>No.2690の「原器カワイSK-EXを巡って考察する」を読んでいたのですが、SKシリーズが全て同一のアクションというのが驚きです。
>SK-EXに合わせたアクションをSK-2へ使用するのは、かなり無理がある気がするのですが、その後、何か新しい情報はありますでしょうか??
>(ボストンと逆と考えると、SK-2が一番買ってはいけない、となるような。)
千葉県民ピアノ好き さんは、「カワイ SK-EX~SK-2 アクションが同一」は理解していますが
カワイブランド SK-EX~GL10 アクションが同一
です。
カワイ コンサートグランドピアノの「国際ピアノコンクール」採用の歴史です。
ステージ|Shigeru Kawai - グランドピアノ - 河合楽器製作所
Shigeru Kawai 国際ピアノコンクールについて|第5回 Shigeru Kawai 国際ピアノコンクール
- EX誕生 1981年
- ショパンコンクール 1985年(EX)
- ルビンシュタインコンクール 1989年(EX)
- チャイコフスキーコンクール 1994年(EX)
- SK5 & SK3 & SK2 誕生 1999年(← 総プラスチックアクション誕生?)
- SK-EX誕生 2001年
カワイ EX 以前のコンサートグランドピアノ は、KG8C → GS100 でした。1980年KG6C選定時にカワイ池袋店で試弾しており、KG8C は「カワイハンマー」で音色が KG6C よりも魅力無しでした。GS80 と言うモデルが275cm 無いモデルで試弾しましたが、キンキンした金属的な音で嫌いでした。GS80 → GS100 の順に発売で、この経緯を考えると、SK-EX が後から登場していても「原器」と言っているのは、正しいと感じます。
GL-10|製品情報|河合楽器製作所 製品サービスサイト
https://www.kawai.jp/product/sk-2/
https://www.kawai.jp/product/sk-7/
リンクが貼れませんが、URL を貼っておきます。奥行き最小のGL-10も奥行き最長のSK-7も
>1999年のデビュー以来、初の大きなモデルチェンジとなったShigeru Kawaiグランドピアノ。
>とりわけ鍵盤長の大幅延長という大胆な仕様変更により、鍵盤の支点が一段と奥になり、
>鍵盤の奥を弾いた場合も十分なストロークで演奏できるため、弾きやすさ、表現のしやすさが一段と向上。
>すべての機種においてさらにフルコンサートピアノに近づいたタッチ感を獲得しました。
とSK-7に記載されています。
カワイSK-7(グランドピアノ)の買取査定相場 - ヤマハ・カワイのピアノ買取査定情報局
からすると
2012年にアクション改訂
である。
- SK-5 発売 1999年 鍵盤が短い総プラスチックアクション
- SK-EX 提供開始(販売はせず、コンクールや牛田智大に提供)2001年
- SKシリーズ SK-EX並みのアクション & コンサートグランドピアノ EX-L 発売 2012年
スタインウェイ は D-274 ~ A-188 まで同一アクションだが、O-180 は別アクション なので、カワイも超越出来ていない
カワイSK-2 は「旧SK-2 よりアクションが良くなった」だけであり、「スタインウェイ&ヤマハ並み」になった訳では無い。詳しくは
カワイ SK,GX,GL, ディアパソン, ボストン(No.2598) - Piano Music Japan
をご覧下さい。
カワイ183cm未満のアクション&調律は相当にヤバげ。何が起こるか全く不明
もご覧下さい。