初日以上に素晴らしかった ルイージ指揮ブルックナー交響曲第8番第1稿
ブルックナー第8番第1稿初演だった昨日初日=2024.09.14。ホルン1番奏者の負担は半端無く高く、初日は少し「アラ」があったが、2日目は落ち着いた。その分、2日目の方が良かった。
ルイージ指揮は解釈は一貫している。「できれば3台で」と書かれているハープが2台以外は、第1ヴァイオリンソロも「3台指示は3台」「ソロ指示は1台」で、トラ皆無。
「金管低音の繋がりが極めて良好」が推進力を第1楽章から貫く。
第2楽章トリオは「Allegro Moderato」指示だが、「Andante Molto」の感じ、第3楽章はまさに「Adagio」。
終演後は放送無い2日目の方が静寂。放送に「自分の拍手を入れたい」「自分のブラヴォーを入れたい」変人が初日は存在しており、迷惑千万である。
「ルイージ指揮ブルックナー第1稿」は第1番から第4番まで全て聴きたい。第7番と第9番も聴きたい。