光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

水不足、と虫不足

2009-06-12 18:53:58 | 虫、その他
  梅雨入りということで、雨に悩まれている方もいる中、雨降らずで、同じく悩まれる方も、多いのではないか。回りは海に囲まれて、それでも雨が降らないと、さすがに、水も引いていないそうゆう畑に水を撒くことも出来ず、だんだんと弱っている、そうゆう作物を見るのは、悲しいものがある。雨よ、とか祈りたくなるものだが、突然の豪雨というものも発生する可能性があって、それの典型的な時期はというと、きょねんであろう。まったく、浸水とか、想定してない。そうゆうところで、水が床上まで来た。悪夢でしかない。これを植物で見ると、

  例えば、非常に上等で、優秀な土に、そこにヒマワリなど播き、そこにジョウロで水をやると、しばらくすると、ヒマワリのタネも、水を吸って、その後の様々な現象も予定どおり進むと、芽が出てくる。もっともなことである。で、さらにジョウロで水をやると、その芽が横を向いたり、またころりひっくり返ることも、ままあることで、でも、何とかなりそうだ。こうゆう風な経験を積むと、立派なヒマワリを育てることも出来そうであるが、
  ヒマワリは適度な、大きさのある芽が出る。それに比べると、何回も登場してもう飽きたと言われそうだが、ヒゲナデシコなどはゴマよりもペラペラとしたタネであって、そこにどのような土壌を用いようと、ジョウロで、そら芽が出たといってさらに水をあげると、完全に、水に芽が浮いてしまうという、珍現象も起きる。

  どのような例も、大雨に近い、しかし局地的で予報も出せない、予想も出来ない雨の降り方は、ヒマワリ型もあれば、ヒゲナデシコ型もあって、どっちにしろ憂鬱この上ない、出来事である。こうゆうことも、もういつ起きてもおかしくはないと思える、今だけど、それでも雨が降らないので、草だって枯れるものがある。ここには、今は、元気なのは竹だけど、ヒメジョオンなどは、大きくもなれず、また花もぱっとせず、これにはしかしまだ残っているかも知れない、除草剤の影響もあって、ということなのかも知れない。 
  カラスノエンドウは、見ていてわかりやすい、勝手に枯れてゆくような雑草であって、しかし花にしろ、雑草にしろ、それが一年生にしろ、多年生のものにしろ、大体枯れるものであって、で、特にカラスノエンドウが、勝手に枯れるという状況を見て、驚くのは、その繁茂する時間の短さがあると思う。もっとも、ちゃんと黒い色をしている鞘も出来ていて、タネも入っている。
  雑草とかは、ちょうど意気盛んというときに、生のままの状態で刈り取られたり、薬で処理されるという状態になるものだから、その生き様にある人は違和感を感じるのだろう。

  たしかに、野の雑草まで面倒は見切れない。自分だって、必要なところを確保するためには、草をちぎったり、また刈ったり、また刈り取りを頼んだりもする。で、その、食べ物として、また観賞用として、植えられているそうゆう植物、野菜に果物に、観賞用植物も、この雨不足で、水不足で、結構苦しんでいるようであるから、見ていて楽しいという思いはない。
  今からでも、ハナショウブ園とかが見ごろになる季節でもある。自然と湧き水のあるところというのは恵まれている。そうゆうところ以外だと、概して水不足でどう見ても、花はあえいでいるような、まったくのチリチリ状態にもなっている。
 
  なんだか同じようなことを毎度書いているような気にもなるが、これもしょうがないか。
  で、虫である。ついに夢の中で、大きなルリタテハのようなものが出てきた。これは本当かどうか、何か他のものの勘違い、お札とかの勘違いかも知れないが、そうゆうものも出てくるとなると、自分の脳みそもどうかしている。これも地デジTVの影響があるのか、というと違う。
  でもちらりと、あれは何とかだというチョウなどは見るときがあって、しかし決してクロアゲハだの、もう少し高級なアゲハチョウは出ない。あくまでも想像上の生き物である。

  虫というと、出会うのは、今はテントウムシがいる。子供のカマキリも。他には、というとどうも地味でぱっとしないものが多い。ハムシ、カメムシ、それにハナカミキリのようなもの。で、チョウというと、シジミチョウはなかなかいいものだが、すぐに逃げる。セセリチョウが、ようやく人に慣れる、そうゆう時期でもあるようだ。
  虫の大量発生というと、3、4年前になるが、チャドクガがあった。この虫は、はっきりいって、好ましくはないようだ。で、昔からでも発生はあったようで、つい最近に出てきたものではない。チャドクガというくらいだから、お茶の葉っぱを食い荒らしたのであろう。それ以外に庭木の葉も食べる。で、毛虫の針は、毒もあるようなで、これではいかに虫好きでも、嫌悪する、さほど虫好きでもない私もこれにはびっくりした。こうゆうのは、困りものだが、決定的な予防法というものもないようで、そのうちにまた出るかも知れない。

  水と、虫に関係があるか。あるようで大体、虫も水がないと生きていけない。川やら、池やら、小川に虫のあるものは産卵するという。池で、田んぼで昔は、トンボも、蛍も生きていた。焦点がぼけてきた感じもある、もともとないかも。

