Piano Music Japan

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ヴァルチュハ指揮読売日本交響楽団2024.05.26 チャイコフスキー「悲愴」批評(No.2869)

2024-05-29 09:23:31 | 批評
後半のチャイコフスキー「悲愴」のみの批評である。ハチャトリアン ヴァイオリン協奏曲 は初めて聴いた曲なので批評出来ません><

第3楽章=スケルツォ楽章 を貫いた ヴァルチュハ


  チャイコフスキー「悲愴」は、チェロ+コントラバスのピアニッシモに始まり、チェロ+コントラバスのピアニッシモに終わる曲である。先頭と末尾は全ての指揮者が留意する。中間楽章の扱いが焦点となる。

  冒頭記載通り、ヴァルチュハ は「第3楽章=スケルツォ」を徹底する。2拍子だが、行進曲では無い。2拍子には、行進曲だけでなく、エコセーズもあれば、ポルカもあれば、スケルツォもある。ベートーヴェン:ピアノソナタ第18番op.31/3 第2楽章=2拍子スケルツォ である。「面白可笑しく」進行するスケルツォ。

  第4楽章はまさに「悲愴」。対極の表情の違いが濃い。説得力のある ヴァルチュハ指揮であった。

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