HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

新しい日がやってくる

2010-12-31 11:08:59 | DAY BY DAY

とりあえず、1月3日までは休みということなので、のんびり酒を飲み始めた。
お正月は数の子やちょろぎや生酢をつまみに飲むだろうから、今日のつまみは
酢豚だ。(笑)本来の私の家での飲み方は、最初に普通に1膳の飯と少々のおかずで
つつましい食事をした後に、つまみ無しでスコッチをロックで飲み続けるというものだが
何故酢豚を食べているかというと、これは単に昼飯だったりして。
どうでもいいですね。(笑)

どうでもいいことが、平和の証であり、今の私には大切なことなのだ。
この調子で行くと、夜はグダグダになってしまうだろう。
なもんで、今のうちに何か書いとかないと。ハードディスクに録りためた「SPEC」と
「ギルティ」でもみて、ぼんやりと1年を終えることになったりして。(笑)
そうしながら、もう1台のハードディスクでは別の番組がどんどん録画されていき
相も変わらず時間に追われることになるのだ。1日が30時間くらいあればいいのか
それとも酒を飲まなければいいのか。

毎年12月は慌ただしいので、曜日や日にちの感覚が麻痺して、あっというまに31日だ。
そして、また新しい日がやってくる。
来年が、私の素敵な友人たちにとっていい年になることを願って。

また、明日・・・。

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年の瀬2010

2010-12-30 21:45:56 | DAY BY DAY

とりあえず本日で年内の仕事は終了した。職場環境と立場が変わったことで
いろいろと面倒なこともあったし、大して面白くも無い1年だったような気がするが、
それは仕事や職場環境のことであって、個人としてはまあまあだった。
音楽を聴くという楽しみにおいては、近年稀にみる充実ぶりだったことは間違いない。

年内に届く予定のブツも本日到着分で終了。やっとグレイトフル・デッドが到着したので
この記事は「今年のグレイトフル・デッド」にしてもよかったがのだが、まだ聴いていないし。
正直なところ、買ったものの未開封のCDや1度聴いただけのCDが、かなりの枚数ある。
1度聴いたならまだしも、未開封なんてのは私のポリシーからすれば、絶対あり得ないのだが
今年は、闇雲に買い物をし尚且つ疲れていた日が多かったということなのだろう。

来年は、もう少し焦点を絞ってストイックに行こう。
いかした7インチに出会えるように。
最短距離でロックに辿り着くのだ。
そして、こいつで世界を征服するのだ。(笑)

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2010年総括 その4

2010-12-28 21:29:09 | ROCK

総括その4は発掘音源を中心としたもの。必然的に重厚なボックスが多くなるのは
いつものことなのだが、キラりと光る渋い1枚物もある。

01 BRUCE SPRINGSTEEN / THE PROMISE:THE DRKNESS ON
                                               THE EDGE OF TOWN STORY
02 遠藤賢司 /  実況録音大全第二巻1977-1986
03 頭脳警察 /  無冠の帝王
04 THE WHO / LIVE AT LEEDS 40TH ANNIVERSARY SPECIAL EDITION
05 DAVID BOWIE / STAION TO STATION SPECIAL EDITION
06 FRANK ZAPPA / HAMMERSMITH ODEON
07 IGGY & THE STOOGES /  RAW POWER DELUXE EDITION
08 BRIDGET ST. JOHN / HELLO AGAIN
09 V.A. / APPLE RECORDS BOX SET
10 JEFFERSON AIRPLANE / LIVE AT FILLMORE AUDITORIUM 10/16/66

今年は何だか物凄く豪華な気がする。(笑)だって、サンハウスもグレイトフル・デッドも
ジミ・ヘンドリックスもデラニー&ボニーもランク・インできなかったのだから。

ボスの組物はこれからも何度も見聴きすることになるだろう。そして自分の10代を
振りかえって、懐かしがったり恥ずかしがったり、いきがっていたり惨めだったことを
思い起こすに違いない。エンケンの箱の重みは百も承知だが、ZKの箱をこんなに
楽しんだのは自分でも意外だった。

ザ・フーはハルの発掘音源の重要性もさることながら、今やなかなか省みられない
オリジナル・フォーマットのLPを再び世に問うたことの重要性を重んじてこの位置に。
ボウイ様は待望のナッソー音源に胸躍った。ストゥージーズはライノ・ハンドメイドから出た
1STと併せて。併せてと言えば、ジェファースン・エアプレインは前夜の音源と併せて
バンドの顔が変わる様を体験できる貴重なドキュメンタリー。
アップル・ボックスの順位は、ボックスのみのバッドフィンガーとメリー・ホプキンの未発表曲に
対して。ブリジット・セント・ジョンはBBCも良かったが、年末に出た本人監修のレア・トラック集の
出来が、あまりに素敵だったので、こちらを選んだ。

