光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

この夏の思い出---乗り物

2007-08-19 07:26:48 | 散策
  朝の天気、晴れ、ドンヨリだが、快晴。風は南、穏やか。室温28℃、雨はまったく降らない。
  きのうの事、海方面行き、男性と女性、各一名、女性の方は、座って待っている。ただし椅子はない。山方面行き、女性一名。
  8月のちょうど初め、まだ冷夏だと思っていて、その日から気温が急上昇した日、私はある建物から出て来た。その時、バスからかなりの方が降りてこられた気がして、利用する人は多いなと思った。それから、ある所によって、そして再び先ほどの建物の前に戻った。時計を見る。どうにか大丈夫、時間はまだある。
  椅子に座った。そのとなりに、すでに女性が二人座っておられた。バスが来て、今度は、少数の人が降りた。これは、回送となった。やけに、暑い。金属の粉が目に入る、そんな懐かしいような暑さである。この暑さで、炎天下やく1km歩くのはきつい。時間がたった。
  何度も時計を見る。おかしい。ついに、となりにおられる女性に、遅いですね、など意味不明な事をしゃべる。ついに、立ち上がった。時計は、出発の時間を過ぎた。イライラと、それとこのちょっと妙な臭いのする空気に耐えられなくなる。何度か立ち上がり、遠くの大きな通りを眺めてついには、目の前のタクシを見るが、これは、あまり体に良くない。そうして、いい加減血が上った時に、横にある車庫から、その目的の、乗車予定のバスはやって来た。
  私が乗り、遅れても一人、さらに最後に、高齢の方が乗った。後ろで、どこどこに止まりますか、など聞いている。
  それから、私は、例のライトレールの始発の駅まで、そのバスに揺られたわけだが、3つ目の停留所が私の降りるところで、一旦そのバスには、二人しかお客さんがいない事になった。が、入れ代わりに、一人の方が乗られて、もとの三人に戻った。何だか、お殿様のような気分を味わえた。バスの運転手さんが、少しずつ遅めに運転しているのは、一人でも多くの人に乗ってもらいたいと考えているからかも知れない。
  実際の話し、時間はそんなにたっておらず、つまりは自分の時計が進みすぎていたようだ。これは、そのライトレールのそばに立っている、大きな時計を見て確認できた。
  お客が三人のバスは、まだいいほうかも知れない。たった一人、あるいはからっぽのバスも見かけるからである。さらに、私が乗ったバスは、さほど冷房も効いてなかった。そのときは、やけに暑く感じた。
  それから、ライトレールに乗る事はというと、これが、ちょうど反対方向に走って行く。この先、昔は走っていた、マルマル線を復活してもらって、その昔ながらのちんちん電車に一番乗りしたい。