光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

夏の黄昏

2007-08-25 18:51:29 | 植物・花(夏)
  ただいまの室温31.5℃。やっぱり暑い、グターッとしている。
  ここからやく2km、北に歩くと、海に到達する。日本海である。さらに、その海の上を歩けると仮定して歩いてゆくと、陸地に到達する。そこは能登半島。石川県である。地図で見ると、能都という地名が出ている。
  この距離をぐっと短くし、方向を東にとると、大体8分くらいでスーパに着くが、今日はこの距離を歩いて大汗を書いた。水分はかなり取っている。たぶん、普通より多めに水を飲んでいて、水ぶくれもしている。でも、それがないとしても、お腹は出ているけどね。それで、このスーパをさらに東に行くと、昔は電車の駅があった。レールだけでなく架線があって、モータで動く電車が走っていた。この駅は、もはや消え去っている。その跡を探す事もできない。さらに、ここから、海とは逆に進むと、やはり駅があった。この駅までもさほど遠くはない。これは、スーパを経由しないで、直でゆく場合だ。ここにも、まー若干の決心がいるが、たぶん歩いていける。でも、この暑さではそれはやらない。
  こうして、海とは逆の方向に、無論、海の方向にもたどる事は出来る、進んでゆくと、昔のある鉄道の跡をたどる事が出来る。ただ、もはやその駅の跡は残っていないと思う。この私が行けるであろう駅の、海の反対の方向の、スーパから数えると二つ目の駅までは少し長い。この間は田園で、実際に電車に乗っていたときは、少しその間隔は長く思えた。
  時間は前後するが、ある時期この区間も、それよりもっと長い距離を自転車で走った事があって、このくらいの距離が長いなんて、その時はちっとも思わなかった。風に乗って行けば漕がなくてもいい感じもしたが、それにしても、今はホンの10分で行けるところで、多少暑いがひーひー言っている自分をどう考えたらいいのか、なんともなさけなさ半分で、もう半分はそのうち、この距離も歩けなくなるだろうという不安で、脳は満たされた。
  TVを見ていると、これを少し見ていてこんなことを思ったのだけど、まったく焼けるような天気の中、40キロを越える距離を走ったり、1500mを100mを走るのと変わらない動き、スピードで走っている姿を見ると、これは、人の世の事でなく思えてくる。どうも、そこまでして走るか、ということが、なかなか理解できないものがあって、このTVを見るのを止めた。もっとも、それから、私は外に出て10分ばかりで着く、スーパに行ったのだけど。往復で20分と少し、汗がしたたり落ちた。世界陸上の選手の方々もやっぱりこのくらいの運動で大汗をかくのだろうか。


  湿っぽくなってしまった。それに、”虫の姿”もあまりすがすがしいものでなく、ここは、暑い時に咲いていたが、見た感じは、涼しいと思うものを持って来ないといけない。



  この小さいアサガオのような植物は、最近よく見かける。またぎらぎら太陽が照っていても、ごらんのようにしおれることなくラッパを広げる。少し前に撮ったものだが、今見てもこの感じは同じだ。



  遠景がぼければ、涼しくも、個人的な意見ですけど、感じる。葉っぱの感じからいうと、どうもアサガオから変化したのではないような、そうゆう気もする。でも、アサガオと一緒に咲いていることも多いと思う花である。

トンボの大あご、セミの幼虫

2007-08-25 09:33:29 | 虫、その他
  普通というか、いつもの土曜日に、ラジオの番組が戻っている。これは、いい事。ふと、ある画像が思い浮かんだ。それを探して、お化粧とリサイズをする。