ストーンズは実のところ、ハナから選外のつもりだった。未発表曲を集めた1枚ものだけが
発売された国もあるし、新たな手を加えたところが多そうなので、嫌みで新譜部門に
入れようかとも思ったのだが。(笑)印刷は雑だし、値段は高いし。ストーンズ者以前に
ロック者であるが故に今回はスルー。

来年こそ緊縮財政で。(笑)

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2010年総括 その3

2010-12-27 19:15:06 | ROCK

総括その3はストレート・リイシュー部門。豪華な箱モノばかりに目がいってしまいがちで
何となく忘れがちになりそうなのだが、それは翻れば結構細かいところまで再発されている
ということなのもしれない。いやいや、守備範囲を拡げるとまだまだ凄いのが残っているのだ。

01 BORIS GARDINER / EVERY NIGGER IS A STAR
02 GERRY GOFFIN / IT AIN'T EXACTLY ENTERTAINMENT DEMO & OTHER SESSION
03 BOOKER T / EVERGREEN
04 BALDERDASH / THE BALLAD OF SHIRLEY GOODNESS & MERCY
05 JACK HARDY / JACK HARDY
06 BOB McCARTHY / ADVICE & COMPANY
07 THE JOHN DANSER OCTET / THE DANSER REVOLUTION
08 QUIL / QUIL
09 MICHAEL HURLEY / ARMCHAIR BOOGIE
10 LISA MILLER / WITHIN MYSELF

いやぁ、何だか細かすぎますね。(笑)ボリス・ガーディナーは大のお気に入りで、「レゲエ100選」に
入れたかったのだが、昨日今日聴き始めた盤を入れるのもナニなので、長年愛聴している
盤にした。それくらい気に入っているということだ。

基本的に発掘録音でなく、あくまで初CD化の中から選ぶ部門なので、いろいろと物言いが
付く部門である。ジェリー・ゴフィンはアセテイト盤が存在すること、マイケル・ハーレーは
自身のHPでCDRは販売されていたが、CD化は初であること、クイルはかつてのCDが
限りなく怪しいCD(笑)であったことから、ここに選んだ。

ボブ・マッカーシーは、ジャケットとおりアコースティク・ギター1本と歌での録音だが
これが実に気持ちいい。ブッカーTも気持ちいのだが、気持ちよさにはバリエーションが
多い方がいいのは言うまでも無い。

来年は裕也さんの「HOLLYWOOD:YUYA MEETS THE VENTURES」がCD化される
ことを願って・・・。

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2010年総括 その2

2010-12-26 07:53:19 | ROCK

総括その2は新譜部門。例年の如く既に「時代の音」とか「ニュー・カマー」とかとは
無縁の10枚(笑)。今年も単純によく聴いた順に並べてみた。

01 PETER WOLF / MIDNIGHT SOUVENIRS
02 RONNIE WOOD / I FEEL LIKE PLAYING
03 WYATT/ATZZMON/STEPHEN  /  ...FOR THE GHOSTS WITHIN'
04 TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS / MOJO
05 LEE PERRY / REVELATION
06 PRINCE / 20TEN
07 PAUL WELLER / WAKE UP THE NATION
08 NEIL YOUNG / LE NOISE
09 LEONARD COHEN / SONG FROM THE ROAD
10 RAY DAVIES / SEE MY FRIENDS

ピーター・ウルフとロン・ウッドは本当によく聴いた。普遍的な特に代わり映えのしない、
しかし昔から大好きで、いつも傍らに存在するロック。いまや私にとって避難装置のような
ものだが、だからこそ大切なのだ。トム・ペティのタフな音はカーステ向きで、不意に飛び出す
日本人好みの歌謡曲的フレーズに驚かされたり。

プリンスの音も懐古的な音だったが、これが耳馴染みよく感じたのは私が歳をとったからか
時代の流れを無視しているからか?。(笑)いやいや本当に力作なのだけど、最早
簡単に入手できないのが残念。ポール・ウェラーは、アレンジが昔のポップスを想起するような
感じで、これを「音の壁のようだ」なんて書くと、お墨付きを探しだす輩が出てきそうで。(笑)
そんなものはどこを探しても無いのだが、まあそれほど大袈裟なものではなく「、往年の
ウォーカー・ブラザーズを思い出すような場面がある」程度にしておこう。先日リリースされたライブDVDと
併せてどうぞ。ニール・ヤングは基本はエレキの弾き語り。空間処理の妙に感服。

