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シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

フォルテピアノ最高音質=ハイドン中期~後期、モーツァルト、ベートーヴェン初期ウィーン製(No.2895)

2024-06-24 23:54:30 | グランドピアノの買い方・選び方
ピアノ=チェンバロから産まれた楽器である。チェンバロは「下1段鍵盤と上1段鍵盤と2段鍵盤同時弾き」で音色と強弱は出せた(2段鍵盤は音が大きい)が、フレーズ内のクレッシェンドなどは演奏出来なかった。ヴァイオリンなど弦楽器、オーボエなど管楽器に比べて、「強弱表現が狭い楽器=チェンバロ」だったのである。
 「フォルテピアノ誕生」はイタリアだった、気がする。その後、「ウィーン古典派=ハイドン・モーツァルト・ベートーヴェン」がウィーンで活躍する。ハイドン作品20=ピアノソナタ第21-26番が最初である。

「ヴァルター」「シャンツ」など、名製作家が続出


  F-F5オクターブのフォルテピアノである。「終末期のチェンバロ音域と完全に同一」なのである。


私高本がチェンバロ購入に際して、近江学堂 久保田彰製作チェンバロが素晴らしく、久保田彰製作チェンバロ購入を意図したことは、既に記載した。では「5オクターブチェンバロ購入」になったかを初めて記載する。

久保田彰2000年製作フランドル様式2段チェンバロ | 八百板チェンバロ教室

久保田彰2000年製作フランドル様式2段チェンバロ | 八百板チェンバロ教室

要目表モデルフランドル様式2段鍵盤(ルッカース拡張モデル)製作者久保田彰 2000年3月寸法長さ2470mm、幅910mm、本体厚さ285mm重量本体51kg、脚13kg、椅子9kgレジスター8...

八百板チェンバロ教室

 


久保田彰1980年製作フランドル様式ヴァージナル | 八百板チェンバロ教室

久保田彰1980年製作フランドル様式ヴァージナル | 八百板チェンバロ教室

要目表モデルフランドル様式ヴァージナル(ミュゼラー型)製作者久保田彰 1980年寸法奥行き515mm、幅1720mm、本体厚さ275mm重量本体30kg、脚7kgレジスター8'音域C~d3...

八百板チェンバロ教室

 


八百板チェンバロ教室の2台の「久保田彰製作チェンバロ購入」が直接の原因


である。上記リンクを辿って欲しい。 
  久保田彰は「5オクターブより拡大したチェンバロは拒否」なのである。モダンピッチ=440Hzと古典派ピッチ=415Hzは対応なので、半音は拡大である。ここまでが「久保田彰の制作範囲」なのである。
  私高本が発注した時も「5オクターブチェンバロ」であった。ピッチ移動があるので、5オクターブ+半音のチェンバロである。



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