HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

しばらくお休みします

2005-10-26 21:14:43 | DAY BY DAY
ENJOY, DARK SIDE OF THE MOON.
























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LONG LIVE ROCK

2005-10-24 23:55:20 | DAY BY DAY
手元にCD数枚残してほぼ梱包してしまった。
いきなりであるが、寂しい。(笑)
家に帰ってきても聴くことが出来るCDの選択肢が
たった数枚では・・・・。一日に5枚とか聴くわけでもないのに。

雑誌の梱包をしていたら1枚のはがきが落ちてきた。
それが掲載写真である。これが添付されていたのは
ミュージック・ライフ79年11月号。表紙はザ・ナック。
古本屋で100円くらいで買ったものである。
ミュージック・ライフの大いなるミーハー精神は当時の
私にはなかなか受け入れがたかったが、今となれば楽しいものだ。

で、このはがきである。もともとのこの雑誌のオーナーが
「人気投票」に送るべく、はがきの裏に自身の人選が記されてあった。
好きなバンド・・・・レッド・ツェッペリン
男性ボーカリスト・・ロバート・プラント
ギタリスト・・・・・ジェフ・ベック
ドラマー・・・・・・ジョン・ボーナム
ベーシスト・・・・・ジョン・ポール・ジョーンズ
キーボーディスト・・マックス・ミドルトン

ギタリストの1位をジミー・ペイジにせず2位に記すところは
なかなか冷静であるな、と思いながら下を見ると
キーボーディストの2位はジョン・ポール・ジョーンズであった。(笑)
この人はレッド・ツェッペリンとジェフ・ベックが好きなんだな。
しかし、ここまで書いて彼もしくは彼女は何故これを送らなかったのだろう?。
これは80年度の人気投票である。

1980年9月25日にジョン・ボーナムは故人となるのだが
このはがきに書き込んだ人は、まさか1年後にボーナムが亡くなり
ツェッペリンが墜落するとは思わなかっただろう。
ちなみに私はボーナムの死を何で知ったかというと、「明星」か
「平凡」の後ろのほうのニュース記事に小さく載っていたのを
見た記憶があるのだが、間違っているかもしれない。

ちなみに今日はビル・ワイマンさんの誕生日。
ロックよ、長生きしろよ。俺には毎日必要なんだ。




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THE OLD GREY WHISTLE TEST VOL.2

2005-10-23 00:58:18 | ROCK
今年初頭に第一弾がリリースされたときに、「全部でVOL.10
くらいまで出ないかな」なんていっていたら、第二集と第三集
がリリースされた。多分これで打ち止めなんだろう。

とりわけ第二集は見所が多い。HEADS HANDS &FEATの
渋い演奏からスタート。2曲目に早くも最初の山場が。
KEVIN AYERSがTHE WHOLE WORLDを従えて登場し、「MAY I?」を
演奏する。若々しい金髪の悪魔、KEVINの麗しい姿に惚れ惚れする。
KEVINさんはこのDVDのためのコメントまでよせている。
らしからぬサービスぶりだ。(笑)
全3集を通して複数回登場するのはROXY MUSICのみなのだが、
これは選者の趣味かな。「LADYTRON」を演奏するこの映像は
ブートレグで見たことあるが、ドンピカの映像で見るとまた
素晴らしい。アンディ・マッケイは多分不良だ。(笑)

JUDEE SILLの映像も驚き物だろう。司会のボブ・ハリスは
「JESUS WAS A CROSS MAKER」の演奏が素晴らしかったと
振り返るが収録曲は「THE KISS」。曲としては「JESUS・・・」
のほうが優れていると思うが、映像があるだけで御の字だ。
以前ブログでもJUDEEをとりあげた時にも触れたが、やはり
「ブレス」は気になる。声量、音域ともに秀でてはいないが
曲がいいことだけは間違いない。
BRUCE JOHNSTONの「DISNEY GIRL」には期待したが演奏が
妙にためまくりで少しがっかり。

他にもBE BOP DELUXEやROY HARPER、TOM VERLAINEと
琴線にふれまくる面子が収録されている。
GARY MOORE & FRIENDS名義の収録は76年。曲は
「DON'T BELIEVE A WORD」。ゲイリー自身は78年のソロ・アルバムに
収録するが元々はTHIN LIZZYが76年にリリースしたアルバム「詐欺師ジョニー」
収録曲でシングル・カットもされた。ここでの演奏はフィル・リノットらが
参加し、ほとんどシン・リジーである。
ゲイリーは一度74年に短期間シン・リジーに参加するもののすぐ
脱退し、78年に再加入するのだが、その間も交流があったことが
この映像からよくわかる。

