プン吉 punkichi の台所★海外遠征大好きな、完全禁煙南国料理店「島結」は飛ぶ!

台所は料理するだけの場所でなくいろんなことを思う場所♪南国料理・泡盛の店「島結」からのお知らせもあるよ

余談

2006年01月30日 | 毒バリ
昨日、久々にバリテイストの料理を作っているとき、帰国直後のことをふと思い出した

バリに住んでいた1年間、日々日本語を使う相手はダンナだけで、他にはモシモシ社長、あと、何かあればお客さんと挨拶する程度
マネージャーの女性スタッフ(メダン出身のインドネシア人)とは殆んど英語で、私のメインの仕事場、厨房内(全員バリ人)はインドネシア語と英語のミックス、しかも単語の羅列が中心

これ、洗って下さい、次、切る 細かく細かく

とか

オイル少し、火弱く、ゆっくりゆっくり、OK、でも火強い、よくない、わかる?

みたいな

365日を殆んど仕事で過した私達、帰国後、会話がおかしくなってることに気づく…

できる、違う、済んだ、おいしい

短く簡単で使いやすいインドネシア語が口をついて出てしまう
あとは英語もちらほら
人とぶつかりそうになったりすると

「Sorry」って…

頭の中でトランスレートする癖がついてしまって、すぐに日本語で出て来ない単語もあったりして、かなりビックリ!
たとえば 「ほうき」 って言いたいのに 「ほら、掃除するヤツ、掃くやつ、何だっけ?」 って感じ
ウソみたいなほんとの話で、もちろん日本語が一番楽なのは変わりないのに、脳みそが戸惑ってたのかな?

オーストラリア在住の友達も、やはり日本語で思い出すのに時間がかかる単語とかあるって言ってたな
そういえば彼女の旦那さん、日本にいるときは「英語が変」って言われてた…

バリ在住の、インドネシア語と日本語が上手なフランス人の友人も

久々のフランスの友達来ました、私フランス語、ヘタクソになった言われました~

って…そうなっちゃうものなんだ!


他にもおかしな癖が…
欧米人って、人と目が合うとにっこり微笑んだり、軽く挨拶をする人が多いじゃない?
バリは観光地なので、欧米人観光客がかなり多いし、お客商売だった事もあって私自身もそんなしぐさが癖になってて…
やっちゃいました、成田空港で

目が合った男性に「にっこり」

戸惑う男性、キョロキョロしながら私を見返す

俺か?ナンだこの女?知り合いか?ナンパ?気持ち悪いぞ?

ってところかな?
どうみたって東洋人ルックスの私がおかしいよねえ?

すぐに「やっちゃった!」と気づいたんだけど、取り返しはつかない
しらばっくれて、カートを押しながら足早に立ち去る~

実家の母親と話していても会話が噛み合わない
会話のテンポが速いと英語やインドネシア語が出る
「おかしな言葉使わないで!」
ゆっくりにすると
「あんたトロトロしてどうしたの?」
って…かなりツライ

今でこそ問題ない生活ではあるけど、やっぱり時々インドネシア語が顔を出す
ふいに頭に浮かぶ言葉がインドネシア語だなんて

なんか気持ち悪ッ!

時々、人に聞かれると都合の悪い会話をダンナと交わせるのはいいけどね
「この店員頭悪い!しかもこのコーヒーすっごく不味い!」
とかね

もちかしてこれも 毒バリ の影響なんじゃないのか?
バリを離れて2年、もう2年?まだ2年?
毒はいつ抜けるのだろう?

Apa boleh buah(あま、仕方ないかぁ…)