HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

年の瀬2013

2013-12-31 11:54:41 | DAY BY DAY

そういえば、今年は蛇年だったんだ・・・。

例年以上にバタバタした年末で、12月に入ってからはアッという間の一か月だった。
久しぶりに仕事に行くのが億劫になったり(笑)、自分にしては珍しく忘年会を4本も
組んで見たり。何だ、遊んでばっかりか?。(笑)

ホワイトスネイクは雑誌ミュージックライフなんかではよく「白蛇」と書かれていたが
あれは「はくじゃ」なのか「びゃくだ」なのか。今更のように疑問に思って相方に聞いてみたが
「知らん。」と一言。仕方がないので「酒井○にでも、聞いてみるか。」と言ったら
何故か受けた。伊藤政○でなかったところがツボだったのかもしれない。
実のところ初期のホワイトスネイクは好きだ。久しぶりにLPを引っ張り出すかな。
いや、やめておこう。

お気づきの方もいるかもしれないが、今年は毎日ブログを更新した。もちろん、面倒くさがり
なので埋め草記事を含めて予約投稿に頼ったために出来たことであるが。
来年はのんびり行こう。とりあえず継続中のアレは完成させなきゃ。

今年も終わる。良いお年をお迎えください。
また、明日。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SO LONG

2013-12-31 10:38:55 | DAY BY DAY

      

 

R . I . P .

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年のSuperfly

2013-12-30 00:03:30 | 日本のロック・ポップス

               

13年にSuperflyがリリースしたのは新曲3曲を含む2枚組ベスト盤(初回盤は24曲のPVが
収録されたDVDが添付された3枚組)「Superfly BEST」と掲載写真の2組のDVDである。

アルバム「Force」をプロモーションするためのツアー中の、12年11月8日の演奏を収録したのが
左のDVD。ツアーは今年の1月で終了したが、3月には5周年記念のアリーナ・ツアーが
始まり、その最終公演である4月21日の演奏を収録したのが右のDVD。
1年の間にライブDVDを2種もリリースするというのは、あまり例が無いことだと思うが
それを可能にさせるミュージシャンの「旬の力」が今のSuperflyにはあるということなのだろう。

どちらの演奏も聴き応え見応えがあるが、どちらか1枚を選ぶなら右のDVDだ。
セット・リストがヒット・パレードの様相を呈していること、収録曲に『Beep!!』があること(笑)
ホーンとストリングスを加えたバックが豪華であることで、一見派手であるのが理由。
勿論、自前のバンドだけでの演奏も素晴らしいので、左のDVDも面白い。

ほら、豪華なバック陣を従えたストーンズもいいけど、最少編成でのストーンズもいいでしょ。(笑)

ただ、こうやって映像作品を連発するのはいいのだが、もう少し編集に時間を割くことが
できれば良かったのに、と思うきらいはある。ピントがあってない状態で切り替わったカメラの
映像を使っているシーンが目につくのだが、それはそのままカット数の多さでもある。
スピード感を演出するためだとは思うが、もっとじっくり被写体を捉えて欲しいものである。
また、ソロをとっているメンバーとは全く違う楽器奏者を映すというのもその意図が不明に
思えるシーンがあるので、それなら主役を映した方がいいだろうと思ったり。

好きだからこその物言いだが、越智志帆のMCはまだまだ微妙だ。微妙だけど
多分、日本のアリーナ・クラスをまわる人たちはみんなこんな感じなのかもしれない。
私の知るサンプル数が少ないことはさておき、間延びしたMCはジャンボ鶴田の
コブラツイストのように思える(何のこっちゃ)ので、これが今後どうなるか期待して
見守りたい。

服のセンスも私にはよくわからない。セクシーとか洗練とかいった言葉で表すことができる
事柄に重きを置くわけではないが、次の映像では何かを期待したい。別に白シャツにジーパン
だけでも十分に格好いい人であることはファンなら理解しているはずだから。

もちろん、志帆の歌唱は聴きどころ十分だし、今のバンドの二人のギタリストはまさに
全盛期のジョー・ペリーとブラッド・ウィットフォードを彷彿させる。このバンドがいつまで
続くのかは知らないが、今のバンドは演奏がまとまっていていい状態にある。