80年代で私が好きだった2組の収録が個人的に嬉しい。
SUZANNE VEGAとAZTEC CAMERAだ。ここでのロディ・フレイムは
B.B.KINGスタイルだ。えっ?何それ?。
いや、歌っている最中はギターを弾かないという意味なんです。(笑)
ロディのギター・プレイの端々に浅井健一がソロを弾く時と
同じ感覚を感じるのだが、私だけ?。
AZTEC CAMERAをネオアコの範疇で語るのは、間が抜けている。
ロディ・フレームはそんな軟弱なものではなく、ギター・ポップ
だけで語る人の目線や、耳からは零れ落ちてしまうもっと
多岐なジャンルの音楽を消化している。歌詞も素晴らしい。

このDVDの最後を締めくくるのはTHE POGUES。
渋いエンディングである。
このDVDの収録時間は154分。値段は2700円前後。
昔「BEAT CLUB」のLDを1枚4800円で全部買ったのだが
あれは1枚40分~60分弱の収録であった。
あの時代から比べるとなんていい時代なんだろう。

ここに収録された全てを楽しめる人は、少ないだろうが
貴重な映像と安価な価格設定を考えれば、大いに購入価値はある。
好きなバンドの映像はもちろん、未知のバンドを
知る絶好のサンプルでもある。






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全然はかどりません。

2005-10-20 22:48:53 | DAY BY DAY
何がはかどらないかって言いますと、荷物の整理です。
梱包した端から、「あれがない、これはどこ?」状態で
おまけに久しぶりに見るシングル盤や、雑誌がやたら
目に付いて、時間が徒に過ぎていきます。

パティ・スミスの「HORSES」のデラックス・エディションが
12月に発売されるのですが、2枚目はあの名盤のアウト・テイクではなくて
今年6月に行われたアルバム全曲を曲順通りに演奏したものが
収録される。トム・ヴァーラインが参加しているのが魅力。
当然CD1枚目の盤は持っているので、2枚目のライブだけが
目当てになるが、これだけバラ売りではダメだったのかなあ?。
当時のセッションやアウト・テイク、当時のライブ収録なら
なんとなく(仕方なく?)納得して1枚目がダブっても
買うのだけど・・・。まあいいや。どうせ買うんだから。(笑)

相変わらず物を捨て続けている。あまりに雑誌が多すぎるのだ。
ストーンズが表紙の「クロスビート」だけで何冊あるんだ!。
とっくに捨てたと思っていた「ミュージック・マガジン」が大量に
押入れ奥の「開かずのダンボール」に詰まっていた。ああ・・。
全て捨てることにした。
95年から98年までの「DIG」は、いい写真が多いので保管。
創刊から全て購入し続けている「ストレンジ・デイズ」、第1号だけ
買わなかった「beatleg」、この15年毎月購入の「レコ・コレ」も
保管。問題は「ロッキング・オン」だ。(笑)
現在はとっくに購入をやめているが、昔のあの薄っぺらい本に
なんとなく思い入れがあって・・・・。とりあえず保留。
ストーンズの「写真集」、何冊買ってるんだ。

どんどん整理していくと、大学時代に加入していたサークルで
つくったミニコミ(と呼ぶのも恥ずかしい代物)が数冊出てきた。
人のはともかく、私はロクなことを書いていない。
文体もこのブログと何らかわらぬ、生意気なものだ。
全く成長していません。
70年代の名盤3枚を選ぶ、なんてのがあって当然すっかり
忘れていたのだが私が選んだ3枚が、ニール・ヤングの
「ハーベスト」、イエスの「危機」、
ザ・フーの「四重人格」であった。何とも青い。(笑)
全く気が利いていない。別な号ではありがちな「裏名盤3枚」というのが
あって私が選んでいたのが、ザ・フーの「セル・アウト」、
ブライアン・フェリーの「愚かなりわが心」そして、
ロード・サッチ&ヘヴィ・フレンズ。なんなんだ、これは?。(笑)
ザ・フーが好きだという一貫性のみが美しいと、自分を慰めて
全て廃棄。過去は否定しないが、今は無用のものだ。

今日、届いたばかりの「THE OLD GREY WHISTLE TEST VOL.2」
を見ている。パティ・スミスは「BECAUSE THE NIGHT」が収録されている
のだが、20年程前にブートで見たあのぐしゃぐしゃな映像が
鮮明にモニターに映っていると、画面に見入ってしまい
片付けどころではなくなる。
明日があるさ・・。







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MAJOR HARRIS / LOVE WON'T LET ME WANT

2005-10-18 23:30:06 | THIS SONG
特に「この1曲」というほどの思い入れがあるわけでは
ないのですが、長年聴きたいと思っていたメジャー・
ハリスの74年のアルバム「MY WAY」が日本で世界初CD化
されたのでシングルをひっぱりだしてきました。
恥ずかしながらCDはまだ買っていませんが・・・・。

