光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

宇宙空間を旅する、ラヴジョイ彗星(C/2014 Q2)、2月20日

2015-02-21 13:32:40 | 星空・天体・宇宙
  今日は朝はほどほどに気温も下がって、外は寒かったが、

  天気予報どおり晴れ、いい天気で気温も上がって、日差しがあるので、室内の気温も上がった。


  あまり上がりすぎると、というのが心配なくらいである。

  でも春は今日だけかも。

  それから今日は、花粉は飛んでいるだろうな。


  これから花粉が加わるかと思うと、憂鬱の程度も上がるのだが、晴れてさえくれれば、

  それでもいいような。


  昼間の長さ、これは朝も感じるが、宵の時間の明るさが、12月、1月と比べて、ずいぶんと違う。

  安心感が出る。



  で、きのう、2月20日は、晴れている時間も午後は長く、でも完全に晴れる気はしなかった。

  夕方、あるいは宵の初め、日は出ているが、雲も多く、結局午後6時半ごろには

  もう十分に暗いが、南西の空に見えているはずの金星も火星もわからないまま。


  予報も曇りとある。慌てることはなかった。


  それでも不思議なことに、どうゆうわけかと聞きたいところだが、ふとある時間に外を見てみると

  どうも晴れ間がある。


  ここでどうするか迷ったが、もうTVを見ている気になれないので、

  ためしに、カメラを簡易赤道儀に付けた。

  簡易にもいろいろで、簡単といいたくもなる。

  それでも、これしかないというのが『ポラリエ』。

  頼むから壊れないでと祈っている


  新製品が出なくてよかった。これ以上のクラスは高すぎて、性能はよくても使えないなー。


  午後7時半を回った。

  それでまずはアンドロメダ座の、M31を視野に入れる。多少は枚数を撮らないといけない。

  これがカメラの視野に入ると、あとは斜め右、ここにあの、ずいぶんと長い付き合いになった

  ラヴジョイ彗星(C/2014 Q2(Lovejoy))があるはずである。


  しかし時間的な問題も。さらに雲が完全になくならないで、返って時間とともに増えてきたりもする。

  でも結果からいうと、まずまずで、不思議とラヴジョイ彗星のあるところにだけ、雲がないという

  けったいなことも起こった。

  もっとももちろん、普通に雲に覆われて、あー残念ということももちろん。


  この日ももちろん、そんな遅くまで星と付き合いする気はなく、しかし

  もう止めようと思うころに、もしかしたら今日はずっと晴れるかも、と思うようにもなった。



  実際に時間がたてばたつほど、もちろん雲はあるが、晴天域は増えて、悪くない空は増えた。

  朝はほぼ快晴。

  今日は晴れ予報だったが、結局きのうの宵から、もう晴れそうで、おまけの晴れ間という感じである。


  ラヴジョイ彗星は、どうにか撮ることが出来た。

  今はたぶんペルセウス座にあるように思える。


  数は少ないが、アンドロメダ座のM31と、ラヴジョイ彗星を一枚の画像に入れることが出来た。

  ただ角度的にかなり離れている。広角にすると、今度は彗星も星雲も小さくなりすぎて、なにがなんだか

  わからなくなるようで、それこそファイルの「端」と「正反対の端」にチョコッと写ったという感じ。


  他、3枚を現像、合計4枚。もうほとんど尾はわからない。


  2月15日と比べて、移動はたしかで、5日間という時間の長さを感じる。

  この先どうなるか、これはわからない。


  最初に、ラヴジョイ彗星とアンドロメダ座のM31。

  他は、ラヴジョイ彗星だけであるが、特に珍しいというものは写っていない。




  その一。雲は多い。で、ラヴジョイ彗星とM31には雲はないというところ。
  小さいので説明が要るが、彗星は一番上のほうの真ん中右の青緑色、M31は左下。




  その二。これは少し拡大した様子で、他の部分は雲が多かった。
  時系列である。




  その三。屋根が写っている。その屋根を除いて、残りのファイル、ただ端は切っている。
  彗星は青緑色の色がわかりやすく、目立つ。でも小さくなった。




  その四。その三の拡大。2月15日と比べて、右側に移動。




  その五。もう一枚同じようなものを。屋根を除いて、両端も除いた。




  その六。その五の拡大。ほとんど位置だけがわかるという感じである。
  それゆえさほど無理な処理はしていない。

  尾は、G1 Xのモニタでもわからない。
  もう少しいい空という条件は考えられるが、このあとも一応、移動の様子を追い続けたいもの。



  去年の12月から、雪の日も多い、この地で、よくこれだけこの彗星を撮ることが出来たと思う。

  明るい彗星であるのは間違いなく、また典型的な青緑色の彗星でもあって、尾も、私のシステムでは無理だが

  大口径で露光たっぷり、高級なテクニックで処理をされているものの尾は、見ていてまことに美しい。

  去るともう二度と見ることはないが、このクラスの彗星が現われる可能性はないことはないので、

  いつまた新彗星が発見されるかは楽しみだし、それが写るものならば、これまた嬉しい。





快晴で、霜が降りていて、寒い

2015-02-21 07:02:11 | 散策
  きのうの夜は曇りのはずで、しかしおかしなことに、その雲も切れたり。


  でも曇るだろう、晴れることはない。

  これまでの経験でも、何度も晴れる晴れると思ったのだけど

  曇った。雨や雪が降った。


  しかし夜も更けてくると、どうもさらに晴れそうである。

  冬の星座もみな早く、西の空に傾いている。


  星空の冬も終わりに近付いている。



  もう日が出た、午前7時前である。

  この変化はすごいなー。


  やたら明るい。

  しかし明るいが、やたら寒く感じる。


  ネコの顔を久しぶりに見た。

  安心した。

  痩せてもいない。

  筋肉がある。やっぱり蚊の鳴くような声で鳴いた。


  食べたらすぐに消えたが。















  花粉が来ているのはたしかで、気持ち的にもどうも落ち着かないなー。

  しかし寒い。