  トンボ。7月30日に、間違えて、早とちりして、オニヤンマだと思ったそのトンボ、口の辺り。



  トンボの顔をしみじみ見る。大きな目と、あとは大あご、それと口。その上のひげのはえているところは何だろうか。

  もう一枚、セミの幼虫。ザリガニみたいでもある。幽鬼といっても言いようだが、そのとおりで、中に本体はあるが、生き物ではない。



  このセミの幼虫は、なぜかバケツの中にいた。その時、すでに絶命していたと思われる。バケツに水を入れていて、一日たって気が付いた。それを取り出して、置いておいた。

セイタカアワダチソウの秘密

2007-08-25 07:15:23 | 散策
  朝の天気、晴れ。雲も多い。弱い南の風、穏やか。室温24℃、これは結構下がった。
  自然に生えている、あるいは、他人様の育てておられる花なり植物を、ただ見たり、撮ったりするだけ、というのも考え物で、それではという事で”何とかの花”のタネを購入、まいてみた。だが、どうも何も出てこない。それで、
  ティッシュに水を含ませてそこにタネをまいて、どうなるかやってみた。12粒まいて、3粒発芽。その姿を見て、再びタネを植木鉢にまいた。すると、かなりの小さな芽が出てきて、それはティッシュの上の芽、またタネの写真の芽とも似ていて、これで何とかなると思った。さらに、暑い暑い日に、スコップで空の鉢に土を入れた。これには、たくさん出て来た芽をどうにか分けて、穴を掘って苗を放り込んだ。日々、この花は生長し、ずいぶんと小さい時に比べて大きくなった。が、が、である。
  ふと周りの茶色になった地面をみると、どうも、鉢に植えてあるものと同じような芽がたくさん見つかった。あれれ、これはどうしたことか。こんなところに、何とかの花のタネをまいたつもりはなかった。結局のところ、どう考えても、鉢に出て来た植物の芽は、雑草のもので、何とかの花ではない、と判断せざるを得ない状況になった。それにしても、なんでこんなことになるのかね。
  さらにしばらくすると、その鉢から出て来た植物の芽はどんどん大きくなり、それは見事というしかなかった。もう一つ、驚くことに、それは、辺りに生えている、同じだと思った”雑草”とも違ってきた。はっきり違う事が、誰の目にも明らかになった。なんとまー不思議な事があると感心したが、この、鉢にニョキニョキ出ているものは、セイタカアワダチソウである、と思う。たぶん、間違いない。
  私は、このセイタカアワダチソウを引き抜こうとした。上から順に葉をむしり、かわいそうだが、最後は、中心の茎を持って力を入れた。すると、なんと、この植物は土から抜けず、鉢の土を全部持ち上げた。二度、びっくり。
  それで、一体、何とかの花はどうなったかというと、まだ、これがそれだ、とは言えないけれど、鉢の一部から形が違う芽が出ているから、これがそうだと思っている。この芽、結構土が固いからか、なかなか大きくならない。さらに茎が細く、風で倒れると、そのうち葉がぽろぽろ落ちてしまって、残りがぐっと減り、3、4株しかなくなった。
  で、もう一つ、昔は、シクラメンが生えていたと思われる、土が入っているとは思えない鉢が一個あって、ここに、2つ、何とかの花らしい芽が出ている。水を入れると、スーと抜けてゆく。弱弱しいので、日影に置いてある。日に当てると、葉が縮む気がする。でも、これが、今は一番大きくなっている。まったくわからないものだ。これを、大切に育てるしかないが、あとは細かい土を上からときどき与えている。
  それにしても、セイタカアワダチソウが、あんな小さい芽をしてるとは知らなかった。しかし、ここには、セイタカアワダチソウは咲かないはずで、写真を撮る時は、他の場所に行っている。この花、確かにどこにでも生えるけど、なかなかいいものだと私は思っている。何とかの花は、また来年ということになるかも知れないが、セイタカアワダチソウは、今年も間違いなく、撮ることになる。

ヒメアカタテハチョウ

2007-08-23 18:44:20 | 虫、その他
  今どきとしてはやけに涼しく、室温は27℃である。
  朝は、結構雲が移動して、強い雨が降る気配はあった。しかし、青空もあり、日も強く、なんでもありの状況である。
  久しぶりにいつもの散歩コースを歩いた。何だか、足元がおぼつかない気がしていけない。日が照っていたが、雲もあり、何より北からの風が強く、汗があっという間に飛んでゆく感じである。この感触も月日の流れと関係して、ちょっと風が強すぎるとあまり心地のいいものではない。こうゆうのは、なかなかわかってもらえそうにない。完全に曇りなら、こんな強い風はいらない。気温もさほど上がっていないと思う。
  高々、30分歩くのに注文が多いですねー。目に付いたもの、イネが頭を垂れ始めていること。一部のイネは、倒伏していること。赤いバラが、咲いていたこと。バラは、年に何度咲くのだろうか。セイタカアワダチソウが、道路と用水のわずかな隙間から、にょきにょき生えてきて、もう高いもので、5、60cmあること。ケイトウの花が、花と言うのかどうかわからなくなってきた、赤いものがあちこちで目に付くこと。モンシロチョウやら、モンキチョウがこれまたなぜか出てきたこと。
  それと、アカタテハチョウが、小さな淡い藤色をした花の集まりに止まっていた。