デルフォニックス(71年から参加)のリード・ボーカリストのソロと
いうことで興味を持っていたのですがなかなかアルバムとは縁が無くて、
たまたま見つけたこのシングル盤を愛聴していました。
A面は邦題が「愛の香り」。きっといい匂いです。(笑)
デルフォニックス時代を彷彿させる極上スロー・ナンバー。
後半に女性の悩ましい声が入って気分も盛り上がります。

「彼女のハートをズバリきめ打ち、これぞ男と女の愛の歌!」
叩き文句がいいでしょう?
決め打ちなんて、麻雀の時しかしません。(笑)
B面は一転、軽快ないかにも70年代半ばのダンス・ナンバー。
どちらも素晴らしい出来なので、このシングルを聞いてから
尚更、アルバムが聴きたくなったのは当然の流れというものです。
よし、週末にでも買うか。

久しぶりにシングルを聞いていると、不思議なものでどんどん
7インチをターン・テーブルに乗せたくなるものです。
続けてトランプスの「HOLD BACK THE NIGHT」やマーヴィン・ゲイの
「輪廻」なんかを聴いてしまい酒がすすむのです。

さて、今俺は古くさいT.レックスを聴きながら
飲んだくれている。次は誰だ?

ザ・フーの歌詞を引用したところでお開きです。






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ストーンズのレア音源集とザ・バンドの箱

2005-10-17 21:56:39 | DAY BY DAY
ストーンズがレアリティーズ集「Rarities 1971 - 2003」が
11月にリリースされる。レアリティーズといってもお蔵入り
したアウトテイクや未発ライブ集ではなく、7インチや
CDシングルのB面に収録されたものをかき集めたものである。
過去にリリースされた中途半端な内容の「サッキング・イン・ザ・70’S」
でさえそれなりに喜ばれたものだから、今回のセレクションは
シングルまでチェックしない人には便利なものだろう。
もちろん、これでも抜けはまだまだある。
というか、私が現物を持っていないものがことごとく
オミットされているのが泣かせる。

「TOO MUCH BLOOD」の12インチはジャケットが最高なので
今でも探しているのだが、今回の盤には未収録。
ライブ盤「フラッシュポイント」がリリースされたときには
やたらCDシングルがリリースされたのだが、その最後のほうで
リリースされた「JUMPIN' JACK FLASH」も買いそびれた。
そして今回の盤に未収録。ああ。(笑)

目玉はシングル「IT’S ONLY ROCK AND ROLL」のB面
「THROUGH THE LONELY NIGHTS」がCD化されることだろう。
大した曲じゃないけど。「SHE WAS HOT」のB面「I THINK
I'M GOIN’MAD」はなかなか渋い曲なのにこれが未収録なのは
もったいない。
ぐだぐだ書いたけど、もちろん購入リストの筆頭であるのは
間違いない。そして「ア・ビガー・バン」までボーナスDVD付きで
リリースされる。ハイハイ、買いますよ。(笑)

日本盤のばかげた価格設定のため、ハナから外盤を買うことにしていた
ザ・バンドの「A MUSIC HISTORY」。タワーやHMVでは12000円前後
で売っている。HMVのHPで一日だけ「本日の特価」として9000円代で
売られたのだが、カートに入れっぱなしで忘れていたら次の日には
12000円に戻っていた。(笑)久しく利用してなかったアマゾンのHPを
なにげに見るとなんと、8350円ではないか。素晴らしい!。
もちろん即決で購入。予算をクリアしたので浮いた金でラモーンズの
「WEIRED TALES OF THE RAMONES」を買う。
なんて、正しいお金の使い方なんだろう。(笑)

まだどちらもCDは聴いていないが、DVDは両者とも問題なく
再生できた。短いながらもザ・バンドのDVDは素晴らしかった。
ウェンブリーでの映像はいまいちパッとしないが、フェスティバル・
エクスプレスのアウトテイクや70年の「KING HARVEST」や71年の
「DON'T DO IT」は感動モノだ。

ラモーンズもやたらとベスト盤が多いが、先日「END OF THE CENTURY」
を見て個人的にラモーンズ・ブームが来ていたので、購入。
ビデオでリリースされていた「LIFESTYLES OF THE RAMONES」が
拡大版DVDとして収録されていたのが何より魅力的だ。
そういえば、昨日紹介したEL&Pのドキュメントで、プログレが衰退して
パンクの嵐がきた時の象徴としてラモーンズの映像が使われていた。

さて次は・・・。

掲載写真は特に意味は無いのだが、格好いいので。(笑)
見にくいのだがチャーリーの腕には「LOVE IN VEIN」と
書かれている。愛は静脈の中に?。
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EMERSON LAKE & PALMER / BEYOND THE BEGINNING

2005-10-16 23:03:46 | ROCK
近所にタワーができてからというもの、新星堂で買い物を
しなくなった。11月で点数の期限がくるので慌てて何か買おうと
思ってこれを買いました。バカですね~、HMVなら20%安く
購入できるのに。

