プン吉 punkichi の台所★海外遠征大好きな、完全禁煙南国料理店「島結」は飛ぶ!

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三線の絃が切れた!

2009年05月14日 | 島結
島結に置いてある、偽三線弾き店主の三線の絃が切れました!

切れる直前まで弾いていたチカ先生はビックリ
「あたしがバシバシ弾いたからかもしれへん!」

三線弾きのキヨトさんは
「いやいや、この場所から切れたとすると、弾いたからどうのこうのじゃないですよ」

チカ先生ほっとした様子

「仕方ないよ、もう2年以上メンテもせずにほったらかしだしさあ」
店主も私もそれきり三線のことなど忘れたまま営業に戻る…


翌日のこと

「いやー、切れた三線のことが気になって気になって」
キヨトさんは自宅にあった三線の絃を持参して、直しに来てくれたんです!

なんという三線愛!!

私達は全く三線のことなど気にしていなかったというのに、やはり三線弾きの方は違うんですなあ~


三線には字のごとく絃(チル)は三つ
中国由来の楽器で、胴に蛇の皮が巻かれているのが本土の三味線と大きく違うポイント
説明してもらわないと素人にはぜんぜんわからんのですが、一見みな同じに見える三線にも様々な型があるそうです

三本の絃はそれぞれ太さが違い、よって出る音の高さも違います
正面から見て左から、
低音を出す一の絃(いちのげん)→男絃:ウージル
中間音を出す二の絃(にのげん)→中絃:ナカジル
高音を出す三の絃(さんのげん)→女絃:ミージル
となります

この三本が、沖縄独特の美しい音色を奏でてくれるというわで、一本切れたら演奏はできません

絃の太さも細いほうから1号、1.5号、2号とあり、古典の人は細めの絃で柔らかい音を出すのだとか


キヨトさんは三本の絃すべて張り替えてくれて、三線の音色がちょっとアップしたような?うん、確かに響きがよくなった!
ありがとう、キヨトさん
三線には全くうとい私、キヨトさんの三線愛に感激した一夜でございました

気が向くと素敵な歌声とともに三線を弾いてくれるキヨトさん
タイミングがよければ、島ムード満点の島結に出会えるかも!?

島結 http://members2.jcom.home.ne.jp/shimayui/


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