衰え知らずのレナード・コーエンはライブ盤。これもDVDを見ると、より充実ぶりがわかる。
レイモンド・ダグラス・デイヴィスさん、次はもっと前向きな企画を。(笑)一番望むのは
キンクス再編なのだけど。えっ、それが後ろ向きだって?。いやいや、新曲を望んでいるのです。

ブラック・クロウズの解散に伴う最後のアルバムが、過去の楽曲をアコースティック仕様で
再録した物というのがなんとなく中途半端な気がしたのが残念だった。
あっ、今回は女性の名前が無いなぁ。

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2010年総括 その1

2010-12-25 11:43:48 | ROCK

2010年に購入したブツの中から選定する、恒例の「HARRY'S ROCK AND ROLL
VILLAGE認定ロック大賞」(笑)の時期がやってきました。
いやぁ昨年と同じ書きだしです。全く頭が働いていません。(笑)
まずは映像部門。

01 THE ROLLING STONES / LADIES AND GENTLEMEN
02 頭脳警察  /  ドキュメンタリー頭脳警察
03 RORY GALLAGHER / THE BEAT CLUB SESSIONS
04 DIRE STRAITS / ALCHEMY LIVE
05 BRUCE SPRINGSTEEN / LONDON CALLING
06 THEE MICHELL GUN ELEPHANT / THEE LIVE
07 ROGER McGUINN / ROCKPALAST
08 サンハウス  /  金輪祭
09 ロック誕生 The Movement 70'S
10 JACK BRUCE / ROPE LADDER TO THE MOON

おお、自分で選定しておいて書くのもナンだが、昨年に引き続きストーンズが1位である。(笑)
もうこれは長年渇望していた映像なので、何の文句もありません。ブートレグは処分かなと
思ったのだが、コックサッカー・ブルーズとカップリングでDVDブートレグを所持しているので
処分はできなかったというオチはどうでもいいか。「メインストリートのならず者の真実」も
十分楽しんだ。こちらはキース・リチャーズのコメントが少ないのが不思議な気がしたが
ゲスト・コメンテーターにリズ・フェアが出てきたのが嬉しかった。

ZKは生々しいドキュメンタリーと多くのライブ映像を収録しているところが、見ていて飽きない。
パンタのような名の知れた人でも、バンドの運営が難しいものであることを思い知らされる。
ダイアー・ストレイツも長年DVD化を希望していた。長尺のボーナス映像も嬉しいところ。
ミッシェル・ガン・エレファントは、その圧倒的なボリュームに満足し「他のバンドも
これくらいの量でやってくれないかな」と想うことしきり。ロジャー・マッギンは欠けていた
パズルの最後の1ピース。サンハウスは「ムーン・シャイン・ブギー」と併せて。
おっと、ジャックのDVDは買ったがジンジャー・ベイカーのヤツはまだ見ていないのであった。

CDに添付されたDVDとしては、JTとキャロル・キングの「LIVE AT TROUBADOUR」、
ソフト・マシーンの「NDR JAZZ WORKSHOP HAMBURG GERMANY」が貴重かつ
楽しめた。

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GAINSBOURG / AUX ARMES ET CAETERA

2010-12-24 21:03:46 | REGGAE

昨日のスペシャルズと同じような感覚で「レゲエ100選」に選んだのがゲンスブールの
79年のアルバム「AUX ARMES ET CAETERA」。シャンソンを軽く飛び越えジャズから
ポップスまで様々な音楽をこなしたセルジュが、レゲエに挑んだといえば格好良いのだが
眼のつけどころがワン・テンポ遅かった親爺が、単なる快感原則に則って録音した盤と
言ってしまえば、身も蓋もないか。(笑)いや、ほとんどそんな感じだと思うし、だからこそ
私はセルジュを好きなのだ。

只でさえ歌詞が穏やかでないフランス国家の歌詞を引用し、レゲエ・アレンジで歌うというのは
ポピュラー音楽を作ることを生業にしている人間にとって、どれくらいチャレンジングというか
危険な作業であったかということを、まずは理解する必要がある。事実、セルジュはナショナリストの
襲撃を受けるようになり、その反動からか後年には「ラ・マルセイエーズ」の著作権を
買い取ったりもしている。レゲエということに惑わされるかもしれないが、歌詞のいかがわしさは
さておき可愛らしいメロディーの曲が意外と多いので、セルジュ全史の中でも軽んじることは
出来ないアルバムなのだ。

そして何が凄いかというと、このアルバムを録音した面子である。バックはスライ&ロビー率いる
レボリューショナリーズで、コーラスはアイ・スリーズ。出て来る音は、何処に出しても恥ずかしくない
ルーツ・ロック・レゲエ。メロディーはアイ・スリーズに歌わせ、自らはここ数年の芸風(笑)である
ボソボソと呟く感じでの吹き込み。ディージェイ達のような派手に目立つ立ち回りこそないが、
これぞセルジュ、という趣を感じるのは私が単なるセルジュ信者(笑)だからか?

