Piano Music Japan

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高山美佳指揮の「リズム感の素晴らしさ」に最も感動した!(No.2290)

2013-06-04 21:46:40 | 批評

高山美佳指揮の「リズム感の素晴らしさ」に最も感動した!


 前号にコメントが来た。

>倍速再生で音楽が聞き取れるのでしょうか? (Unknown)
>2013-06-03 10:14:51
>今日の記事を興味深く読みました。
>倍速再生で録画をご覧になるとの記述ですが、音楽鑑賞になりますか?
>また、高山さんの何が耳を惹きつけたのでしょうか?

 尤もな疑問である。真っ正面から回答する。

倍速再生では細かなことは全くわからない。「リズム感の正確さ」「デュナーミクの巾」だけがわかる。この2点が「クラシック音楽演奏」では最も重要な点と私高本は感じている。


 録画した「題名のない音楽会」を「鑑賞」するために倍速再生しているワケではありません。「鑑賞に値するか?どうか?」の確認のためです。
 高山美佳の指揮を倍速再生で聴いて「ハッとした!」のが、スコアで確認したら、第77小節 と 第80小節 の1拍目の「スフォルツァンドピアノ」が見事に息づいていたからです。

指揮者は、器楽奏者や声楽家のように自分では音を出せないので、スコアを読み、咀嚼した音楽を『指揮だけ』で再現する能力を求められる。高山美佳 は実現していた


  文章で書くと、簡単なようですが、実は「指揮者の半数」くらいは、これが実現していません><
指揮者の解釈なのか? 楽譜が読めないのか? 棒の技術が悪いのか? オーケストラ側の問題(予算の関係で練習時間を充分に持てない など)なのか? は、私高本には全くわかりません。ピアニスト ならば、運指 だとか、跳躍 などに自宅で充分な時間を掛けて練習することが出来るのですが、

指揮者が自費でオーケストラを雇って、指揮の練習を重ねた逸話は、「メンデルスゾーン」くらいしか知らない


です。『人件費の固まり=オーケストラ』の側面は、Piano Music Japan でも書いた記憶はありませんが、厳然たる事実です。
 ここから先は、「標準再生」で番組全体を2回以上(高山美佳の箇所は5回以上見た)上での『私高本の推測』です。当たっていたら幸いです。外れていたら、「書き込み読者のお立場」を明記(シティフィルでの当日エクストラ、とか、テレビ朝日スタッフ、とか)の上、ご指摘下さい。必ず、掲載することをお約束致します。
 私高本の推測。

  1. 登場する指揮者3名(指導された 松本宗利音、高山美佳 と 指導した 佐渡裕)の内、『指導された2人』は本番が(本格的な練習無しの)初合わせ、佐渡裕 は事前練習が当日、ホールであっただけ(シティフィル練習所では無し)


  2. 松本指揮では、コンサートマスター = 戸澤哲夫 主導、高山美佳指揮 では、「指揮通り」



だった、と感じた。(私高本の感じた心は止められない。)
 つまり

高山美佳 指揮 は、佐渡裕が「俎上に上げて、鑑賞に値する」と断定した


と言うこと。私高本も1票を投じたい。素晴らしい感性の指揮者だ。だが、google検索する限り

高山美佳 本人の努力(google検索の位置 など)も薄いのが原因か?


と感じた。感じる私高本の心は止められないよ > 佐伯周子 でさえも(爆


 唐突だが「腐ってしまった指揮者」を1人紹介する。本人 並びに 関係者 が「文句」あれば、コメントに「立場」明記の上、書いて下さい。必ず表記します。

 これほどの才能の指揮者 = 高山美佳 は、成就して欲しい。佐渡裕 も言っていたでは無いか!!!

腐ってしまった指揮者 = 澤木和彦(相当前に財源が尽きた><)


である。これほど、素晴らしい指揮者は、当時(20年前?30年前? 猫頭なので思い出せない!)「ピアノ伴奏オペラ」ではいなかったのだが、メインストリームからは消えてしまった。埼玉県では、それなりの活躍をしているようだが、活動範囲が徐々に狭くなっているようだ><



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