プン吉 punkichi の台所★海外遠征大好きな、完全禁煙南国料理店「島結」は飛ぶ!

台所は料理するだけの場所でなくいろんなことを思う場所♪南国料理・泡盛の店「島結」からのお知らせもあるよ

手長海老屋はどこへ消えたのか!?

2007年03月08日 | 毒バリ
バリで美味しい手長海老(アカザ海老かな?)が格安で食べられるって知ってた?

スーパーに行くと、長い手の先が


ブルーに輝く手長海老


が水槽の中でふわふわ泳いでいる!
普通の海老はお世辞にもいいといえない状態で売られているだけに、この手長海老は生きている~♪
海水の生簀技術はまだまだのインドネシアでも、淡水なら大丈夫ってことね

大きさはまちまちだけど、日本ではかなりの高級品なのに、頭の先から尻尾まで真直ぐ延ばしたら15センチくらい?1尾7.900ルピア(90円弱)くらいだったかな?お買い得です!
これはメニューにぜひ取り入れたいものだと、手長海老のトマトクリームパスタに決定!

こうなったらスーパーよりは安くなきゃいけないよね

「どこかにいい手長海老屋はないかなあ~」

すると

以前のブログ
「愚か者」
http://blog.goo.ne.jp/punkitchen/e/8eb6526d2e5cdb72cb16efe8993b77bf
「愚か者2」
http://blog.goo.ne.jp/punkitchen/e/611cd75acb083eb4429e725e0468ce18

の主人公であるロイケが、自分の知り合いだという手長海老屋を早速連れてきた


確かにすばらしい!
この男の持ってきた手長海老はすごいぞー
まっすぐに伸ばすと20センチくらいの大きさがあるよ
長い手まで入れたらものすごい存在感!
でもね、私たちは知ってる…サプライヤーたちは

一回目だけ

飛びぬけていい物を持ってくるってこと…


でもスーパーのものに劣らなければOK!
値段も6.500ルピアにすると言うし
よし決定!


縦にザックリ半割して断面から焼いていく
ミソの焼けるニオイが香ばしい~
ブランデーを加えてフランべ

トマトソースとミソが絶妙に混ざり合う

仕上げはニュージーランド産の濃厚な生クリーム

このパスタは人気の一品で、海老好きの中国系のお客様は満面の笑み


「もう一皿!」

ありがとうございます~ぅ


そういえば別の中国系の女性客からは

「パスタが固い、ちゃんと茹でて!」

とアルデンテにダメだし

電子レンジでふやかしてやったら大喜びで食べてた



さあ、ロイケが先のブログのような事情でお店を辞めると…

「ぷんさん、海老屋さん電話つながらないです」

焦っているチャンドラー

ロイケと共に海老屋も去った?
はい、そうです

バリのサプライヤーってホントにいい加減…
その後、別のシーフドーサプライヤー探して何とかなったけど、消えた海老屋が持ってくる手長海老は別格で、本当に素晴らしかった

もしかして、あの海老屋、ロイケと一緒に海老獲りしてたんじゃないか?
でもって海老代の半分がロイケのフトコロに…

ありえる…