ELPのパウエル時代を除く映像の集大成。「展覧会の絵」も
「ワークス・ツアー」も未見なのにいきなり買ったのは、
カリフォルニア・ジャム’74の映像が見たかったから。
ディープ・パープルの映像は早くからソフト化されていて、
見ることが出来た。老け顔のボーカリスト、ボーカリストより
声の通るベーシスト、という何とも長続きしなさそうな
バンド編成もさることながら、リッチー・ブラックモアが
TVカメラにギターを突き刺し、ギターに火を放ちアンプをぶん投げた
映像は強烈だった。その後に演奏したというELPに興味があったのだ。

モンタレーのザ・フーとジミ・ヘンドリックスのようなライバル心
剥き出しのものではなく、ELPは実にクールな演奏であった。
と、同時に何か拍子抜けしたのも事実。多分にそれはエマースンが
オルガンではなくピアノ中心の演奏をしたこと、レイクのアコギ
弾き語りが2曲あったことも、そういった印象を私に与えたのだろう。

1枚目は歴史を俯瞰するものだが、手際よくいい感じで編集されている。
「ビートクラブ」や「ワイト島」、「庶民のファンファーレ」の
プロモなどは見たことがあったが、その他の未見のものが多かった
ために楽しめた。ELPのブートレグは20枚ほどしか聴いたことが無い。
これはフロイドやクリムズン、ジェネシスなんかと比べると少ないほう
だが、もしかしたら「絵的」には一番面白いかもしれないと
思った。メンバーは目立ちたがりというか、ショーマン・シップ
溢れるライブを心がけたためか、他のプログレさん達に比べて動きが
多い。(笑)両手両足をバタバタさせながら、ぶらさがったヒモを
咥えて鐘を鳴らす、なんて格好悪いことはカール・パーマー以外に
出来まい。ドラムセットはぐるぐる回るし。回るといえばエマースンの
ピアノも回転する。まさに体育会系である。

プレELPの映像として、ナイス、アーサー・ブラウン、クリムズンの
映像も収録されている。クリムズンの映像はハイド・パークでのもだ。
ストーンズの有名なブライアン・ジョーンズ追悼とミック・テイラーの
お披露目を兼ねたライブの前座でクリムズンは演奏した。
購入前からものすごく期待したのだが・・・・。

白黒映像のそれは断片的なもので音声はスタジオ盤の「21世紀の・・・」
をかぶせてある。おまけに映るのはレイクとイアン・マクドナルドだけ。
フリップは映像を提供したものの、自分が映るシーンは使うなという
条件を出したのかな?。ストーンズのハイドパークのライブ映像では
ステージ横からストーンズに冷徹な視線を送るフリップの姿が
何度となく確認できるのだが、いつかグループ全体が動く映像が
見れたらいいなと思った次第。

ブート映像で広く出回っているものの未見の後楽園球場での姿も
短いながら収録されているが、えらく格好いい。メンバーではなくて
映像が。ブート買うかな。(笑)

というわけで見所満載のDVD、腹いっぱいである。
ボーナスのドキュメンタリーや、73年のリハーサルも面白かった
ので、ちと値段は高いがお奨めのDVDである。
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THE GROOVERS ADVANCE MEMBERSHIP CARD

2005-10-15 23:21:11 | DAY BY DAY
日本最強のロックン・ロール・トリオと勝手に
私が認定しているのが「THE GROOVERS」。
12月7日に待望のニュー・アルバムがリリースされるのだが、
今回は面白い試みがあった。
ライブ会場やHPで告知されていたのでご存知の方もいるだろう。

レコーディング開始前から予約を開始し、予約者にメンバーズ・
カードを発行。HP上でカードに記されたIDを入力することで
レコーディングの進行状況を知ることが出来、新曲の断片も
聴くことが出来るのだ。予約者の予約代金は先払い。
日本でメジャー契約したアーティストのレコーディング費用を
会社がどのくらい(もしくは全額?)負担するのか知らないのだが
独立したアーティストにとってはこれは大きな問題である。
レコーディングにかかる費用の心配なんてつまらないことが、優れた
バンドの音楽作成の障害になるなんてことは、あるべきではない。
全く無名のバンドには無理かもしれないが、メジャーでそれなりの
知名度を持ったバンドの集金システムとして、又ファンに対する
姿勢として今回の方法は実に冴えていると思う。
他にも直筆サインはともかく、アルバム未収録の曲をCD-R化したものも
もらえるとなれば、ファンとしても願ったりかなったり。

私は会員になったのはそれほど早くはない。
5月頃からいつ転居するのかが全く定まらず、落ち着かない生活を
していたため、なんとなく分切れ無かったのが遅れた一因である。
よってメンバーズ・カードの番号も大きな数字(笑)である。
この数字がすなわち、予約者数を表しているなら・・・・。