  アカタテハチョウは、確か7月に見かけた。それより、ちょっと小さくまた、藤色の花に近づくと、すぐに逃げるが、また戻ってくる。ホンの一分我慢すれば、またこのチョウはもどって来た。「昆虫エクスプローラ」さんのページを尋ねて、アカタテハチョウ辺りを参照していたが、どうも、アカタテハよりは、ヒメアカタテハチョウに思えてきた。



  この角度からの姿は、珍しいと私は思う。しばらくは、花とその周りをうろうろしていたが、そのうち花に止まってくれて、さらに自分から回転してくれたりもした。



  ほぼ、真横からの様子。この角度からのものが一番綺麗かというと、そうでもないようだが、やはり出しておかないと。



  斜め後ろから。これで、翅の表側の様子がわかる。翅を平たく広げてくれたりもしたが。



  やはり、斜め前方からの角度が一番チョウが綺麗に見える気がする。ただ、顔付きは、一枚目のものと、ずいぶんと感じが違う。



  同じく、斜め前方から。

  何で、チョウがくるりと一回りしてくれたのか、それはよくわからない。このあと、当然のようにまたすぐに辺りに飛んで行った。私は、さっさと引き返した。

この夏の思い出---虫続き

2007-08-23 07:11:13 | 虫、その他
  朝の天気、曇り、細かい雨が降っていると思ったが、瓦に水の跡はない。風は弱く、穏やか。室温26℃。
  雨、夜中から早朝にかけて、かなり雨が降った。しかし、最高で5mmくらい、これだと、雨音で目が覚めることはない。冷たい風が入っていて、あわてて毛布を出す。
  虫といえば、クワガタとかカブトムシとかが人気だけど、そうゆう虫はこの辺りにはいない。次に、人気なのは、ヤンマやオニヤンマなどの大型のトンボだけど、これも見ることは少ない。オニヤンマだと思って写真を載けったが、どうも違うようで、がっくりきた事がある。一体、なんというトンボか今も不明。
  ムギワラトンボ、シオカラトンボも、ときどきしか見かけず、これが何かの植物の枝の先に、止まっているのを見ることもない。今年は、何より暑すぎて、そうゆうものを探す気にもなれない。
  赤トンボの大群とまではいかないが、ちょっとした群れは何度も見かける。田んぼの上で、賑やかに飛んでいる。でも、小さいし、気が付かないでいる場合も多い。ナツアカネか、アキアカネかもわからない。大群が飛ぶ時があるが、それは秋だった。でも、この大群を見ることも年々少なくなっている気がする。大体、赤トンボはどこから来るのか、それもわからない。それから、どこへ行くのかも。
  一番なじみの虫というと、これはカマキリで決まり。ここにも、あそこにもいる。アジサイの花を見ればまずいるし、でも、やっぱりこの8月の暑さで、アジサイを眺める気にもなれない。カマキリは、小さくても小動物を捕まえて齧るようだ。この、餌がやってこないと、カマキリも大変である。小さいのが、建物の壁にやって来たりもする。もう少し涼しくなれば、大きくなったものと対面するだろう。
  虫ではないが、なじみのものに、蜘蛛がいる。この蜘蛛も、巣は多いが、蜘蛛の姿はなかなか目に飛び込んでこない。いつもいるところを探して、ようやく見つける感じ。きのう、大型の蜘蛛が、小さく丸まって、コンクリの上で物質と化していた。
  ちょっとギョッとするが、夜になると、のそのそと出てくる大型の蜘蛛がいる。昼間は見かけない。夜に、ずいぶんと長い蜘蛛の糸をたどって、ある空間に鎮座している。珍しくもないか、そういえば、こうゆうのはいた。ただ、大型だからギョッとするのかも知れない。
  虫、虫のようなもの、これらは、これからがもっとも活躍する、あるいは見ることの多いもので、何もここに取り上げる必要もなかったかもねー。  