というわけで、「今年のSuperfly」もつつがなく終了。
来年のニュー・リリースに期待を寄せて、本稿を〆ることにする。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

THE DAMAGE DONE

2013-12-29 00:02:13 | 日本のロック・ポップス

今年の当ブログ認定ロック大賞の選出を終えて、そのリストを見てしばし後悔。
というか、こういう選び事をして「これで完璧。」と思えないのが私の優柔不断なところ。
私はミキサーには向いていないだろう。(笑)

掲載写真は佐野元春の「NO DAMAGE」30周年を記念する組物で、CD2枚と1枚のDVDで
構成されたデラックス・エディション。以前も書いたが、この時期の元春はあまり得意でなく
このベスト盤も個人的には退屈に思えた。それは、「こんなものじゃないだろう、元春の提示する
べき音はもっともっと格好いいはずだ。」という期待が大きかったが故なのだが。

御存じの通り、ベスト盤である「NO DAMAGE」を置き土産にニューヨークに行ってしまうのだが
その成果が傑作「VISITORS」に結実した時は「これだぜ!」と小躍りしたものだ。

あれから30年。10代の潜水生活はとっくに過去のものとなったのだが、今改めて聴いて
みるとその印象がどう変わるのか、ちょっとした楽しみが聴く前にあった。果たして聴いてみると
ボーイズ・ライフ・サイドとガールズ・ライフ・サイドというアルバム2面の分け方が今でもよく理解できず、
それはそのまま私のあまり幸福でない当時の不器用な恋愛事情(笑)故なのだろうが、それも
今となっては美化された思い出だ。
思い出というのは都合よく美化されてしまうものだ。

それでも、私が元春の書く歌詞、いや選ばれた言葉の数々を気に留めていたのは間違いない。
今でもそれらは有効に私の胸に響き、脳裏に焼き付けられている。
「NO DAMAGE」をBGMに楽しい一時を過ごした思い出のある人には及ばないだろうが、
私も30年前よりは、このアルバムを好きになれそうである。

今回は83年3月のライブを14曲約70分を超える尺で収録したCDが付いている。
当時の実際の音質がどうだったかは知る由もないが、このライブCDは低音の出方が
私好みで、若かりし元春が大放出するエネルギーの量に圧倒される。単体でアルバムとして
リリースされても十分に通用する内容だと思う。

問題はDVDだ。音だけならまだしも実際のステージを記録した映像は、彼が当時参考に
したであろう何者かを明確に想起させてしまう。83年当時、ロックの映像を頻繁に目にする
機会は無かっただろうが、今や何でも見ることができる時代である。それが私のような
自称ファンにもこそばゆい感じがするのに、門外漢には何を言われるかわからないとか、
無駄な心配をしてしまうのだ。(笑)

まあ、それは余計なお世話である。若さゆえの気取りや気負いが随所にうかがえる映像が
眩い光を放つ瞬間は確実にある。この映像を見て気付いたわけでも何でもないが、
今回の3枚を一挙に見聴きして改めて、佐野元春は日本のロックのリズム、ビートといった
ものを確実に一歩前に進めたと思った。先達を超えたとは言わない。先達の遺産を消化し
更に一歩前に進んだのだ。もっと大袈裟にいえば時代を前に進めた、のかもしれない。

さて、私はこの3枚組に満足している。しているのだが、気に入らないのは添付された
DVDに対して「日本初の長編ロック・フィルム」と宣伝していることである。映像は演奏シーンと
移動シーンやバック・ステージの様子、その他様々なシークエンスの組み合わせで
70分強の尺で構成されていて、撮影されたのは83年である。時代を考えてもこれが
「日本初の長編ロック・フィルム」ではないだろう、というのがひっかかったのだ。

例えば原田真二の78年の「OUR SONG AND ALL OF YOU」はどうだろう。100分を
超える収録時間だが、これは「ロック」ではないのか。ゴダイゴの79年の「MAGIC CAPSULE」は
どうだろう。これは50分程の尺だから、「長編ロック・フィルム」ではないのか。
というか、狭義の解釈で二者を「ロック」でないとするのなら、79年の「ロッカーズ」はどうだ。
これは70分越えである。