何れにせよ、私が「レゲエ100選」を編む目的の一つはこのアルバムを紛れ込ませることに
あったのだ。そして目的は穏やかに遂行された。
そんなに時間はとらせない。だから12月だけのクリスチャンの貴方もジャマイカへ飛んで欲しい。

ところでセルジュ、そこは火星じゃないよね?。(笑)

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THE SPECIALS / GANGSTERS

2010-12-23 19:41:21 | THIS SONG

「レゲエ100選」を考えるにあたり、コアなレゲエ・マニアが絶対に選ばないであろう2枚のアルバムを
選んだ。しかしながら、これが無いと「どこがHARRY'S ROCK AND ROLL VILLAGEなの?」
という2枚である。そのうちの1枚が79年のザ・スペシャルズである。
スペシャルズのアルバムを買った日の思い出は以前、当ブログに書いたことがある。
ポリス、クラッシュといったバンドのシングルやアルバム収録曲で、70年代後半の英国ロックに
おけるレゲエの影響の大きさはいやでも感じることが出来るのだが、アルバム単位、
アーティスト単位ということでいえば、まずはスペシャルズだろう。

掲載写真はシングル盤「ギャングスターズ」。カップリングがレーベル・メイトのザ・セレクターと
いうスプリット・シングルの様相が、いかにもパンクの時代を感じさせる。
この曲は日本盤LPのA面3曲目に収録されたが、これは日本独自の処置で本来は
アルバム未収録曲。現行CDでもこの位置には収録されていないはずだ。

初めてスペシャルズに接した時には気が付かなかったことも、あれから20年以上の
年月が経ち、いろいろなことを知ることができた。アルバム裏ジャケにクレジットされた
「HORNS BY RICO RODRIGUEZ and DICK CUTHELL」。前者は後にソロ・アルバムを
買ったりしてより身近に思え、後者も様々なアルバムでクレジットを見つけることになる。
彼ら2人の参加は重要な意味を持ち、スペシャルズのメンバー達の音楽的支えになったことは
想像に難しくない。

そしてこの曲「GANGSTERS」にはオリジナルがあるということ。この曲のクレジットは
ジェリー・ダマーズとなっているが、それはオリジナルは、ほとんど歌詞の無いインストであるから
そういうクレジットにしたのかもしれない。ちなみにオリジナルはプリンス・バスターで
曲のタイトルは「AL CAPONE」。リコのこともプリンス・バスターのことも当時のアルバムやシングルの
ライナーでは何一つ触れられていないことであるが、当時の情報量はその程度だったということだ。

このシングル盤のキャッチ・コピーはこうだ。
「俺達が、今をときめくザ・スペシャルズ!知らなかったら遅れてるぜ!
センセーショナルなデビュー・シングル、ごきげんなスカ・ビートで今夜も大荒れ。」
意味不明である。(笑)こんなコピーがまかり通ったというのは、いい時代だったのかもしれない。

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今年のSuperfly

2010-12-21 20:06:52 | 日本のロック・ポップス

今年の晩夏に四国の実家へ帰った際に、とある1軒のうどん屋に寄った。人気の店
ということで、昼間からかなりの賑わいであった。かつ丼とうどんのセットを食べたのだが
丼の大きさに「完食できるか」と不安になりつつも、なんとか完食し味も良かったので満足だった。
会計をしようと立ち上がった時に、ななめ前の女性(推定27歳)が何食わぬ顔で、私と
同じメニューを食べていたのには驚いた。若いっていいね。(笑)
入店時には気が付かなかったが、レジの横に大きな写真とサインが飾ってあるのをみつけた。
「えっ、こんなとこまでSuperflyはうどんを食べにきたの?」と驚いたのだが、
すぐ「ああ、俺は今、愛媛にいるんだ。」と気付いて何だか笑ってしまった。
というわけで今年もSuperflyのCDを買いましたよ。(笑)

