光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

ヒメアカタテハチョウ

2007-08-23 18:44:20 | 虫、その他
  今どきとしてはやけに涼しく、室温は27℃である。
  朝は、結構雲が移動して、強い雨が降る気配はあった。しかし、青空もあり、日も強く、なんでもありの状況である。
  久しぶりにいつもの散歩コースを歩いた。何だか、足元がおぼつかない気がしていけない。日が照っていたが、雲もあり、何より北からの風が強く、汗があっという間に飛んでゆく感じである。この感触も月日の流れと関係して、ちょっと風が強すぎるとあまり心地のいいものではない。こうゆうのは、なかなかわかってもらえそうにない。完全に曇りなら、こんな強い風はいらない。気温もさほど上がっていないと思う。
  高々、30分歩くのに注文が多いですねー。目に付いたもの、イネが頭を垂れ始めていること。一部のイネは、倒伏していること。赤いバラが、咲いていたこと。バラは、年に何度咲くのだろうか。セイタカアワダチソウが、道路と用水のわずかな隙間から、にょきにょき生えてきて、もう高いもので、5、60cmあること。ケイトウの花が、花と言うのかどうかわからなくなってきた、赤いものがあちこちで目に付くこと。モンシロチョウやら、モンキチョウがこれまたなぜか出てきたこと。
  それと、アカタテハチョウが、小さな淡い藤色をした花の集まりに止まっていた。

  アカタテハチョウは、確か7月に見かけた。それより、ちょっと小さくまた、藤色の花に近づくと、すぐに逃げるが、また戻ってくる。ホンの一分我慢すれば、またこのチョウはもどって来た。「昆虫エクスプローラ」さんのページを尋ねて、アカタテハチョウ辺りを参照していたが、どうも、アカタテハよりは、ヒメアカタテハチョウに思えてきた。



  この角度からの姿は、珍しいと私は思う。しばらくは、花とその周りをうろうろしていたが、そのうち花に止まってくれて、さらに自分から回転してくれたりもした。



  ほぼ、真横からの様子。この角度からのものが一番綺麗かというと、そうでもないようだが、やはり出しておかないと。



  斜め後ろから。これで、翅の表側の様子がわかる。翅を平たく広げてくれたりもしたが。



  やはり、斜め前方からの角度が一番チョウが綺麗に見える気がする。ただ、顔付きは、一枚目のものと、ずいぶんと感じが違う。



  同じく、斜め前方から。

  何で、チョウがくるりと一回りしてくれたのか、それはよくわからない。このあと、当然のようにまたすぐに辺りに飛んで行った。私は、さっさと引き返した。

この夏の思い出---虫続き

2007-08-23 07:11:13 | 虫、その他
  朝の天気、曇り、細かい雨が降っていると思ったが、瓦に水の跡はない。風は弱く、穏やか。室温26℃。
  雨、夜中から早朝にかけて、かなり雨が降った。しかし、最高で5mmくらい、これだと、雨音で目が覚めることはない。冷たい風が入っていて、あわてて毛布を出す。
  虫といえば、クワガタとかカブトムシとかが人気だけど、そうゆう虫はこの辺りにはいない。次に、人気なのは、ヤンマやオニヤンマなどの大型のトンボだけど、これも見ることは少ない。オニヤンマだと思って写真を載けったが、どうも違うようで、がっくりきた事がある。一体、なんというトンボか今も不明。
  ムギワラトンボ、シオカラトンボも、ときどきしか見かけず、これが何かの植物の枝の先に、止まっているのを見ることもない。今年は、何より暑すぎて、そうゆうものを探す気にもなれない。
  赤トンボの大群とまではいかないが、ちょっとした群れは何度も見かける。田んぼの上で、賑やかに飛んでいる。でも、小さいし、気が付かないでいる場合も多い。ナツアカネか、アキアカネかもわからない。大群が飛ぶ時があるが、それは秋だった。でも、この大群を見ることも年々少なくなっている気がする。大体、赤トンボはどこから来るのか、それもわからない。それから、どこへ行くのかも。
  一番なじみの虫というと、これはカマキリで決まり。ここにも、あそこにもいる。アジサイの花を見ればまずいるし、でも、やっぱりこの8月の暑さで、アジサイを眺める気にもなれない。カマキリは、小さくても小動物を捕まえて齧るようだ。この、餌がやってこないと、カマキリも大変である。小さいのが、建物の壁にやって来たりもする。もう少し涼しくなれば、大きくなったものと対面するだろう。
  虫ではないが、なじみのものに、蜘蛛がいる。この蜘蛛も、巣は多いが、蜘蛛の姿はなかなか目に飛び込んでこない。いつもいるところを探して、ようやく見つける感じ。きのう、大型の蜘蛛が、小さく丸まって、コンクリの上で物質と化していた。
  ちょっとギョッとするが、夜になると、のそのそと出てくる大型の蜘蛛がいる。昼間は見かけない。夜に、ずいぶんと長い蜘蛛の糸をたどって、ある空間に鎮座している。珍しくもないか、そういえば、こうゆうのはいた。ただ、大型だからギョッとするのかも知れない。
  虫、虫のようなもの、これらは、これからがもっとも活躍する、あるいは見ることの多いもので、何もここに取り上げる必要もなかったかもねー。