眺めるだけで、いちいち気持ち悪かったのを思い出した。
そのサークルで主にやりとりされていたのが、サンハウスやルースターズに
関わった人たちのライブの隠密録音であった。

需要があるなら、アーティスト公認の形で多くのライブ音源を市場に出す
というのはファンには公平に録音物が行き渡るというのと、アーティストには
実入りがあるという点で、悦ばしいことだと思う。
その日の出来事をありのまま、ライブにしてしまうというのはリスクも
大きい。全てが最高といかない日もあるだろうし、まして一度に変わり映えの
しないセット・リストのライブが大量に出たら、「ライブの名盤」という
ものも生まれにくい。それでもこういったリリースはファンには歓迎すべき
ものだろう。

掲載写真は2005年4月28日、浜松LUCREZIAで収録されたライブ盤。
LUCREZIAオープン間も無い時期のライブで、ハコにとっても記念すべき
音源だろう。オーナーと店長とは面識があって、年に1度いろいろな話を
聞くことがあるのだが、菊花の二人はスタッフにも客にも優しい態度で
接するという話が印象に残っている。ここでの録音がメジャー・カンパニー
からの録音ブツに慣れ親しんだ人の耳にどう聞こえるかは、知ったことじゃない。
文字通り「記録」としての「レコード」がそこにあるだけだ。
会場にいた人には記念になるのは言うまでも無いし、いなかった私も
その場の雰囲気を楽しんだ。それでいいのだ。

オーディエンス・ノイズ多め(笑)なので、客の品の無い掛け声が鬱陶しいけど。
事前にレコーディングされるのがわかっていたので、目だってみたというのも
あるだろうけど、これが残ることを考えたら間の抜けた話だ。
まあいいや。問題はこのあと発売される残りの15タイトルを買うかどうかだ。
俺は義理堅い男なのだ。最後までそうだといいのだけど。

このCDの最後に、ライブが終わって客出しに使われた曲を
ほんの一瞬聞くことができる。
EVERYBODY MUST GET STONED!。野郎ども、準備はいいか!?。(笑)






コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休日返上の重役会議 その1

2009-04-12 17:49:43 | DAY BY DAY
いやぁ、参ったなあ。
せっかく俺たちの70年代以降のアルバムがリマスターされたっていうのに
よりによってビートルズもリマスターかよ。
扱いはあっちのほうがでかいんだろうな。
値段を安く押さえて、尚且つ買い安いように4タイトルずつ分売する
俺たちらしからぬ気配りも霞んじゃうよ。
ハリーちゃんは全部買ってくれるんだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休日返上の重役会議 その2

2009-04-12 17:15:31 | DAY BY DAY
何をビクついていやがる。
俺たちの方が長くやってるんだぜ、ファンの数も俺たちの方が多いって
もんさ。それによ、いつまでもビートルズをライバルみたいに取り上げるのは
止めないか。つまんねぇ話だぜ。
ハリーはきっとビートルズは「ステレオ」も「モノ」も全部買うはずさ。
金も無いのによ。(笑)ブログで嬉しげに取り上げないだけでな。
そういうヤツさ。

それよりも、ニール・ヤングのリリース形態にむかついているみたいだぜ。
まるで爺の茶飲み話だな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休日返上の重役会議 その3

2009-04-12 16:49:27 | DAY BY DAY
ハリーは、「ベガーズ・バンケット」を「ベガ・バン」、「ア・ビガー・
バン」を「ビガ・バン」とか略すヤツが嫌いなんだって。
携帯見ながらチンタラ歩いてるヤツも嫌いだってさ。
ああ、関係ない話だったな。

「スティッキー・フィンガーズ」から「アンダーカヴァー」までは
ほとんどCDで持ってないのと、今聴くと「スティール・ホイールズ」は
音圧が足りないので、そこらまでは買うらしいよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休日返上の重役会議 その4

2009-04-12 16:43:30 | DAY BY DAY
そうか、ハリーは気に留めていてくれたか。
でも、多分ビートルズは全部買うんだろ。で、俺たちのは
「スティール・ホイールズ」までしか買わないのか。う~む。
数ヶ月に分けないでビートルズみたいにまとめて組物にすれば
よかったかなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休日返上の重役会議 その5

2009-04-12 16:38:25 | DAY BY DAY
まあ俺らはまだ、まとまった「アーカイブ」を出して無いじゃん。
スタジオ・アウトテイクとライブ盤を分けて、でかい組物にしてもよし。
あっ、スタジオ・アウトテイクは小出しにして、オリジナル・アルバムの
ボーナス・トラックにしたら、また美味しいことになるぜ。
ビートルズと違ってまだライブも出来るんだから、美味しいところは
もうちょっと後回しにしようぜ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休日返上の重役会議 その6