掲載写真右は9月に出た「Wildflower & cover songs」。Superflyに限らず、今時の
シングルは何がしかの付加価値の付いた物が多く、これは初回限定で8cmのボーナス・
ディスクが付いていたが、通常版でも2枚組で1枚は4曲入りのマキシ・シングル仕様、
もう1枚はかつてシングルとカップリングで収録された洋楽カバーを集めた15曲入りCDで
新録もある。シングルを熱心に集めたわけではないので、過去の録音をまとめて
聴くことが出来るありがたい企画である。新録の中にはストーンズの「BITCH」もあるし。
その「BITCH」、いきなり出だしの歌のキーが異様に高い。で、そのまま最後まで歌いきって
しまうのだが、勢いのある歌手というのはそういうものであると、まざまざと感じた。
このCDは3面見開きジャケで、中ジャケの写真が70年代のSSW風なのも気にいった。

掲載写真左は先日リリースされたばかりのシングル「Eyes On Me」。カップリング曲が
初期のライブ定番曲の初音源化というのも気が利いているが、その上をいくのがこれも
初回限定の今年のライブ映像を6曲収録したDVD。9月のシングルに収録された4曲中3曲の
ライブを素早く映像化するというのは、ファン心理をよく捉えた戦略である。
デジパック仕様の中ジャケの写真がまた良くて、なんとなくマーゴ・ガーヤンの「TAKE A
PICTURE」を想起するのであった。

で、一つ気になるのが今回の「Eyes On Me」のカップリングに洋楽カバーがないということだ。
あれは楽しみなので、今後も続けて欲しいなぁということで、これが今年のSuperflyであった。

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追悼 キャプテン・ビーフハート

2010-12-19 18:16:19 | ROCK

FZのことを記事にした翌日に、牛心隊長のことを書くことになるのは何か因縁めいた
ものを感じる。残念なのは、それが訃報であるということだ。

キャプテン・ビーフハートが12月17日、多発性硬化症の合併症のためカリフォルニアで
亡くなった。享年69歳。

ビーフハートを聴いて感じたのは、「難解である」とか「面倒くさい音楽」とかではなく
「ブルーズを拡大解釈し、風通しをよくした音楽」ということである。敢えて名指しは避けるが
先日リイシューされたギタリスト二人が延々ソロを繰り広げるような音楽がブルーズなら
私にとってブルーズは実に退屈なもので終わったはずだ。
ビーフハートは、ブルーズに不協和音やノイズそしてロック本来のダイナミズムと、何より
自由な発想を持ち込んだのだ。

後年のビーフハートの音楽には70年代初期にあった、「唸り」や「うねり」が薄れていった
気がするが、82年には音楽業界から身を引いて絵画の創作活動に入る。
ビーフハートのディスコグラフィーの変遷は、音楽とそれを取り巻くビジネスに興味を
失う過程でもあり、それを思うと何となく複雑な気持ちにもなる。

掲載写真は72年の「THE SPOTLIGHT KID」。アルバム制作にあたりリプリーズから
前払いされた金でジャケットを新調し、文字通りジャケット制作したという逸話が最高だ。
ビーフハート没後も私たちは残された音楽を聴き続ける。
単純に気持ちよくなるために、そして複雑なリズムとメロディーの謎に迫るために。

THE TORTURE NEVER STOPS・・・・

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今年のフランク・ザッパ

2010-12-18 19:20:46 | ROCK

私はほとんど漫画というものを読まないし、あまり興味も無い。ただ東京都青少年健全
育成条例改正案というのは、趣旨はわからなくともないがその運用がどのようになされ、
出版以外の他の分野、例えば他の芸術活動や政治活動を含む表現行為に影響を
及ぼすかは「監視」しなければならないと思う。表現者が制作にあたっての題材の
選択肢を狭められたり、萎縮して自主規制したが故につまらないモノが世に出ること
だってあるだろうし。年寄りたちの脅威であるはずのアンファン・テリブルの出現を
抑制する意味がある、なんて正直に言ってくれれば笑ってやったのだが。

肉体こそ消滅したが、フランク・ザッパの残した膨大な録音は、それを管理している
ゲイル・ザッパの指揮の下、毎年何がしかのブツが登場する。
掲載写真左は「CONGRESS SHALL MAKE NO LAW...」。FZは85年に
PMRC(PARENTS MUSIC RESOURCE CENTER)が提案した音楽に対する検閲に
反対するために、上院議会における公聴会で発言したのだが、これはその25周年記念盤で
ほぼ全編がFZの公聴会における喋りである。音楽的楽しみを期待すると全くの
肩透かしで、シンクラビアを使った音楽をほんの僅か聴くことができるだけだ。
しかしながら、FZのファンは例え棚の肥やしになろうとも、これは所持すべきだろう。
アルバムのジャケット・デザインを無粋なものにしてしまう、あの「PARENTAL ADVISORY :
EXPLICT LYRICS」の表示を粋に思うなら別だが・・・。