モウショウモナイ話し

2007-08-21 18:56:44 | 植物・花(夏)
  日中、西北西の風がずいぶんと強く吹いて、こんな風も珍しいと思う。で、天気予報は、どうだったか、結局今日のところ、山沿いで雨があるが、平野部で海岸に近いところは、雨は明日に持ち越すという。なんと非情な天気だろう、そう思った。
  猛暑日というのは、今年から出来たという?。昔からあったが、今年からそう記録されると言うわけだ。それで、その記録が塗り替えられたと聞く。まーどうでもいいけど、観測記録としては、35℃以上の日は過去にも記録されていた。今年は、最高気温が35℃を超えると猛暑日ということにした。すると、どんな値でも、これが猛暑日の記録になる、なるはず、だが、過去に35℃を超える日が何度となくあって、その最高記録を今年は、越えたということだろう。別に問題はなかった。
  新聞を夕方に見ていて、まず飛行機事故の様子を知る。ホントに危機一髪のところで無事助かったと言うところのようである。軽症の方もおられるが、これが一転大事故になっていたら、新聞もこんな感じで乗客の方の意見も載せられないだろうな、っと思った。こうゆう時に、腰が抜けただの、足がもつれたなど、そうゆう事がなかってよかった。それに近いものはあっただろうが。それにしても、脱出後、10秒とか15秒とかいう単位で大爆発を起こしているということも、予想できなかったのではないか。
  この話しは終わって、私は、よくある花の一つだが、はっきりは知らないものの名前を調べていた。手元に園芸店の広告があり、それを見ていると、その花はジギタリスそっくりなのである。ジギタリスと言えば、強心剤として有名だけど、それにしても、まだ何とも言えず、今度はネットで検索する。こちらでは、ほとんど薬、薬草としてのジギタリスとして取り上げられているものが多く、その写真を見ていると、どうも、花の柄、それと葉の形などが、違うようで、このジギタリスが園芸用に改良されている可能性もあるので、なんとも落ち着かない気分でいたが、その、飛行機の事故の出ている新聞に、さっきまで探していた、花の写真が出ている。
  よくこの小さなコラムに目がいったと自分でも思った。さほど大きくもなく、またじっくり眺めることも出来ないが、どうもこれが、私が探している花のような気がした。そこには、タイトルは”涼しげ”とあり、名はシソ科のハナトラノオとあった。これだな、直感でそう思った。



  新聞の葉っぱの様子が、この写真とそっくり。たぶん、この花は、ハナトラノオだと思う。昔、カメムシが純白のこの花にいたことを思い出した。



  ずいぶんと垂直方向に長く花を付ける。トラの尻尾に似ていると説明にある。
それでは、さて、園芸店の広告に出ていた、ジギタリスは一体どんな感じに見えるのか、しかし、これはなかなか見つからないかも知れない。

この夏の思い出---勘違いの世界

2007-08-21 07:25:19 | 星空・天体・宇宙
  朝の天気、晴れ、雲の多い晴れ。風は南から、穏やか。室温27℃、結構下がった。
  きのうの夜は、北側の空が真っ黒で、これはお湿りが期待された。だが、それは期待だけに終わった。長ーい、ため息。
  勘違いの世界、毎度のこと、これを書くのはつらい。
  夏というと、夏山で、ここにエッチラ登るのは大変だけど、下から、眺めるくらいは出来るだろうと、普通は考える。しかし、である。昔もそうだったし、今もそうだが、事情というものがあって、その山々は下からは見えない。海抜20mくらいからは見えないのである。その姿を見るのは、やはり、その標高3000mの山に登らないといけない。
  それで、次に星空だけど、これもまたいろいろな事情があって、夏、この辺り、昼は晴れていても、また夜も晴れていても、大して星は見えない。ガラッと窓を開けて、今日も2つか3つの星を見て、しばらく涼んで窓を閉じる。
  残念ながら、宇宙飛行士にもなれないし、宇宙旅行に行こうという気もなく、ま、たまにはそれでも星が綺麗に見える時があるから、それで十分な気もする。
  どうも、書いている事がおかしい。勘違いの世界の話しだった。夏、夜、星、毎年と来ると、これは、流れ星と言うことになって、日にちも、8月の12、13の両日と脳裏に刻まれている。それで、いよいよ、8月の10日も過ぎると、最近は、TVでもラジオでも、新聞でもその流れ星について、どーのこーの出る事になって、忘れることが出来なくなっている。しかし、天気はどう見ても曇りだ。明日は大丈夫か。そんなことを思って日々過ごしていると、あれ、今日は、8月の14日だべ、ということになる。これが、ありがちで、それで、今年も流星を見逃したなど思いつつ、夜空を眺めると、ぴゅーっとあるものが、白光が流れる。世の中うまく出来ている。
  勘違いの話し、8月の12、13日である。8月の12日は、午前零時から始まる。無論外は真っ暗。晴れれば星が見えている。でも、8月の12日の夜というと、すでに、夜と勘違いしている、午後の8時ころだと考える。まだ早いと思う人は、午後の10時、24時間でいうと、22時。まだ早いと思う人は、23時でも、24時でも、25時でも26時でもいい、その頃が、8月12日の夜だと思ってしまう。午前0時から4時くらいまでの夜の時間は、まず忘れられる。ごっそり抜けてしまう。
  8月13日も同じ事が起こる。8月13日の、午前0時から4時くらいまでの夜は忘れられる。その時間に、流星群がもっともよく現われたりする。ただ、お昼の時間がピークと言う事もあるけどね。
  でも、8月12日の夜は、12日の25時とか26時である、という人にとっては、これは、ラッキーと言うことになるが、果たして、その方が夜空を眺めるかどうか、それは別問題であった。
  今年は、一応13日の午前2時と、13日の午後9時頃に、星空を見た。忘れないだけましであった。さらに、流れ星の一個も見えた。これは、私にとっては、勘違いの世界だったかも知れない。  