  それで、虫の少々、歯切れが悪いこと。

  虫といいつつ、最初は小さな、蜘蛛、である。シッチャカメッチャカ。





  小さな蜘蛛。お尻の方に、合焦している。透明なという脚。8本ある。




  それで、今度は、お腹とか頭の方辺り。




  少しずつ、手前の方に、焦点は移動している。これはほぼ、蜘蛛の巣の辺り。
  脚が8本あって、網のような道があって、よくこれで、行き来出来るものだ。間違わない方がおかしい。





  天を向くアジサイでしばし休憩。




  赤い斑点でなく、黄色いものを持つテントウムシ。ナミテントウではないか。




  これは一回すでに出ている。テントウのサナギの抜け殻。多分、だが、上のテントウはこの近くにいて、このサナギから、成虫に変わったのではないか。





  ガクアジサイか、ヤマアジサイかというものの、中央の白い玉のものがようやく、開いてきた。

今日も、太陽は沈んでゆく

2009-06-12 16:29:33 | 散策
  きのうが、雨の後の、風台風だとすると、
  今日は、晴れで、それで風台風で、全くの熱風!。

  朝こそ少し涼しい感じもあったが、その後はあっさりと
  山越えの風で、フェーン現象で、その風も、
  午前はほとんどなかったから
  この時間は、たぶん相当に暑い。

  幸い午後からは風が出たが、これまた吹き飛ばされそうな風である。
  なんてことだろう、そう思うのももっともだが、

  これってお天気のことを悪く書きすぎたからか。
  まさかそんなこともないようだけど、
  また、もしかして、最高気温の日本一かなー。


  それで、本日も、日の入り前の、わずかな時間の太陽を追う。





  6月9日、梅雨入り前の日、多少時間が、
  日が沈み切るまで、ありそうである。




  雲が光って、太陽に尻尾が出来た。まるで、これでは火の玉にも見える。




  じわりじわり、右にある大木に、接近する。




  わずかだが、木の影にも隠れる。また雲が変化して、より火の玉お化けに
  近くなる。

  6月11日が来る。




  雨の後の強風で、晴天で、空は澄んでいて、それで、時間の余裕もない。
  木の影か、あるいはもう地平辺りに沈みそうな感じ。




  あー、間に合わないというか、木の影、木の向こうにいってしまった。




  それでも粘って、木洩れ日の、日没の明りを追う。

  これもいつまで続くか、でも続けないといけないような、気もするが。

月と、涼しげな朝

2009-06-12 06:52:30 | 散策





  朝のお天気は、曇りか、晴れ。先ほどまで、薄い雲があって、しかし十分に明るく、ほどほどの雲が出て来て、これも通過すると、また青空が出そう。少し涼しい。アメダスの6時の気温、17.0℃、気圧は1002.3hPa、湿度は、58%。室温は、19.5℃。ヒンヤリとも感じる。

  朝があって、時間を遡る。通常だと、白いヤマアジサイがきれいとなるが、ここは逆に、夜中に向かって移動すると、
  午前3時ごろ、目が覚めた。外は晴れているので、星は間違いなく見ることが出来る。このごろ星の一つも見えない天気で、月だってどこにあるのか、直感でも、また自分の頭で考えてもわからなかった。
  月に、月探査衛星、JAXAの「かぐや」が、最後の旅を終えて、ついに落下。どこに落とすかもこれもむつかしい問題で、まずはわからないことだらけだが、晴れていれば何か変化がというところ、場所だったらしい。が、雨で見えず、電波で確認したということ。これはTVでのお話し。

  その月が、今朝の3時には輝いていたが、このとき薄い雲があるのがわかった。月は、特に変わったこともなく、太陽光を反射していた。一部は地球からの光も反射して、これの繰り返しというものもあるのだろう。
  月の、左に、方向でいうと東側に木星。この星も、そろそろ真夜中から夜中に観察できる星になって、でも、さすがに深夜に起きている人でないとそうゆっくりとは見ていられない。木星の輝きも、雲があって若干色に切れがなかった。鈍い光り方。

  東の空に、金星。金星の明るさは、少し落ちたらしいが、やっぱり一番、月を除くと、明るい。他の星もいくつか見えていて、そこにあるのは秋の星座、アンドロメダ座で、空の変化は、星座でいうと、もう秋である。
  金星は、お供の星をいくつかつれていて、その中に同じ惑星である、火星がある。ちょうど真横、左側に赤い星があって、これは肉眼でもわかった。情報によると、水星もあるが、これは無理。

  これで、月に、木星に、金星に、火星を見たことになる。こんなことは黙っている方がよく、大体それに喰い付く人はまずはいない。それで、そのことを心中に溜めておくことになる。でも、特に苦しいことはない。

  宵の空がある。もう暗いが、星もあまり見えない。明るさで目がくらむとよくいうが、その反対で、暗すぎてなかなか星も見えてこない。この時間は、ようやく夏の星が、東天に見えるころ。夕涼みにもよく、またコウモリと、ツバメが交じり合いながら、空を飛ぶ。コウモリのほうがよく動いている。コウモリも必ずいるもので、いったいにどこにいるのか、これも謎の生き物だが、やさしい生き物だと思う。

  日が沈んだ。午後7時ころ。7時過ぎだった、ちょうどもう大きな木の向こうに見えるようで、でも木の隙間から、太陽の赤く燃える様子がわかった。
  その前はというと、台風のような風が吹いていた。

  今日の朝は、少しひんやりしている。それでか、テントウムシの姿も見えない。白いアジサイは、まだガクだけが開いていて、中央の小さな玉は、まだ球形のまま。