この数字は小室某の「GLOBE」が今年リリースしたアルバムの
初回出荷数を上回る数字である。「GLOBE」が落ち目なのか、
「THE GROOVERS」の快進撃が始まるのかよくわからない数字だが
何しろ痛快。
THE GROOVERSの新譜を聴くためだけのためにあと数日数ヶ月、
生きる理由があるというものだ。

酒でも飲もう。
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捨てた、売った、そしてまた買う・・・

2005-10-15 19:35:56 | DAY BY DAY
月末に引っ越す予定で、その準備に何かと時間を割かれています。
もちろん業者に依頼するのですが、それでも荷物は減らしたいと
思い、部屋と押入れの中を見てあまりの物の多さに愕然とする始末。
それで、いろいろと捨てたり、売ったり・・・。

撮りためたビデオ・テープ約300本、カセット、MD、CDRを約200本
雑誌の数々を徐々に廃棄。ビデオはざーっと見て残す価値のあるところだけ
DVDに焼き直したのですが、その作業がかったるいこと・・・・・。
カセット類はまあ、主に隠密録音物なのですが入手してから一度も
聴いてないものもいくつかあって唖然。思い切ってほぼすべて廃棄。
もちろん、今後も聴くであろうものはCDRにしました。
LP、CD、LD、ビデオを500枚ほど売却。
それでもほとんどスペースが空かない。どうなってるのでしょう?。(笑)

物を減らすと反動でまた買いたくなるのが、悪い癖で毎日のように
HMVやタワー、その他レコ屋のHPを見て「あれも買おう、これも
欲しい」なんて思う毎日。
シュガーベイブやRCサクセションの拡大盤、ゲンスブールのDVD2枚、
「明日なき暴走」30周年盤、年末に出るポール・ウェラー等など。
輸入盤を買うのをずっとスルーしてきたアトミック・ルースターの
日本盤、エリオット・マーフィーのブルーズ・カバーも射程範囲。
ティラノザウルス・レックスの箱は、いうまでもない。

更に気になるのが「ヤホワ13」の13枚組ボックス。
数年前に「メーカー希望小売価格30,000」で限定発売されたものの
再発だが、今回15,000。前回の箱の初回特典の7インチ以外の
音は全て所持しているのだが、なんとなく今回は買いたいモード
全開なので、歯止めが効かないかもしれないのがちと怖い。(笑)

ヤホワ13は導師「ファーザー・ヨッド」を中心に60年代に結成された
音楽宗教団体。菜食、動物愛護、愛と平和がモットーなのだが
「愛」といったっていろいろあって、慈愛の心はまあそうでしょうが
それ以外にもいろいろあったでしょう。(笑)経典はなく、導師の
教えは「レコード」で配布されるというのが、面白いところで
それらがサイケ者の間で重宝されているというわけです。
英語がよくわからないのが救いで、だらけた演奏に乗せて導師が
「ありがたい訓示」をたれているのですが、これが日本語なら
御免被るかもしれません。演奏自体は私のだらけた心と体に
じわりと効いてくるので、やっぱり買うのだろうなあ。(笑)

掲載写真は74年制作の「貴方を連れていきたい」。表ジャケも
かなりキているが見開きの中ジャケは裸で横たわる女性に、これも
裸の導師が何やら飲ませようとしている写真が大きく写っている。
どこに連れて行かれるのでしょうか?。
う~む。宗教には興味は無い。
自分が導師の場合はまた別の話ですけどね。
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TENNENT&MORRISON / SAME

2005-10-11 19:46:17 | ROCK
HUGO MONTES PURODUCTIONというレーベルがある。
タワーやHMVでは購入できません。(笑)
2000年頃からブリティシュ・ロック、フォークの
レア盤をCD化してどんどん、再発するレーベルであるが、
ちと怪しいレーベルでもある、というか大いに怪しい。
盤面やジャケットのどこにも、再発年や権利関係のクレジットが
ないのだ。そして再発するブツは激レア物中心で、中には
オリジナルの原盤は5枚しかプレスされてない、なんてものもCD化
している。(GRANNIEのことです。)リマスターとかとは
無縁だろうし、原盤を聴いたことが無いので無責任な発言に
なるが、ちょっとくらい音がこもっていても、「おお、UKは
やっぱり湿った肌触り」などと、阿呆なことを思いつつ
次々と「幻」が目の前に現れるものだから、これぞ
「幻惑されて」ですね。
私が最初に出会ったのが「WATER INTO WINE BAND」の再発なのですが
その後も順調にリリースを続けるので、怪しいながらも気になる
レーベル。今回はそんなレーベルから再発された逸品を。

TENNENT&MORRISONが72年に発表した唯一のアルバム。
メジャーの「ポリドール」からの発売なのに、未だ正規CD化されて
いないから、HUGOさんの出番となったわけです。
いきなりでなんだが、フォーク・ロック、UKスワンプの大名盤。
アメリカ人のTENNENTとイギリス人のMORRISON。二人の曲つくりに
本当に如実に違いが出るのだが、二人の混ざり加減が絶妙。