というように、あーだこうだとミュージシャンの本質とは違う、レコード会社サイドの用意した
「コピー」に文句をつけてしまう。ああ、俺は最低。(笑)
文句を書き連ねたので、改めて書くが今回の組物は実に面白かったし入手する価値がある。

さて、冒頭に戻っての話だが、今年の「新譜セレクション」に元春の「ZOOEY」を入れなかった
ことを少し後悔しているのだ。

   「NO DAMAGE」の頃から比べると声は
変わっているが、ポジティブな姿勢は不変だ。曲も近年のアルバムの中でも粒ぞろい。
やっぱり、これは入れるべきだったかな。(笑)

やはりロックは「刹那」を生きないと・・・・ね。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年総括 その4

2013-12-28 00:39:20 | ROCK

     

総括その4は発掘物。今年も箱物が多くを占めたが、収録された物量と内容を鑑みて、
この並びとなった。

01 KING CRIMSON / THE ROAD TO RED
02 NILSON / THE RCA ALBUMS COLLECTIONS
03 VAN MORRISON / MOONDANCE DELUXE EDITHION
04 FLEETWOOD MAC / RUMOURS 35TH ANNIVERSARY SUPER DELUXE EDITION
05 BOB DYLAN / ANOTHER SELFPORTRAIT THE BOOTLEG SERIES VOL.10
06 NIKKI SUDDEN / THE BOY FROM NOWHERE , WHO FELL OUT OF THE SKY
07 PAUL McCARTNEY & WINGS / WINGS OVER AMERICA SUPER DELUXE EDITION
08 エレファント・カシマシ / THE FIGHTHING MEN'S CHRONICLE
09 GRATEFUL DEAD / SUNSHINE DAYDREAM 
10 RCサクセション / 悲しいことばっかり

その質・量からキング・クリムゾンのボックスの全貌を聴いた直後に今年の1位は
確定であった。ニルソンの箱は痒いところに手が届く出来で、未発表音源の多さもさることながら
各所に散らばっていたレア音源の類も丁寧に集めてくれたのが嬉しいところ。

本人未公認ながら、その魅力の一端に触れた者の心をとらえて離さないヴァン・モリソンの
組物は素晴らしかったし、定番映像をしっかりオフィシャル・リリースに組み込んで初登場
させたフリートウッド・マックも良かった。

思えば、新譜、映像、発掘物の3部門で登場したポール・マッカートニー。来日云々を差し引いても
今年のポールは凄かったのだ。(笑)というか、発掘部門に関しては他の大物ミュージシャンの
組物が大したことなかったというのもあるが。

それにしても、毎年この部門を一番楽しみにしているというのも何だかなあ。(笑)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年総括 その3

2013-12-27 00:17:11 | ROCK

     

総括その3はストレート・リイシュー部門。今年は待望と呼ぶのに相応しい再発が多かった。
例年になくソウル・ミュージック関連の再発で気に入った物が多かった。

01 THE MONITORS / GREETINGS ! ...WE 'RE THE MONITORS
02 THE FLAMINGOS / SAME
03 PRISCILLA / GYPSY QUEEN
04 JESSE FREDERICK / SAME
05 BLACK SLATE / SAME
06 CLAUDIA LENNEAR / PHEW !  
07 PEGGY LIPTON / SAME
08 ANONYMOUS / INSIDE THE SHADOW
09 BOHANNON / KEEP ON DANCIN'
10 PAUL PARRISH / SAME

モータウンに残された数多くある盤の中で、日本主導の世界初CD化のおかげでオリジナル
・フォーマットで聴くことができたモニターズ。アルバム収録曲とシングル曲を合わせた編集盤は
ACEから出ていたが、フラミンゴスと同じく当時のLP仕様というのが嬉しいのだ。

ブッカーTとの連名盤はCD化されていたが、プリシラ自身のソロもCD化が待たれていた。
何というか、このジャケ写からして好きなのです。(笑)
今年は例年になくソウル寄りであるが、レゲエのブラック・スレイトも愛聴盤。次はダブを。

名盤探検隊再始動のおかげで、ポール・パリッシュの盤を初めて知ったのだが、これも
個人的に素晴らしいニュー・ディスカバリーであった。

来年も廉価(笑)で良質の再発盤が出ることを願っている。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年総括 その2

2013-12-26 00:49:39 | ROCK

     

