光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

白いアジサイの、時間

2009-06-16 18:54:06 | 植物・花(夏)
  蟻のように、いつも新鮮に感じられる、道があるか。蟻の行進を見て、いつも思う。それにしてもどこからこんなにたくさん蟻が出てくるのか、不思議でしょうがない。一度だけだが真っ白い、どう考えても何かの卵というものが筋状に大量に土の中にあって、驚いたことがある。
  蟻の、10cm当たりの個体数と、それにその行進の距離が、何百cmか測ってみると、その数がわかりそうだが、そんなことをしなくても、やたら多いという一言ですむと思う。その蟻が消える。どこかに移動したのかも知れない。蟻の営みというか、種の保存は純分だと思えるくらいで、しかし毎年出てくる、その数の多さにこれは、やはり驚嘆する。

  道を歩くのも、疲れている場合があって、途中でおかしくなるときもあるが、きょうは持つものは傘だけにして、少し長い距離を歩いた。といっても、せいぜい長く見積もって、3、4kmだから、いかに大した距離でもなく、また歩く能力も衰えているというか、そうゆうものがない!ことがわかる。まったく、どうしてこんなことになったのだろう。
  幸いか、寒くもなく、また歩いていると、この季節でどうしても汗ばむ気配があるから、ちょうど、それでいい状態でもあって、また気楽でもある。道も新しく出来るもので、そのそばには見かけない、新しい「いえ」も立っていて、これはまた一段と瀟洒であって、目を見張るものもある。変わったものだが、これを都会の感覚で見ると、どうだろうか。
  画一化されている。昔の家がいいのに、なぜこんなデザインになるのか、そうゆう感じに映るのではないか?。

  最近というまでもなく、新しく建ついえとか、新しく出来るコンビニとか、新しく出来る道路とか、これはまったく今風で、TVで見るものと同じである。

  その後、田んぼの辺りを歩く。少し住宅地を離れると、田舎の香りがするかというと、そうゆうものもない。昔を保つのはむつかしいのだな。それから、妙な言い方にもなるかも知れないが、昭和のまだ50年代ごろ、その後半ごろに建てられた、そうゆう住宅地というと、こちらはそう違和感がない。でも、そうゆうものも時間がたつと、だんだんと変わってゆく。無理に昔を残すのはおかしいが、昔の感覚があってもいいような場合も考えられて、それを言うなら、今頃に残されている、少し昭和の匂いのする、そうゆう住宅だな、とこれを評価したい気にもなる。

  時代とともに変わるものがあって、変わらないものもある。おかしなものだと思う。人は段々老いていって最後は忽然と消える。まったく、どこから現われるのか、そうゆうものもわからないし、またいつに消えゆくものかも知れない。謎めいた、そうゆう世界というのも、これもこれ以上に捉えどころもなく、最後には何がなんだか、わからなくなってゆく。

  まるで、もう消える「ロウソク」のようなことを書いた。このままだと、本当に消えそうになるので、これではいけないと、最近だとこれしかない、ここの白いアジサイの、変化というもので、おしまいにしないといけない。




  これはずいぶんと、明るい時間のもので、カマキリなども写っている。




  見た目が妙で、中央の小さな花のオシベというか、モジャモジャが真横に伸びているが、これはこのサイズにおさめるため、わざと時計方向に90度、回転してあります。一番目立つのだけれど、横に長すぎ。




  朝の早めの時間。右下の、装飾花の黒い点は、蟻。で、右上の黒いものが、何かの汚れかと思ったものだが、これが色は黒く見えるが、赤みがあって、そうゆう赤いインクの染みのようなものがいよいよ出る。いろいろな出方がある。




  これも装飾花を見ているのだけど、右下のものの、さらに一番下に赤い点が薄っすら見える。他にも傷みのようなものがある。この花は最後は赤くなるのだけど、ことしはどうかなー。




  中央の、玉のようなものの花。




  少し離れた、ところ。これは、株が別かも知れない。花がリングのように見える、その半分だけ、を表示。全体を、また90度回転させたものはというと、




  これが、そう。あーややこしい。顔を右側に90度回転さてて見てもらうとちょうどいいはずだが、辛いですね。装飾花は、向こう側にも咲いています。
  これが出来るのが普通なのだけど。

  アジサイを見るのも、いろいろ大変で、申しわけないです。

青空に、白雲の大空

2009-06-16 16:19:39 | 散策
  梅雨空。

  梅雨空が、午後もある時間まで続いてその後に晴れてくる。
  注意報は、雷さんだけだが、これももう鳴りそうにもない。
  でも、今頃からお天気もおかしくなっても
  不思議はない。
  風が出て来て、これは北風で、方向の変化はない。
  
  北風で、歩いていても多少汗ばむが、さほど不快感もなく
  ゆっくり歩いても、早く歩いてもいいようである。


  晴天の青空。これは当たり前か。
  で、青空に白い雲。
  きのうの夕方に近い時間、ジメジメ感もなく
  まったくの梅雨明けを想起させる。





  青空に、白い雲。これは結構高度の高い雲かなー。
  どのくらいあるのだろうか。




  人工衛星はオーバだが、飛行機に乗ってそこから地球を眺めているような、
  気分になれそうな、気だけする。




  ここはどこだろうか。頭の上辺りか。




  太陽に接近してゆく。西の空。




  左に、太陽、右には、木の反射光、影のようだ。


  時間がたつ。
  それで、ちょうど日が沈む時間に間に合った。



  同じ日の、日没のころ。
  印象派の、光景に一変する。
  あー、もったいないような、そうゆう瞬間に思える。


  追記:きのうの、緑色のハナアブと書いたものは、ハナアブではなく、
  ミズアブの、仲間のようです。
  アブに、ミズアブ科というものがあるようで、初めて知りました。 

再び、梅雨空の朝

2009-06-16 06:52:53 | 散策




  朝のお天気は、梅雨空。きのうの後半から、夕刻、きれいに晴れた空、青い空があって、何度目かの梅雨明けの空があった。その後、曇ったようで、今も曇り空。風がある。北風で、風の通り道だと寒いくらい。ジメジメ感はなく、過ごしやすい。しかし冷え症だと、寒い。アメダスの6時の気温、17.4℃、気圧は1014.4hPa、湿度は、90%。室温は、20℃。

  最近、花粉症の症状はない、ということに気が付いた。忘れたいたが、今は花粉症の症状はないようだ。そういえば、夜中に鼻グヅでは起きない。たらッと垂れる、鼻水もない。で、きのうは、梅雨明けを思わせる、青空が夕方あったから、それを少し見ていると、空はいつ見てもデカイものだという気分にもなる。しかし、風もあってスースーして来た。その後、なぜかクシャミが出たが、これは花粉症のせいか、少し冷えたからか。どっちだろうか。油断は出来ないものである。

  夢で、妙なものが出る。それはさておき、目覚ましで起きた。長く眠っている。ちょうどもう起きる、体もそうゆう風になっていたのか、さほど不快感はない。ボーっとしているが、いつもよりはましだ。20℃か、寒くはないが、そそくさと着替えて、
  それで、まずはアジサイに、朝の挨拶。ゴミのようなものが、赤い模様であったりもする。何か、得体の知れないものがくっ付いたと思ったが、そうでもなく、濃い赤いものが大きさと形を持ってそこに表われている。
  蜘蛛がいる。ご馳走の子供カマキリがいるからである。カマキリも、小さいと蜘蛛に捕まる。この反対があるか、よくはわからない。が、蜘蛛もなぞの死を遂げることもある。カマキリの子供は、自分より大きい蜘蛛と対峙しつつ生きている。
  アリマキのいる、そうゆう植物に蟻がようやくやって来た。2、3匹である。で、アリマキの体液を舐めるかというのは、さすがにそこまで見る気はしない。アリマキと、アリの接近はまだないような。

  嫌われる虫かどうか、マメコガネがいる。この虫はコガネムシでは一番この辺りで多い。一匹いるともう一匹が現われる。これが3匹になったりと、ややこしい。この虫は、動きも鈍く、観察には適している。なぜか、後の脚を上に一本だけ上げて、眠っているようで、笑わせてくれる生き物だと思う。しっかりと葉っぱも齧っている。大体虫は、今はアゲハで見たような、またモンシロチョウでもあったようなことをやっている。マメコガネも同様で、これはこの後も頻繁にそうゆう場面を見ることになるが、もう飽きた、というか興味もない。

  あー梅雨の曇り空で、過ごしやすいが、気分的には鬱陶しい日々が続く。