光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

続・救急車の乗り方

2006-03-28 19:51:10 | なんでも
  すでに、救急車に乗って、スタートしてしまった。と言うことは、もう書くことがない、と、今頃になって気づく。タイトルどうりだとそうなる。でもやはり続きはある。私は、病院についてどうゆうふうな処置をしていただいたか、それを詳しく書くのは難しいと思っていた。勘違いをしていた。いま、難しいこと、治療がどうのこうのは抜きにして、それ以外の出来事を書けばいい、こっちが大切、ようやく先が見えた。
  私が、知ってる病院である。救急車が止まる。外は真っ暗である。でも、ちゃんと扉が開くと、すぐにそこが救急処置をする場所であることが分かる。救急隊の人が、担架をワゴンに載せ、病室へ運ぶ。看護師さん3名。そのときすでに、お医者さんがいたかどうか。最初は、救急隊の人、こちらも3名、病院のベッドに病人を運んで。何がなんだか、私には分からないが。次第に落ち着くと、最後に救急隊のひとから、名前、住所などの確認、私の名も聞かれる。このとき、診察カード、保険証など、どうしたかは、覚えていない。
  私は、立っている。と言うより、何かに凭れている。医師から、いろいろ聞かれる。できる限りのことを答える。内科のお医者さんのようだ。お若い。てきぱき、ノートパソコンに話の内容をうちこんでいる。看護師さんは、病人にいろいろ話したり、あるいはこれができるかなど、を聞いている。しかし、相手は老人だし、言葉がすべて通じるわけではない。時間とともに父の状態はよくなっている。暖かい。25℃はある。こっちの頭が痛くなる温度だ。普通、このあたりで、12月、どのくらいの温度の部屋に眠ってるか、むろん電気毛布、敷布など使うがまず、二桁あればいい方である。暖かくなり、気分がよくなった病人は心地よく眠っているようでもある。熱がある、これは事実。あとは、高齢だから、検査ということになる。が、状況は、緊迫感はない。
  私は、家に電話しようとする。むろん心配であろう。電話の場所を看護師に聞く。そこで、財布を見ると100円玉しかない。お金持ってきてないの、なんて聞かれたような気がするが、それは忘れて。100円玉入れて、検査やるが、多分大丈夫だろうと伝える。そんなに、長い時間待たされたわけではないが、もう12時をまわっていて、さすがにのどが渇いてきた。よーく見ると、自動販売機がある。暖かいお茶を購入。10円玉のおつりが出てきた。最初に、お茶を買うのだった。
  1時に近い、医師が、X線写真を見せてくれて、熱はあるが、インフルエンザ、その他、肺炎など起こしてる状態ではないという。つまり、なぜか熱はあるが、それ以外は特に問題ないと言うわけだ。解熱剤、これは熱が38度以上のときのみと釘を刺される。ほかに、ニューキノロン系の抗生剤。帰宅の準備だ。