総括その2は新譜部門。例年の如く「時代の音」とは無縁の10枚(笑)。
今年も単純によく聴いた順に並べてみた。

01 DAVID BOWIE / THE NEXT DAY
02 GARLAND JEFFREYS / TRUTH SERUM
03 BOZ SCAGGS / MEMPHIS
04 ADAM ANT / ADAM ANT IS THE BLUESBLACK HUSSAR IN MARRYING THE GUNNER'S DAUGHTER
05 PAUL McCARTNEY / NEW
06 SHERYL CROW / FEELS LIKE HOME
07 ELVIS COSTELLO AND THE ROOTS / WISE UP GHOST
08 RICHARD THOMPSON / ELECTRIC
09 ELLIOTT MURPHY / IT MAKES A WORRIED MAN
10 JIMBO MATHUS & THE TRI-STATE COALITION / WHITE BUFFALO

手放しで喜ぶべきか疑心暗鬼だったものの、いざ聴いてみればその充実した内容に興奮したのが
ボウイ様の新譜だった。ガーランド・ジェフリーズは今こそ聴かれるべき存在。カバー集とはいえ
ボズの新譜に夢中になるなんて、思ってもみなかった。(笑)

復活といえば、この人もそうなのだがほとんど黙殺されているのがアダム・アント。(笑)
これが、いいんだってば。(笑)

昨年に比べれば、個人的には小粒な感じの新譜群であったが、それは昨年が異常に
充実していただけの話。ポールの新譜は、盤を聴き進めるにつれて私好みの曲と、
そうでない曲との差がハッキリしてきたが、それでも近年の盤の中では好きな方に入る。

あっ、今年は日本人ミュージシャンが入っていないなぁ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年総括 その1

2013-12-25 00:24:39 | ROCK

   

2012年に購入したブツの中から選定する、恒例の「HARRY'S ROCK AND ROLL
VILLAGE認定ロック大賞」(笑)の時期がやってきました。まずは映像部門。

01 ザ・タイガース / ザ・タイガース・フォーエバー DVDボックス ライブ&モア
02 PAUL McCARTNEY & THE WINGS / ROCK SHOW
03 EAGLES / THE HISTORY OF THE EAGLES
04 ブランキー・ジェット・シティー / VANISHING POINT
05 THE ROLLING STONES / SWEET SUMMER SUN HYDE PARK LIVE
06 JIMI HENDRIX / HERE MY TRAIN A COMIN'
07 NEIL YOUNG / JOURNEYS
08 RONNIE LANE BAND / LIVE AT ROCKPALAST 1980
09 BRYAN FERRY / LIVE IN LYON
10 FRANK ZAPPA / A TOKEN OF HIS EXTREME

タイガースの映像集は快挙。今後もこのような日本のロックの映像の発掘が続くことを
願って1位に。ポール&ウィングスは定番中の定番。だからこそ、しっかりした状態で
常に市場にあることが望まれる。

バンドの内情を白日の下に晒したドキュメンタリーも凄いが、やはりボーナス扱いの
77年のライブに惹かれたのがイーグルス。ブランキー・ジェット・シティーが解散してから
早13年。最後まで格好いいバンドだったことを改めて確認できる映像であった。

ニール・ヤング、ブライアン・フェリーは近年の映像であるが、後年になっても映像の
代表作の1枚として扱われても良い内容だった。勿論ストーンズの映像は今年も最高。(笑)

映像としての発売ではなかったが、ニール・イネスの箱に収録されたDVDも「お宝」である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MERRY CHRISTMAS

2013-12-24 20:14:55 | DAY BY DAY

     

先日、ザッピングしていてたまたまチャンネルが合ったテレビ番組で「クリスマス・ソングと言えば
ワム!かマライア・キャリーか?さあ、どっち。」みたいな競争をしていた。
どっちでもない私は当然のように結果を見るまでもなくチャンネルを変えたのだが、「はて、
自分は何だろう。」と考えようとすると考えるまでもなく、あのメロディーが流れてきた。

それはこともあろうか、ポール・マッカートニーの『WONDERFUL CHRISTMASTIME』だった。
シングル盤を持っているわけでもないのだが、もうスタンダードの域に達していて、そこかしこで
自然に耳に入ってきた既成事実の積み重ねが、そうさせたのだろう。
覚えやすいメロディーを創ることができるというのは、凄いことだと思わずにはいられない。

