2月24日
・GRATEFUL DEAD / DAVE ' S PICKS VOL . 33
2020年も始まったグレイトフル・デッドのPICKSシリーズ。4回分の事前予約は済ませてある。
今年最初に届いたのが掲載盤の3枚組。あ、77年か。じゃ、3日前の選盤はいいウォーミング・
アップだったじゃないか。(笑)
2月25日
・RON WOOD / I ' VE GOT MY OWN ALBUM TO DO
・RON WOOD / GIMME SOME NECK
74年にリリースされたロン・ウッドのファースト・ソロ・アルバム「俺と仲間」は、ロンを
取り巻く環境や時代背景の関係からか豪華なゲストが参加。ストーンズとフェイセズ人脈が
大挙参加なのだから、ファンにはたまらない。次作「NOW LOOK」をロンの最高傑作と見る
向きも多いが、私には燻し銀の「NOW LOOK」、黄金色の本作という感じで、どちらも好きだ。
鹿苑寺と慈照寺のどちらが好きか問われて困るのと同じくらいに。
79年リリースの3枚目もゲストが多数参加。ボブ・ディラン提供の『SEVEN DAYS』を聴いて
「ディランの盤には入ってない曲なんだなぁ。」なんて思ったものだが、後にブートレグ・
シリーズで聴くことができて大いに喜んだのも遠い昔のことのように思える。 2月26日
・GEORGE HARRISON / FORT WORTH EXPRESS
昨日聴いたロン・ウッドの1STにはジョージ・ハリスンとの共作『FAR EAST MAN』が収録
されているので、その流れで引っ張り出したブートレグ。74年のツアーはジョージの声を
慮ってのステージ構成だったのが賛否の分かれ目であるが、今となってはどの公演の録音も
貴重なものといって過言ではないだろう。掲載写真はアウター・カバーで中身はこんな写真。
2月27日
・THE SUPREMES / THE SUPREMES SING HOLLAND・DOZIER・HOLLAND
・DIANA ROSS & THE SUPREMES / REFLECTIONS
67年リリースの「SINGS・・・」は65年にモータウンが出した当たり企画といってもいい
「THETEMPTATIONS SING SMOKEY」を踏襲したもの。流石にいい曲ばかり・・・なのだが。
ここでふと考える。この盤に収録されている『LOVE IS LIKE A HEAT WAVE』を、もしブラインドで
「これ、マーサ&ザ・バンデラスの別テイク。貴重だろ?。」なんて言われて聴かされたら
馬鹿丸出しで「おぉ、凄い。」なんて言いかねない私を想起し、少し身震い。(笑)
同年にグループ名がダイアナ・ロスを前面に出すように変わったためか、メンバー・チェンジが
あり、翌68年に出されたのが「REFLECTIONS」。彼女たちを支えたH・D・Hとの最後の
アルバムでもある。で、この後尻すぼみにならなかったのがシュープリームスの素晴らしいところ
なのだが、それは別の機会に。
2月28日
・SAFFRON SUMMEFIELD / FANCY MEETING YOU HERE !
・STELVIO CIPRIANI / BERSAGLIO ALTEZZA UOMO
76年にリリースされたサフロン・サマーフィールドの2枚目はなかなか素敵なジャケット。
自分で作詞・作曲・歌唱はもちろん、プロデュースやミックスもこなす才媛である。歌唱に
ついては好き嫌いがはっきり別れそうな人だが、これもまたいいのである。ビートルズ・
カバー『ELEANOR RIGBY』は少々怖い感じもするけど。
ステルヴィオ・チプリアーニが手掛けたサントラは幾つか所持してるのだが、その中でも
本盤は特に好きな1枚。最近、ここから7インチがカットされたのだが購入すべきか思案中。