掲載写真右は78年1月と2月に行われたハマースミス公演を3枚のCDに収録した
「HAMMERSMITH ODEON」。ジャケットの可愛らしいFZが、らしくもないが演奏は
私が最も好きな時代なので、一瞬たりとも飽きることが無い。何しろ私がFZの格好良さを
初めて理解できたのが21歳の時に見たVHS「BABY SNAKES」である。「BABY SNAKES」に
登場したゲスト扱いのロイ・エストラダを除けば、このCDの演奏メンバーは「BABY
SNAKES」と同じ『黄金の七人』なのだ。テリー・ボッジオの爆発的なドラムス、トミー・マーズと
ピーター・ウルフの遊び心満点の鍵盤に、FZとエイドリアン・ブリューのギター。何の文句も
ありません。収録された曲も、この時点での、いや今選曲しても「ベスト盤」の様相を呈している。

複数公演からの編集なので、できれば各公演のコンプリートを聴いてみたいのだが
ここまでの選曲で78年の演奏を聴くことができることを、まずは喜びたい。ベスト盤的選曲故に
なかなか終わりそうで終わらないディスク3のじれったさこそ、FZの真骨頂。
それにしても。あの「PEACHES EN REGALIA」の演奏中に、メンバーが楽器を弾かずメロディーを
歌う場面がある。腕達者の集まり故に、演奏を止めてメロディーを歌うという行為が笑いを誘う。

生前にリリースされていれば、FZのディスコグラフィーの中で、「決定的な名盤」の称号を
得たに違いない「HAMMERSMITH ODEON」こそ、今年のフランク・ザッパなのであった。
来年も期待しています・・・。
最後に。選挙には必ず行きましょう。

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浪花のモーツァルト キダ・タローのほんまにすべて

2010-12-16 15:14:45 | DAY BY DAY

私が京都の大学に行くと決まった時に妹が言った言葉がコレだった。
「あんた、フィーリング・カップルに出てや。」
フィーリング・カップルというのはバラエティ番組「プロポーズ大作戦」の中の
1コーナーで正式には「フィーリング・カップル5対5」という。
大体、俺は大学に何しに行くんや、いやそれ以前に俺はそんなに彼女に
不自由していたのか?。(笑)それとも妹のお眼鏡に叶わなかったのか?。

勘違い甚だしい妹であったが、それでも観察眼の優れたところが2つあった。
「あんた行くのR大だよね。大阪のK大のノリとは違うかもね。」
確かに違う。しかし、俺の目的フィーリング・カップルに出ることではない。
もう一つは選んだのが「プロポーズ大作戦」であって「ラブアタック!」でなかったこと。
どちらの番組も必ず敗者が出るのだが後者の方が惨めな感じがしたものだ。(笑)

キダ・タローの仕事を集めた2枚組CDが91年に出た。私はそれを後輩の家で
聴いたのだが、終始笑い転げて「いいなぁ。」と言っていたように思う。
だが、「それを買うのはロック者として如何なものか」なんて思っていたのも事実。
なんて浅はかで狭量な25歳の俺。しかし。その後輩は裸のラリーズも聴いていた。
当時の私の周囲でキダ・タローと裸のラリーズを享受するのは私とヤツだけだった。
なんだか懐かしく思うと同時に、91年版CDを探したのだがとうに廃盤。
手に入らないと欲しくなるのはいつものことだが、そんな中登場したのが掲載写真の
3枚組。こんどは3枚組なのだ!。

3枚ごとにテーマが別れ、各曲毎にキダ・タローのコメントもついている。
大体、私が関西にいる時に1週間のうちにキダ・タローをテレビで見ない日は無かった。
それはお前がそんな番組ばかり見ていたからだと言われればそれまでだが、
更に言えば、キダ・タローの作ったメロディーを聴かない日は無かったのだ。
それだけ「かに道楽」チェーンの勢いがあったということだ。(笑)

大阪マンセーでも阪神命でも無い、四国の田舎者が間借人として京都にいた、
ごく数年間であったが、キダ・タローの音楽には心底笑いとくつろぎを貰った。
こんなものは「聴いた者勝ち」なのだ。

えっ、これの何がおもろいのかさっぱりわからんて?。
四角い仁鶴がま~るく収めまっせ。(笑)
なにわ食いしんぼ横町にまた行ってみたいものだ。

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ASK ME QUESTIONS

2010-12-14 19:56:28 | DAY BY DAY

相方が関西へ行くにあたり「何かいいライブでもやっていないか」と聞いてきたので
調べると丁度ブリジット・セント・ジョンのライブと日程が合うではないか。
だいたい、私が一人もしくは相方と二人で関西へ行く時は、わざわざ時間を割いて
見たいというようなライブに当たることはほとんどないのだが(ケヴィン・エアーズの時は
その日を選んで行った)相方が一人で行く時は、いいライブと日程が合う。
前回はデヴィッド・リンドレーのライブを磔磔で楽しんできたのだから。