件のシングルを持っていないことは先に書いたので、今日はジミ・ヘンドリックスの2枚の
レコードで我が家にもほんの少しだけクリスマス気分を。(笑)

左の7インチは99年に出た赤のカラー・レコードで、右の10インチは10年に出た緑の
カラー・レコード。赤と緑で何となくクリスマス気分も盛り上がるというものだ。
まあ、本当のことを言えば、今日も別に何も変わらない。あとはスコッチを飲んで寝るだけである。
それでも、とりあえず。

MERRY CHRISTMAS EVERYBODY.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

AREA 175

2013-12-23 15:30:15 | LAND OF 1000 DISCS

       

TRAMMPS / THE LEGENDARY ZING ALBUM (1975)

THE FUTURES / CASTLES IN THE SKY (1975)

       

THE REFLECTIONS / LOVE ON DELIVERY (1975)

THE WHISPERS / THE WHISPERS (1971)

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

THERE IS NO TIME

2013-12-22 00:14:39 | DAY BY DAY

今回のクールで見ていたドラマも、ほぼ一段落ついた。
一番熱心に見ていたのは「クロコーチ」。以前から何回か書いたことがあるが、
「3億円事件」をテーマにしたドラマや映画が好きで、気に留まれば見るようにしている。
そんな私にピッタリのドラマであった。出演者の途中降板があったために代役で急遽
出演した芦名○を好きなので、私には更に嬉しい、いわばボーナス・トラック(笑)も良かった。

他に面白く見ていたのが「ダンダリン」と「リーガルハイ」。これは同日同時間での放送だった
ために後者をリアルタイムで見て前者は録画で見た。出演者、ストーリー的には前者が
好みなのだが、後者は前回から全て見ていたので続編も外せなかったのだ。

他には定番の「相棒」、期間が短かったが「ハードナッツ」、「ハニー・トラップ」に「安堂ロイド」
まで見ていた。(笑)他に楽しみが無いのか・・・?。(笑)それとも綺麗な女優さんが出ていれば
何でもいいのか?という疑惑を払うことは・・・・出来ません。(笑)

こんなことばかりしているので、日々の時間が無い。時間が無いと買ったものの聞き込みの
足りないブツが出てきて放置されたまま、なんてのが出てくるわけで。
その代表格が掲載写真のムーディー・ブルースの「TIMEELESS FLIGHT」。

年末恒例の「HARRY'S ROCK AND ROLL VILLAGE認定 ロック大賞(笑)」の選考を
終えて、今年も箱物を沢山買ったが、値段と組み枚数と内容がアンバランスなブツが
多かったなと思うことしきり。

クラッシュにフー、V.U.やザ・バンドにスライ&ザ・ファミリー・ストーンといった大物も
今年はランク・インしなかったのだが、これらはとりあえず全て複数回は聴いている。
しかし、ムーディーズの箱はまだ一通り見聞きできていない。これはいかん。(笑)

CD11枚DVD6枚(内3枚はサラウンド音声)に豪華120ページの本、様々なグッズ付きで
熱心なファンにはたまらない箱だろう。未発表ライブと映像目当てに買ったのだが、
もし発売時期が今の時期ならきっと買っていない。この箱が出たのは確か初夏だったように
記憶する。他に買いたいブツがそれほど無かった時期だったので、「そんじゃ、今のうちに
買っとくか。」なんて軽い気分で買ったのもいけなかった。

というか、そもそもオリジナル・アルバムを5枚くらいしか持っていない人が買うべきブツ
では無かったのだ。(笑)期待したライブ映像も口パクだったり画質が大したことなかったりで
それも「にわか」には堪えた。(笑)そうすると「CD11枚も聴く時間なんてないよ。」と
勝手な理由をつけて放置して早半年となるわけだ。

それもこれも、ドラマ見る時間があれば聴く時間の捻出は可能だったので、全て言い訳。
手に負えない箱であるが、年末年始の時間を使って、ひとしきり半年分の反省をしながら
聴きこむ所存である。

本当か?(笑) THERE IS NO TIME.