この夏の思い出---乗り物

2007-08-19 07:26:48 | 散策
  朝の天気、晴れ、ドンヨリだが、快晴。風は南、穏やか。室温28℃、雨はまったく降らない。
  きのうの事、海方面行き、男性と女性、各一名、女性の方は、座って待っている。ただし椅子はない。山方面行き、女性一名。
  8月のちょうど初め、まだ冷夏だと思っていて、その日から気温が急上昇した日、私はある建物から出て来た。その時、バスからかなりの方が降りてこられた気がして、利用する人は多いなと思った。それから、ある所によって、そして再び先ほどの建物の前に戻った。時計を見る。どうにか大丈夫、時間はまだある。
  椅子に座った。そのとなりに、すでに女性が二人座っておられた。バスが来て、今度は、少数の人が降りた。これは、回送となった。やけに、暑い。金属の粉が目に入る、そんな懐かしいような暑さである。この暑さで、炎天下やく1km歩くのはきつい。時間がたった。
  何度も時計を見る。おかしい。ついに、となりにおられる女性に、遅いですね、など意味不明な事をしゃべる。ついに、立ち上がった。時計は、出発の時間を過ぎた。イライラと、それとこのちょっと妙な臭いのする空気に耐えられなくなる。何度か立ち上がり、遠くの大きな通りを眺めてついには、目の前のタクシを見るが、これは、あまり体に良くない。そうして、いい加減血が上った時に、横にある車庫から、その目的の、乗車予定のバスはやって来た。
  私が乗り、遅れても一人、さらに最後に、高齢の方が乗った。後ろで、どこどこに止まりますか、など聞いている。
  それから、私は、例のライトレールの始発の駅まで、そのバスに揺られたわけだが、3つ目の停留所が私の降りるところで、一旦そのバスには、二人しかお客さんがいない事になった。が、入れ代わりに、一人の方が乗られて、もとの三人に戻った。何だか、お殿様のような気分を味わえた。バスの運転手さんが、少しずつ遅めに運転しているのは、一人でも多くの人に乗ってもらいたいと考えているからかも知れない。
  実際の話し、時間はそんなにたっておらず、つまりは自分の時計が進みすぎていたようだ。これは、そのライトレールのそばに立っている、大きな時計を見て確認できた。
  お客が三人のバスは、まだいいほうかも知れない。たった一人、あるいはからっぽのバスも見かけるからである。さらに、私が乗ったバスは、さほど冷房も効いてなかった。そのときは、やけに暑く感じた。
  それから、ライトレールに乗る事はというと、これが、ちょうど反対方向に走って行く。この先、昔は走っていた、マルマル線を復活してもらって、その昔ながらのちんちん電車に一番乗りしたい。

