Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

運動可能になった週明け

2022-11-16 | 試飲百景
火曜日から右足の親指が調子悪かった。第二関節が捻挫したようになった。それから親指の付け根まで炎症で腫れた。二月の足の裏とは異なり、指だったのでその前の週にテューシューズの様なクライミングシューズを履いて足を酷使したからだと思った。その意味では複雑骨折というような危惧はなかった。しかし痛風が一番嫌なので気になったがその様な痛さではない。但し靴は前回と異なり履けたのだが、正常な歩行が出来なくなっていた。幸運にも週末から徐々に腫れが収まりだして、日曜日のワイン試飲会も足元は不自由なものの普通に参加可能だった。

月曜日にはマンハイムの会計士の事務所に出かけ、よりよくなったので走りに出かけた。通常の歩行は不自由でも健康の為に、先週の距離は先ず置いておいて、準備運動から歩みを進めた。坂を上るのが苦しかった。片足仕掛けれず、右足も外側で支えるだけだ。それでも何とか上り、今迄の最低ではなかった。但し下りはスピードを出せずに殆どワーストだったと思う。一週間ぶりによくやった。心拍数も苦しさの割には166までしか上がっておらず、今後の参考になるだろう。翌日になって足がどうなっているかである。なんとなく左足と異なり早く治る様に思う。

ワイン試飲会は、少なめの参加者であったが、グーツ―スリング、オルツリースリング、エルステゲヴェックス、グロセースゲヴェックスとVDPの方針に従って整理されたことから、選択は楽だった。

以前はグローセスゲヴェックス即ちグランクリュ「イムブロイメル」と称する地所「ブルガーガルテン」の中の塀に囲まれた一角からのリースリング、それに続いてそのエルステゲヴェックスが一つに絞られて、その下が整理されたオルツリースリング即ちヴィラージュ「ハールト」となっている。ここが以前は本当に町ごとになっていたが収穫量や土壌の性格からして整理した方が品質をあげられて、売り易いに違いない。

今回はオーナーにこの件に関して訊く時間はなかったが、その下のグーツリースリングの品質も含めて成功しているのではなかろうか。こうした昨年のワインではなく今年の収穫に関してケラーマイスターに尋ねたところ、日焼けなどで結構苦労したということで、振り返ってなるほどなと思う。どうしても纏めて量を出すとなると、悪い葡萄を如何に捨てて行けるか、樽を上手く合わせて行けるかであるから、こうした中規模の醸造所ではグーツリースリングをいいワインにするのが一番難しいと思う。そして、そのリースリングこそが地元のノイシュタットのレストラン等では最も地元のいいワインとして提供されるのだから、儲け頭でもあるのだ。一般蔵元価格0.75リットル10,60ユーロという事は七掛けとして7ユーロ、レストランでグラス一杯7ユーロで出せれば儲けが出る。

来月初めのオペラの新制作「魔女」のお勉強準備を始める。先ずは総譜もあったので落としておく。686頁程しかないので、それほど苦労はしないと思うが、一度も耳にした事がない曲なので、下調べから音源探し迄全く始めての事にぶつかるかもしれない。主役のアスミク・グリゴーリアンは週末まで東京なので、戻ってきたら管弦楽練習などをを通して、総稽古へと仕上げとなってくる。



参照:
イアーゴに騙されるな 2018-11-06 | 文化一般
スキー宿をキャンセル 2018-01-09 | 雑感
コメント
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