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

AREA 174

2013-12-21 00:01:26 | LAND OF 1000 DISCS

       

JAMES CARR / YOU GOT MY MIND MESSED UP (1967)

WILLIE HUTCH / SOUL PORTRAIT (1969)

       

JOHNNY ROBINSON / MEMPHIS HIGH (1970)

OLLIE NIGHTINGALE / SWEET SURRENDER (1973)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暗転

2013-12-20 00:00:42 | 日本のロック・ポップス

頭脳警察の結成45周年記念盤は寺山修司没後30周年企画盤だった。

と、まるで「指名手配された犯人は殺人許可証を持っていた」みたいな書き出しで
始まった(笑)ZKの新譜「暗転」。冒頭に書いたように今年は寺山没後30年という
ことで、本屋の店頭に各種の特集号やムック本が並んだ。一つ二つ気になるものが
あったのだが、何となく買わなかった。そんな私もZKの新譜は必ず購入する。
これは私に課せられた義務であるのだから。

元々、演劇や芝居といったものと縁の深いZK(パンタ)であるが、生前の寺山と
交流が無かったというのも何だか意外である。パンタ自身がライナーにそう記してあるのだが
それでは、「寺山修司イソップ物語」に参加したのは、どういう経緯だったのだろう。
まあ、どうでもいいか。

過去に演奏した曲のセルフ・カバーが2曲に、有名曲のカバーとオリジナルが程よい
バランスで配され、あっという間に全9曲が終わる。長尺のCDが多い中で36分という
尺は短い気もするが、逆に清々しい気もする。

あの『あしたのジョー』は2バージョンの収録だが、私的にはアルバム3曲目に配された
テイクの方がしっくりくる。尾藤イサオの歌唱の印象が強烈だが、パンタのバージョンも
感情豊かで、ボクシングというスポーツが持つ得体のしれない飢餓感がよく表れている。

アレンジが面白い『地球めがけて~「蹴球学」の前奏~」は、残念ながらサッカーを
体現している曲では無いが、ここで表現される擬音(もしくは擬態)はちょっと想像のつかない
語感で、書いた寺山も凄いが、これを歌ってしまうパンタも凄い。

パンタの詩の朗読は近年の作品で聴くことができるが、今回の盤に収録された
『詩の朗読という詩』での朗読は素敵だ。ZKの録音に灰野敬二が参加するというのも
今まで有りそうで無かった組み合わせなので、この他流試合で感じられる緊張感は
今こそ記録する価値があったというべきなのだろう。

つまりは全て必然なのだ。ZKがこの盤を録音したのも、私がそれを手にしたのも。
そして、これから貴方が手にすることになるのも・・・。

暗闇で事を成すか、衆人環視の中、客席に向けて放たれた眩い白光の目潰しの中で
事を成すか。どちらを選ぶかはあなた次第である。
台本を燃やせ、ヒーローは君だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MOONDANCE

2013-12-19 00:10:12 | ROCK

掲載写真は、ヴァン・モリスンが70年にリリースした傑作「MOONDANCE」の
デラックス・エディション。5枚組で、ディスク1はリマスターされた「MOONDANCE」、
ディスク2から4までがアルバムのセッション音源で、残り1枚がブルー・レイ・オーディオ。
セッション音源は時系列に並べられ、ディスク4の後半はミックス違いが集められている。

多作で尚且つ作品のどれもが高いクオリティーを持つヴァン・モリスンの敷居は高い。
ここ十年あたりの新作には目配りも出来ていないが、「MOONDANCE」から「ST.
DOMINIC'S PREVIEW」までの盤は別格で、今でも思い出したように聴くことがある。

「MOONDANCE」は熱心なヴァンのファンの方にも人気のある盤であるので、CD3枚分の
アルバム・セッションが世に出たことは大いに喜ばれるだろう。
贅沢は言い出せばキリがないが、全曲のセッションが万遍なく収録されているわけではなく、
全くセッション音源が無い曲があるし、タイトル曲『MOONDANCE』はテイク21とテイク22の
収録なので、もっと聴きたいという欲望が沸き起こるという罪な組物(笑)である。