キカラスウリのその後

2007-08-16 18:40:57 | 植物・花(夏)
  相変わらずの暑さで、日中雲がかなり多く、湿っぽい感じもするが、雨が降るかもという感触が、5パーセントくらい脳裏をかすめるが、残りは圧倒的に否定する。絶対に降らないと、脳はいうのである。まったく。
  それでも、気温はきのうよりは低い。それで、いつもの散歩道を久しぶりに歩いた。風もあり、しかし雲が切れると、そこなしの暑さだが、影を頼りにする。毎回、同じ事を書いている。 
  田んぼにイネがある。穂を出して、結実中というところかも知れない。ブドウの実がつい最近まで緑だったのが、紫に変化している。今年は、ついにブドウまで見ることになった。緑のままでもいいと思うが、これは大きなお世話だった。
  キカラスウリの蔓が巻きついているところに来る。キカラスウリのことは書いてるが、カラスウリもあるような気がする。秋ももう少し深くなればそれらしきものを見る。ちょっと上品かも知れない。しかし、カラスがそれをつついているのは見たことがない。
  話しをキカラスウリに戻して、手前のさほど大きくない木にからまっているキカラスウリの実がずいぶんと大きくなった。それから、私の背より高い梅の木にからまっているそれは、まださほど大きくはない。だた、そのうち、これが大きくなれば、木の枝からぶらさがることになって、やがて秋が終わるころまで、初冬までか、ただただ、ぶらさがっている。ただ、複数個実がなるし、全部を特定してどうなったか、さすがにそこまでは見ていない。まだ、そんな話しは早かった。
  色々なものが咲いているところに来るが、今ごろはあまりに日が強くて、咲いているのは小さな、しかし明るい色の花だけ。
  モミジアオイは疲れていて、白のフヨウは、今日はよかった。コブシの実を見る。赤い色、赤茶色の色をしている。あるワンちゃんは、影になっているところで、お座りし、もう一人は、見かけなかった。鉢やらプランタをこのワンちゃんのご家庭ではならべていて、その中にサギソウらしきものがあった。すぐにはわからない花である。
  こうしてぐるりいつものコースを一回りした。どうにか、青息吐息にならず、もどってきた。



  キカラスウリの花。今年は、この花がたくさん一度に咲くところを見ることが出来なかった。



  これは、4、5日前の、もっと前かの、キカラスウリの実。白い花は茶色に、その左の白いのは虫のようだ。


 
  上の写真と同じものだと思う。ずいぶんと大きくなった。今日も見たが、大きさは、長い方で10cmくらいあるかも知れない。もう少し大きくなるはずである。

窓を開けたら、パッと流れ星が

2007-08-16 07:14:45 | 散策
  朝の天気、晴れ、ほぼ快晴だが、雲も点在。風は南から。室温、先ほどは29.5℃、今は30℃に少し足らない。
  すでに、今日になっていて、この、2、3日の習慣である、窓からほいほいをやった。なんか、あまり星も見えないが、さっと白い光線が走った。これを、見るまで30秒くらいか。珍しい事が起こった。こうゆう事はあることはわかっているが、現実に起こると、少しびっくりする。
  これが、ペルセウス座の流星群かどうか、それはさておいて、国立天文台の、こちらのページに、これは本物のペルセウス座の流星群の動画が、3本掲載されている。
  いずれも、なかなか見ごたえがあるが、その中でも、大気圏にほぼ垂直に突入してきたと思われる流星は、移動距離は少ないが、明るさ、光度の変化が激しく、これがホンの瞬時に起こるもので、迫力満点である。流星の観測というより、観望の醍醐味は、これだなっと思う。何度見ても飽きないものである。
  こうやって、静かにカタカタやっていても、汗がにじむ。
  このところの暑さで、ほとんどアジサイの花も見ず、よってカマキリ君にも会う事がなかった。これは、きのうか、一昨日か、植木鉢を見ていると、そこに例のちょっと体、胴体の丸っこい、愛敬ある緑のカマキリが現われた。カマキリ君は、むこうからやって来てくれた。それで、近寄るとやはり、小さいながら、こちらを睨んでいるようである。なかなか、たくましい。このちょっと胴の丸っこいカマキリは、去年などはあまり見かけなかった。一昨年は、カマキリなど見てなかった。しかし、今年は、きのうのヒマワリの写真の場所でも見かけて、ここだけにいるものではないようだ。
  それから、少し移動し、またそのカマキリの方を見る。すると、もうカマキリらしいとしか言えないものが見えるが、どうもその顔は、こちらを睨んでいる。睨んでいるように見えた。なんか、遊んでくれ、って言ってるみたいだが、暑くて、涼しいところにもどった。  
  朝になると、小さな植物の芽の葉っぱに、やはり水玉が出来ている。葉が生長すると、その水玉も大きくなるようである。まー、限界もあるようだが。この水玉もやけに印象的である。でも、問題は、もう少し植物が大きくなってくれないか、ということなのだが。
  静かに、何事もなかったように終了します。