軽く検索すると某店のHPでは「THE BAND」のような雰囲気もあると
紹介されているし、また某店のHPでは「ERNIE GRAHAM」と
比されている。ERNIEの綴りが間違ってますが・・・。(笑)
アコースティック・ギターとオルガンの相性の良さは
初期のフェイセズやロッドの諸作で明白なのですが、もっと
落ち着いてじっくり聞かせる感じである。
先に例えられたバンドの他に、DAVE LEWISやHERONを気に入った
人にも必ずアピールする筈。
彼らは翌73年にはJOE SOAPというバンド名でブルーズ色を幾分
強くしたアルバムを残す。

USのスワンプロックだけを追っていると漏れてしまうのだが、
USにはない、英国の翳りもまた魅力的なので、是非とも
聴いていただきたいアルバムだ。
ジャケットはヒプノシスの手になるものだ。私はキーフっぽい
と思うが、いずれにせよ、ジャケットも音も大好きだ。
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FRANK ZAPPA / BABY SNAKES

2005-10-10 12:25:29 | ROCK
ハロウィンにはちと早いのだが・・。
これを待望といわずして何を言う?。こればっかりなんだけど(笑)
嬉しいので書いてしまおう。

FZが77年のハロウィンでのライブを中心に映画化し79年にアメリカと
ヨーロッパで公開したのが映画「BABY SNAKES」。ビデオ、DVDの
どちらのフォーマットでも日本版が出るのは始めてである。
ビデオ時代は2本組で、かなり高価なものであったため購入できず
今も京都にあるその名も「JOE'S GARAGE」でコピーしたものを
何十回となく見たものである。字幕つきになったことで
ザッパのユーモアと皮肉たっぷりな喋りがやっと理解できるようになった。
79年のFZはアルバムを5枚も発表しているうえにこの映画である。
そのいずれもが濃い内容であり、FZの体力、集中力につきあう
スタッフ、メンバーも大変である。(笑)

映画は超絶の演奏と、凝りまくったクレイ・アニメで楽しく進行する。
懐かしのロイ・エストラーダは楽器を触らせてもらえず、ステージで
寸劇を演じる程度なのが、往年のマザーズ・ファンやフィート・ファンには
驚きかもしれない。が、この時点でのザッパ・バンドの演奏能力を考えれば
それも致し方ない。ザッパがスカウトしたエイドリアン・ブリューも
ギタリスト(主にリズムを切っている)として以外にも、いろいろと
こまごました打楽器や踊りや寸劇をさせられる。ブリューさんが
FZのキューなしに誤ってシンバルを叩いてしまうシーンがしっかり
記録されている。(笑)
後にザッパのステージを見たボウイに見初められ、ボウイのツアーでは
重要な役割を担うのだがここではやはりリードはFZだ。

二人のキーボーディストの活躍も見逃せないが、ザッパの次に目立つのは
テリー・ボッジオ。海パン?一丁で激しくドラムスを叩きながら歌う。
係争中のワーナー・ブラザーズを皮肉る内容を含む「オッパイとビール」、
エンジェルのパンキー・メドウズにテリーのルックスが似ていることから
ホモになりきってパンキーをからかう「パンキーズ・ウィップス」と、
見せ場は多い。歌詞中でスティーブン・タイラーやジェフ・ベックも
からかうのだが、まさか数年後そのジェフと共演するとは思いもよらなかった
だろう。(笑)それにしてもテリーのドラムスは圧巻だ。

そしてFZ。抜群のギターのトーンと恐怖政治。(笑)
ギターソロ自体は手癖中心であまり好きではないがSGのトーンの
美しさを再認識した次第。

ビデオは2部構成だった。2部の冒頭でいきなりテリーの
ドラムスから始まる「ディスコ・ボーイ」が目茶苦茶格好良かったのだが
DVDでは160分再生が可能なので、テリーのドラムソロから繋がって
普通に流れてしまうのが、違和感があるが、それは単に私がビデオを
見すぎただけの話なので、初見の方には関係の無い話か。

FZのことを難解だとか変態だとかいうのは間違っている。
確かに演奏は複雑であるが歌われることは至極まっとうだ。
複数の人間が集まる場所では、そこが家族であっても社会であっても
何らかの「政治」的考察は必要だし、誰だって心の中では
口に出来ない、実行できない「あんなこと」や「こんなこと」を
考えることがあるはずだから。

ボーナスとしてほんのちょっと例のロキシーでの映像が収録されているが
どうやら複数日の完全版の映像があるようだ。え~と、全部見たいので
よろしくおねがいします。(笑)