それにしても名曲『CARAVAN』の演奏を何テイクも聴くことができるだけで、お腹いっぱいの
至福の時間であるというのも、また事実。録音はされたものの次作「HIS BAND AND
THE STREET CHOIR」に回される『I'VE BEEN WORKING』の強烈な演奏も収録されていて
曲自体は素晴らしいのだが、アルバムに収めるとなると配置に困るという意味合いで
外されたのだなぁなどと想像するのも楽しい。『I SHALL SING』は、何故今に至るまで
未発表だったのかなぁとか。

コンパクトな装丁で面倒くさい箱のふたを開けないとCDを出せない、なんてこともないので
これからも聴く頻度は多くなるだろう。ヴァン・モリスンのHPでは、この組物のことが
触れられていないのだけど、宣伝の必要は無いということか。
昨日の話の続きではないが、また同じような企画の続編を期待したいものだ。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

I'M NOT A YOUNG MAN ANYMORE

2013-12-18 00:01:05 | ROCK

11月に突如の辞令が出て転勤した。大きな異動は初日にあったので、「今回は
関係ないか。」なんて思っていたら、その2週間後の異動である。
まるで、厄介払いである。(笑)それでも、人間が出来ていないので私が抜けて
前の職場が困っているという話を伝え聞くと、嬉しくなってしまう。
ああ、なんて俺は小さいんだ。(笑)まあ、昔から「わぁ、大きい。」なんて言われた
ことはなかったので、いいのだけど。あれ、話がずれた。(笑)

転勤して良かったことは一つだけ。極端に通勤時間が短くなったのだ。
相変わらず車通勤だが、下手すると「SISTER RAY」1曲が完奏するかしないかの
間に職場についてしまう。ここでは「朝から通勤車中でV.U.聴いてんじゃないよ。」という
突っ込みが正しいのだろう。(笑)
 
笑ってばかりでいられない全くお得な感じがしないのが、今回の「WHITE LIGHT /
WHITE HEAT」の45周年スーパー・デラックス・エディション。ミックス違い云々は
さておき、全くの未発表音源の数の少なさと、3枚組という組物に対しての価格設定が
不満を増幅させる。

まあ、xx周年というのは御祝儀が付き物だし、不満の増幅はフィードバックによる
ノイズの増幅と等価なので(嘘つけ)、V.U.らしくていいのだけど。

67年4月30日のジムナジウムでの演奏は7曲中5曲が初登場とのこと。

  ま、これはブートレグ扱いなもんで、
5曲が初登場ということになるのだろう。今回の組物に収録された音は、ジョン・ケイルの持つ
マスター・テープからの収録とのことだが、私の耳だと掲載写真のブートレグのほうが、
音が良いように聴こえる。何より、音のふらつきが少ないのだ。

ただ、今回の正規発売の盤の方は『BOOKER T』や『SISTER RAY』といった曲の頭欠けが
無いのと、曲順はまさかバラバラに収録はしないだろうから、正確な演奏曲順がわかったと
いうことで、大きな価値がある。逆に『I'M NOT A YOUNG MAN ANYMORE』は
ブートレグの方が曲の前の空間を大きく録っているので、やはりブートレグは御役御免には
ならない。

  

amazonで普通に買える、これらの音の今一つなブツ(ブートレグ扱いでしょう)を聴いても
普通に思えてしまうので、ことV.U.に関してはライブの音質が多少悪くても実のところ
何の問題もないのだけど。まあ、ストーンズでこの音質なら演奏内容によっては
即ゴミ箱行きなのは間違いない。(笑)

えっ、本編ですか?。ステレオだろうとモノだろうと最高に決まっているのだが、自分としては
モノの破壊力を知ってこの盤の凄味に気づいたので、モノを推したいところ。

さて、気になるのが近い将来リリースされるであろう、サード・アルバム「THE VELVET
UNDERGROUND」の45周年盤。クローゼット・ミックスとヴァレンティン・ミックスの2種が
どのような登場の仕方をするか楽しみなのだが、水増し感満載のブツになったりして。

でも、怒っちゃいけない。御祝儀だから。
いや、怒っていいのだ。何せ不満の増幅はフィード・バックによるノイズの増幅と等価なのだから。
あれ、サード・アルバムはノイズ含有量は少な目だっけ。
じゃ、怒らないと。

ま、何でもいいのだな、結局。そんな人はたくさんいるはずだ。
それに。私も、もうそんなに若くは無いし。(笑)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする