光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

花好きの、虫

2009-06-19 18:59:29 | 虫、その他
  朝起きて、外に出るとゴソゴソ、ガサコソかも、という音がするでの、それがなんとなく怪しく、よくはわからなかったが、カラスらしいことが大体はっきりした。カラスも気の毒に、住むところがどんどんなくなる。だから都会に行ったり、都会の公園とかに、大量に寝泊りする、現象も起きるのだろう。昔から、山に帰るとされたカラスも、人と同じ方向に出勤して、人と同じ方向に、帰宅する。
  でも、そのカラスにもいろいろで、空き地の木の茂みやら、日中は、それこそ電線に大量にたむろする。カラスの行水は本当で、今は少し田んぼの水も少なく、カラスも躊躇している。水がないので、なんだかしょぼんとして、その脇で羽繕いをしている。

  で、そのカラスだが、一度、10分くらいゴミを袋に入れて、外に出していたら、ものの見事に袋を「ズタズタ」にされて悔しい思いをしたが、これはどう考えても嫌がらせである。中に、食べ物などはないからだ。それで、もう二度とそんなことはしないと決めたが、それでもカラスがこのそばにやってくるのはなぜか、それも朝で、特に食べ物らしいものはない。もっというと、こうゆう経験もないというとおかしいが、少ないか、気にもしないくらいだ。あるいは、だった。
  で、その原因というと、もしかしたらヤマバト、キジバトともいうが、がいるからで、さらに巣がある。これを狙っているのではないか、という気がする。
  ここのハトは、昔からここにいて、どっちが古いかわからないくらいの時間、いるようである。これに似たものに、ヒヨドリがいる。しかし、ヒヨドリの巣は見たことがなく、しかしキジバトはあって、そのカラスはもしかしたら、キジバトの卵か、雛を狙っている。それで、ここにやって来ているのではないか、と考えるのである。

  玄関を開けて、外に出る。バタバタという大きな羽音をさせて飛んでゆくのは、ハトではなく、どう見てもカラスだ。カラスはさすがに食べたことはないが、鳥というと、卵も肉も、それこそ何でも食べてきた。姿形までわかるようなものも、食べたかも知れない。そんな人間が、キジバトの卵の心配をするのはおかしい。わかってはいるが、許せない気もする。もっとも、もっと許せないようなことも行なわれているかも知れず、カラスもまた、餌にありつくのに困窮しているのである。
  ここんところの立場というのがむつかしく、しかしカラスにはもう少し、似合う食べ物があるような気もする。それが何なのか。昔は柿の木というのもやたらたくさんあった。それに似たような木も多かったのであろう。カラスは鳥の位置の中で、どの程度のところにあるのだろうか。無論、小さな鳥もその餌の中に入ってはいるが、それがヤマバトかどうかは、むつかしいところでもある。

  カラスは利口である。さらに人を脅かしたりもする。ドキッとするときもないこともない。逃げないで襲われた経験はない。なんとも言いようのない気分になる。

  カラスほど嫌われてはいないが、虫も大体嫌われる、そうゆう運命にあって、もしかして、その虫にひどい目にあったとしたら、自分も結構苦い気持ちになる。蚊などは、立派な虫だが吸血もするし、よからぬ病原体を運んだり、というか持ち込んだりも、あるいはあからさまに、注入もするから、これは許せない。もうちゃんと、蚊取り線香も何度かたいた。たたきつぶしもした。けしからん生き物の代表である。もう何度か食われて痒い思いもある。いいかげん蚊こそどこかへ消えていってと思うがそうではなく、その反対に増える傾向にもあるかも知れず、温暖化もこれに影響をするものだという。わかるような気もするが、蚊は許せない気がする。が、彼らも賢いので、こっちが痒い思いをするのも事実である。


  虫のいくつかは好ましい気がする。これは大体が人に無害で、見ていると楽しいものもある。こんなものがあったのか、という場合がある。

  いくつかの、最近というか、この2、3日に出会った、その虫はというと、これは新しいものだが、コガネムシの仲間であろう。





  ヒメジョオンの花の上に、じっとしているのは、体長が20mmくらい。これは正確ではなく、大体であるが、やけに大きい。




  背中の模様というか、翅の様子であるが、これを見ていると、コガネムシ科の中の、ハナムグリとかあるいはカナブンとかも思い付くが、昆虫関係の参考サイトを見ていると、アオドウガネがその一つの候補として挙げられる。大体である。




  のっぺりとした、形を持っている。ずいぶんと長く、ヒメジョオンにいる。まだいるかも知れない。
  これと同じ虫が、驚くことにすぐそばに、といっていいところに、もう一匹いた。




  見た感じが少し、横に太いというか、なかなか見かけない、ハエか、アブかというものもいる。ハエでもわかりやすいものがいる。いえの中に昔は多かった。今は大体花で見る。
  このハエかアブか、というもの、それ以外かも知れない。よく動く。




  飛んだ瞬間で、影に合焦しているかという感じで、姿形も影の方がはっきりしている。なかなか見かけないものである。

  
  だいぶ時間がたった、シオカラトンボ。



  シオカラトンボだと思うが、雌雄ははっきりしない。メスをムギワラトンボと呼んでいる。それにも似ている。
  近付くと逃げたが、枯れ草に戻ってくる。これはずいぶんと楽に撮れて、枚数も多いが、これはトンボの顔の面白さを見ている。




  羽化してから時間がたっていないと、そう警戒心は強くないのではないか。それゆえ、近付いてもすぐに戻ってくる。胴の色も、雌雄のどっちとも言えそうである。  
  まったく目の先にいる感じだが、しばらくたって当然か身の危険を感じて、どこかへと消えた。  

アジサイの素顔に接近

2009-06-19 16:13:27 | 植物・花(夏)
  梅雨明けの一日。今日は、大体、夏。
  夏日で、真夏日はないと思う。
  最高気温は、今のところ、26℃台。
  少しだけムシムシする。
  動くとかなり暑く、さらに動くと夏バテのような
  感じが早くもする。

  雨なしの時間が長い。
  
  それでも、アジサイは咲いている。
  アジサイしかない、感じもする。
  アジサイはここにもあって、そのアジサイはそんな
  疲れた感じはなぜかない。
  今頃、俗にゆう花が大きくなってきたからか、
  日が当たる時間が短いのか、
  謎の水脈があるのか。

  それで、そのアジサイに接近。




  その一。少し露も降りているところがある。




  その二。




  その三。出来たての花。




  その四。葉のほうだと、白い蛾かいる。  
  目玉のように見えるのは、いって見れば「眼鏡の枠」だけのようで、
  その奥に目があるように見える。




  その五、お隣の、ガクアジサイ。




  その六。ガクアジサイのぼんやり。





  その七。これはお隣の、普通のアジサイ。

  アジサイも、お隣のものがよく見える。あー。

今日は朝から、晴れて、霧

2009-06-19 06:57:33 | 散策




  朝のお天気は、久しぶりの、晴れ。いつから、雲が切れたのかよくはわからないが、たぶん、夜中に晴れて、放射冷却もあったのだろう。それで、霧のようなものが出た。一度、早朝、目が覚めたがそのときは小雨のような感じがした。これが、霧だったのだろうか。今も、遠くのほうは霞んでいるが、東の空はまぶしく、水分の多い様子だが、雲らしいものはない。
  アメダスの6時の気温、16.5℃、気圧は、1013.6hPa、湿度は99%、この値が微妙。室温は、20.5℃、ほぼ変化はない。

  久しぶりの、晴れの朝で、起きるともう太陽が高い。日の出の時間は、4時台の前半か、日の入りは、午後の7時を過ぎる。きのうの夕刻こそ、真っ赤な太陽があったが、これももう少しで地平辺りに沈むというときに、消えていった。わからない程度の、雲がある。その後も夕焼けもない。

  地上波デジタルTV。これを使っているが、これまでアナログで見ていたのと、むろん変化はない。TVの中味、番組の内容で、見ていたものは大体見ていて、特に、きれいだという感じはしない。液晶TVでも、メーカによってその色の出具合というのが違うらしく、その色がどうのこうのあまり考えないが、どれが一番いいかというのは、自分でもわからない。人の肌の色がどうかというのが決めての一つだろうが、何しろスタジオでは強力な光源を使っているのだろう。それと一般の生活のときの肌の色がどう違うのか、ここの辺りがわからない。
  何しろ送られる信号は、「0」か「1」というものだから、そこからまた絵を作るというのも大変な作業である。

  いっとき、デジダルだと特に、肌の様子から年齢までが推定出来て、これは見え方によっては、ある方には不利というか、よろしくはない、ということが言われた。年齢とかお肌の曲がり角の気になるかたは大変だな。そう思ったが、見ていると、そのような感じはない。いつもと同じように、年齢の割には、きれいな肌をして、若々しいではないか、と思う。しかし、油断はたしかに禁物で、
  ハイライトか、ロウライトか知らないが、スポットが当たっているときはいい。がである。その光量が落ちる場所があって、その状態である人の姿を見ると、スポットライトの当たっているときと違うのである。これが、そのことかという感じである。

  人のことは言えない。自分の顔だって、ずいぶんと白髪も増えた。もう抜ける髪もないくらいで、たまに朝の顔を見ると、どう見ても重病の患者である。あー、ひどい顔をしている。ゾッとする。たまにではなく、毎日美顔体操をやらないといけない、などとも思う。

  パンを食べて、窓を少し閉めようとして、その向こうを見ると、なぜか一昨日か一昨昨日に見かけたネコがこっちを向いている。かなり近い。2mくらいの距離だ。窓があるし、ネコも逃げない。じっとこちらを見ている。なかなかかわいい顔をしている。ネコもこの時代を生きるのは大変だろう。どこが棲みかなのか、このネコ、という感じである。