「BABY SNAKES」・・・・。いろいろなものを指すのだろうけど、
ここではスタジオ中に転がってのたうちまわっているシールドのことだと
しておこう。

”俺の体は黒くて長い 夜になったら抜け出して”
ん?。

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パチンコに興味なし

2005-10-08 14:11:32 | DAY BY DAY
田舎の典型的なダサいチラシなのですが、余りに
笑えたので掲載しました。

山下達郎が若かりし頃は、パチンコで稼いだ金で
食費やレコード購入資金にあてたということを何かで
読んだ記憶があるのですが、記憶の間違いかもしれません。
ただ、今の達郎はパチンコには行かないでしょう。(笑)
パチンコに行くような「人種」が達郎ファンとも思えないし
いろいろな意味で間が抜けたチラシです。

嫌いじゃないですよ、このチラシ。(笑)
来週の金曜日には捨てますけどね。
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CREAM / ROYAL ALBERT HALL LONDON MAY 2005

2005-10-07 20:59:40 | ROCK
まさかの再結成。すぐさま音源は出回ったがオフィシャル盤の
発売予定のアナウンスも早かったので、楽しみに待っていた。
5月に4日間だけ行われたライブの中からベスト・テイクを
セレクトしてCDとDVDが発売されたが、やっぱり映像が
見たかったので、先にDVDだけ買いました。

オープニングに「I'M SO GLAD」を持ってきたのは大正解ですね。
胸躍るイントロもさることながら、ECとJBの二人でボーカルを
とる曲が1曲目というのは「おお、クリームを見れて(聴けて)
俺も嬉しいぜ」という気持ちを観客や、ステレオやTVモニターの前の
聴き手に起こさせる。もちろんメンバー3人の「演奏できて
嬉しいぜ」という感じがひしひしと伝わる。


あまりに激烈で、独りよがりな面もあったインプロ合戦には
昔も今も大して興味はないのだが、それでも有名ブート音源は
ライブもアウト・テイクもほぼ全て聴いてきたのだから、クリームを
好きなことには変わりない。特にライブを聴くと
アントニオ猪木ではないが、こんなことを毎日やっていたら
20年持つ命が2年で終わってしまう、というのが笑い話ではなく
マジにそう思えたものだ。
ただ、スタジオでのクリームはポップでいいメロディ、リフの曲を
多く残している。本当のところはそこが好きになる一番の
決め手なのだ。

よくよく考えれば40年近く前のバンドである。
今回の演奏は、当たり前だが昔のような力技は無い。
口さがない人は「ゆるい」というかも知れないが、
バンドも聴き手も成熟し、余裕を持って音を楽しめるのだ。
個人のエゴや上昇意欲とは無縁である故の音。
じゃあ、そんなのロックじゃないよ、とか言われかねないが
こんなのもロックなのだ。(笑)わからなければ40年待てばいい。

大病後のジャック・ブルースがハーモニカを吹きながら
歌う「ROLLIN' AND TUMBLIN'」が素晴らしい。ECのギターと
ジンジャー・ベイカーのドラムス、そしてジャックのハーモニカ。
こんな構成でトリオで演奏できるバンドって、そんなに無いでしょう?。

ライブならではのスリリングな部分も面白い。
構成が危うくなりそうなところを、バスドラのタイミング調整(笑)で
バッチリあわせるところは、さすがはベイカーさんである。
昔も今も口をあけてドラムを叩くのだなあ・・・(笑)
ドラムスのセッティング、特にシンバルが重なるようにセッティング
されているのを見るだけで嬉しくなってしまう。
それにしてもECのギターは帳尻あわせが上手い。
悪い意味ではなく、奔放に弾いているようでちゃんと小節の
ケツではきれいに最後をまとめる技、という意味である。

ステージ構成もなかなかである。
序盤で現役時代は当然だがライブで演奏することが無かった
「BUDGE」を披露、中盤でブルーズを少々、ラス前でベーカーの
ドラム・ソロ。私は全く飽きないのだが、「ドラム・ソロは
もう満腹だ」と客が思ったか思わないかのところで本編終了、
アンコールでとどめの「SUNSHINE OF YOUR LOVE」。
実に素晴らしい。

ところでこの素晴らしい映像を見ながら思ったことが二つ。
一つは当たり前だが、来日しないかなあということ。
アンコールで大写しになる東洋人(日本人?)のカップル。
うらやましいぜ。
もうひとつは・・・。
B.B.&A.も再結成しないかなあ・・・・。



コメント (4)
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EDWYN COLLINS / THE MAGIC PIPER

2005-10-03 22:30:02 | THIS SONG
80年代以降のイギリスのロックの流れの中で
私が好きなものとして、洒落ているかどうかは抜きにして
「どことなくソウルっぽいもの」というのがある。
英国においてノーザン・ソウルのシングル盤が高値をつけ、
コレクター人気が高いのは今に始まった話ではないが、
パンクやニュー・ウェーブを通過しても、そういう土壌が
あるせいか、そこはかとなくソウルを感じさせる人やバンドがある。

ポール・ウェラーやボーイ・ジョージ、DR.ロバートなどに代表される
括りになるのだが(ミック・ハックネルは趣味じゃなかった)
ここでとりあげるのがエドウィン・コリンズである。