2009-04-12 16:35:18 | DAY BY DAY
あのね、ロニー君。
ファンが望んでいるのは君が加入する、ほんのちょっと前の時期じゃ
ないのかね。まあ、君がいる時期を云々しなくても、俺がいた時期という
括りなのは間違いないだろうがね。(ニヤリ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休日返上の重役会議 その7

2009-04-12 16:32:27 | DAY BY DAY
つまみだせ!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

LOU REED'S METAL MACHINE TRIO

2009-04-09 21:31:49 | ROCK
ルー・リードの新譜がリリースされた。タイトルは「THE CREATION OF
THE UNIVERSE」。やけに大きくでたタイトルだがこれが一筋縄ではいかない。
まずルーのHPでの販売が基本で、タワーやHMVとかでは購入できない。
そして収録内容が聴き手を選ぶ可能性があるというのも事実だろう。

アーティスト名の表記が「LOU REED'S METAL MACHINE TRIO」。そして
『P&C2008 SISTER RAY RECORDING』の表記。これだけでルーのファンなら
だいたいどんな内容か想像はつくだろう。
ルーを含む3人での即興演奏が2枚のCDに収録されているのだが
あの「METAL MACHINE MUSIC」と違うのは3人が楽器を演奏して音楽を
奏でている点である。全体の流れはゆっくりしたものであるが3人の間で
交わされる情報は膨大な量で、穏やかな中にも緊張感が漲った演奏で
あるのがよくわかる。歌ものという言い方は嫌いなのだが、例えば
アルバムでいうと「ニューヨーク」とか「ベルリン」「コニー・アイランド・
ベイビー」といった作品で聴ける歌手、あるいはソングライターとしての
側面のみを好きな方には無用のアルバムかもしれない。まあそういう人を
ルー・リードのファンとは言わないといわれれば、その通りでもある。(笑)

ギターを弾くのは勿論ルー自身なので、いくら即興演奏といっても
よく聴くと、かつて様々な楽曲で弾いたフレーズの断片の更に断片を
聞き取れるし、そのトーンは紛れもなくルー・リードのギターのそれである。
2007年に「ベルリン」の再現をして、その次の年にこういう
レコーディングをするルーの興味の針の振れの大きさを見ると「ベルリン」の
再現が単なる懐古趣味でなかったことが、よりはっきりと理解できる。
ネットでの購入しかできないのだが、耳にすべき録音だろう。
CDが到着するまでの間、MP3等でのダウンロードで聞くことができるという
措置が親切である。

ルー・リードは「タージ・マハル旅行団」を聴いたらどう思うだろう・・・?。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EGGS OVER EASY / FEAR OF FRYING

2009-04-07 21:46:57 | ROCK
以前にエッグス・オーヴァー・イージーの「グッド・アンド・チープ」を
取り上げた時にも書いたが、私は目玉焼きが好きだ。
常々、誰が聞いても納得できる理由があればいいのにと思っていたのだが
掲載写真のCDを見てわかりました。
つまり・・・。目玉焼きの形状がなんとなく乳輪を想起させ、それが
ストーンズの「悲しみのアンジー」の例のヌード・ジャケに繋がるという
理由ではダメでしょうか?(笑)ダメですね。

遂に幻のエッグス・オーバー・イージーの2枚目がCD化された。
このアルバムの存在を知ったのは、リンク先のち~旦さんが自身の
ブログでジャケット写真と共に紹介しているのを見たことによる。
あまりにあんまりなジャケットを見たとき、同名異バンドであることを
願ったりもしたが(笑)、正真正銘同じバンドである。
最初のアルバムから10年のブランクを要したというのは、自ずとバンドの
不遇を物語ることになるが、アメリカのマイナー・レーベルに残された
このアルバムを当時聴いた人、つまり10年越しの恋人に出会えた人は
そう多くはなかったろう。

ちょっと田舎っぽい女の子が10年後に会ってみれば、都会の風に吹かれて
洗練された大人の女性になっていた、そんな感じがこのアルバムから漂ってくる。
嬉しいようながっかりするような感じが入り混じっているのだが、
しばらく話をしていると昔の面影を感じさせる表情と時々混じる田舎訛りに
かつて自分が知っていた頃の記憶が、目の前の光景に重なってくる。
パブロックの始まりと言われるバンドの幻の1枚は私にとっては
そんな感じのアルバムだった。もちろん傑作1STには及ばないのは明白だが
時間の流れを痛切に感じさせる1枚ともいえる。
私は日本版仕様を購入したが、「FALLOUT」の輸入盤に日本語の帯をつけた
だけで解説も何も入ってないことを今後購入予定の人のために記しておく。

さて、目玉焼きが好きなのはいいのだが、これをパンに挟んでもO.K.かと
問われれば答えはノーだ。パンに挟むならスクランブル・エッグと
ツナを混ぜたものがベストだ。こちらは皆様に説明できるような
理由がまだ見つかりません。(笑)


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする