Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

収穫後には熟さない

2007-01-25 | 雑感
昨日、夕方のラジオ番組を聞き損ねた。アフリカ大陸での中国の制覇を扱う討論会である。車に乗っていなければ最近はラジオなど聞かないのだから仕方ない。

中国のアフリカへの援助は、対西洋を標榜して、非民主的な人権無視の政権を支持する結果となっている。これはEUが勧めてきたアフリカの独立発展を阻害しているとする。更に経済的依存を強めて、国際収支の悪化を招いている。

こうした新植民地主義と呼ばれる中国の野望に対してどのように対処していくかが、議論される。もちろん、EUの政策が必ずしも将来的なアフリカの発展に結びつくとは限らないのは、中国の現在と今後を予想すれば事足りる。

生のリイチを食したが、その殻の内側の貝のようなピンクの色が美しい。殆どは、百グラム29㌣のためか、種が大きく実の部分は少なかったが、一つだけ種が小さく実が肉厚の物が混じっていた。大変得したような気持ちになったのである。リイチは、収穫後には熟さないらしい。

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5 コメント

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Unknown (satomin)
2007-01-25 05:49:22
私も今日、ライチを食べました。
種が小さいととっても得をした気になり、
『お~こんな小さい』と眺めてしまいます。^^
収穫後は熟さない。。。初めて知りました。
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宇宙ゴミ (はっちー&ハリー)
2007-01-25 13:54:56
爆破されたゴミが衛星等に激突したら・・・気象軍事に影響あり!狙ったか?中国の行動は軽率だった・・自国にも衛星があろう・・・。

さて鰻がワシントン条約に加わりそうです・・欧州鰻を日本向けに大量輸入している中国だ~日本は中国を介して欧州鰻の絶滅に手を加えている訳だ・・。

日本の食卓から鯨 鮪 鰻 が姿を消しそうな勢いですね・・・。

さてアフリカの地下資源を独占したい中国は援助している様ですね・・そこで発生している人権問題には関心が無いのかも知れないですね・・・。
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一つしか、新事象 (pfaelzerwein)
2007-01-25 16:13:55
satominさん、そちらでも出荷されていますか。南アフリカ産でしょうかね。悲しいかな、小さいのは一つしかなかったです。



はっちー&ハリーさん、ゴミ捨て、撒きチラシはなんとも思っていませんよ。初めから先のことは考えておりませんから。自らは、勝手に時が来ればリセット予定。

欧州鰻は伝統的な食物なのですが、大量輸出は知りませんでした。

中国問題は、イスラム問題と違って新事象なので、より今後西側諸国にとっては大問題となるでしょう。
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庭師の競争 (助六)
2007-02-01 09:55:43
西アフリカは自らの庭という意識のあるフランスでも、「ナイジェリアの衛星を打ち上げ、ケニヤに病院を建て、カメルーンの港湾インフラを整備し、ザンビアの農地を耕す」中国のアフリカ進出は気になるようで、定期的に公論の対象になってますね。

アフリカに関しては、日本はフランスにとっては「使えるパートナー」のようで、以前から仏の駐アフリカ軍事費縮小に対応して、日本の対アフリカ経済援助を歓迎していましたが、これはアメリカの勢力拡大を牽制する意図とか言われました。
先日の安部-シラク会談でも、中国のアフリカ進出は議題に予定されていたようです。

仏での論調はやはり、エネルギーと引換えの独裁政権加担、地場産業破壊、アフリカ経済の資源輸出依存強化、労働条件ダンピング、環境破壊、住民無視、民主化を条件に援助を提供する国際機関の影響力低下など中国援助のネガティヴ面を指摘するものが主流ですけど、「国際機関や多国籍企業も、アフリカに対し人権圧力以上に、自分達に経済的に有利な条件を押し付けてきた。従来のアフリカ援助の非効率の一端はそこに由来する。中国援助の弊害には事実も多いが、中国との競争で、西洋拠出の援助の質が上がる可能性もある」と言う仏論者もいました。

まあでも新しい庭師の参入で競争が生じても、客のニーズによっては、庭の手入れのクオリティ競争よりも、安売り競争になりかねないわけでしょうしねぇ。
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アフリカへのヴィジョン (pfaelzerwein)
2007-02-02 04:45:43
ドイツはその点フランスや他の諸国と比べて、アフリカでの負の遺産も少ないので、中国のアフリカ政策を批判し易い訳です。それに、ドイツは昨今のように北京に買被られている政治思想状況がある。

そのように考えると先に扱ったトニー・ブレアーの奴隷制度への謝罪は、アフリカとの今後の関係において意味を持つものなのでしょう。実は先日FAZにて、新著に関連してネオドゴール派としてのシラク氏が詳しく紹介されており、政局を含めてフランスの歴史的な視野が回想されています。

フランスのそれはドイツなどのアフリカ援助とは大分違い、また中国との繋がりも違いますね。

EUとして一体化した将来のアフリカへのヴィジョンをどのように展開できるのか?アフリカの留学生などがネオナチの跳ね上がり者から暴行を受けるような現状では、ドイツとしても前途多難です。

PS.昨晩はまたまたYOU TUBEアリア劇場で夜更かしをしてしまいました。
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