オレンジ・ジュースもそれなりに好きではあった。
アイドルととることもできたが、私にとっては初期のジャパンと
同じように音楽性の高さを感じ取ることが出来、嫌いではなかった。
解散後もエドウィンの動向にはそれなりに目配りしていた。
そして、遂にやってくれた。

映画「オースティン・パワーズ」の主題歌としてシングルになった
97年の曲である。打ち込み、サンプリング多用のトラックだが
音の処理とボーカル・スタイルはまぎれもなく、英国白人ソウルのそれである。
同時期のベックのように奇をてらったものではないが、
モータウンのフレーバーを散りばめた、ポップ・ソング。
90年代と50年代の見事な掛け橋である。

ジャケットを見てニヤリとした方も多かったと思う。
「ナチュラル・フォー」の74年の1STアルバムのジャケットを
コンピューター処理したものだ。顔を挿げ替えるというのは
いささかや「やり過ぎ」と捉える向きもあろうが、エドウィンの
出自を示すものとして興味深いし、選ぶアルバムも渋く、
いい趣味をしていると思うのは私だけではないだろう。

もちろんアルバム収録曲であるが、このジャケットのために
私にとってこのシングルは価値が数倍増しである。
こういうブツがあるからこそ(もちろんシングルのみに
収録される曲を集める意味もあるが)シングル盤にも目配りしたい
のだが、最近はどうも手落ちだらけ・・・・。
反省の意味合いも込めて、取り上げてみた次第である。


コメント (4)
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リチャード・シンクレアはいい人

2005-10-02 20:06:31 | DAY BY DAY
10月1日、行ってきましたクラブ・チッタ。

プログレには常に冷ややかなスタンスを取っている私。
どのくらい冷ややかかというと、70年代のいわゆるフロイド、イエス
ジェネシス、クリムズン、EL&Pの作品は全て所時、
アモン・デュール、カン、ファウスト、ソフト・マシーン等の
作品はほぼ所持、他はヴァーティゴ、ハーヴェスト、ドーン、
ノヴァ、デラム等の有名所を押さえる、といった程度。

そんな私でもハットフィールズだけは特別。リチャード・シンクレアの
声が聴けるという意味ではキャラヴァンでもいいのだけど、
以前、私のブログでも書いたように、ある意味「スーパー・バンド」
だし、個人的な感覚で言えばロキシー・ミュージックと同じように
目茶苦茶上手くないけど(当たり前だが下手ではない)高級感?が
あり、聴いたあとに体内に微熱を残すような感覚が、私の中で
ハットフィールズを特別なものにしている。
そこで、まさかの来日となれば見に行かないわけにはいかなかったのだ。

演奏時間は思ったより長く2時間以上。リチャードのソロも含め
バランスのいい選曲。演奏はまああんなものでしょう。
一緒に行ったhopperさんは「上手いのか下手なのか本当にわからん」
と言いましたが、微妙なところ。まあ某巨大掲示板でヲタが叩いている
ほど、ひどくはなかったとは思う。単にオリジナル・メンバーから
一人かけているのが気に入らないのかな。フィル・ミラーのプレイは
70年代のハットフィールズのライブ音源(15回分くらい)と
比べても余りかわらない気がしたんだけどなあ。

終演後、パンフレットを購入した人を対象にサイン会が開かれる。
メンバーがつかれていたのか、段取りが悪いのか、なかなか始まらない。
かなり待たされて、我々の番に。時間は22時をとうに過ぎている。
いきなりhopperさんが「(待ちくたびれて)腹減ったので、飯食いに
行きましょう。」と言うと(私はここでREAL SOONと言えばよかった)
シンクレアさんはなんと「LET'S EAT」を歌い始めたのだ。
私が「今日、その曲を聴きたかったんです」というと、
「明日演奏するよ。」と言ってにっこり笑うシンクレアさん。
演奏後で疲れているにも関らず、このファン・サービスと受け答えには
参ってしまった。いい人だなあ。

その後ミラーさんとはがっちり握手、我々のやりとりを見ていた
パイルさんが熱心に話しかけてくれたのに、うまく聞き取れなかった
私はちょっと恥ずかしかった。デイブ・スチュワートの代役は
酔っ払っていて、男には興味ないのかそっけなく別にそれは
こっちも同じなので問題なし。
というわけで掲載写真が、そのときにもらったサインです。

順番待ちをしている間にhopperさんが携帯ステレオを聞かせてくれた。
収録されていたのはジャッキー・ムーア。最近CD化されたものだが
即気に入り、タワーで購入。

あっ、今気づいた。
私はプログレに冷ややかなのではなくて、昨日も何人かいたのだが
「プログレ・ヲタク」に冷ややかなんだってことに。
嘘。15歳の時からずっとだよ。




コメント (5)
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