早速チケットを押さえたのだが、当の相方はブリジットのことをほとんど知らない。
そこで約1か月弱の間、私が所持するスタジオ盤5枚と今年出た2枚組のBBCライブで
特訓。(笑)整理番号が若いのだから、ライブ中ずっと知らない曲をぼんやり聴いているのは
勿体ないというものだ。

今回のブリジットの来日公演初日は京都。相方はそれを見に行ったのだが、ライブ終了後も
特に連絡なし。ところが。翌日午後8時ジャストに驚くようなメールがきた。
「今、ブリジットが目の前にいるのだけど、聞きたいことある?」
確かに名古屋公演は翌日(つまり今日)だが、今は何処にいるのだろうと思ったら・・・。

何と精華大学で無料ライブをやったのだ。大学のインフォメーションを見ると大学の行事の
一環としてブリジットが公演をすると書いてある。学外の人間も参加できて、しかも無料。
今回の来日に尽力した林拓氏の母校であるから実現した演奏らしいが、初めて見たライブの
翌日に、また見に行くとは相方は余程気に行ったようだ。

私は2、3の質問をメールで送り、多分相方はそれを質問したのだろう。恥ずかしいので
質問の内容は端折るが、今回の演奏の録音をあの『金髪の気だるい悪魔』に送るそうだ。
京都公演にはデヴィッド・シンクレアが客席に、しかも相方の近くにいたという。
「おいおい、いつからカンタベリーに詳しくなったんだ?。」
「私がそんなん知るわけないやん。ブリジットが言ってくれてわかった。」
ああ、なんて無駄に運の良いヤツなんだ。(笑)
ちなみにデヴィッドはもうすぐ出る新譜のプロモーションでの来日のようだ。

写真を撮らせてもらったらしく、相方はブリジットのことを「とてつもなく温かな人」と
メールに書いてよこした。ああ、なんて幸福なヤツなんだ。
結論。相方にブリジットのライブのことを教えた俺が一番偉い。(笑)
追加公演が決まったというのに、仕事とは我が身の行いの悪さを悔やむ今日この頃。

今後、ライブに行く人はきっと楽しい時間を過ごすのだろうなぁ。
良い時間をお過ごしください。

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暗闇へ突走れ

2010-12-13 17:03:53 | ROCK

あまりに情報量の多い箱「THE PROMISE」。箱モノは一通り接すると、仕舞い込んでしまいがちだが
何度も聴かなければ見なければ、いや何度も見聴きしたくなる内容なので、なかなか他の物を
聴く時間が足りないという、嬉しいような間抜けなような状態である。

16歳の時に1年遅れで「THE RIVER」を、17歳で「BORN TO RUN」と「NEBRASKA」を
聴いた私がその次に買ったのが「DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN」であった。
大学生になり一人暮らしを始めた18歳の6月である。中古盤で手にしたそれは、「NEBRASKA」を
別にして、何とも不親切な盤のように思えた。一聴して(私にとって)わかりやすい曲は冒頭の
『BADLANDS』だけで、どこか重く沈みこむように思えたのだ。何回か聴いていくうちに
このアルバムのみが持つ、どこか尖った感覚を了解したのだが、後に幾つか聴いたブートレグや
98年の「TRACKS」を聴いて「アウトテイクの方に耳馴染みの良さげな曲があるのに、なんで
あんな感じの選曲になったのだろう。」という疑問が沸き起こったのも事実。
そんなことは2010年にはすっかり忘れていたのだが、今回の箱は過去の疑問を思い起こさせ
そして、全ての疑問に答えてくれた。

78年の映像というのは幾つかあって、ブートレグで有名なものには78年8月のラーゴ(カラー)、
9月のキャピタル・シアター(モノクロ)があるが、今回のヒューストンは画質こそ今ひとつだが
(それでも巷のブートレグよりは良い)26曲の長尺で大満足だった。更に素晴らしいのは
ボスのファンなら誰でも知っている、あの『ROSALITA』を収録した日の映像が4曲も発掘
されたことだ。もともと英国の番組オールド・グレイ・ホイッスル・テストで放映するために
撮影されたものだが、今回の映像は数年前に出た同番組のオムニバスDVDより更に
画質が向上している。私の中ではこの日の『ROSALITA』は私的ロック3大映像の一つでもある。
後の一つはザ・フーの78年5月シェパートン・スタジオでの『WON'T GET FOOLED AGAIN』で
残り一つは、気分によって違ったものになる。(笑)話が脱線したが、そんな日の映像の
発掘には度肝を抜かれた。プライベートなスタジオや家でのレコーディング風景のほうが貴重なのだが。

ボスのブートレグで、一番多く買い一番多く聴いたのは78年のものだ。理由は明白で
退屈な曲が少ないから。当たり前だ、「BORN TO RUN」と「DARKNESS」の曲が大半を占める
のだから。

個人の重大な事件はいつも夜におきる。昼間は時間がのろまに流れ、夜は時の刻みが早く進行する。
一般的に、昼は基本的に自分の食いぶちを稼ぐためといっても社会の一員として、システムに
組みこまれ働いている。考えるのは仕事をいかに上手く、多く完遂するか、そして何よりも
早く終われるかどうか。夜は彼女や家族、仲間との時間の中で楽しい時間を過ごしたり、時に
惨めな時間を過ごす。幸福な出会いがあれば、対峙する局面もある。一人で決断しなければ
ならない瞬間もある。「DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN」が放つ青白い光は
そんな我々の闇を照らしてくれる。

18歳の夏は1か月の間、友人達と泊まり込みで福井の民宿でアルバイトをした。最後の日に
給金を貰い、下宿先の京都に戻るやいなや買ったアルバムがボスの新譜「BORN IN THE U.S.A.」
だった。私が初めて自分が働いた金で買ったアルバムでもある。

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YOU CAN DO A LOT WITH 100 WOMEN - 57

2010-12-12 18:07:09 | ROCK

01 "I Wanna Be Sedated" The Ramones, 1978
02 "See No Evil" Television, 1977
03 "Chinese Rocks" Johnny Thunders and the Heartbreakers, 1977
04 "Blank Generation" Richard Hell, 1977
05 "I Need Lunch" Dead Boys, 1977
06 
"Ghost Rider" Suicide, 1977
07 "Burning Rubber" Teenage Jesus and the Jerks, 1979
08 "Contort Yourself" James Chance and the Contortions, 1979
09 "Comic Books" The Fast, 1977
10 "If You Don't Wanna Fuck Me Baby, Baby Fuck Off" Jayne County, 1977
11 "You Can't Put Your Arms Around a Memory" Johnny Thunders, 1978
12 
"She Said" The Cramps, 1981
13 "Spanish Stroll" Mink DeVille, 1977
14
"Psycho Killer" Talking Heads, 1977
15
"Free Money" Patti Smith, 1975

唐突に何のチャートかと思うだろうが、これは先頃ローリング・ストーン誌の企画である
「パーソナル・トップ10」に掲載されたデボラ・ハリーが選ぶ「CBGB-Era Punk」ベスト15だ。
他にもアリス・クーパーが選ぶ「ピート・タウンゼンド・ベスト10」、ボノが選ぶ「デヴィッド・
ボウイ・ベスト15」等興味深いセレクションもある。

選曲はともかく選ばれたアーティストは実に的確で、日本の「自称パンク好き」が選ぶと
漏れそうなバンドがしっかり選ばれているのが、流石は現場にいた人という思いを強くさせる。
ブロンディを選ばなかったのは謙遜だろうし、パティ・スミスをランキングの中の一番下に
置いたのは同性の意地かと深読みするのが私の厭らしいところだ。(笑)
不覚にも私は「THE FAST」はノー・マークだったが、ここでデビーが選んだ「COMIC BOOKS」は
デビーの89年のアルバム「Def, Dumb, & Blonde」にカバーが収録されている。
気にとめておかなくては。

掲載写真は先日リリースされたブロンディの「AT THE BBC」。CDとDVDで構成され、DVDには
トップ・オブ・ザ・ポップスが3回、オールド・グレイ・ホイッスル・テストが2回分収録されている。
その中の79年12月31日のグラスゴーでのライブの完全版がCDというわけだ。
グラスゴーのライブはかつて日本でも放送されたことがあるが、放送された曲は11曲でCDには
その倍の曲数が収録され、中でもジェームス・ブラウンの「I FEEL GOOD」のカバーが異色で
耳を捉える。

映像で見るデビーが可愛らしいのは言うまでも無い。どちらかというと垢抜けない男たちを
尻眼にバンドを引っ張るのはけなげというか、男勝りというか。30歳をとうに過ぎているのに
パンクとアイドル的要素を混ぜ合わせた存在であり、それがパンクのフィールドからも
ポップスのフィールドからも拒絶されなかったというのは凄いことだと改めて思う次第だ。

近年のブロンディーのCDはDVD付きで出ることが多い。(私の手元には3枚ある)
これからも、このような発掘は大歓迎だ。

コメント (2)
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